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2017年06月13日

惰性67パーセント

表紙が小奇麗だったので読んでみた。

内容としてはエロギャグ漫画と言った感じ、作者の紙魚丸はエロ漫画家でもある。
どことなく、がらくたストリートに似ていると感じた。がらくたストリートの作者もエロ漫画家である、ただ、がらくたストリートにエロ要素はほぼない。紙魚丸は連載前にがらくたストリートが面白いとツイートしており何らかの影響を与えた可能性もある。作者の他の作品を知らないので元々こういう作風になのかもしれないが。



具体的にどこが似ているのかというと、作者が知識をひけらかすという点。がらくたストリートはこれがメインで作者の嗜好がバンバン出ている。まぁ不正確な部分もあるので、体系的に知っている人からすればツッコミどころ満載だと思う、自分でもここおかしくね?と思った部分はある。

この作品でも同様にうんちくを語るシーンが多々ある。ただ、がらくたストリートであれば特定のキャラクターに言わせているが、この漫画ではそういった分け方はされていない。なので非常に不自然な会話をしているように見える。

この漫画をどのように愉しめばいいかというと難しい。ギャグの質が高いかというとそういうことはないし、気楽に読むものだろう。それこそ漫画のタイトル通りかもしれない。

作者はボードゲームが好きなようで、それに関連するような話もある。その要素をもう少し増やせば面白そうだが、そうすると作者が思うものと違うんだろう。

最後に。どうでもいいツッコミだと思うが吉澤みなみの身長・見た目からして体重が重すぎる。下手に絵が上手いので、妙な違和感がある。Amazonのレビューで女性キャラの体型にリアリティがあるとのコメントがあった。たしかにああいう体の女性は現実に存在するという意味でリアリティはあるのだが、大半はそうではないという。根本的に人の体が描けない漫画家が多いので、そういう意味でのリアリティ。
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2017年02月04日

善悪の屑

やたらと広告で見かけるので読んでみた。

話の内容としては犯罪被害者が反省していない加害者に復讐するというもの。基本はそれだけ。

実在の事件を元にストーリーを進めているが、描写がしょぼすぎるせいで犯罪行為に嫌悪感を感じない。この手の漫画であればもっとキツく描いて、復讐されてしょうがないという気持ちを起こさせるべきだろう。胸糞悪さがない。登場人物の島田が「ヒデェな」と言っているが、思考が先走りすぎとしか思えない。
この話の元ネタになっている光市母子殺害事件、女子高生コンクリート詰め殺人事件、尼崎事件、名古屋アベック殺人事件等ってエグく描こうと思えばいくらでもできるがそれがない。多分、この事件のWikipediaを読むほうが胸糞悪い。
漫画なんだからそれこそ現実を飛び越えたような無茶苦茶なことしたほうが良い。

で、やるならやるで徹底的にやるなら分かるけどこれも中途半端。にも関わらず島田が復讐のやり方にショックを受けてるのでこの人何がしたいの?って思う。今の時代、現実の拷問動画なんてのも見られるわけだし、漫画敵表現でいいからもっとキツく描いて欲しい。

勧善懲悪ものらしいが、犯罪行為も復讐行為も中途半端すぎてスカッとしない。
闇金ウシジマくんの1エピソード、洗脳くんのような流れがあれば面白かっただろう。
posted by クライシ at 17:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月08日

聲の形

映画化してヒットしているようだし、完結したのででまたレビュー。前のレビューはこちら

以前は1巻だけ読んでのレビューだったので、自分の認識がかなり間違っていたことに気づいた。その間違いとは、この漫画においてヒロインが聴覚障害者であるということは大した意味を持っていないということ。つまり、この漫画の障害者像がおかしいウンタラカンタラは的外れだった。これが聴覚障害者ではなく、自分の気持ちをはっきり伝えられない少女に置き換えてもこの物語は変わらない。この物語のテーマは意思疎通の難しさであり、その象徴としてヒロインが存在している。

そう考えると、この漫画はどこにでもある1つの作品に過ぎない。聴覚障害者が出ているだけでこの漫画は変な注目を浴びてしまっているように思える。ただ、作者はそれを狙っていたと思う。
聴覚障害者を出したことがヒットに影響したか分からない、イジメっ子とイジメられっ子という構図が好きな人は多いから。だが、話題性では聴覚障害者を出したことが確実に影響している。本来なら、全く相手にしていない層である聴覚障害者からの反応を数多く貰っている。

物語については不自然な点はいくらでもあるが、漫画だから仕方ないと言えば仕方ない。それらを挙げて指摘しても重箱の隅をつつくようなもので、本質に迫ることはできない。ただやはり物語として自然な流れは重要で、読者が感情移入できるかどうかを左右する。全てが都合よく物語が進んでいるように思えるので、この点は荒いと感じる。
人物描写がリアルという触れ込みがあったがリアルなんですかねこれ。登場人物の反応がおかしいとしか思わなかった。

感動ポルノだとかいう批判があるが、自分はそう思わない。なぜなら、この物語において障害は主体ではない。そもそもどこに感動要素があるんだろう。

最後に、映画字幕の件で批判があったがはっきり書こう。多くの健常者にとって聴覚障害者に対する配慮なんてものはない。耳が聞こえる人からすると字幕は邪魔なのだ。私たちはこの映画を見たところで聴覚障害者に対して理解を深めようなんて思っていない、そんな批判を受けるような作品ではないのだ。

もし、聴覚障害者がテーマの漫画が読みたいなら遥かなる甲子園やわが指のオーケストラをお勧めする。
posted by クライシ at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月12日

聲の形

本当はもっとだらだら書いてたんだけど消したしまったので簡潔に書く。
聴覚障害者に対するいじめをテーマにしていることなど内容の際どさから掲載は見送られ、以降どこにも掲載されることはなく「幻の作品」となってしまったらしいがこの程度の内容でお蔵入りするとは。所詮、健常者目線から書いた強く美しい障害者像で今さらこの程度のことを書いただけで大きな反響を貰ったらしい。障害者に対するイジメは実際にあり得る話だがそれに対する障害者の描き方に違和感しか無い。同じ聾唖を扱った作品ならわが指のオーケストラの方がはるかに現実的で飲み込みやすい。
将也に対するイジメの描写も不自然極まりなく、周りの人間がただただ与えられた役割を演じているだけ。

障害者をネタに使った作品が少年誌で珍しいというだけで内容に関して優れていると思うところはない。これからの展開によるが障害者を出す理由が現時点で必要だと思わない、障害者の置かれている立場というものがリアルじゃないから。この話で感動したと書いてる連中の殆どは実際に障害者と接したことはないだろう、実際は硝子のように可愛く辛抱強い人のほうが稀。不細工で性格悪い女が同じことをされていたらこの話に感動なんてしただろうか。昔、障害者であろうと健常者と同様に接すると言う女がいたがヨダレを垂らして笑う知障を見た時の表情は本心を表してた。
イジメられる障害者がイジメの原因を全て障害の所為にして憎悪をまき散らしながら復讐する話でも描こうなら面白いと思うがこんなただただいい話描かれても何とも思わない。むしろ悪い障害者を描かなかった事は今まで通りの健常者と障害者は違うという感覚。
海外ドラマGleeを見てるとダウン症にスポットライトを当てたテーマでもないのにダウン症が普通に出て来る。日本であれば障害者を出すにしても本物ではなく役柄でしか無い。そして出すにしてもGleeのように意地悪な役柄を与えられることもないだろう。
posted by クライシ at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月28日

刻刻

岩明均が帯びて書いてたから、これ七夕の国のオマージュかと思った。確実に岩明均の影響は受けてる。
新人にしては良く描けてると思う。画力はそれほど高くなく、人物の描き分けも若干いい加減だががシーンによって描き込み量が多いから話の内容に合って重みがある。キャラクターも自然な動きをしていると思う。
1巻を読んだ感じだと家族がテーマだと思ったが5〜6巻になってもあんまり踏み込んだ描写が出てこない。殆ど方向性は決まっていると思うから今の展開をダラダラ続けずにキチンと落とさないと評価が下がるだろう。
話とは関係ないが会話中でモノの例えがおかしいのが気になった。それに時が止まるという不自然な状況において無理矢理理由付けしようとしてるのが気持ち悪い。
評価されている漫画だけど特に目新しさは無い。
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2013年04月04日

ぼくらのよあけ

地味に評価が高いから読んでみたが2巻と短く読みやすいぐらいの感想。宇宙というデカいスケールで描いているが結局は人と人の繋がりの話。宇宙に目を向けた設定はダシに使いやすいのか。
絵はそれ程上手くないが背景に奥行きを感じるのでキャラクターがちゃんと動いているように見える。どうでもいいコメントや反応もリアルな感じを引きだたせている。
ぼくらの未来図鑑という説明が1話毎入るけどこれいるか?進撃の巨人の時も書いたけど蛇足としか思えない。技術的特異点という設定も使い方が勿体ないと思った。
ストーリーは綺麗にまとまってるので読みやすいがタビと道づれを読んだ時のようなどうでもいい感。
posted by クライシ at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月28日

うすね正俊「砂ぼうず」が約2年半ぶりに連載再開へ

http://mangagatari123.blog.fc2.com/blog-entry-218.html

今頃になって再開の話を聞いた。前回の再開は嬉しかったが今回はそれほど感慨は無い。
EATERを読んだ時、冨樫義博みたいだなと浅はかな漫画知識から思ったが彼と同様に休載しまくるようになったな。冨樫と違って健康上の問題からだけど。偶然にもアシスタントが冨樫義博の弟。
EATERはSFとオカルトの混ざり具合が中途半端で内容も深く踏み込めずに打ち切りのような形で終わったのがもったいないと思った。絵の描きこみ具合、特にミリタリー系の描写を見るとね。だからそこを活かすような物語を描いて欲しかった。だから次の連載が砂ぼうずだったのは良かったけど、これだけ長引かせられると冷める。
posted by クライシ at 07:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月15日

このマンガがすごい!2013

読んでたら卯月妙子の名前が出てて驚いた。彼女を表に出してはマズイでしょ。確かに去年何度か評価する声聞こえたけどこの名前見た瞬間読む気失せたわ。精神病の名の下に暴虐の限りを尽くしてる人だよコイツ。漫画の評価とは無関係だけどさ
彼女を評価する人はいても良いがここまで名前挙げられるのは怖いな。確かに最近の刺激のない漫画よりは数段面白い。しかし、壮絶な人生だからって特別ではない。これを見た人はあまりに見た事無い世界だったからまともな評価が出来てないんじゃないかな。もし彼女が普通の人で普通の人生を送っていたらこんなに絶賛されないだろう。こんなゴミ人間でも受け入れたからそれが愛なのか。そうだとすれば変な話だと思う。

Amazonのレビューから
卯月さんの全てを体験を受け止め、さらけ出す描き方は、うつくしいです。
本当に潔く、美しいです。
だからこそ卯月さんの漫画を読んだ人は価値を見出し、尊敬し、涙するのです。
なぜなら、「実がある」からです。
わかっていただけると幸いです。

彼女は体験を受け止めても居ないし、曝け出してもいない。都合の良い自分の世界を好きなように描いてるだけ。これが全てだと思っているなら勘違いも甚だしい。彼女の苦痛が前面に押し出されている段階で分かるだろう。

彼女の描いてるテーマは別に彼女しか描けないことではない。ただ彼女の体験は彼女しか描けないものなんだ。評価されるならばそこだと思うが何故かテーマに対する評価が多い気がする。これはエンターテイメントとしての面白さだと思う。彼女を手放しで褒めている連中は彼女が出たAV、ブログ、書籍も含めて見て欲しい。それでも感動したと思えるんならそう言っていい。それも受け入れないような奴が愛とか気安く書くな。

いつかまともにレビューする
posted by クライシ at 02:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月02日

プラネテス

漫画の方のレビュー。アニメで原作を知ったがアニメと原作じゃ別物。個人的にはアニメの方が好き。うろ覚えだけどアニメの方は宇宙防衛戦線との闘争にかなり時間使ってたし、木星行く直前までだったかな。
宇宙という設定が凝ってんのに普通に人間ドラマにしてんのは勿体無いと感じた。スペースデブリ問題を扱うなんてかなりマニアック。まぁまずイライラする要因が田名辺。こんな人間居てたまるか。アニメはこの辺が抑えられてたと思う。
ハチマキが色々葛藤して最終的に作者のメッセージが出るわけだがこれは別ににいい。ただそこに至るまでの話がすんなり納得できるような話じゃないわけ。ただそこはストーリー上噛み付くような所じゃないからそこが気になると乗れなくなる。犬の話で納得できるような人居んのか。ロイ・ブライアントの件もそうだけど凄く主観的に物事考える人じゃないとすんなり入らないんじゃないか。「狂っているのはどっちだ?」って言う台詞あるけどお前もだよって言いたくなるわ。あの中だと狂った世界に殺された被害者として描かれてるんだろうけど。ココらへんをもう少し上手く描いてたら面白かった。結局、普通のいい漫画で終わってるんだよ。ロックスミスの言葉を強く描いて欲しかった。
デビュー作って考えりゃ凄い作品。ただこの手の漫画にしては一般的だと思う。

愛の反対は憎しみではなく無関心、宇宙から見た地球に国境などない、っていう名言あるけどこれに関して言いたいことがある。愛の反対は言うまでもなく憎。マザー・テレサの言葉として有名だがこれがどういう状況で使われたのか考えて欲しい。それにマザー・テレサが有名だけどそれ以前にフリチョフ・ナンセンがロシアの大量飢餓で似たようなこと言っていた。一般人がこの言葉を本来の意味で使うことはほぼ無い。
有名かもしれないがインド、パキスタン国境は夜になれば照明器で綺麗に国境が見える。北朝鮮、韓国間も北朝鮮側に全く光がないため分かる。国境間でそれぞれ国の土地の利用方法が違えば見える。人間が土地を使用してる以上宇宙から見たからといって見えないわけがないんだよ。
posted by クライシ at 03:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月14日

コッペリオン

震災の影響でアニメ化が中止になったことで有名な漫画。1巻読んだ感じだとリアル路線で行こうとしてんのかと思ったが途中から超能力格闘モノに走る。確かに作者の知識量からすればリアル路線は難しいだろう。とりあえず気になった点は

・コッペリオンが女ばかり。
身体能力からすれば男の方がはるかに使いやすいだろう。生理も無いわけだし精神的にも安定してる。途中から体を流砂状に変化させるコッペリオンが出てくるから性差はどうでも良いのかもしれないが。作者が廃墟に女子高生歩かせたかったからっていうのが一番の理由かな。だから、どう考えてもこんな場所に適さない制服着せてんだろう。

・主人公の銃が旧式過ぎるし、その他諸々の兵器
見た目の良さ重視ってことかな。作者はこの辺の知識あるとは思えない。

・SF考証
実際の用語使うんなら科学考証した方がいい。ファンタジーならファンタジーで良い。変に用語使ってるから誤用等が目立つ。

・その他
前も書いたけど泣きのシーンがいい加減だったり無駄に多かったりすると冷める。メリハリがない。
Wikiに政治・外交に対する風刺描写があると書いてたがこれも酷い、青年誌で描くレベルではない。

これは架空の世界の話だった方が良かったと思う。作者が宮崎駿の影響を受けてたらしく、放射線がまさにナウシカの瘴気。作者は08年デビューでこの時点で30歳。絵は1巻から安定してるから誰かのアシでもやってたんだろうか。この人はアシ雇わず1人で書いてるらしい。だから設定の稚拙さは仕方ないのかな、週刊で書いてりゃ色々調べんの面倒だろう。

Amazonのレビューより
掲載誌がヤングマガジンではなく「少年ガンガン」ないしは「コロコロコミック」であれば丁度良かったのです。ちなみにこき下ろしているのではありません。せっかくの良質な少年ジュブナイル(いやいやいや女の子たちだって!)だというのにハードSFを期待して読んでしまって海原雄山的な「くわっ!!」という顔になってしまうともったいないなぁとおもって
つまりこういう事。
posted by クライシ at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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