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2017年06月20日

Tentoglou takes a big leap forward with 8.30m European lead

http://www.european-athletics.org/news/article=tentoglou-takes-big-leap-forward-with-european-lead/index.html

Miltiádis Tentoglouが男子走幅跳で8m30(+1.8)の世界ジュニア歴代3位タイ
去年の世界ジュニア2位で今年はすでに8m16を跳び好調だったが全くのノーマーク。
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2017年04月25日

Potchefstroom (South Africa), 21-22.4.2017 -National Championships-

http://trackinsun.blogspot.jp/2017/04/potchefstroom-south-africa-21-2242017_22.html

男子100m -0.7
アカニ・シンビネが9秒95で優勝
2位はウェイド・バンニーキルクで10秒04のシーズンベスト
3位はThando Rotoで10秒04
シンビネは今季5回目の9秒台、4月の時点でこの回数は最多、というか同一年で4月までに複数回9秒台を出した選手はいない。ただ、今季に限れば出した9秒台は全て高地記録。ダイヤモンドリーグ等に出たときにどれだけの記録が出せるか。
バンニーキルクは9秒台を出したときよりもいい走りだったのではないか。高地ではあるが向かい風を考慮すれば平地無風でも10秒0台中盤は出せるということ。
Rotoは今年突然9秒台を出したので実力の程は不明であった、今回のタイムを見る限り9秒台の力は間違いなくある。ただ、海外でどれだけのタイムが出せるかどうか。

男子200m +0.5
ウェイド・バンニーキルクが19秒90の自己ベストで優勝
2位はアカニ・シンビネで20秒15
3位はTlotliso Leotlelaで20秒20の世界ジュニア歴代10位
最後流す余裕もあり、南アフリカ記録は間違いなく出ただろう。世界陸上では2冠を狙っているらしく、本番に強い選手なので19秒7程度は出せるのではないかと思っている。
Leotlelaはつい最近風速不明で20秒28を出したばかり、今度は公認で20秒20の自己ベスト。4位のMunyaiも20秒25と好記録。どちらもまだジュニアの選手。

男子400m
Pieter Conradieが45秒15の自己ベストで優勝
2位はRanti Dikgaleで45秒90
3位はThapelo Phoraで46秒07
Conradieは今季0.71秒の自己ベスト更新。今まで世界ユース、世界ジュニアと出ているが準決落ち。
Sokwakhana Zaziniは46秒21の自己ベスト。彼は今季400mH(84.0cm)で48秒84の世界ユース最高記録を出した選手。
南アフリカは4x400mを組めばそこそこの選手はいるのでが、近年は3分3秒00を切れていない。2011年に2分59秒21の南アフリカ記録を出したときのメンバーのSBは45秒台が3人と46秒台が1人と今よりも劣る。

男子走幅跳
Luvo Manyongaが8m65(+1.3)のアフリカ記録で優勝
2位はRushwal Samaaiで8m49(-0.8)の自己ベスト
3位はZarck Visserで8m03(+1.6)のシーズンベスト
Manyongaは2009年ドワイト・フィリップスが記録した8m74以来の好記録。1回目でこの記録を跳ぶとあとはパス。去年の五輪では銀メダルを獲得し、世界大会の実績もある。今年の世界陸上は優勝候補だろう。
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2017年04月03日

2017 AUSTRALIAN ATHLETICS CHAMPIONSHIPS LIVE RESULTS

http://athletics.com.au/AAC17LR

Sasha Zhoyaが男子U17棒高跳で4m92、さらに110mH(91.4cm)で13秒60(-1.9)で共に優勝。
棒高跳の方からコメント
14歳年齢別最高記録がHussain Asim Al Hizamの4m95、それ以前の記録は笹瀬弘樹の4m91。Al Hizamがこの記録を出して以降、14歳で屋外で4m90以上を記録した選手はいないので、恐らく14歳年齢別歴代2位。all-athletics.comによると100mが11秒34(+1.5)、200mが22秒71(+0.3)、走幅跳が6m25(+1.8)と専門と比べて遜色ない。
棒高跳で今季室内ユース最高、13歳年齢別最高記録を持つPål Haugen Lillefosseもスプリント能力が高く60mが6秒92、100mが10秒96(1.0)、200mが22秒23(+1.3)、60mH(91.4cm)が8秒02の記録を残している。
ルノー・ラビレニの100m自己ベストが11秒04(+0.6)なので、これらの選手はかなり速い。ラビレニも走る機会さえあればもっとタイムを出せるだろう。
110mHのコメント
まさか110mHにもエントリーしているとは思わなかった。棒高跳の結果を見た後にこの選手を調べたので、スプリント能力の高い棒高跳選手としか認識していなかった。この優勝タイムは14歳年齢別最高記録。ハードル選手は混成種目に強いという特徴があるが、棒高跳と110mHで年代トップレベルは珍しい。今までの110mHの記録が見つからないので、ほとんど走ったことはないはず。
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2017年03月08日

Jamaica's Carifta Games Trials 2017

http://www.trackandfieldjm.com/start/about-us/document-centre/send/7-events/314-2017-carifta-trials-results.html

男子400m U20
Christopher Taylorが45秒41のシーズンベストで優勝
2位はDashawn Morrisで46秒67の自己ベスト
3位はMalik Smithで47秒39
去年は100mで自己ベストを更新するも、200m、400m共にタイムを伸ばせず。今回のタイムは自己3番目でシーズン序盤としてはまずまず、今季は自己ベストを更新できると思う。

男子400m U18
Antonio Watsonが47秒08の自己ベストで優勝
2位はRamone Lindoで47秒18の自己ベスト
3位はJevaughn Powellで47秒26の自己ベスト
Watsonは2001年9月生まれ、日本の学年で言うと中学3年相当。
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2017年03月06日

USATF Indoor Championships 2017

http://results.usatf.org/2017Indoors/

男子60m
Ronnie Bakerが6秒45の世界歴代6位で優勝
2位はLeShon Collinsで6秒54の自己ベスト
3位はDesmond Lawrenceで6秒58
Bakerは100mの自己ベストが10秒05、今年は流石に9秒台に突入するだろう。

男子300m
Noah Lylesが31秒87の世界記録で優勝
2位はPaul Dedewoで31秒92の世界歴代3位
3位はDontavious Wrightで32秒56
ブラロン・タプリンが久々の室内31秒台を記録し、今後の世界記録更新の期待も高まったがLylesがあっさり更新。去年までジュニアで2016年世界ジュニア100mのチャンプ、200mも得意でジュニア時代に20秒09の世界ジュニア歴代5位を記録している。400mの自己ベストは47秒04と専門は100m、200mの選手。
去年の全米は200mで4位、恐らく今年は怪我や不調でなければ代表入りするだろう。
2位のDedewoは完全に無名の選手で200mが20秒53(0.0)、400mが45秒41の選手。この走力で今回のタイムが出るとは思えない、どちらかは自己ベストを更新するだろう。若手でもないし、いきなりこのような選手が出てくるとは思わなかった。

男子600m
Erik Sowinskiが1分15秒07の世界歴代4位で優勝
2位はCasimir Loxsomで1分15秒18
3位はShaquille Walkerで1分15秒39の世界歴代7位
Sowinskiも含めて、18年間破られなかった世界記録を今年だけで4人も上回っている。

女子300m
Phyllis Francisが36秒15の世界歴代6位で優勝
2位はJoanna Atkinsで36秒18の世界歴代7位
3位はCandace Hillで36秒56の世界ジュニア記録
3位のHillは別の組での記録。今年もジュニアであるが、100m、200m共にユース時代に記録した記録を超えることができていない。以前のユース記録保持者、チャンドラ・チーズボローが100m、200mから400mに転向し銀メダルを獲得したこともあるのでそういう道もあると思う。

女子60mH
Kendra Harrisonが7秒81で優勝
2位はJasmin Stowersで7秒82の自己ベスト
3位はChristina Manningで8秒02
Harrisonは予選で7秒74の世界歴代6位タイ。決勝では世界新記録を期待したがタイムを落としてしまった。ただ、室内で好調なのを見ると屋外でも期待できそう。速いのは確実なので、あとは勝負強さだけ。

Gwen Berryが女子ウェイトスローで25m60の世界記録。本職のハンマー投げでは73m81の記録を持つが、まだ世界大会の予選を通過したことはない。
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2017年01月31日

Illovszky Dominik 14 évesen nyert ezüstöt 100 méteren

http://www.origo.hu/sport/20160729-illovszky-dominik-a-14-eves-ezustermes-ferfi-100-on.html

去年の話だが、Dominik Illovszkyがハンガリー選手権100mで10秒59(+0.6)の14歳年齢別最高記録。
この選手、室内60mでは7秒04の13歳年齢別最高記録を保持している。

ついでに、14歳年齢別最高記録が宮本大輔の6秒88であることも確認した。
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2016年07月16日

カナダ陸上選手権2016

http://results.deltatiming.com/edmonton/2016-ac-trials

男子100m -0.1
Andre De Grasseが9秒99のシーズンベストで優勝
2位はアーロン・ブラウンで10秒07
3位はAkeem Haynesで10秒21
やっと今季9秒台に突入、去年は5月に初の9秒台を記録した。本番に強い選手だから五輪では結果を残すだろう、ただメダルは難しいと思う。

男子200m +1.1
Brendon Rodneyが19秒96の自己ベストで優勝
2位はアーロン・ブラウンで20秒32
3位はAndre De Grasseで20秒32
Rodneyは今年のNCAAで3位。去年の世界陸上では予選で20秒18の自己ベストを記録している。
De Grasseは200mの方が得意だと思っていたが、Rodneyにこれだけの差を付けられ、さらにブラウンにすら負けてしまった。今季はあまり調子が良くないのかもしれない、去年の調子ならメダル争いに加われたと思う。
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2016年07月12日

Francis runs 19.67, but ….

http://trackalerts.com/Articles/francis-runs-19-67-but/16383

Miguel Francisが200mで19秒67(+0.4)を記録。
去年に続きまたも非公認トラックでの記録。去年は19秒76を記録。今季は公認で19秒88を記録しているのでそれほど驚きではない。しかし、そもそもこの非公認トラックってどんなトラックなんだろう。
タグ:屋外
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全米陸上選手権2016

http://trialsresults.usatf.org/

男子100m +1.6
ジャスティン・ガトリンが9秒80の今季世界最高記録で優勝
2位はTrayvon Bromellで9秒84の自己ベストタイ
3位はMarvin Bracyで9秒98
記録が出やすい全米とはいえ、今シーズン低調だったのでここまでタイムが出るとは思わなかった。ガトリンは、ボルトが五輪に出られなかったら普通に優勝していしまいそう。
Bromellはガトリン相手に0.04秒差だと五輪でのメダルの可能性も高い。まだアメリカ以外で9秒8台を記録していないので五輪で見たいところ。
Bracyは去年も代表入りの可能性のある選手だったが今年はあまり期待していなかった。ロジャースには去年から連勝中、入るべくして入ったという感じか。
マイク・ロジャースは10秒00で4位。2008年は7位、2012年は4位。世界陸上には3回出場しているが五輪とはうまくピークが合わなかったか。
タイソン・ゲイは10秒03で5位。もう完全に衰えてしまったように見える。同世代のガトリンと明暗分かれた。
予選でJohn Teetersが10秒00の自己ベスト。非黒人種ではルメートル、ジョンソン、ジェミリ、蘇に続き、ヴォロニン、伊東、張とタイ記録。決勝に進出して欲しかったが準決3組7位。

男子200m +1.6
ジャスティン・ガトリンが19秒75のシーズンベストで優勝
2位はラショーン・メリットで19秒79
3位はAmeer Webbで20秒00
準決までの走りを見ていないなかったが、タイムではメリットが19秒74(+1.4)の自己ベストを出して好調だった。だから、メリットの優勝の可能性もあると思った。
100m通過は流石にガトリンが速い、だがメリットも2番手ぐらいの位置にいた、100mを走れば9秒台を出せるだろう。五輪で200mと400mの2冠を狙っているのかと思ったらどうやら200mは出ないらしい。しかし、これだけのタイムが出せた選手は歴代でもマイケル・ジョンソンだけ、出場していてもメダルは狙えただろう。
4位はNoah Lylesで20秒09の世界ジュニア歴代4位。メリットが出場しないので代表入り。この年齢で全米決勝に残るだけでも凄い。
5位のMichael Normanは20秒14の世界ジュニア歴代6位タイ。この選手もまだジュニア、近年のアメリカスプリント界は若手不足だったが一気に若返っている。Lylesも世界ジュニア200mに出場していれば相当ハイレベルな戦いが見られただろう。
5位はタイソン・ゲイで20秒38。最後力を抜いているとはいえ日本選手でも勝ててしまいそうだ、100mで10秒03だったからもっとタイムを出せると思った。

男子400m
ラショーン・メリットが43秒97の今季世界最高記録で優勝
2位はGil Robertsで44秒74
3位はDavid Verburgで44秒82
Robertsが前半から突っ込んでいくが残り100mで完全に燃料切れ、走りもメチャクチャになっていた。メリットにとっては記録を出すいいペースメーカーだったかもしれない。
これでメリットは8回目の43秒台。これはマイケル・ジョンソン、ジェレミー・ウォリナーに次ぐ回数。五輪でも好記録が期待できる。
Robertsは2009年世界陸上以来の代表入り、この時はまだ20歳だった。その後はリレーの代表にすらなっていない。
Tony McQuayは45秒30で5位。準決は44秒24の自己ベストを記録している。2013年世界陸上は当時の自己ベスト44秒40で銀メダルを獲得しているが、安定感のない選手。

男子110mH +1.0
Devon Allenが13秒03の自己ベストで優勝
2位はRonnie Ashで13秒21
3位はJeff Porterで13秒21
デビッド・オリバーは棄権。2008年五輪では銅メダルを獲得しているのに、それ以降は出場できていない。恐らく五輪のチャンスは今回が最後だろう。
Allenが見事復活、SBは13秒32だったので代表入りさえ難しいと思ってた。タイムも素晴らしい、2位に0秒18差は全米選手権での最大差。さらに、白人系の記録としてはSergey Shubenkovに次ぐ2位、非黒人種の括りでも3位。海外での強さは分からないが、これだけのタイムを出した以上メダルを期待したい。
Ashは去年の世界陸上で代表入りしているが失格。12秒台の記録を持つ選手だが、実績が少なすぎるのであまり期待していない。
Porterは前回五輪に続き代表入りしているが全く記憶に無い。五輪では準決落ち。
前回五輪金メダリストのアリエス・メリットは13秒22のシーズンベストで4位。経験豊富で去年の世界陸上でメダル獲得している彼のほうがAshやPorterよりも活躍できると思うが仕方ない。
5位はJason Richardsonで13秒28のシーズンベスト。前回五輪銀メダリストが国内選考会で敗退。

男子400mH
カーロン・クレメントが48秒50のシーズンベストで優勝
2位はByron Robinsonで48秒79の自己ベスト
3位はMichael Tinsleyで48秒82
今季ランキング3位だが全米の優勝記録としては遅い。クレメントは初めての世界大会となった2005年から連続で代表入りしているが、ここ数年はメダルから遠のいている。
Robinsonは去年まで50秒42の選手、無名選手と言っていい。準決では50秒26と予選落ちする寸前だった。
Tinsleyは前回五輪は2位、今年はランキング1位で優勝候補の1人。海外でもタイムが出せる選手であるが去年の世界陸上はミスしまくって8位。

男子走幅跳
Jeffrey Hendersonが8m59(+2.9)で優勝
2位はJarrion Lawsonで8m58(+1.8)の今季世界最高記録
3位はWill Clayeで8m42(+5.2)
強い追風が吹いていた影響もあると思うが非常にハイレベル。特にLawsonの記録は2009年のドワイト・フィリップス以来の好記録。
Hendersonは去年の世界陸上、優勝の可能性もあったが決勝ではまともな跳躍ができずに9位。今年はそのようなことがないよう頼む。
Lawsonは屋外自己ベストを24cmも更新。NCAAで優勝した時は中途半端な選手と書いたが、走幅跳でこの記録なら十分。年齢も若いし、これからに期待。五輪でメダルが取れれば上出来。
Clayeは走幅跳では前回五輪以来の世界大会。あの時は8m12で銅メダルだったが今季はその記録ではメダルは難しいだろう。ただClaye自身もその記録を上回る力はある。
Marquis Dendyは8m42(+1.6)の自己ベストで4位。同記録だったのでセカンド記録の差で敗れた。試合を見てないので分からないがなぜか5回目以降パスしている。怪我でもしたのだろうか。
Marquise Goodwinは8m25(+2.7)で7位。今季好調だったので代表入りを逃すにしても7位は意外。それだけ周りのレベルが高かったとも言えるがGoodwinのパフォーマンスも良くなかった。

男子三段跳
Will Clayeが17m65(+2.0)のシーズンベストで優勝
2位はChristian Taylorで17m39(-0.8)
3位はChris Benardで17m21(-0.9)の自己ベスト
Clayeは今季5月に17m56を跳び好調、今回の記録は自己4番目の記録。
前回五輪では走幅跳とこの三段跳でメダルを獲得、今回も代表入りしているし可能性はある。
安定度からいってTaylorの優勝が濃厚と思われたが、記録を伸ばすことができなかった。去年の世界陸上のパフォーマンスを見れば世界記録更新の期待さえしてしまうが、今季は去年に比べアベレージが低い、それでも五輪では良いパフォーマンスを見せてくれると思う。

男子砲丸投
Ryan Crouserが22m11の自己ベストで優勝
2位はJoe Kovacsで21m95
3位はDarrell Hillで21m63の自己ベスト
Crouserが22超えのパフォーマンスで優勝。既に21m85を出したので前兆はあったが、今季は大幅に自己ベスト更新している。今回の記録は五輪での優勝も狙える、ただまだ安定感がない。
Kovacsも去年の世界陸上優勝記録を上回る好記録。
Hillは先月21m超えを初めて投げたばかりだが21m後半まで伸ばしてきた。
2000年以降の男子砲丸投というとクリスチャン・キャントウェル、アダム・ネルソン、リース・ホッファ、このうち1人も代表入りしなかった世界大会は1999年世界陸上以来。Crouser、Hillもまだ若く、やっと世代交代したといえるだろう。

男子十種競技
アシュトン・イートンが8750点の今季世界最高記録で優勝
2位はJeremy Taiwoで8425点の自己ベスト
3位はZach Ziemekで8413点の自己ベスト
イートンは100mから好調で10秒34(+1.8)を記録。投擲種目は全体的に記録が伸びなかったがそれでもこの点数。現役でこの点数を上回れる選手はそういないから五輪では記録なしでもない限り優勝するだろう。
で、上回れそうな選手の1人であるトレイ・ハーディは途中棄権。

女子100m +1.0
イングリッシュ・ガードナーが10秒74の世界歴代7位タイで優勝
2位はTianna Bartolettaで10秒78の自己ベスト
3位はTori Bowieで10秒78の自己ベスト
3位まで10秒7台というレベルの高いレース、公認では初。
ガードナーはタイムこそ出しているがまだ世界大会のメダルはない、去年の世界陸上は準決落ち。国外での最高タイムが10秒92と自己ベストと比べかなり差がある。
Bartolettaはスプリントに本気で取り組み始めたのは2012年からだがここまで伸びてくるか。走幅跳が専門だが、こちらも前回五輪4位の実績がある。前回五輪では100mに専念したが今回はダブルエントリー、どちらもメダルが狙える位置にいると思うが走幅跳の方が有力だろう。
Bowieは去年の世界陸上で3位。今回はガードナーに負けたが、五輪では勝つのではないかと思っている。

女子200m -0.6
Tori Bowieが22秒25で優勝
2位はDeajah Stevensで22秒30
3位はJenna Prandiniで22秒53
今季好調のBowieが全米でも優勝。屋外世界大会は去年の100mが初で銅メダルを獲得。今大会も100mで代表入りを決めているし、200mでは今季21秒台を記録している。五輪でもメダル争いに加わると思う。
Stevensは今季22秒台を記録していたがあまり注目していなかった。去年までの自己ベストは23秒18で今季急成長、NCAAでも2位に入っている。
Prandiniは去年に続き代表入り、ボーダーライン上の選手だから代表入りは難しいと思った。
4位はアリソン・フェリックスで22秒54。全米まで200mの試合には一切出ていなかったので調子は分からなかったが、400mの結果からして調子は悪く無いと思ってた。今まで2003年から出場した代表選考は全て3位以内に入っていた、代表入りを初めて逃した。

女子400m
アリソン・フェリックスが49秒68の今季世界最高記録で優勝
2位はPhyllis Francisで49秒94の自己ベスト
3位はNatasha Hastingsで50秒25の自己ベスト
フェリックスは今季動向がほとんど分からなかったがしっかりと五輪に合わせてきてるようだ。
今季49秒台を記録し、室内、屋外NCAAを制したCourtney Okoloは50秒39で6位。

女子100mH +1.2
ブリアナ・ローリンズが12秒34のシーズンベストで優勝
2位はKristi Castlinで12秒50の自己ベスト
3位はNia Aliで12秒55のシーズンベスト
ローリンズはセカンドベスト。ここ数年のタイムは自己ベストからするとあまり良くなかったが、世界大会の成績はアメリカ人選手トップだった。今回の五輪も期待できると思う。
Castlinは4年ぶりの自己ベスト更新。
6位はKendra Harrisonで12秒62。今季世界歴代2位の12秒24を記録したのにもかかわらずこの結果。

女子400mH
Dalilah Muhammadが52秒88の今季世界最高記録で優勝
2位はAshley Spencerで54秒02
3位はSydney McLaughlinで54秒15の世界ジュニア記録&世界ユース最高記録
Muhammadは全く記憶になかったが2013年世界陸上で銀メダルを獲得。以前の自己ベストはこの年に記録した53秒83、今回で1秒近く更新。
Spencerは400mHでは初の代表入り、400mでは2013年に代表入りしている。400mHを本格的に走ったのは今季が初だと思う、自己ベストを2秒以上更新している。
McLaughlinは世界ジュニア記録を更新するとしたら世界ジュニアと思われたが、その前に更新。しかも代表入りしたので五輪という最高の舞台でさらに更新する可能性も出てきた。世界ジュニアは優勝はもちろん、2位に何秒差付けられるかに注目したい。

女子走高跳
Chaunté Loweが2m01の今季世界最高記録で優勝
2位はVashti Cunninghamで1m97の世界ジュニア歴代7位タイ
3位はInika McPhersonで1m93
Loweは問題なく五輪に出場できれば2004年から4大会連続出場。記録こそ2m05を持っているが屋外世界大会のメダルはヘルシンキの銀メダルだけ。去年の世界陸上は予選落ちしている。
Cunninghamは見事代表入り。室内自己ベストは超えられなかったが、屋外自己ベスト更新。

女子走幅跳
ブリトニー・リースが7m31(+1.7)の世界歴代9位タイで優勝
2位はTianna Bartolettaで7m02(+2.3)
3位はJanay DeLoachで6m93(+1.7)
21世紀で7m30以上のパフォーマンスはタチアナ・コトワの7m42とタチアナ・レベデワの7m33だけ、今回で3回目。今季は室内から好調で7m22と自己ベストに1cm迫る記録を跳び世界室内優勝。五輪連覇の可能性は高い。不安材料はというと、いつも予選通過がギリギリで去年は落ちているのでもっと余裕を持って通過して欲しい。
タグ:屋外
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2016年07月05日

ジャマイカ陸上選手権2016

https://www.brawtasports.net/tfresults/2016/JAAASnrtrials/index.htm

男子100m +0.7
ヨハン・ブレークが9秒95で優勝
2位はニッケル・アシュミードで9秒96
3位はJevaughn Minzieで10秒02の自己ベスト
ボルトはハムストリングに違和感が出たということで決勝は欠場。ジャマイカ選手権の結果で五輪出場が決まると思っていたがどうやら救済措置があるらしい。確かに、このタイムであればボルトが走れば問題なく優勝出来たように思える。ジャマイカ選手権にしてはタイムが悪い。
ブレークは準決も9秒95、流してこのタイムだったからシーズンベストは出せると思った。それでも2012年以来のジャマイカ選手権優勝。完全復活とは言えないが、五輪に出場しても決勝に残れるまでは復活している。
Minzieは9秒台こそ出せなかったがブレークやアシュミードとの差からすればその力も充分あると思う。
パウエルは10秒03で4位。4大会連続の出場、決勝進出もかかったが惜しくも代表入りならず。力は衰えているが、それよりも勝負強さが何一つ進歩していないのが勿体無い。

男子200m -1.5
ヨハン・ブレークが20秒29のシーズンベストタイで優勝
2位はニッケル・アシュミードで20秒45
3位はJulian Forteで20秒45
向かい風だが少し物足りない記録。ブレーク以外もタイムが伸びていない。
ブレークは久しぶりの19秒台が出せるかもしれない。この選手も世界大会で強いからその可能性はある。
アシュミードは100mに続き代表入り。ユースの時からどちらも活躍している選手だったがシニア初の世界大会は200mが先だった。どちらも入賞は何度もしているがメダルはまだない。
Warren Weirは20秒50で4位。2012年に頭角を現してから連続して世界大会出場中だった。

男子400m
Javon Francisが44秒95で優勝
2位はFitzroy Dunkleyで45秒35
3位はNathon Allenで45秒52
上位3人は1993年以降生まれと若い。
Francisは2013年世界陸上から代表入りしているが、まだ決勝進出はない。
Dunkleyは今年のNCAA2位。自己ベストはその時出した45秒06。代表入りは初。
Allenは自己ベストは45秒30だが、シーズンベストは45秒47で標準が切れていない。このままだと恐らく4位のラシーン・マクドナルドが代表入りするだろう。というかマクドナルドは去年の43秒93は何だったのだろうか。44秒台ですら4回しか出したことない選手がなぜあの時だけ43秒93なんてタイムが出せたのか。
Christopher Taylorは45秒88で7位。今季45秒台の回数は去年と並んだが、少し遅い。世界ジュニアになれば一気にタイムを上げるのだろうか。

男子110mH +0.4
Omar McLeodが13秒01で優勝
2位はDeuce Carterで13秒20
3位はAndrew Rileyで13秒49
Hansle Parchmentは怪我で欠場。McLeodには勝てなかったと思うが前回五輪銅メダリスト、去年の世界陸上も銀メダルを獲得していただけに残念。
McLeodは今のところ五輪優勝候補。今季予選レースを除けば全て13秒10未満で走っていて、ランキング上位5まで占めている。
Carterはセカンドベスト。世界大会の実績がないため五輪でどのような走りができるか予想できない。シーズンベストは今季ランキング6位タイ。

男子400mH
Annsert Whyteが48秒66のシーズンベストで優勝
2位はJaheel Hydeで48秒81の自己ベスト
3位はRoxroy Catoで48秒96のシーズンベスト
Whyteはセカンドベストで、今季ランキング2位。去年の世界陸上は48秒90で準決落ち。今季は他の選手もタイムが出ていないが2012年五輪同様、大会中にタイムが出てレベルが上がってくるのだろうと思っている。
Hydeは初の48秒台。世界ジュニアであっさり優勝して五輪でも好タイムを期待したい。

女子100m +0.3
Elaine Thompsonが10秒70の世界歴代4位タイ&ジャマイカ記録タイで優勝
2位はシェリー=アン・フレーザー=プライスで10秒93
3位はChristania Williamsで10秒97
Thompsonは準決勝から圧倒的、やはり200mのタイムからすれば10秒7台は出せたか。五輪でも100m、200mの2冠が狙える位置にいる。特に200mは既に21秒66を出しているので、コンディションが良ければ歴代2位のタイムが出せるかもしれない。
フレーザー=プライスは今シーズン不調に見えたからこのタイムで十分だろう。五輪までにどこまで仕上げられるか。
Williamsはまだ若い選手で2011年世界ユースで3位の実績がある。
ベロニカ・キャンベル=ブラウンは11秒10で4位。今季10秒83を出していたから代表入りは濃厚と思われていたが、連続五輪出場とはならなかった。

女子200m -3.1
Simone Faceyが22秒65で優勝
2位はベロニカ・キャンベル=ブラウンで22秒80
3位はKali Davis-Whiteで22秒94
100mで代表入りしたElaine Thompsonとシェリー=アン・フレーザー=プライスは怪我のため決勝を棄権。ボルト同様の措置を求めている。特にThompsonは100mのタイムからすれば相当な記録が期待できるだけに回復して欲しい。
Faceyは2009年世界陸上以来の代表入り。もう30超えているし、今になってジャマイカ選手権を制するとは思わなかった。もちろん初めての優勝。
逆にキャンベルは今季好調だったのでThompsonがいなければ優勝だろうと思っていた。代表入りはしたが、Faceyに負けたのは不安材料になるだろう。
タグ:屋外
posted by クライシ at 21:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 陸上競技(国内選手権) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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