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2018年05月13日

Diamond League Shanghai 2018

https://shanghai.diamondleague.com/programme-results/programme-results-shanghai/

男子100m -0.5
Reece Prescodが10秒04のシーズンベストで優勝
2位は蘇炳添で10秒05のシーズンベスト
3位は謝震業で10秒17のシーズンベスト
前半から蘇が飛び出し、1着でゴールしたかに見えたが、9レーンのPrescodが追い込み優勝。
Prescodは自己ベストに0.01秒迫るセカンドベストタイ。一昨年突然10秒04の好記録を出し、去年の世界陸上では7位入賞。今回も9秒台の選手が多くいる中、勝負強さを見せた。今回のコンディションは雨が降っていたため9秒台を出す地力はあるだろう。
蘇は5月初旬に怪我をしたため心配したが、全く問題ない走り。アジア大会は間違いなく優勝候補、コンディション次第で9秒台もありえる。
謝震業はまずまずのタイム。アジア大会でもメダル候補。特に彼の場合200mを得意としているので、200mでは優勝候補。
ジャスティン・ガトリンは10秒20で7位。
彼のキャリア全体で7位というのは調べた限り1度もない。ジュニア以前のローカルな試合は分からないが、国際大会では恐らく初。初戦は10秒05だったから、今回は失敗レースと見たほうがいいかも知れない。
桐生祥秀は10秒26で9位
以前の桐生に比べればマシだが、実力からすると微妙なタイム。今季はまだ記録を出していないので、そもそも実力を出した上での記録かも知れない。

男子400m
Steven Gardinerが43秒99で優勝
2位はアイザック・マクワラで44秒23のシーズンベスト
3位はアブダレラ・ハルーンで44秒51
Gardinerはドーハに続き43秒台を記録、完全に43秒台をものにしたと言っていいだろう。今季はウェイド・バンニーキルクが怪我で出遅れ、他に43秒台が出せそうな選手がマクワラぐらいしかいない。ダイヤモンドリーグ総合優勝の可能性は高い。
マクワラは前回のドーハでは後半かなり失速していたが、今回はほとんどGardinerに離されなかった。彼は好記録を7月から8月にかけて出すことが多いので、5月の時点でこのタイムは今年も仕上がりは良さそう。

男子1500m
Timothy Cheruiyotが3分31秒48の今季世界最高記録で優勝
2位はSamuel Teferaで3分31秒63の世界ジュニア歴代8位
3位はAbdalaati Iguiderで3分32秒72のシーズンベスト
Teferaは今季室内で3分36秒05の世界ジュニア記録を樹立、世界室内では優勝。屋外でも世界レベルであることを証明した。


男子走幅跳
Luvo Manyongaが8m56(+0.2)の今季世界最高記録で優勝
2位はShi Yuhaoで8m43(+0.7)のアジア歴代4位
3位はHenry Frayneで8m15(+1.5)
Manyongaが最終跳躍でこの記録を跳び逆転。世界室内で敗れてしまい、連続勝利記録が途絶えたが、相変わらず強い選手であることは間違いない。
Shiはまだシニア1年目の19歳、19歳としてはカール・ルイス、イバン・ペドロソに次ぐ記録。去年の世界陸上はジュニア選手ながら6位入賞。大舞台で好記録を出す選手で今後に期待できるが、残念なことに最終跳躍で足を怪我してしまった、重傷ではないといいが。

女子200m -0.2
Shaunae Miller-Uiboが22秒06のシーズンベストで優勝
2位はダフネ・シパーズで22秒34
3位はShericka Jacksonで22秒36
Miller-Uiboはコーナーを出た辺りでもうトップ。100mの自己ベストは11秒19だが、ダフネ・シパーズやマリー・ジョゼ・タ・ルーとの比較から、10秒台を出せてもおかしくない。
200mは以前より明らかに速くなっているが、400mの方はあまり変わっていない。400mの48秒台は長い間出ていないので、そろそろ出てきて欲しい。
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2018年05月05日

Diamond League Doha 2018

https://doha.diamondleague.com/programme-results-doha/

男子200m +1.3
Noah Lylesが19秒83の自己ベストで優勝
2位はJereem Richardsで19秒99のシーズンベスト
3位はラミル・グリエフで20秒11のシーズンベスト
Lylesはシニアの世界大会こそ出場はないが、2014年ユース五輪200m、2016年世界ジュニア100mで優勝しており実績は十分。去年もダイヤモンドリーグは2戦出場しどちらも優勝。怪我で全米を棄権したが、それがなければ代表入りしただろうしメダルが取れたであろう選手。屋外200m初戦でこの好記録だから、今年の全米は優勝候補の1人。

男子400m
Steven Gardinerが43秒87のバハマ記録&今季世界最高記録で優勝
2位はアブダレラ・ハルーンで44秒50のシーズンベスト
3位はアイザック・マクワラで44秒92
Gardinerが今季400m初戦で43秒台を記録。すでに200mでは好記録を出していたが、だからといって400mも好記録が出るとは限らない。今季は絶好調と見える。世界大会がないため、どこに照準を合わせているか分からないが、この調子でダイヤモンドリーグ等での活躍を期待する。
ハルーンのタイムはサードベスト。シーズン序盤の記録としてはいい、自己ベストは若干抜けているが、この記録を更新できるようであれば来年地元開催の世界陸上でもメダルが獲得できるだろう。

男子400mH
アブデラマン・サンバが47秒57のアジア歴代2位&カタール記録で優勝
2位はバーショーン・ジャクソンで49秒08のシーズンベスト
3位はKyron McMasterで49秒46
2位に1秒以上の差を付けているだけあって、前半からメチャクチャ速い。ライブで見ていたら飛ばしすぎと思うだろう。しかし、後半になってもペースが落ちることなくぶっちぎりでゴール。先月初めて47秒台に突入したばかりだが、あっという間に中盤まで突入。今回の記録は2010年代ではバーショーン・ジャクソンの47秒32に次ぎ2番目に早い記録、世界大会での優勝が十分狙えるタイム。まだ22歳と若く、来年の世界陸上は優勝候補として臨むことになるだろう。ただ、まだ記録を出したばかりなので、とりあえず47秒台を安定して出せる選手になってほしい。

男子走高跳
ムタズ・エサ・バルシムが2m40の今季世界最高記録で優勝
2位はMajd Eddin Ghazalで2m33のシーズンベスト
3位はドナルド・トーマスで2m30
バルシムは屋外初戦で2m40超え。これで2m40以上の跳躍は6シーズン連続で計12回。
ハビエル・ソトマヨルが最後に2m40以上の跳躍をした1995年時点で2m40以上のパフォーマンスは室内屋外含めて32回、その内21回がソトマヨルのものだった。現在では2m40以上のパフォーマンスは60回と倍近く増えている。バルシムが2013年に2m40を超えて以降、2m40以上パフォーマンスは26回記録されている。つまり、ソトマヨル以降の2m40以上のパフォーマンスのほとんどが近年のもの。
バルシムは実力だけはソトマヨルに次ぐ選手である。しかし、屋外の世界タイトルが去年の世界陸上しかなく、実績が物足りない。これだけ2m40を超えている選手にも関わらず、世界大会のベストは2m38。

男子三段跳
Pedro Pablo Pichardoが17m95(+0.6)の今季世界最高記録で優勝
2位はChristian Taylorで17m81(+0.6)のシーズンベスト
3位はアレックス・コペロで17m21(+0.5)のシーズンベスト
Pichardoは2015年以来の好記録。彼はポルトガルに帰化したが、まだキューバでの出場になっている模様。いつになったら世界大会に出られるのか分からないが、これだけの実力があるのだから勿体無い。

男子やり投
Thomas Rohlerが91m78のシーズンベストで優勝
2位はJohannes Vetterで91m56
3位はAndreas Hofmannで90m08のシーズンベスト
3位まで90m超えは史上初、2位の91m56も順位別最高記録。
Vetterが1投目に91m56を記録。今季はすでに92m70を記録しており、正直他の選手が90m超えるとは思わなかったためこれで優勝が決まったと思った。だが、Rohlerが2投目にこれを上回り優勝を決めた。今回の記録はRohlerのセカンドベスト。両者とも90m超えは今回で6回目、ただアベレージはVetterのほうが高い。
Hofmannは2回目の90m超えでセカンドベスト。初の90m超えは去年のユニバーシアードで91m07を記録、これは2位の記録としては当時歴代2位だった。
4位はNeeraj Chopraで87m43のアジア歴代4位&インド記録
コモンウェルスゲームズでは自己ベストに1cm迫る86m47で優勝していたので、今季中の自己ベスト更新の可能性は高かった。4年前までは溝口の記録を超えるアジア選手はいなかったが、すでに2名が上回っており、彼もその仲間入りをする可能性は高い。アジア大会では優勝候補の1人。去年アジア記録を更新したCheng Chao-tsunはまだアベレージが低く、Chopraほどの安定感はない。とはいえセカンドベストが86m92、サードベストが84m77なので地力のある選手であることは間違いない。

女子100m +1.5
マリー・ジョゼ・タ・ルーが10秒85のアフリカ歴代3位&今季世界最高記録で優勝
2位はブレッシング・オカグバレで10秒90のシーズンベスト
3位はエレイン・トンプソンで10秒93のシーズンベスト
タ・ルーが屋外初戦で自己ベスト更新。彼女は今季室内シーズンで試合に出まくり、予選も合わせて19試合も出ている。数年前まで目立たないスプリンターだったが、同国のミュリエル・アウレに刺激されてか、世界大会でも優勝が狙える位置まで来ている。ただ年齢は今年で30、来年の世界陸上辺りが最後のチャンスになるだろう。
トンプソンは2016年の無敵感がない。一時期は10秒6台も出せるように見えたが、去年の世界陸上で負けた辺りから元気が無いように見える。
Carina Hornは5位で10秒98のアフリカ歴代6位タイ&南アフリカ記録

女子円盤投
サンドラ・ペルコビッチが71m38の今季世界最高記録で優勝
2位はヤイメ・ペレスで66m82
3位はDenia Caballeroで63m80
ペルコビッチは自己ベストに3cm迫るセカンドベスト。去年は70m以上の投擲を4回も記録し、自己ベストも更新。今年もシーズン序盤から好調。世界歴代10位が72m92と自己ベストから1m以上離れているが、なんとか好条件の大会でこれを上回り世界歴代10位以内に入って欲しい。
posted by クライシ at 15:01| Comment(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月04日

Potchefstroom (South Africa), 19.4.2018

https://trackinsun.blogspot.jp/2018/04/potchefstroom-south-africa-1942018.html

アブデラマン・サンバが男子400mHで47秒90のアジア歴代3位&カタール記録
4月19日に記録していたが、気づかなかった。彼はこの1週間前に400mで45秒47の自己ベスト。
すでに400mHでは実績を積んでおり、去年の世界陸上では7位。去年まで全く無名の選手で急激に伸びてきている。アジア大会では優勝候補筆頭。
posted by クライシ at 20:54| Comment(0) | 陸上競技(リザルト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

静岡国際陸上競技大会 2018

https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1249/

男子400m
井本佳伸が45秒82の日本ジュニア歴代6位で優勝
2位は北谷直輝で45秒98の自己ベスト
3位は松清和希で46秒16の自己ベスト
静岡国際陸上は例年記録が出やすく、今回もそこそこレベルが高かった。
井本、北谷ともに初の45秒台。
井本は元々100m・200m専門で中学時代の100mのベストは10秒83、200mは21秒89。全中では100mで5位、200mで4位に入っている。高校2年時には100mで10秒41、200mで20秒84を記録しインターハイでは3位。高校3年時から400mに取り組み始め、初の400mで47秒04、最終的に46秒38まで伸ばし国体少年A400m優勝。高校時代は怪我などもあったが、記録は順調に伸びており今年の世界ジュニアでは入賞が期待される。
北谷は高校時代に世界ジュニアに出場し、準決で46秒41の自己記録、決勝では47秒15で8位。大学1年目で46秒15の自己ベストを更新するなど彼も順調に記録を伸ばしている。
ここ数年、400mで45秒台を出す選手は増えているが、世界大会で予選通過となると2013年世界陸上の金丸が直近で、金丸を除けば2005年世界陸上の佐藤光浩が最後。ウォルシュ・ジュリアンはまだ若く期待しているが、他に45秒台前半を安定して出せる選手が出てきて欲しい。

男子400mH
安部孝駿が48秒68の日本歴代10位で優勝
2位は 岸本鷹幸で49秒33のシーズンベスト
3位は井上駆で49秒54の自己ベスト
安部は去年に続き今年も好調。今年はアジア大会があり、アジアの400mHはそこそこ強い。現に為末、岸本といった第一人者は勝てていない。今年もすでにアブデラマン・サンバが47秒90のアジア歴代3位を記録している。彼の他にも去年のユニバーシアード2位で49秒05が自己ベストのChen Chiehなどもいる。サンバに勝つのは難しいと思うが、48秒台を記録し、2位には入って欲しい。
岸本は2015年以来の好記録。シーズン初戦でこの記録なら、もう少しタイムを伸ばすかも知れない。
posted by クライシ at 18:26| Comment(0) | 陸上競技(国内リザルト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月30日

MCLAUGHLIN IMPROVES OWN WORLD U20 400M HURDLES RECORD IN FAYETTEVILLE

https://www.iaaf.org/news/report/sydney-mclaughlin-national-relays-arkansas-re

Sydney McLaughlinが女子400mHで53秒60の世界ジュニア記録
屋外400mH初戦にして自己ベスト更新。すでに200m、400mも好記録をだしており、今季は室内シーズンから好調。ハードリングも安定している選手なので世界ジュニアはほぼ間違いなく優勝するだろう。
posted by クライシ at 22:55| Comment(0) | 陸上競技(リザルト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月26日

陸上=セメンヤの強さに終止符か、国際陸連の新規則で

https://jp.reuters.com/article/semenya-idJPKBN1HX0A0

これは公平とは何か問題になるだろう。

例えば男性のテストステロン値は一般人でさえ数倍の開きがある。これが男性アスリートと一般男性であれば更に大きな違いがあるということである。ここで、テストステロン値が高い選手は一般人レベルまで下げないと出場を認めないというような話になるだろうか。
セメンヤのテストステロン値は一般女性の3倍であるという記事があり、これが事実であればそれほど異常な値ではない。また、彼女の記録も歴代記録から見て異常だとは思えない。

そもそもアスリートは我々一般人からすれば異常なものであり、それを通常レベルに下げるという行為はナンセンス。これを認めるのであれば、逆にテストステロン値の低い選手がいたとすれば、ドーピングをしても問題ないことになる。

セメンヤはスポーツ仲裁裁判所に訴えたほうがいいと思う。
posted by クライシ at 23:00| Comment(2) | 陸上競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月23日

2018 Mt. SAC Relays

https://trackmeet.io/meets/979/events


男子400m
Michael Normanが44秒53の自己ベストで優勝
2位はRai Benjaminで44秒74のアンティグア・バーブーダ記録
3位はPaul Dedewoで44秒78
Normanは室内自己ベストに0.01秒迫る記録。屋外初戦としては悪くないタイムだが、室内であれだけの記録を出したから44秒台前半は期待した。まあいずれ出すだろう。
Benjaminは今季室内200mで20秒34を記録するなど好調、屋外自己ベストは1秒近く更新。彼の専門は400mHで、去年のNCAAでは48秒33の自己ベストで2位に入っている。
Blake Leeperが45秒05で5位。
彼は両足義足の選手で、今回のタイムはオスカー・ピストリウスの45秒07を上回った。去年は全米選手権で45秒25を記録し、準決1組7位に入っている。

女子100m +1.7
Twanisha Terryが10秒99の世界ジュニア歴代4位タイで優勝
2位はAshley Hendersonで11秒06のシーズンベスト
3位はジェンナ・プランディーニで11秒09のシーズンベスト
Terryは全くの無名選手と言っていいだろう。今季室内60mで7秒22、200mで23秒19等記録しているがとても10秒台を出すとは思えない選手。事実、100mの自己ベストは去年まで11秒37で、大会前の自己ベストは11秒20。これがフロックでの記録ではないか、今後の結果に注目。
posted by クライシ at 20:01| Comment(0) | 陸上競技(リザルト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wang Qi was even more impressive in boys hammer with national U18 record 81.55 (5 kg).

http://american-trackandfield.com/atf/index.php/news/item/2817-news-from-around-the-world-eme-news-apr-16-2018


Wang Qiが男子ハンマー投(5kg)で81m55の中国ユース最高記録。
彼はシニア規格も67m36を投げており、高校時代の室伏を上回っている。
posted by クライシ at 19:25| Comment(0) | 陸上競技(リザルト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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