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2015年04月18日

CARIFTA Games 2015

http://sknaaa.com/results/CariftaGames2015-SKN/

かなり遅くなったがCARIFTA Games。予想よりも低レベルだったので気になった記録だけ触れる。

男子100mU20 +1.5
Mario Burkeが10秒21で優勝
2位はMichael O'Haraで10秒33
3位はRaheem Chambersで10秒44
聞きなれない選手だがBurkeは2013年に世界ユース5位に入った選手、準決勝では当時の自己ベスト10秒49(+0.3)を記録している。好条件とはいえこのタイムはいい、来年までジュニアなので世界ジュニアでも期待できる。O'Hara相手に勝ったのも大きいが今回のタイムを見る限りではO'Haraはあまり良くなかったのだと思う。

男子200mU18 +1.8
Akanni Hislopが20秒91で優勝
2位はJavan Martinで21秒16
3位はXavior Angusで21秒17
Hislopは100mで2位、Martinは100mで優勝だったのでこちらでは立場逆転、Angusは100mで5位だった。Hislopは去年のユース五輪にも出場していて21秒57で4位。
好条件だがユースで20秒台が出せれば十分、100mも10秒47なら世界ユースに出ても通用するだろう。

男子400mU18
Christopher Taylorが46秒64で優勝。
2位はJacob St.Clairで46秒73
3位はDevaughn Ellingtonで47秒43
15歳ということを考えればとてつもない記録なのだが既に45秒69を出しているため物足りない、あと少しで抜かれるところだった。この大会でU18で出ているということは世界ユースに出る可能性は高いのではないだろうか、選考基準が分からないがジャマイカのU18で一番早いのは間違いない。
St.ClairはTaylorと比較すると大柄で後半強かった。

男子やり投げU18(700g)
Tyriq Hosfordが70m73で優勝
2位はKevin Nedrickで65m09
3位はVandel Josephで61m67
Hosfordは2000年生まれでもし誕生日を迎えていなければ14歳年齢別最高記録、リザルトの方には15歳と書いているので恐らくもう15歳だと思う。カリブといえば短距離で有名だがジャマイカにはO'Dayne Richards、Fedrick Dacres、トリニダード・トバゴはKeshorn Walcottと強い選手も出てきているので投擲も優秀な人材が豊富になるかもしれない。
ラベル:屋外
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2015年03月29日

Inter-Secondary Schools Boys and Girls Championships 2015

http://issasports.com/results/champs15/
ジャマイカのチャンプスの結果

男子100m C1 -2.6
Michael O'Haraが10秒42で優勝
2位はEdward Clarkeで10秒50
3位はRaheem Robinsonで10秒61
今季既に10秒23(+0.5)を記録し自己ベストまであと0.04秒、順調に行けばジャマイカジュニア記録近くまで伸ばすだろう。

男子200m C1 -1.8
Michael O'Haraが20秒59で優勝
2位はChad Walkerで20秒99
3位はTwayne Crooksで21秒21
追い風であれば自己ベスト更新出来ただろう。意外にもジュニアで20秒40以内を記録したジャマイカ選手は4人しかいない。O'Haraがそれに加わる可能性は高い。

男子200m C2 0.0
Christopher Taylorが21秒04で優勝
2位はTyreke Wilsonで21秒26
3位はMichael Bentleyで21秒68
Taylorは準決で20秒97(+0.7)、Wilsonは21秒11(+0.4)、Bentleyは21秒43(+0.3)と上位3人が準決よりタイムを落とした。15歳で20秒台は大台みたいなもんでこれまでにウサイン・ボルト、クインシー・ワッツなどが達成していて近年のジャマイカ選手ではOdane Skeen、Jazeel Murphy、Jhevaughn Mathersonなどが達成している。
2位のWilsonは2000年生まれなのでもし誕生日を迎えていなければ14歳年齢別最高記録、100mでも10秒55を記録しているのでこれもその可能性があるがそういう話を聞かないので恐らくもう15歳。だとしてもかなり速い。

男子400m C1
Akeem Bloomfieldが44秒93のジャマイカジュニア記録
2位はNathon Allenで45秒30
3位はMartin Manleyで46秒41
ジャマイカジュニア記録が更新されるのは20年ぶり、400mも層は厚いがなかなかトップレベルの選手が出てこない。U18としてはAbdelalelah Haroun、Luguelín Santosに続く3番目の記録、来年も世界ジュニアに出られるのでHarounとの対決が見られるかもしれない。
Manleyはユースで45秒台を記録し100m、200mもトップレベルで速かったからもう少し伸びて欲しい。

男子400m C2
Christopher Taylorが47秒04で優勝
2位はAnthony Carpenterで47秒87
3位はLeonardo Ledgisterで48秒33
結構終盤までCarpenterと競っていてこの前流して45秒69を出したとは思えない、今回はレース数が多くて疲労があったのかもしれない。今シーズン大きい大会はCARIFTA Gamesぐらいだからここで好記録を期待したい、世界ユースにも出る可能性はある。

男子110mH C1 -3.8
Michael O'Haraが13秒49で優勝
2位はJaheel Hydeで13秒52
3位はSeanie Selvinで13秒66
O'Haraは前半少し遅れたがグイグイ追い付いてきてハードル専門のHydeを破った。元々C2の時100m、200m、110mHの3冠をしてるので上のクラスでも達成。とは言え世界ユース、ユース五輪覇者に勝つのは驚き、こんな強烈な向かい風でなければ13秒2台は出せるのではないだろうか。今回O'Haraが出場した種目は全部強い向かい風とコンディションが悪かった。

男子400mH C1
Jaheel Hydeが49秒01のジャマイカジュニア記録で優勝
2位はMarvin Williamsで51秒22
3位はRobin Blackで52秒37
惜しくも48秒台とはならなかったが上手く行けば今季ジャマイカ代表になれるかもしれない。既に世界ユース、ユース五輪、世界ジュニアと異なる種目であるが制した選手で現状シニアでどれだけ通用するか気になる。去年はこれに加え110mHを制し2冠であったがまさかの結果だった。
ラベル:屋外
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2015年03月11日

ヨーロッパ室内陸上選手権2015

http://www.european-athletics.org/competitions/european-athletics-indoor-championships/2015/schedules-results/

男子60m
Richard Kiltyが6秒51のシーズンベストで優勝
2位はChristian Blumで6秒58
3位はユリアン・ロイスで6秒60のシーズンベスト
Chijindu Ujahはフライング失格、今回セットからの時間が長かったから誰かやりそうだと思ってたが優勝候補の1人だったので残念。今のうちにやっておいてよかったけど。
Kiltyは相変わらず室内は強い、屋外でももう少しタイムが伸ばせればいい。

男子400m
Pavel Maslákが45秒33の大会記録で優勝
2位はDylan Borléeで46秒25の自己ベスト
3位はRafał Omelkoで46秒26の自己ベスト
Maslákの自己ベストを期待していたがシーズンベストすら出せなかった、タイム自体は悪くない。200m通過が20秒99と2周目からオープンレーンになることを考慮しても速い。
Dylan Borléeは兄2人に比べれば遥かに劣るが室内でこのタイムなら屋外でもう少しタイム伸ばすと思う。

男子60mH
Pascal Martinot-Lagardeが7秒49のシーズンベストで優勝
2位はDimitri Bascouで7秒50
3位はWilhem Belocianで7秒52の自己ベスト
Bascouが準決で7秒46の自己ベストを出したためMartinot-Lagardeの優勝はちょっと難しくなったと思ったが力の差が出たか。Bascouは今季の調子だとそこそこの成績を出しそう。
Belocianは上手くいけば世界陸上で代表入りするかもしれない。

男子4x400mリレー
ベルギーが3分02秒87の世界歴代2位&ヨーロッパ記録で優勝
2位はポーランドで3分02秒97の世界歴代3位
3位はチェコで3分04秒09の世界歴代7位
世界レベルの選手を2人揃えるベルギーが好記録で優勝、ポーランドはマイルリレー強いが突出した選手はいない中でこの記録はいい。ベルギーのアンカーのKevin Borléeのラップは44秒99、個人種目でも見たかった。

男子棒高跳
ルノー・ラビレニが6m04の大会記録で優勝
2位はAleksandr Gripichで5m85の自己ベスト
3位はPiotr Lisekで5m85
ラビレニは世界記録の6m17に挑戦するも失敗、今季だけで5回目の6m超え。とりあえず屋外で歴代2位まで上がって欲しい。屋外では2009年に初めて6m以上を跳んでいるがそれ以外では2013年の6m02だけ、屋外の世界大会も2012年五輪だけと記録に比べれば物足りない。
4位まで5m80以上で世界大会と比べても遜色ないレベルだった。

男子走幅跳
Michel Tornéusが8m30のスウェーデン記録で優勝
2位はRadek Juškaで8m10の自己ベスト
3位はAndreas Otterlingで8m06の自己ベスト
Tornéusは前回のヨーロッパ室内で惜しくも2位、室内で強い選手で世界室内でもメダルを取っている。

男子三段跳
ネルソン・エボラが17m21のシーズンベストで優勝
2位はPablo Torrijosで17m04のスペイン記録
3位はMarian Opreaで16m94のシーズンベスト
エボラは屋外含めて2011年以来の17m超え、世界大会からは2011年から遠のいているが今季世界陸上で見られるかもしれない。

男子砲丸投
David Storlが21m23で優勝
2位はAsmir Kolašinacで20m90
3位はLadislav Prášilで20m66のシーズンベスト
Storlは予選で21m23を一投目で投げたから決勝は21m台後半出せると思った。Storlは連覇だと思っていたが前回大会は出場していなかった、出てたら勝てただろうけど。
Konrad Bukowieckiが予選で20m46の世界ジュニア歴代2位、屋外でも2位相当。世界陸上標準記録を破ったからもしかすると世界陸上で見られるかもしれない。決勝も20m46の自己ベストタイ、他のシリーズも20m44、20m41、20m19とハイアベレージ。来年もジュニアだから世界ジュニア記録も期待できる。

女子60m
ダフネ・シパーズが7秒05のオランダ記録で優勝
2位はDina Asher-Smithで7秒08のイギリス記録タイ
3位はVerena Sailerで7秒09
シパーズが勝つと思ったが予選からSailerとAsher-Smithが7秒10とハイレベル、Sailerは準決で7秒08の自己ベスト。前回大会もレベルが高かったが今回もレベルが高い。シパーズはもう短距離専門にしても十分活躍できる、今年の世界陸上は短距離で出たほうがいいと思う。

女子五種競技
Katarina Johnson-Thompsonが5000点の世界歴代2位で優勝
2位はNafissatou Thiamで4696点の自己ベスト
3位はEliška Klučinováで4687点のチェコ記録
Johnson-Thompsonは世界記録まで13点、惜しくも達成できなかったが今後も成長を続ければ確実に更新できる。今までの自己ベストは4526点、2012年の記録なのでそれから記録を残していなかった。60mHと800mで自己ベスト、得意の走高跳、走幅跳で1m95と6m89の好記録。投擲系が弱いので七種競技でどうなるか分からないが現状では6800点ぐらいが目標か。これだけの記録が出せれば金メダルの可能性は高い。
Morgan Lakeは4527点の自己ベスト。世界ジュニア記録はKendell Williamsで4635点、来年はこの記録を越えられるかもしれない。Johnson-Thompsonのジュニア時代のベストが4526点なのでほぼ同じ。その時の記録と比較すると60mHと800mはJohnson-Thompsonが上、走高跳と走幅跳は同じくらい、砲丸投はLakeが上。
ラベル:室内
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2014年10月04日

アジア大会陸上2014

http://www.incheon2014ag.org/Sports/Schedule/BySport/?RSC=AT0000000&lang=en

男子100m +0.4
Femi Ogunodeが9秒93のアジア記録で優勝
2位は蘇炳添で10秒10のシーズンベスト
3位は高瀬慧で10秒15
雨が降っていて女子決勝の記録も良くなかったので9秒台は厳しいかと思ったがこのタイム、来年もこの力が維持できれば世界陸上決勝も見えてくる。100mでアジアのファイナリストが出れば五輪・世界陸上通じて電動計時導入以降初、世界大会アジア最高順位は2013年世界陸上で張培萌の準決2組5位(全体9位)、1996年五輪で朝原宣治の準決1組5位(全体10位タイ)、1992年五輪でタラル・マンスールの準決2組5位(全体12位タイ)。アジア大会3連覇したマンスールですら世界レベルでは戦えていない、既にOgunodeは400mファイナリストの経験もあり世界室内での銅メダルもある、今後の活躍次第でアジア史上最強のスプリンターになる可能性は高い。記録的な価値はあまりないが100m9秒93、200m20秒06、400m45秒12の合計ポイント3612点は世界歴代でも非常に高い。
蘇は予選・準決からここまで伸ばすとは思わなかった、このタイムはセカンドベスト。この風で10秒10は強い、室内60mで6秒52を記録しただけある。
高瀬は予想外の活躍、せいぜい10秒2台後半とか思ってた。準決で出したタイム10秒13は日本人が海外で出したタイムとしては伊東の10秒00、朝原の10秒02、山縣の10秒07に続く記録。決勝のタイム10秒15もこの風なら十分、桐生の代役として出たが恐らく桐生が好調であってもこのタイムは出せない。もし今大会で200mにも出られたなら自己記録更新するんじゃないだろうか。
張培萌は予選10秒27、準決10秒17と去年ほどの強さはなかった。もう去年の世界陸上のようなことを起こすのは難しいだろう。
山縣は10秒26で5位。リアクションタイムが0秒219とかなり悪くスタートで遅れてしまった、これで本来の走りが崩れたのかもしれない。予選、準決と1位通過で良い流れだったから決勝で崩れるとは思わなかった。山縣も9秒台をよく口にするがテレビに言わされてるのか自分から言ってるのか。はっきり言って今のアベレージじゃかなり厳しい。朝原も解説で平均が上げればタイムが出ると言ってたように、もし9秒台を出すのなら悪くても無風で10秒10程度を安定して出せる力がほしい。日本人が追い風1m以内で10秒0台を出したのは桐生、伊東、朝原だけ、桐生はこれからの選手だが残りの2人は追い風公認ギリギリで9秒台出せるかどうかという所だった。山縣は来季以降せめて10秒0台を出せるようじゃないと今後も厳しいだろう。
今大会はアジア大会史上最もハイレベルな戦いだった。アジア記録が出たのは勿論のことだが4位まで10秒1台、7位まで10秒2台。今まで10秒2台でメダルが取れなかったことはない。アジア大会とヨーロッパ選手権は1974年以降同じ年に行われるがアジア大会の優勝記録がヨーロッパ選手権を上回ったのは初。

男子200m +0.3
Femi Ogunodeが20秒14の大会記録で優勝
2位はFahad Mohamed Al-Subaieで20秒74の自己ベストタイ
3位はYeo Ho-suahで20秒82の自己ベストタイ
朝原が言ってたようにOgunodeは少し狙いすぎて力んでいるように見えた、ただそれでもこのタイム。来年の世界陸上でも好調であれば決勝に来れるだろう。
Al-Subaieはまだ若い選手で去年のジュニア時代に20秒74を記録している。ただこれといって実績はない
Ho-Su-Ahもシニアでこのレベルなので世界大会の実績はない。
飯塚は20秒87で4位、原は20秒89で5位。Ogunode以外の2人が好記録を出して負けるなら仕方ないがこのタイムで負けるのは悪い。モチベーションが低いのかもしれないがこの程度の選手に負けるようでは世界陸上なんて出るだけになってしまう。隙間の年とはいえ今大会が最も重要な大会なのだからメダルを取って欲しかった。原は本人が言ってた通り準備が整ってない間にセットかけられてつまずくような形でスタートを切ってしまった。スタートにつくのが遅いというものあるが今大会はこういう光景が多い。
日本がこの種目でメダルを取れなかったのは1966年以来、これはかなり問題だと思う。

男子400m
Yousef Masrahiが44秒46で優勝
2位はAbbas Abubakarで45秒62
3位はArokia Rajivで45秒92で自己ベスト
Masrahiは自己ベストまで0.03秒、今季は44秒台を連発して絶好調、世界でも十分戦える位置にいる。前回大会では金丸に負けるような選手だったからここ数年で一気に伸びた。
Abubakarは予選で45秒61、準決で45秒17の自己ベスト。これを見た時点で金丸は銀メダルも無理だろうなと思った。今年の世界ジュニアでは加藤に負けているような選手だったのでまさかこのシーズン終盤に大幅自己ベスト更新するとは、前回のOgunodeのようだ。
Rajivはこれといって実績のない選手、46秒台の自己ベストだったから当然といえば当然だが。今年のコモンウェルスゲームズのマイルリレーに出場しているが失格になっている。
金丸は46秒04で4位、準決で45秒72を出していたから銅メダルは取れると思ってた。そういえば初出場のアジア大会も4位か、シーズンベストもその時と同じくらい。著しく劣化しないがタイムが大きく向上することもない、それが日本選手権10連覇に繋がったんだろう、そろそろ金丸を上回る選手が出てきて欲しい。その筆頭が加藤だが今回は46秒13で4位、準決では45秒88を出してジュニア選手としてはタイムはいい。後半が持ち味だが前半が格下と比べても遅すぎる、ある程度前半から突っ込まないと45秒前半は難しいだろう。

男子110mハードル +0.4
Xie Wenjunが13秒36で優勝
2位はKim Byung-Junで13秒43の韓国記録
3位はJumrut Rittidetで13秒61のタイ記録
前評判ではWenjunの金メダルはほぼ確定だったが圧倒的ではなく、Byung-Junがいい走りをして13秒43の韓国記録。前回大会も韓国の別の選手が13秒4台の韓国記録を出していた。日本は内藤以降13秒4台を出せていない、世界のレベルでいえば決して高い記録ではないし中国は劉翔を除いても多くの選手が13秒5を切っている、さらに韓国の選手も日本記録近くまで迫ってきている状況で世界から後れを取っている。
増野13秒66で4位、海外の記録としては悪くない、地力をつけてほしい。

男子400mハードル
Ali Khamis Khamisが49秒71で優勝
2位は岸本鷹幸で49秒81
3位はCheng Wenで50秒29
岸本は今季SBが49秒49だからこんなもんか、まだまだ調子が戻ってきていない。恐らく来年も48秒台まで復活することは難しいんじゃないだろうか。本人も言っていたがここで負けていたら世界でどうのこうの言ってられない、岸本が負けた相手は世界レベルの選手ではない。来年、再来年にすぐ結果を出さなくていいがキャリアを通じて世界大会で決勝進出を果たしてほしい。

男子走高跳
ムタズ・エサ・バルシムが2m35で優勝
2位はZhang Guoweiで2m33
3位はMuamer Aissa Barshimで2m25
世界記録を煽っていたがこんなもんだろう、足を気にしていたのでそこが心配。
Guoweiが自己ベストに迫る好記録、今季戸邉に負けることもあったが地力の差が出た感じ。
戸邉は2m25で5位、海外の試合でも2m30を越えていたからかなり期待していた。2m25を1回目で成功していれば3位タイ、ただ2m29も越える可能性はあったと思う。来年は日本記録を更新してほしい。

男子棒高跳
Xue Changruiが5m55で優勝
2位は澤野大地で5m55
3位はJin Min-Supで5m45
これも大会前の記録通りといったところ。コンディションが悪かったからそれがなければ優勝記録は5m65を越えたと思う。山本は怪我の影響だろうが記録なしに終わってしまったのは残念。未だに澤野がトップクラスで戦えているから山本以外にも荻田辺りがもっと力をつけてほしい。
今大会は1998年生まれのまだユースの選手が3人も出ていてMuntaher Faleh Abdelwahidが5m25のイラク記録。この選手は今年のユース五輪で3位に入っている。この世代は来年の世界ユースで活躍することになるだろう。サウジアラビアやイラクから棒高跳の選手が現れているのは不思議。

男子三段跳
Cao Shuoが17m30のシーズンベストで優勝
2位はDong Binで16m95のシーズンベスト
3位はKim Duk-Hyungで16m93のシーズンベスト
やはり国際大会経験豊富な中国勢が上位に入ってきた、特にShuoは今季世界ランキング7位の記録。今季アジアランキング1位だったArpinder Singhは16m41で5位。
山本は15m70で8位、16m台の跳躍を1回はしてほしかった。

男子やり投
Zhao Qinggangが89m15のアジア記録で優勝
2位は新井涼平で84m42
3位はIvan Zaytsevで83m68のシーズンベスト
この記録は驚きというか疑われる記録、今季この記録を除けば80m以上の投擲は1度だけ。もし来年も好調であればメダル争いに加わる可能性がある、ただまずアベレージが上がらないと何とも言えない。
新井はセカンドベスト。海外でこの記録が出せれば村上のように全体のレベルが低くなればメダルを狙うことができる。また記録もまだまだあげられると思う。
村上は81m66のシーズンベストで4位、80m台が出せればメダルが取れると書いたが今回はレベルが高く5位でも81m61。全体的に記録は出ているのでコンディションはそれほど悪くなかったのではないだろうか。メダルは取れなかったが今季の調子を考えればこの記録を出したことは評価できるだろう。

男子十種競技
右代啓祐が8088点で優勝
2位はLeonid Andreyevで7879点の自己ベスト
3位は中村明彦で7828点
8000点を越えて優勝という今までの日本人では考えられない結果、海外でも8000点を越えられることを証明できたことは良い収穫。自己ベストを8500点近くまで伸ばし、世界大会で入賞できる選手になってほしい。
Andreyevの存在は完全にノーマークだった、今までの自己ベストは去年出した7383点。調べてみると2002年世界ジュニアの優勝者でその後は棒高跳をメインに競技を行い北京五輪では決勝進出している。最近になり再び十種に戻った。
中村はセカンドベスト、右代が初めて8000点越えた年の海外での記録は7639点、条件は違うがこの記録は自己ベストからすれば良い記録。

男子4x100mリレー
中国が37秒99のアジア記録&世界歴代9位で優勝
2位は日本で38秒49
3位は香港で38秒98
日本はここ最近勝ててないから負けたことにショックはないが中国が37秒台を出してしまった、これでは今のベストメンバーでも勝てない。メンバーを考えれば日本が37秒台を出せないことはないはず、走力が劣る日本がアンダーハンドパスを用いることでカバーしているというような報道をよく耳にするが今回の中国や大阪世界陸上のブラジルを見るとそれはどうなのかと思う。メンバーのベストタイムを見れば38秒台でくすぶっていることが不思議なのかもしれない。安定してパフォーマンスを出しているから世界で戦えるのかもしれないが少しリスクを犯してでも責めないとこれからのリレーで上位入賞することは難しくなるかもしれない。ただ今回この結果だからといって来年の世界陸上で負けるとは限らないと思う、当然中国は今回よりももっと来年に向けて強化するだろうがそれがすんなり繋がるか分からない。

男子4x400mリレー
日本が3分01秒88のシーズンベストで優勝
2位は韓国で3分04秒03の韓国記録
3位はサウジアラビアで3分04秒03
予選まではYousef Masrahiがいるサウジにどう立ち向かうかという感じだったがいざ決勝になってみると圧勝。藤光はもちろんだが飯塚もいい走りをしていた、予選では高平が四継の後ということでかなり遅かったので飯塚も同様にかなり遅いと考えていた。藤光のラップは44秒6、飯塚は45秒65、藤光は以前から400mやればかなり速いだろうと言われていたが飯塚もいいタイム。以前は伊東がマイルリレーを走ることもあったし日程さえ合えば世界大会でもこういった選手を走らせたほうがいいかもしれない、ただどちらの選手も四継に使えるのでこれが難しい。
4連覇を目指したサウジアラビアはエースのMasrahiまでに大差を付けられまくれなかった、更にフィニッシュで力を抜いている隙に韓国にも負けた。

女子100m -0.5
Wei Yongliが11秒48で優勝
2位は福島千里で11秒49
3位はOlga Safronovaで11秒50
Safronovaが予選からタイムも出せてなかった、この中では突出していると思ったので福島もチャンスだったがYongliに負けてしまった。優勝は期待していなかったのでこれは惜しかった、そしてまだまだ福島も戦えるということが分かった。スタートも以前のような切れ味があった。

女子200m 0.0
Olga Safronovaが23秒02で優勝
2位はWei Yongliで23秒27
3位は福島千里で23秒45
男子もそうだが海外の選手は予選の走りが上手い、予選の走りからはこのタイムは予想できない。Safronovaは100m同様3位辺りになると思ったが決勝は快勝、Yongliも予選で福島に遅れをとるも決勝はタイムを伸ばしてきた。逆に福島は予選よりタイムを落としてしまい4位との差も近かった。上位の2人は福島よりも若い、今後アジアで勝つのは難しくなると思う。そして日本は福島と他との差が大きい、土井も福島レベルになるのは難しいだろう。

女子100mハードル 0.0
Wu Shuijiaoが12秒72のアジア歴代6位で優勝
2位はSun Yaweiで13秒05のシーズンベスト
3位は木村文子で13秒25
男子に比べ予想以上の好記録、まだ世界陸上予選落ちレベルの選手だが来年の世界陸上では地元ということでどこまで行けるか。
木村は予選で13秒47とあまり良くなかったからメダルは難しいかと思ってた、それでも本人も言うとおり海外ベストを出して欲しかったかな。現状はやはり国内で12秒台が出せないと海外では厳しいだろう。
ラベル:屋外
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2014年08月20日

ヨーロッパ陸上選手権2014

http://www.european-athletics.org/competitions/european-athletics-championships/2014/schedules-results/index.html

男子100m -0.4
James Dasaoluが10秒06で優勝
2位はクリストフ・ルメートルで10秒13
3位はHarry Aikines-Aryeeteyで10秒22
予選はJimmy Vicautが調子良かったが準決で棄権。準決でDasaoluとルメートルが同組になりDasaoluが1位、この時点でDasaoluの優勝はほぼ確定。Dasaolu相手だといくら後半強いルメートルでも歯が立たない。
Aryeeteyはこの種目初めてのメダル。予選は10秒19、準決は10秒21と段々タイムを落としていった。
今季10秒15で走っているJulian Reusは準決落ち。ドイツ選手は国内でタイムを出すが海外では力を発揮できないことが多い。

男子200m -1.6
Adam Gemiliが19秒98の自己ベストタイで優勝
2位はクリストフ・ルメートルで20秒15
3位はSerhiy Smelykで20秒30の自己ベスト
予選の走りからしてルメートルが勝つのは難しそうだった、アウトレーンであってもさほど変わらなかっただろう。複数回19秒台を出した非黒人系選手はメンネア、ルメートルに続き3人目、向かい風を考慮すれば自己ベストの走りだっただろう、ルメートルを全く寄せ付けなかった。100mはまだ9秒台を出していないが間違いなく出せる実力はある。
ルメートルもこの強い向かい風を考えれば良いタイムだがそれ以上にGemiliが強かった、100mは年々タイム落としているし世界で戦うとなると今後は200mに絞るかもしれないな。
Smelykは去年の世界陸上で20秒42の自己ベストを出すも準決落ち。今回はこの向かい風でこのタイムだからもう少しタイムを伸ばすかもしれない。そうなると世界大会の決勝に行ける可能性もある。
前回大会覇者のマルティナは20秒37で4位。マルティナは大会毎にムラのあの選手だからこの結果だからといって来年も不調かどうか分からない。
グリエフは20秒48で6位。準決勝で出した20秒38は2012年以降最高記録。これから世界大会に出られるようになるが今後タイムを伸ばせるだろうか。20秒04の自己記録更新は無理にしても準決勝進出くらいはして欲しい。

男子400m
Martyn Rooneyが44秒71で優勝
2位はMatthew Hudson-Smithで44秒75の自己ベスト
3位はDonald Sanfordで45秒27のイスラエル記録
Rooneyは2年ぶりの44秒台でセカンドベスト。2008年五輪で決勝進出したがそれから準決が壁になっている、世界大会でこのタイムが出せれば決勝進出は間違いないだろう。
Hudson-Smithは今回もいい追い込み、今季本格参戦したばかりだからまだまだ伸ばすんじゃないだろうか。
Sanfordは以前はアメリカ国籍の選手で全米7位になったこともある選手、自己ベストは45秒21。今回のタイムはサードベスト。
ヨーロッパの400mと言えばボルリー兄弟だがケビンは準決敗退、ジョナサンは決勝棄権。

男子110mハードル
Sergey Shubenkovが13秒19で優勝
2位はWilliam Sharmanで13秒27
3位はPascal Martinot-Lagardeで13秒29
今季好調のLagardeがまさかの3位、本来の伸びがなかった。Shubenkovは前回に続き2連覇達成、勝負強さのある選手だな。
Sharmanはあまり印象にない選手だったが2009年、2011年、2013年世界陸上で決勝進出している。準決勝で13秒16の自己ベストを記録、この記録が出せれば世界大会でメダルの可能もある。

男子ハンマー投
クリスティアン・パルシュが82m69の自己ベストで優勝
2位はPaweł Fajdekで82m05
3位はセルゲイ・リトビノフで79m35のシーズンベスト
パルシュが再び自己ベスト更新、ティホンの記録を除けば2008年以降最高。去年Fajdekに負けた時はもうパルシュが世界一になるのは難しいと思ったがこれは分からないな、と言ってもパルシュは本番に強い選手ではないので自滅しそうだが。
Fajdekは82mを超えているので十分、これだけの記録を出されれば勝つのは難しい。

男子4x100mリレー
イギリスが37秒93で優勝
2位はドイツで38秒09
3位はフランスで38秒47
有力選手を揃えるイギリスが順当に優勝。ドイツは世界陸上に続き個人種目ではパッとしないがリレーでは活躍している、日本みたいだな。
フランスはVicautがいないのがかなり響いたようだ。

男子4x400mリレー
イギリスが2分58秒79で優勝
2位はロシアで2分59秒38
3位はポーランドで2分59秒85
この種目も有力選手を抱えるイギリスが優勝。4位のフランスまで3分を切るハイレベルなレースだった。日本の今季最高タイムは3分03秒24で7位までがこの記録を上回っている。国別の今季ランキグで日本は16番目、世界陸上出場は相当厳しいのではないだろうか。

女子100m -1.7
ダフネ・シパーズが11秒12で優勝
2位はMyriam Soumaréで11秒16
3位はAshleigh Nelsonで11秒22
シパーズは追い風であれば10秒台で走れただろう、Soumaréは100mで世界大会準決常連なのでこの選手に勝ったのは大きい。今季は七種競技よりもスプリント種目に多く出ているのでコンディション次第で10秒台は出せるだろう。

女子200m -0.5
ダフネ・シパーズが22秒03のオランダ記録で優勝
2位はJodie Williamsで22秒46の自己ベスト
3位はMyriam Soumaréで22秒58
これはかなり驚いた、スコアリングテーブルで比較すれば七種競技の自己ベストよりも高い。世界大会でメダルが取れるタイム。初めての世界陸上ではこの種目にエントリーしていたので今後200mで世界陸上に出場する可能性はありそう。もし今回七種競技に出場していたら混成中の200mで専門の優勝タイム超えていただろうな。
Williamsは今期に入り200mは絶好調、世界大会で決勝進出も可能な水準まで上がった。

女子円盤投
サンドラ・ペルコビッチが71m08のクロアチア記録で優勝
2位はMélina Robert-Michonで65m33
3位はShanice Craftで64m33
ペルコビッチの記録は世界歴代18位、それより上位の記録は80年台から90年代前半であるため怪しい記録ばかり、ペルコビッチ自身も1度薬物違反が発覚したことがある。現役で69m以上投げられる選手がペルコビッチ以外にいないため砲丸のアダムス並に無双しそう。

女子ハンマー投
アニタ・ヴォダルチクが78m76の世界歴代3位&ポーランド記録
2位はMartina Hrašnováで74m66
3位はJoanna Fiodorowで73m67
世界記録保持者のベティ・ハイドラーは72m39で5位、今季78m00を投げているが今大会は良くなかった。
ヴォダルチクは5回目の78m越で最多記録、安定しているが五輪、世界陸上ではリセンコが壁になっている。記録は伸ばしているので来年以降は越えられるかもしれない。

マイディーヌ・メキシベナバが男子3000m障害で1位でゴールしたが途中でランニングシャツを脱いだため失格、こんな失格は見たことない。今までかなり緩い判定をされていたらしく警告のみの可能性もあったが結局失格にしたらしい。問題行動が多くヨーロッパ選手権だけでも2010年はマスコットを座らせた後突き飛ばしたり、2012年はそのまま突き飛ばしたりしている。この後の1500mでは圧勝して金メダルを獲得、何もしなければ本当に強い選手だ。
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2014年08月15日

アフリカ陸上選手権2014

http://trackinsun.blogspot.it/2014/08/marrakech-morocco-10-1482014-19th_41.html

男子100m +0.4
Hua Wilfried Koffiが10秒05のコートジボワール記録で優勝
2位はMark Jelksで10秒07のシーズンベスト
3位はMonzavous Edwardsで10秒16のシーズンベスト
Koffiは去年のユニバシアードで3位に入った選手、その時は自己ベストで10秒21だった。去年の世界陸上は10秒40で予選敗退。
2位、3位の選手はコモンウェルスゲームズにも出ていた選手で以前はアメリカ代表として世界大会に出場していた。
9秒台の自己ベストを持つSimon Magakweは10秒19で4位。

男子200m -0.8
Hua Wilfried Koffiが20秒25のコートジボワール記録で優勝
2位はIsaac Makwalaで20秒51
3位はCarvin Nkanataで20秒53
Koffiは100mに続き2冠、Ben Youssef Meiteの持つコートジボワール記録を2つとも更新した。
Makwalaはちょっとタイムが悪いので何かあったのかもしれない。最近では珍しい200mと400mを兼ねる選手でしかも両種目ともレベルが高い。
Nkanataは今年からケニア国籍、コモンウェルスゲームズに出ていたが準決勝敗退だった。今季ベストは20秒17だが2台〜3台を出せずに20秒台中盤の記録が多い。

男子400m
Isaac Makwalaが44秒23で優勝
2位はWayde van Niekerkで45秒00
3位はBoniface Tumutiで45秒07の自己ベスト
Makwalaが好タイムで優勝。自己ベストは44秒01だが44秒台前半はこれが2回目。世界大会でもこのレベルの走りができればメダル争うに加わるだろう。
Niekerkも200m、400mの強い選手で200mでは世界ジュニア4位の実績がある。まだ若い選手なので今後期待できる。

男子やり投
Julius Yegoが84m72のシーズンベストで優勝
2位はIhab El-Sayedで83m59
3位はRobert Oosthuizenで77m81
アフリカのやり投といえば南アフリカが強豪だったがケニア、エジプトといった国から強い選手が出ている。Yegoは去年の世界陸上で4位、コモンウェルスゲームズ優勝と実績を重ねている、来年以降も世界大会で結果を残すだろう。今季も83m以上を5回出している。
El-Sayedも力のある選手だが今回は及ばなかった。
Oosthuizenはジュニア時代に83m07を投げ2008年に86m80Aを投げるもそれから衰える一方。今季も80mすら投げられていない。
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2014年06月02日

European Youth Olympic Trials – Baku2014

http://eyot2014baku.com/

Konrad Bukowieckiが砲丸投(5kg)で23m13の世界ユース歴代3位を記録。前回のユース五輪覇者はポーランドのKrzysztof Brzozowski、今回も優勝すればポーランド連覇になる。大会記録は23m23の当時のユース最高記録、上手く行けば更新して歴代2位に浮上するかもしれない。今季2位が21m70なので優勝はほぼ間違いないだろう。

Bence Halászがハンマー投(5kg)で87m16のユース世界最高記録。Ashraf Amgad Elseifyの6kgのユース記録が85m57だったのでこれを越えられてよかった。ただHalászは6kgだと73m76しか投げられていないのでもしElseifyが本気でユース規格を投げていたら90mを超えていただろう。
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2014年05月01日

Cairo (Egypt), 23-26.4.2014 –Arab Junior Championships-

http://trackinsun.blogspot.jp/2014/04/cairo-egypt-23-2642014-arab-junior.html

Mustafa Amer Ahmedが砲丸投で21m79(6kg)の世界ジュニア歴代4位を記録。IAAFジュニアランキングにも載っているが生年月日も書いていないし去年の記録もない。シニア選手が6kgの砲丸を使うのは稀なので恐らくジュニアで間違いないと思う。
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2014年04月23日

SPRINTERS AND HURDLERS SHINE AT CARIFTA GAMES

http://www.iaaf.org/news/report/carifta-2014-hyde-belocian-assen-jones

男子100m
U20 +1.7
Jevaughn Minzieが10秒18で優勝
2位はLevi Cadoganで10秒25の自己ベスト
3位はJonathan Farinhaで10秒27の自己ベスト
好条件とはいえカリブ選手だけの大会なのにこのレベル。世界ジュニアではこれに更にTravyon Bromell、Zharnel Hughesなどがメダル争いに加わるだろう。桐生は現在ジュニアランキング5位、織田記念でランキングトップになる可能性がある。メダルの可能性は高いと思うがやはり優勝して欲しい、同レベルの選手と競った時に力が発揮できるかが心配。

U18 +1.9
Raheem Chambersが10秒27の世界ユース歴代9位タイ
2位はWaseem Williamsで10秒33の自己ベスト
3位はJavan Martinで10秒54の自己ベスト
これも好条件ということでレベルが高い、Chambersは世界ユースの大会記録を上回っているし2位のWilliamsも去年の世界ユースの優勝タイムを上回っている。Chambersは今季3回目の10秒2台と非常に安定している。世界ジュニアに出場するなら世界ユース最高にどれだけ迫れるか見たい。今季ジャマイカのユース世代はChambersが10秒27、Williamsが10秒33、Jhevaughn Mathersonの10秒37、Martin Manleyの10秒38とレベルが高く層も厚い。

男子200m
U20 +1.3
Michael O'Haraが20秒50の自己ベストで優勝
2位はJevaughn Minzieで20秒56
3位はLevi Cadoganで20秒67の自己ベスト
Michael O'Haraは去年の世界ユースで20秒63の自己ベストで優勝している選手。400mも110mハードルも速い器用な選手。大会を経験しているから世界ジュニアでも活躍が期待できる。Minzieは今季20秒37を出しているがこのタイムならそんなに悪くない。この種目もレベルが高い。

U-18 +2.3
Chad Walkerが20秒99で優勝
2位はJhevaughn Mathersonで21秒13
3位はJavan Martinで21秒15
少し前に21秒15(-1.5)で走っていたので風補正をすると大体同じくらいか。ユースとしてはいいタイムだが目立つ程でもない。Mathersonは他の選手よりも2個年下だが十分戦えてるな、来年以降も伸びたら恐ろしい。

男子400m U18
Martin Manleyが47秒47で優勝
2位はHenry Delauzeで47秒60
3位はJamal Waltonで47秒74
今季100mで10秒38、200mで20秒57と大幅に自己ベスト更新していたからもっと早いタイムを期待していた、400mは今季既に46秒51で走っているのでこれを更新すると思った。世界ジュニアに出るとすれば100mは難しいし200mもそう簡単じゃないだろうから400mに力を入れて欲しい、そもそも出られるか分からないが。

男子110mハードル
U20(99.0cm) +1.6
Wilhem Belocianが13秒23で優勝
2位はTyler Masonで13秒25の世界ジュニア歴代8位タイ
3位はRuebin Waltersで13秒57の自己ベスト
Belocianはフランス代表として世界ユースや世界ジュニアに出ているがこの大会はグアドループというフランスの海外県から出ている。この選手は前回の世界ジュニアで3位に入っており91.4cmと99.0cmの規格で世界ユース最高記録を持っている。99.0cmの自己ベストは13秒18で世界ジュニア記録まで0.1秒差。今季は世界ジュニアの優勝と世界ジュニア記録更新が期待できる。
Masonは100mで10秒48の自己ベストを持っておりジュニア選手としては速い。

U18(91.4cm) +2.2
Jaheel Hydeが13秒10で優勝
2位はRoje Jackson Chinで13秒46
3位はMichael Nichollsで13秒79
追い風参考であったが世界ユース最高記録を超えている、というか去年13秒13(-1.1)で走っているので風を考えれば世界ユース最高記録を超えていたと思う。91.4cmの規格を今年は何回走るかわからないが力を考えれば間違いなく抜けると思う。世界ジュニアでは400mHの優勝候補だが110mHに出るかもしれない。
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2014年03月30日

Inter-Secondary Schools Boys and Girls Championships 2014

http://www.issasports.com/results/champs14/

ジャマイカのチャンプスの結果
男子100m
U16-19 +1.3
Zharnel Hughesが10秒12のアンギラ記録
2位はJevaughn Minzieで10秒16の自己ベスト
3位はRaheem Robinsonで10秒37の自己ベスト
Hughesは2年前のユース時代に世界ジュニアに出場しており100mでは準決勝進出している。去年までの自己ベストは10秒23A(+1.7)。このクラスでは最近ジャマイカ以外の選手が勝っている、周辺国はジャマイカで強くなっているようだ。今年も世界ジュニアに出るだろうから100m、200mの有力選手。ただ怪我してしまったらしい。
Minzieはジャマイカジュニア記録まで0.05秒。この選手も2年前の世界ジュニアに出場していてリレメンだった。この選手も100m、200mともに速い。
4位はMartin Manleyで10秒38の自己ベスト。去年の世界ユース400mの覇者。100mが10秒38、200mが20秒57、400mが45秒89とジュニアのカテゴリーでもかなりのハイレベル。今年もユースなのでこのスピードがあれば400mもかなり良い記録が期待できる。

U14-15 +0.2
Raheem Chambersが10秒29で優勝
2位はJhevaughn Mathersonで10秒37の自己ベスト
3位はJelani Walkerで10秒61の自己ベスト
Chambersは今季初戦で10秒28を記録しているのでタイム自体は悪くないが少し物足りない。ここ最近Jazeel Murphy、Jevaughn Minzie等もユースで10秒2台を記録しているので1段階上のタイムを出して欲しい。
Mathersonの記録は15歳年齢別最高記録まで0.01秒、U15世界最高記録。今季一杯15歳なのでダレル・ブラウンの記録を超える可能性は高いと思う。日本の学年で言うと中学3年生相当、凄さが分かると思う。再来年までユースであることを考えると世界ユース最高記録を塗り替えるかもしれない。

U10-13 -1.9
Tyreke Wilsonが10秒91で優勝
2位はDejour Russellで10秒96
3位はChislon Gordonで11秒20
Tyreke Wilsonは去年も同じカテゴリーで出場し、予選では10秒99を記録している。コンディションが良ければJhevaughn Mathersonの大会記録10秒85を更新出来たと思う。上位2人は2000年生まれで13歳か14歳の選手。毎年下からレベルの高い選手が多く出ている。

男子200m
U16-19 -0.2
Jevaughn Minzieが20秒50で優勝
2位はMartin Manleyで20秒73
3位はMichael O'Haraで20秒86
風速以上にコンディションが悪かったのかもしれない、全ての選手が準決よりタイムを落とした。準決トップタイムのZharnel Hughesは怪我のため決勝は棄権した。Hughesは準決20秒32(+1.3)でMinzieが20秒37(+0.6)だったから今年の世界ジュニアも高レベルな戦いになるだろう。2位のManleyは準決で世界ユース歴代6位の20秒57(+1.4)を記録。今年世界ジュニアに出るとなればどの種目に出るんだろうか。個人的には400mに出てほしい。Michael O'Haraは去年の世界ユース200m覇者で準決は20秒60(+1.4)の自己ベスト。今季は100mで10秒29を記録していたからもう少しタイムを伸ばすと思った。

U14-15 +0.4
Jhevaughn Mathersonが20秒97の自己ベストで優勝
2位はRaheem Chambersで21秒19の自己ベスト
3位はAnthony Carpenterで21秒57の自己ベスト
Mathersonの記録は100mと同じく恐らくU15世界最高記録。Jazeel Murphyも同じタイムをU15で出したが結局伸びずに200mの自己ベストは20秒97のまま。この選手はどうなるだろうか。

U10-13 -2.7
Tyreke Wilsonが21秒72の自己ベストで優勝
2位はChristopher Taylorで22秒24
3位はGary Gordonで22秒72
この酷いコンディションでもJhevaughn Mathersonの大会記録を更新。普通のコンディションであればどんな記録が出せるだろうか。

男子400mハードル
Jaheel Hydeが49秒49の自己ベストで優勝
2位はMarvin Williamsで51秒18の自己ベスト
3位はOkeen Williamsで51秒62のシーズンベスト
Hydeは去年の世界ユース110mH覇者で去年は向かい風1.1m/sながら世界ユース最高まで0.01秒と迫った。今季も13秒19の世界ユースパフォーマンス歴代4位を出している。去年、400mHを走らせれば結構な記録が出そうと書いたがここまでの記録は予想していなかった。恐らくシニア規格の世界ユース歴代で5番以内に入っている、もしかするとルイス・J・ヴァンジルに次ぐ記録かもしれない。110mH(99.0cm)でも13秒53(-3.5)で優勝して2冠。これだけ向かい風が強いと素の力が予想付かない、13秒2ぐらいは出せるのかな。
ラベル:屋外
posted by クライシ at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(地域大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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