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2018年06月23日

MEETING MADRID 2018

https://www.iaaf.org/results/iaaf-world-challenge-meetings/2018/meeting-madrid-2018-6320

男子100m +0.2
蘇炳添が9秒91のアジア記録タイで優勝
2位はFilippo Tortuで9秒99のイタリア記録
3位はアカニ・シンビネで10秒01
蘇炳添は今季好調とはいえほぼ無風でまさかこんなタイムを出すとは思わなかった。フェミ・オグノデのアジア記録はアジアだけでなく、アフリカやヨーロッパであってもレベルの高い記録だったので並ぶことさえ難しいと思っていた。ついこの間、謝震業が出した9秒97を上回り黄色人種最高記録。去年、記録は奪還できると語ったとおり見事に謝震業、蘇炳添ともに更新した。
さらに今回の記録はクリストフ・ルメートルの9秒92を上回り、非黒人系スプリンター最速記録。歴史上、100mで黄色人種が白色人種の記録を上回ったのは初。
Tortuはピエトロ・メンネアのイタリア記録を39年ぶりに更新。すでに10秒0台前半を連発しており、更新は時間の問題だった。9秒台は白人系スプリンターとしてクリストフ・ルメートル、Adam Gemili、ラミル・グリエフに次4番目。彼は20歳になったばかりで、ルメートルも20歳の若さで9秒台に突入した。これからルメートルのように世界大会の決勝に残ったり、メダルを取れるような選手になってほしい。

男子400m
ルグエリン・サントスが44秒66のシーズンベストで優勝
2位はブルーノ・ホルテラーノで44秒69のスペイン記録
3位はÓscar Husillosで44秒73の自己ベスト
ホルテラーノはこれで100m、200m、400mのスペイン記録保持者。10秒06、20秒12、44秒69とどれもハイレベルで世界大会でも準決までは通用するだろう。去年は怪我でほぼ1年棒に振ってしまったが、そんなことを感じさせないくらいの好調。ただ、まだ右手にグローブを付けており、後遺症は若干あるのかもしれない。
彼のプロフィールはよく知らなかったのだが、科学者の両親を持ち、コーネル大学卒業だった。
Husillosも従来のスペイン記録を上回っている、また室内で失格ながら記録した44秒92も上回った。ダイヤモンドリーグローマで46秒台だったので、こんなにすぐ44秒台を出すとは思わなかった。
posted by クライシ at 17:24| Comment(0) | 陸上競技(IWC) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月15日

OSTRAVA GOLDEN SPIKE 2018

https://www.iaaf.org/results/iaaf-world-challenge-meetings/2018/57th-ostrava-golden-spike-6319

男子走幅跳
Juan Miguel Echevarríaが8m66(+1.0)の世界歴代10位タイ&今季世界最高記録で優勝
2位はLuvo Manyongaで8m31(+0.3)
3位はRuswahl Samaaiで8m15(+0.3)
Echevarríaはカール・ルイスの8m62を越える19歳年齢別最高記録。今回は8m50以上の跳躍を3回記録しており、これは1997年のイバン・ペドロソ以来。
近年Manyongaが8m60台を連発し、2017年は無敗であったが、一気にEchevarríaの時代が来る可能性が出てきた。まだ19歳、今後世界記録に迫る可能性すらある。
posted by クライシ at 21:38| Comment(0) | 陸上競技(IWC) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月04日

FBK GAMES 2018

https://www.iaaf.org/competitions/iaaf-world-challenge/fbk-games-6317/timetable/byday

男子200m -0.9
Luxolo Adamsが20秒34で優勝
2位はブルーノ・ホルテラーノで20秒35のシーズンベスト
3位はFred Kerleyで20秒43
Adamsは今季20秒01(+1.9)を記録した選手で、今年に入り急成長。ほとんどが南アフリカで出した記録であるため、実力の程が分からなかったが、まずまずの力はありそう。
ホルテラーノは昨シーズンを交通事故で棒に振ったため、どうなるかと思ったが今シーズンは400mで45秒67の自己ベストを記録し好調な滑り出し。今回も自己4番目の記録と悪くない。ヨーロッパ選手権では2連覇がかかるが、どこまで復活できるだろうか。

男子400m
アブダレラ・ハルーンが44秒35のシーズンベストで優勝
2位はPaul Dedewoで44秒50の自己ベスト
3位はMichael Cherryで44秒90のシーズンベスト
ハルーンは自己ベストに0.08秒迫るセカンドベスト。ついこの間のダイヤモンドリーグローマで44秒37のセカンドベストを記録。このアベレージならアジア大会でも好記録が期待できるし、自己ベスト更新もあり得る。
Christian Taylorは45秒07の自己ベストで4位。
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2018年05月22日

セイコーゴールデングランプリ陸上 2018

https://www.iaaf.org/results/iaaf-world-challenge-meetings/2018/seiko-golden-grand-prix-osaka-2018-6315

男子100m -0.7
ジャスティン・ガトリンが10秒06で優勝
2位は山縣亮太で10秒13のシーズンベスト
3位はアイザイア・ヤングで10秒13
下馬評通りの結果といったところか。
山縣は相変わらず強い、現時点で無風10秒0台の力はありそう。去年、桐生が9秒98を出したようなコンディションで走れば、9秒台の可能性は充分ある。彼は世界大会でも実力を発揮できるので、来年の世界陸上、その次の五輪とうまくピークを合わせて結果を残して欲しい。

男子200m +0.9
アイザック・マクワラが19秒96のシーズンベストで優勝
2位は謝震業で20秒16のアジア歴代6位タイ&中国記録
3位はDedric Dukesで20秒32
マクワラの記録は日本で7回目の19秒台パフォーマンス。400mでもそこそこの記録を出し、今季は好調。去年の世界陸上で胃腸炎がなければメダルに絡めただろう。
謝は200m初戦で自己ベスト。100mではダイヤモンドリーグで3位と海外でも強い、アジア大会では200mの優勝候補筆頭。60mでも速く、200mの後半も強い。

男子110mH -0.4
Chen Kuei-ruが13秒49の台湾記録で優勝
2位は金井大旺で13秒53の自己ベストタイ
3位は高山峻野で13秒55のシーズンベスト
Chenは去年のユニバーシアードで2位。アジア大会では日本のライバルになるだろう。
金井はシーズン序盤から好調。去年は追い風参考ながら13秒4台を記録している、向かい風でこのタイムなら公認内でも可能だろう。
古谷拓夢は13秒61で自己ベストで4位。

男子砲丸投
Damien Birkinheadが20m42で優勝
2位はAndrei Gagで20m16のシーズンベスト
3位はSebastiano Bianchettiで19m20
中村太地が18m85の日本記録で4位。
中村は野沢具隆以来の回転投法での日本記録保持者。去年の静岡国際陸上で18m55をマーク、最終投擲ではファールながら日本記録を超えていた。日本も回転投法の選手が増えれば、全体の記録は向上するだろう。

男子4x100mリレー
日本Aが37秒85のシーズンベストで優勝
2位は日本Bで38秒64
3位は中国で38秒72
38秒台前半ぐらいと思っていたので、予想外の好記録。日本チームの37秒台は今回で3回目。アジア大会でこの記録が出せればほぼ間違いなく優勝できるだろう。
今回、中国はフルメンバーではなく、3走からアンカーで失敗していたので遅い。中国のベストが37秒82なので、日本に勝つのは難しいだろう。とはいえ、前回大会は突然の37秒台だったので、今回も一気に上げてくる可能性はある。
posted by クライシ at 19:31| Comment(0) | 陸上競技(IWC) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月30日

IWC ZAGREB 2017

https://www.iaaf.org/competitions/iaaf-world-challenge/iwc-zagreb-2017-6052/timetable/byday

男子3000m
Selemon Baregaが7分38秒90の世界ユース歴代4位で優勝
2位はDavis Kiplangatで7分39秒97
3位はMohammed Ahmedで7分40秒49のカナダ記録
Baregaは今季5000mでユース史上3人目の12分台を記録。3000mのユース最高記録保持者は5000mのユース最高記録保持者でもあるAbreham Cherkosで7分32秒37。

女子円盤投
サンドラ・ペルコビッチが70m83で優勝
2位はWhitney Ashleyで62m91
3位はNadine Mullerで62m58
ペルコビッチは今季4回目の70m台で計10回目。今季は自己ベストも記録し、世界陸上では世界大会自己最高の70m31を出して優勝。彼女は男子のRyan Crouserと同様、80年〜90年代でも通用する選手だろう、もしドーピングがなければ彼女の記録が世界記録に近いのではないだろうか。彼女の自己ベストである71m41は世界歴代16位、なんとか歴代10位以内に入って欲しい。
posted by クライシ at 19:52| Comment(0) | 陸上競技(IWC) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月28日

ISTAF BERLIN 2017

https://www.iaaf.org/competitions/iaaf-world-challenge/istaf-berlin-6053/timetable/byday

男子100m +1.0
Julian Forteが9秒91の自己ベストで優勝
2位はラミル・グリエフで10秒09
3位はAdam Gemiliで10秒10
Forteは自己ベストを0.08秒更新。彼はジュニア時代から期待している選手で100mで9秒台、200mで19秒台とタイムはいいが、今年の世界陸上は準決落ち。もう年齢も20代中盤に差し掛かり若手と言えない。

女子600m
キャスター・セメンヤが1分21秒77の世界最高記録で優勝
2位はAjee Wilsonで1分22秒39の世界歴代2位
3位はフランシーヌ・ニヨンサバで1分23秒18の世界歴代5位
一般的に実施されない特殊種目で現役トップ選手が複数参加することは珍しい。男子は室内600mの世界記録は更新されたが、屋外600mは30年以上破られていない。男子もトップ選手が複数走る機会があればいいのだが。
posted by クライシ at 20:14| Comment(0) | 陸上競技(IWC) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月29日

OSTRAVA GOLDEN SPIKE 2017

https://www.iaaf.org/competitions/iaaf-world-challenge/56th-ostrava-golden-spike-6058/timetable/byday

男子100m -0.3
ウサイン・ボルトが10秒06で優勝
2位はYunier Perezで10秒09の自己ベスト
3位はジャック・ハーヴェイで10秒26
スタートからかなり遅れ60m地点でPerezを捉え、その後は流し気味でフィニッシュ。状態がいいようには見えない、このままだと世界陸上は9秒8台中盤程度しか出せないかもしれない。
Perezは今季になり10秒1台、10秒0台に初めて突入。元々室内60mは速い選手だったのでうまく噛み合いだしたのだと思う。

男子300m
ウェイド・バンニーキルクが30秒81の世界最高記録で優勝
2位はアイザック・マクワラで31秒44の世界歴代5位
3位はClarence Munyaiで31秒61の世界歴代9位&世界ジュニア最高記録
今季好調だったので30秒台の可能性は十分、世界記録も射程圏内と思っていたのでそれほど驚きではない。全体的に記録も出ているし、コンディションはよかったのだろう。この調子で400mでも世界記録を更新してもらいたい。少し気になるのはスタートをスローで見ると他の選手よりも明らかに早く出ているようにみえる。リアクションタイムは0.152秒で他の選手が0.2秒程度かかっているので早いと言えば早いのだが、うーん。
マクワラは今季200mも400mも大したタイムで走っていないのでこの記録は意外、世界陸上ではそこそこのタイム出してくるのだろうか。
Munyaiは今季200mで20秒10を記録しているとはいえこの記録は予想外。400mの記録は見つからないが、45秒台の力はあるだろう。

男子110mH +0.6
Garfield Darienが13秒09の自己ベストで優勝
2位はBalázs Bajiで13秒23のハンガリー記録
3位はMilan Trajkovicで13秒34
Darienの記録はフランス歴代3位、2012年の自己記録を5年ぶりに更新。ヨーロッパだとそこそこ強い選手だが、あまり印象に残っていない。世界大会では2015年世界陸上で決勝に残り8位。

男子ハンマー投
Pawel Fajdekが83m44の今期世界最高記録で優勝
2位はWojciech Nowickiで80m31の自己ベスト
3位はBence Halaszで78m85の自己ベスト
Fajdekの記録は自己3番目、そろそろ84m台を投げて欲しい。
Nowickiは勝手に若手だと思っていたが、Fajdekと同世代、誕生日はNowickiの方が早い。彼は2015年世界陸上、2016年ヨーロッパ選手権、2016年五輪と全て3位。実力は上がっているようなので、今年の世界陸上は2位が狙えると思う。
Halaszの記録は今季ランキング3位、シニア1年目としては歴代4番目の記録。5kgの世界ユース最高記録保持者だが、こういう選手はシニアになると伸びない場合が多いのでそれほど期待していなかった。シニアになり5m近く記録更新、記録上は世界陸上のメダルも狙える。

男子やり投
Thomas Rohlerが91m53で優勝
2位はJohannes Vetterで87m88
3位はJakub Vadlejchで86m43
Rohlerは今季3回目の90m超え、これは2006年のアンドレアス・トルキルドセン以来。今季はまだ90m以上の投擲をすると思う。
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2017年06月13日

FBK GAMES 2017

https://www.iaaf.org/competitions/iaaf-world-challenge/fbk-games-6057/timetable/byday

男子200m -1.2
Daniel Talbotが20秒36で優勝
2位はアナソ・ジョボドワナで20秒62のシーズンベスト
3位はAdam Gemiliで20秒64
そこそこ強豪がいた中でTalbotの圧勝は意外、風速を考慮すれば自己ベストに近い走りだったのではないだろうか。
ジョボドワナは去年からまともな記録を残せていない、このままでは世界陸上出場すら危うい。
サニブラウン・アブデル・ハキームは21秒10で7位。
完全に失敗レース、何があったのか。

男子走幅跳
Luvo Manyongaが8m62(+0.8)で優勝
2位はRushwal Samaaiで8m34(+1.0)
3位はDamar Forbesで8m29(+0.7)の自己ベスト
Manyongaは4試合連続の8m60超え。これは予選での記録を除けば1987年カール・ルイス以来の出来事。また1年に8m60を4回越えた例も前述のカール・ルイスと1995年イバン・ペドロソしか例がない。走幅跳でこれだけアベレージが高いというのは珍しい、彼は競技に復帰した2016年から1度も記録なしがなく、2016年6月以降は全て8m以上跳んでいる。

3000m障害ではGetnet Waleが8分12秒28の世界ユース最高記録。
これは世界ジュニア歴代11位でもある。彼は去年の世界ジュニアで8分22秒82で銅メダルを獲得している。
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2017年06月05日

GRANDE PRÊMIO BRASIL CAIXA DE ATLETISMO 2017

https://www.iaaf.org/results/iaaf-world-challenge-meetings/2016/grande-premio-brasil-caixa-de-atletismo-5876

Darlan Romaniが男子砲丸投で21m82の南アメリカ記録。
彼は去年の五輪で20m94の自己ベスト、決勝では更に記録を伸ばし21m02。彼が投げた21m台は今までこれだけ、そこから80cmも自己ベスト更新。数年前ならばこの記録を持っていれば世界大会の優勝も狙えただろう、全体的にレベルが上っている。
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2017年05月22日

JAMAICA INTERNATIONAL INVITATIONAL 2017

https://www.iaaf.org/competitions/iaaf-world-challenge/jamaica-international-invitational-6061/timetable/byday

男子100m +0.4
ヨハン・ブレークが9秒93のシーズンベストで優勝
2位はRonnie Bakerで9秒98の自己ベスト
3位はマイク・ロジャースで10秒02のシーズンベスト
ブレークは初戦でバランスを崩し最後流したとは言え10秒88だったのでまさか2戦目で10秒を切るとは思わなかった。去年は明らかに全盛期より力が落ちているとは言え9秒台を5回記録し五輪では4位。やはり実力はあるので今年も世界陸上の決勝に残る可能性は高い。

男子200m +1.2
アンドレ・ドグラスが20秒14のシーズンベストで優勝
2位はラショーン・メリットで20秒28
3位はZharnel Hughesで20秒29のシーズンベスト
ドグラスは200m初戦最高記録、とはいえ例年とそれほど差はない。彼が19秒5台に突入するようであればボルトとの試合も面白くなるが、現状あまり想像できない。19秒6台ならば可能な範囲だと思う。

男子400mH
Kyron McMasterが47秒80のイギリス領ヴァージン諸島記録
2位はJaheel Hydeで48秒52の自己ベスト
3位はバーショーン・ジャクソンで48秒63のシーズンベストタイ
McMasterは今季に入り48秒台に突入し、更に47秒台まで突入。以前の自己ベストは2016年世界ジュニアで記録した49秒56なので1.76秒の更新。シニア1年目の記録としてはカーロン・クレメント、ダニー・ハリスに次ぐ記録。
Hydeはまさか同年代のMcMasterにこれだけ差を付けられるとは思わなかっただろう、Hydeの記録もシニア1年目としては速い。
posted by クライシ at 22:31| Comment(1) | TrackBack(0) | 陸上競技(IWC) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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