最近の記事

2014年07月21日

Kim Collins 9.96 (+1.0m/s) new PB at 38, London Sainsbury's anniversary games 2014

https://www.youtube.com/watch?v=JCHkjiXfJAE

キム・コリンズが100mで9秒96(+1.0)の自己ベスト&38歳年齢別最高記録。
初めての世界大会は1996年のアトランタ五輪、モーリス・グリーンが全盛期の時からずっといる選手。こんな選手が38歳にして自己ベストを記録するなんて恐ろしい。世界陸上に出て欲しいがやはり出られないのだろうか、勿体ない。記録こそ突出していないがここまでキャラクターのある選手は珍しい。

また同大会でDavid Storlが砲丸投で21m97の自己ベスト、グライド投法では現役最高記録。
https://www.youtube.com/watch?v=OSIT7EfpLzw
タグ:屋外
posted by クライシ at 23:38| Comment(3) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月20日

Diamond League Monaco 2014

http://www.diamondleague-monaco.com/en/Program/Overview/

男子200m -0.5
ジャスティン・ガトリンが19秒68の世界歴代8位タイで優勝
2位はニッケル・アシュミードで19秒99
3位はクリストフ・ルメートルで20秒08のシーズンベスト
今季100mで絶好調だけあってコーナー抜けた時点で頭ひとつ出ている、かなりスピードが出ていたようでコーナーで膨らんでいた。後半50mは少し力んでいるように見えていたがこのタイム。来年の世界陸上に出場すればメダルはほぼ確実、このタイムならボルト相手でも引けをとらない。
2番手にアシュミード、ゲイがいたがゲイは後半失速、その中でルメートルが追い込んだ。ゲイは100mで9秒93を出していたから19秒台を出せると思ってた、以前より100m寄りの選手になってるな。

男子800m
ナイジェル・アモスが1分42秒45の今季世界最高記録で優勝
2位はPierre-Ambroise Bosseで1分42秒53のフランス記録
3位はモハメド・アマンで1分42秒83のシーズンベスト
アモスのタイムはセカンドベスト、自己ベストは突出しているがフロックではない。400mは今季自己ベストの45秒56を出している、日本だとこの種目でもトップクラス。ルディシャのベストが45秒50なので同じくらい、800m専門の選手としては速い。
Bosseは自己ベストを1秒以上更新、コーカソイドとしてはセバスチャン・コー、ユーリー・ボルザコフスキーに次ぐ記録。記録が確認できる2007年以降毎年自己ベストを1秒以上更新し世界大会でも結果がついてきている。来年の世界陸上では決勝は勿論メダルも獲得して欲しい。
アマンはアモス相手だと負けることが多いように感じる。世界チャンピオンだがルディシャやアモスの欠場で獲得できたという印象。今回は5位まで1分42秒台の高速レースだったためこういうレース展開は苦手だと思う。

男子1500m
Silas Kiplagatが3分27秒64の世界歴代4位で優勝
2位はアスベル・キプロプで3分28秒45のシーズンベスト
3位はRonald Kwemoiで3分28秒81の世界歴代7位タイ&世界ジュニア記録
Kiplagatは4年ぶりの自己ベスト更新、当時はキプロプよりも持ちタイムが上だったが実績がなかった。ペースメーカーが止めるまでキプロプがずっと引っ張っていったが残り70m位でKiplagatが追い抜いた。同年代で3分27秒台のベストを持つ2人がどこまでタイムを伸ばすか楽しみだ。
Kwemoiはジュニア初の3分30秒切り、世界ジュニアも期待しようと思ったがどうやら出場しないよう。
7位まで3分30秒を切る過去最高レベルのレースだった。

男子110mハードル
Pascal Martinot-Lagardeが12秒95のフランス記録で優勝
2位はOrlando Ortegaで13秒01の自己ベスト
3位はSergey Shubenkovで13秒14のシーズンベスト
Parchmentに続きMartinot-Lagardeも12秒台、複数の選手が12秒台を出した国はアメリカとフランスだけ。若くして12秒台の選手が複数出たことは今後もレベルの高い争いが期待できるだろう。2位のOrtegaも12秒台まであと少し。

男子走高跳
ボーダン・ボンダレンコが2m40で優勝
2位はムタズ・エサ・バルシムで2m37
3位はイバン・ウコフで2m34
ボンダレンコは6回目の2m40超え、もう当たり前のように2m40は跳んでいる。今回は世界記録は狙わずに現実的に2m43に挑戦したが3回とも失敗。ただボンダレンコが記録だけではなく強さも含め歴代2位なのは間違いない、単独歴代2位に上がって欲しいところ。その可能性は十分ある。

女子三段跳
カテリーン・イバルグエンが15m31(0.0)の世界歴代5位&南アフリカ記録で優勝
2位はエカテリーナ・コネワで14m89(+0.6)の自己ベスト
3位はKimberly Williamsで14m59(+1.2)のシーズンベスト
去年の世界チャンピオンで他にもメダルをとっている選手だがあまり印象になかった、実績に対して記録がついてきたな。最終跳躍で自己ベストを32cmも更新した。最近は15m超えですら出ていなかったからやっと出たという感じ。
posted by クライシ at 03:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月13日

Diamond League Glasgow 2014

http://www.diamondleague-glasgow.com/Live-StartlistsResults/Overview/

男子100m +0.3
ニッケル・アシュミードが9秒97のシーズンベストで優勝
2位はマイク・ロジャースで9秒97のシーズンベスト
3位はネスタ・カーターで9秒98
アシュミードは隣のコリンズ相手に先行する素晴らしいスタート、後半は僅差だったが勝利。今季の2番手がこのアシュミード、ロジャース、カーターだろう。タイムで言えばトンプソンだがこのレースでは10秒09で6位、コリンズにも負けてる。
ブレークは途中棄権、あのまま走っても下位に終わったと思う。怪我が長引いてるな、来年までに復活できるだろうか。

男子200m -0.7
アロンソ・エドワードが20秒25で優勝
2位はWarren Weirで20秒30
3位はCurtis Mitchellで20秒31
タイムだけ見て接戦と思ったがエドワードは後半流す余裕っぷり、150m以降の伸びがすごい。Weir相手にこの強さ、今回はダイヤモンドリーグイベントではないが連戦しているし総合優勝の可能性は高い。来年以降もこの力を維持できればメダルの可能性もある。

男子400m
Isaac Makwalaが44秒71で優勝
2位はクリス・ブラウンで44秒94
3位はMatthew Hudson-Smithで44秒97の自己ベスト
先週44秒01を出したMakwalaが順当に優勝、ただ44秒01というタイムは出すぎたタイムだったように思える。最後は足がもたついたが300m時点でかなり差をつけていた。
Hudson-Smithは200mメインの選手で自己ベストは20秒88、400mは今季本格的に走り始めこのタイム。今までの自己ベストは去年室内で走った48秒76。大柄な選手で後半強い。

男子400mハードル
Javier Culsonが48秒35で優勝
2位はアシュトン・イートンで48秒69の自己ベスト
3位はMichael Tinsleyで48秒91
イートンは順調にタイムを伸ばしている、専門にすれば47秒台は間違いなく出せるだろう。110mハードルと比べると殆ど同水準。今後もダイヤモンドリーグ転戦するだろうからどこまで伸ばせるか。

女子200m +0.2
ダフネ・シパーズが22秒34のオランダ記録で優勝
2位はアリソン・フェリックスで22秒35
3位はブレッシング・オカグバレで22秒41
シパーズは100mBで11秒03(+0.9)のオランダ記録。短距離種目に絞っても世界陸上でファイナリストになれるレベル、200mはスコアリングテーブルで言えば専門の七種と変わらない。去年の世界陸上3位が22秒32だからメダルの可能性もある。恐らく七種専門として続けるだろうが迷いはないんだろうか。
posted by クライシ at 12:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月06日

Diamond League Paris 2014

http://www.diamondleague-paris.com/en/Live-StartlistsResults/Overview/

男子100m -0.8
マイク・ロジャースが10秒00で優勝
2位はリチャード・トンプソンで10秒08
3位はキム・コリンズで10秒10のシーズンベスト
ニッケル・アシュミードが出場していたがフライングで失格。飛び出し自体は早いわけではないがその前に明らかに動いている。相当不満だったらしくかなり抗議していた、最近では珍しい光景。
優勝タイムがあまり良くないがロジャースだとこんなもんだろう。逆にトンプソンは期待はずれ、あのタイムはかなり条件が良かったのだろう。フライングの影響があるかと思ったが全員リアクションタイムは悪くなかった、むしろトンプソンは0.116秒とかなり早い。
コリンズは1レーンで本来不利なんだが60m地点ぐらいまでトップを走っていた、10年以上前から変わっていない強さ。今回の記録は38歳年齢別最高記録。40歳になっても走って欲しいから世界大会に出られない状態は早く解消して欲しい、来年は世界陸上で見たい。
ルメートルは10秒28で7位、200mで20秒11を記録しているので10秒1台は出せると思った。今回は面子の割にタイムが良くないのでコンディションが悪かったのだと思う。

男子110mハードル
Hansle Parchmentが12秒94の世界歴代10位タイ&ジャマイカ記録で優勝
2位はPascal Martinot-Lagardeで13秒05の自己ベスト
3位はOrlando Ortegaで13秒10のシーズンベスト
この結果はかなり予想外、13秒0台の自己ベストを持っているがシーズンベストは13秒14でついこの間のジャマイカ選手権ではAndrew Rileyに負けて2位だった。0.11秒も自己ベスト更新、若手の中では一人抜けだした。
Martinot-Lagardeは連戦であることを考えるとかなり良い、それ以上にParchmentが良かった。3位にはOrtegaと期待の若手3人が上位に入る結果となった。

男子やり投
Ihab El-Sayedが87m10で優勝
2位はテロ・ピトカマキで86m63のシーズンベスト
3位はThomas Röhlerで84m74の自己ベスト
今季世界最高を出しているEl-Sayedがセカンドベストで優勝、自己ベストが突出しているためフロックの可能性もあったが本物だろう。これでダイヤモンドリーグ2勝。
4位に新井涼平で81m52。海外でも80m超を投げられてのはかなり収穫だろう、しかもヴェセリー、トルキルドセンより上の順位になったことは自信にもなる。
posted by クライシ at 11:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月05日

Diamond League Lausanne 2014

http://www.diamondleague-lausanne.com/en/Live-StartlistsResults/Overview/

男子100m +0.1
ジャスティン・ガトリンで9秒80の今季世界最高記録で優勝
2位はタイソン・ゲイで9秒93のシーズンベスト
3位はマイク・ロジャースで9秒98のシーズンベスト
ガトリンは素晴らしいスタートを決め30m地点でもう抜けだしている、後半も非常に伸びのある走り。ほぼ無風でこのタイムなら恐らく自己最高の走りだろう、追い風があれば自己新は間違いなかった。今季は無敗のままシーズン終える可能性が高い、来年も同水準を維持できれば衰えたボルト相手にどのくらい対抗できるか楽しみだ。
ゲイは復帰初戦、一流だけあって10秒を切ってきた。ただ今季はガトリンに勝つのは難しそう。現状を見るとアメリカ代表になるのはほぼ間違いないだろう。
ロジャースは今季初の9秒台。この選手が全米で圧勝したレベルだからベテランに頼ってる状態だな。

男子200m +1.2
アロンソ・エドワードが19秒84のシーズンベストで優勝
2位はニッケル・アシュミードで20秒06
3位はクリストフ・ルメートルで20秒11のシーズンベスト
エドワードは自己ベストまで0.03秒、完全復活と言っていいだろう。100mの走力はアシュミードの方が上であるため先行されたが後半よく伸び0.2秒以上差を付けた。現在ダイヤモンドランキングは1位、今季世界トップレベルであることは間違いない。
ルメートルは相変わらずだがタイムは伸ばしてきた、自己5番目の記録。まだ若いが19秒80という自己ベストを今後更新するのは難しいと思う。前半が劇的に改善すると言う事はないだろう。
Wayde van Niekerkが4位で20秒19の自己ベスト。今季400mで44秒38を出している選手。200mは2010年世界ジュニアで4位に入っている。
Femi Ogunodeは5位で20秒25。この調子だとアジア大会は間違いなく優勝する。このレベルの選手ですら世界では後半弱いって考えると日本人が世界大会の決勝に残るというのは非常に難しいということが分かる。
ヨハン・ブレークは6位で20秒48。コーナーを出た辺は良かったが後半の走りが酷すぎる。これからブレークの時代が来ると思った矢先に怪我、今季は世界大会がないからいいが来年以降復活できるだろうか。

男子400m
キラニ・ジェームスが43秒74の世界歴代5位タイ&グレナダ記録で優勝
2位はラショーン・メリットで43秒92
3位はYousef Masrahiで44秒43のアジア記録
ジェームスがやっと43秒7台を出してきた、メリットに並ぶ記録。21歳年齢別最高記録だがU-22のカテゴリで見るとワッツ、ウォリナーに次ぐ記録。メリットとの対戦がない限り43秒台を出すことはないだろうから今季あと何度対戦するか。普段は前半抑えて走ることが多いがメリットがいる試合では前半から突っ込んでいる。ジェームスには本当に世界記録を期待している。だから今季まだ記録を伸ばして欲しい。
メリットはまた43秒台で2位、2位の記録としては2番目に速い記録。ここ最近43秒台を出しているのを見るとメリットにとってライバル不足だったように感じる、以前はウォリナーというライバルがいた。
Masrahiは26年ぶりのアジア記録更新。世界陸上決勝経験もあるしタイムだけ見れば世界大会でも3位に入れる可能性がある。
クリス・ブラウンは4位で44秒59。この歳にして自己7番目タイの記録。来年の世界陸上では決勝進出を期待したい。

男子110mハードル +0.4
Pascal Martinot-Lagardeが13秒06の自己ベストで優勝
2位はSergey Shubenkovで13秒13のシーズンベスト
3位はAndrew Rileyで13秒23
Martinot-Lagardeが13秒0台に突入、この調子でダイヤモンドリーグでは総合優勝するだろう。フランスでハードルというとラッジ・ドゥクレだけのイメージが強いが意外と全体的にレベルが高い、ジュニアにもWilhem Belocianがいる。この若さで13秒0台が出せれば今後も活躍する可能性は高そう。
Shubenkovは今季タイムを伸ばせないかと思ったが段々上げてきた。自己ベスト更新を期待したい。

男子走高跳
ボーダン・ボンダレンコが2m40で優勝
2位はAndriy Protsenkoで2m40の世界歴代7位タイ
3位はイバン・ウコフで2m38
4位のムタズ・エサ・バルシムが2m38、5位のDerek Drouinが2m35と着順別最高記録。全体的なアベレージで言えば世界記録が出た1980〜1990年代よりも上だろう。2位まで2m40だったのはニューヨークに続き2回目、どちらもボンダレンコが優勝している。ボンダレンコは2m40を2回目で成功、今回もその後に世界記録に挑戦している。
Protsenkoは今季急成長中の選手で世界室内では銅メダルを獲得、その時の記録を4cmも更新した。2013年以前の自己ベストは2m31、更新の伸び方が去年のボンダレンコのよう。ただボンダレンコと違い世界ジュニアなどでの実績はない。どちらもウクライナの選手だからちょっと疑ってしまう。10年以上出なかった屋外2m40超えが去年から今日まで6人、計12回も出ている。
posted by クライシ at 02:05| Comment(4) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月15日

Diamond League New York 2014

http://www.diamondleague-newyork.com/Live-StartlistsResults/Overview/

男子100m -1.9
ネスタ・カーターが10秒09で優勝
2位はヨハン・ブレークで10秒21
3位はケストン・ブレドマンで10秒23
風速がコロコロ変わり100mは向かい風が強くなった、無風であればカーターは9秒台が出せただろう。スタートから抜け出しいい走りだった。
ブレークはリアクションタイムが0.209と悪く更にスタート直後にバランスを崩し明らかに加速が悪くなっている。力があるからなんとか2位に入ったが今季はあまり調子がいいように見えない。上手く走れたとしてもカーターに負けていたかもしれない。

男子200m -0.2
Warren Weirが19秒82の今季世界最高記録で優勝
2位はニッケル・アシュミードで19秒95のシーズンベスト
3位はアロンソ・エドワードで20秒06
Weirはコーナーを出た辺りから抜け出し殆ど詰めさせずにゴール、最後数mは流しているようだった。タイムはサードベストで今季も調子が良さそう。去年はダイヤモンドリーグの200mで総合優勝、今季もその可能性は高い。自己ベストの19秒79は去年のジャマイカ選手権で出したタイムでこの時は最後にボルトのパフォーマンスのマネをしている。まだタイムを伸ばせると思うから今季期待している。
アシュミードも強い選手でWeirに勝つことも少なくないが大事な大会で負けている事が多い。100mの走力はWeirより上だろうがコーナーの100mだとWeirが上手い。ユース時代から活躍している数少ない選手だがこのままだとシニアの個人メダルは難しそうだ。去年の世界陸上は銅メダルまで0.01秒だった。
エドワードは今季好調だがそれでも上位2人には敵わなかった、200mで今季初の負け。今季は20秒0台を3回出していて自己ベストを出した2009年よりも安定している。
飯塚翔太は21秒04で8位。1レーンで不利ではあったがこのタイムは悪い。今の状態だとダイヤモンドリーグに出るだけになってしまってる。世界ジュニアでは20秒67で走っていたからせめて20秒台で走って欲しかった、準備期間は短かっただろうがそれでも21秒かかっては世界なんて遠すぎる。なるべくなら海外転戦などもして格上相手と試合をした方がいいと思う。

男子400m
ラショーン・メリットが44秒19の大会記録で優勝
2位はWayde van Niekerkで44秒38の南アフリカ記録
3位はクリス・ブラウンで44秒61のシーズンベスト
メリットはいつも通りといったところ。驚いたのは2位のNiekerk、前半から攻めて自己ベストを大幅更新。高地で44秒台を出した時は気にしていなかったが今回のタイムは現代の400mではレベルの高いタイム。200mでは20秒21A(+1.1)の記録を持ちスピードもある。一気にタイムを伸ばしたので今後も同じようなタイムを出せるか分からない。ただ若い選手なので期待はできる。
ブラウンのタイムは35歳年齢別最高記録、自己8番目のタイム。今だに世界の第一線で戦えている、来年の世界陸上ではもしかすると決勝に残るかもしれない。

男子400mH
ハビエル・クルソンが48秒03の今季世界最高記録で優勝
2位はMichael Tinsleyで48秒56のシーズンベスト
3位はCornel Fredericksで48秒58のシーズンベスト
今季全然タイムが出てない中クルソンが47秒に迫るタイムを記録、2位に0.5秒以上付ける圧勝。安定した強さを持ち2012年、2013年とダイヤモンドリーグ総合優勝しているが世界大会のタイトルはとれていない。今季もダイヤモンドリーグ総合優勝の可能性は高いだろうが来年以降の世界タイトルは年齢的に厳しそう。今季自己ベスト更新すれば期待できるが。

男子走高跳
ボーダン・ボンダレンコが2m42の世界歴代2位タイ、ヨーロッパタイ記録で優勝
2位はムタズ・エサ・バルシムで2m42の世界歴代2位タイ、アジア記録
3位はAndriy Protsenkoで2m35の自己ベスト
ボンダレンコは2m40を1度失敗したが2m42を1回目で成功、喜びも見せず余裕と行った雰囲気。バルシムは2m35に2度失敗、2m40に1度失敗したが2m42を1回目で成功。バルシムはボンダレンコとは対称的にかなり喜んでいた。バルシムは1度2m44に失敗した後2m46に挑戦、ボンダレンコは2m44をパスし2m46を挑戦。どちらも跳べなかったが2m42の跳躍はまだ余裕があった、歴代単独2位にどちらかが浮上するだろう。ボンダレンコは今までの試合運びからしてその可能性は高そう。

High Schoolの女子100mでKaylin Whitneyが11秒27(+1.7)の今季ユース最高記録。1998年生まれなので来年までユース。歴代で11位なので10位以内に入る可能性は高い。
posted by クライシ at 09:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月13日

Diamond League Oslo 2014

http://www.diamondleague-oslo.com/en/Live-StartlistsResults/Overview/

男子100m -0.6
リチャード・トンプソンが10秒02で優勝
2位はJimmy Vicautで10秒04
3位はAdam Gemiliで10秒11
前半はVicautが先行し90m地点辺りで逆転した。トンプソンは前半型のイメージだったがこう見ると後半も強い。ここ最近は世界大会で準決止まりだが中堅クラスの力は維持している。
Vicautは今季走ったレース全て10秒10未満で走っている。ダイヤモンドリーグに出れば上位にほぼ必ず入ってくる選手だから来年は世界陸上でも決勝に来るだろう。
Gemiliも2戦連続の3位、タイムこそ伸ばしていないが強さは見せている。今季は100mに絞って走れば自己新、9秒台も可能だろう。
ジェイスマ・サイディ・ンドゥレが10秒19で5位。この前9秒95を出した記事を書いたがどうやら風速に問題があり公認ではなくなった。なのでIAAFのリストからも消えた。

男子110mハードル -0.6
Pascal Martinot-Lagardeが13秒12の今季世界最高&自己ベストタイ
2位はAndrew Rileyで13秒36
3位はSergey Shubenkovで13秒37
2位に0.2秒以上付ける圧勝、13秒1台を2戦続けて出してきた。今季は去年のランキング上位である選手が好調とも限らないからこのままダイヤモンドリーグで活躍しそう。
Shubenkovは期待しているが今季は13秒3辺りを彷徨っていて去年ほどの力はない。

男子400mハードル
アシュトン・イートンが49秒17で優勝
2位はJohnny Dutchで49秒77
3位はRasmus Mägiで49秒88
イートンは今季400mH4戦目でセカンドベスト。自己新は出せなかったがDutchに勝てているので専門の選手と比べても遜色ない。この感じだと今季はまだ走るのだろうか。

女子走幅跳
Tianna Bartolettaが7m02(+0.1)の今季世界最高&自己ベストで優勝
2位はShara Proctorで6m78のシーズンベスト
3位はFunmi Jimohで6m71
Bartolettaは3日前にも6m93の今季世界最高と自己ベストを出して優勝している。気付かなかったがマディソンから名前が変わってた。一度世界を制した選手が9年後にここまで記録を伸ばすのは珍しい。2012年五輪は100mで4位に入りスプリント能力も以前より向上している。2007年世界陸上を最後に走幅跳で世界大会に出ていないが来年はこの種目で代表入りを目指すだろう。
競技と関係ないがJimohの髪型が凄かった。
posted by クライシ at 00:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月07日

Diamond League Rome 2014

http://www.diamondleague-rome.com/en/Live-StartlistsResults/Overview/

男子100m +0.4
ジャスティン・ガトリンが9秒91で優勝
2位はネスタ・カーターで10秒02のシーズンベスト
3位はAdam Gemiliで10秒07のシーズンベスト
ガトリンはスタート直後から抜け出しそのままゴール、今季はボルトもシーズンイン遅いしモチベーションも低いだろうから直接対決しても勝てそうだな。タイソン・ゲイが復帰後にガトリンと試合するらしいがこれも勝てそう。去年は世界陸上後に格下相手に負けていたが今季は上手くいくと無敗のままシーズンを終えるかもしれない。
Gemiliは恐らく3人目の非黒人系9秒台スプリンターに最も近い、Richard Kiltyは室内の試合では良かったが屋外ではもう少し。それでも今季10秒12で走っているので悪くはない。Gemiliは前半こそ遅れたが後半横のコリンズをすんなり抜いていった。200mで19秒台を出しただけある。

男子200m +0.9
アロンソ・エドワードが20秒19で優勝
2位はクリストフ・ルメートルで20秒24のシーズンベスト
3位はCurtis Mitchellで20秒46
今期絶好調のエドワードがダイヤモンドリーグ初優勝。今季100mで自己ベスト更新し、200mも安定して強い。世界大会がないのは残念だが来年もこの力を維持できれば3回目の決勝進出できそうだ。
ルメートルは100mこそタイムを出していないが200mの方は去年と同程度だと思う。エドワードも後半弱くないんだがそれを詰める後半の強さ。100mよりも200mの方が世界で通用するんだろうが本人は200mより100mの方が好きらしい。

男子走高跳
ムタズ・エサ・バルシムが2m41の世界歴代3位タイ、アジアタイ記録で優勝
2位はボーダン・ボンダレンコで2m34
3位はErik Kynardで2m31
2m40ジャンパーが5人も揃ったが2m40を超えたのは一人だけだった。ウコフとドミトリクはやらかしても不思議ではないがDrouinが2m28で終わったのは意外。そしてボンダレンコは2m34を跳んだ後に2m43に挑戦するというありえない事をやってた。結果的に跳べなかったが普通あれだけ高さを上げればまともな跳躍できないと思う、2m40は跳べる高さだった。
バルシムの2m43はかなり惜しかった、あと少しで跳べそうに見えるがこれが難しいんだろうな。これを見るとやはり2m45という記録はものすごいということが分かる。
posted by クライシ at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月02日

Diamond League Eugene 2014

http://www.diamondleague-eugene.com/Live-StartlistsResults/Overview/

男子100m +2.7
ジャスティン・ガトリンが9秒76で優勝
2位はマイク・ロジャースで9秒80
3位はJimmy Vicautで9秒89
追い風参考となってしまったがガトリンなら公認内でもこのくらいのタイム出してしまいそうだ。既にダイヤモンドリーグで2勝、去年に続き今年も総合優勝するだろう。ちょっと話が変わるがガトリンが体育会TVに出てた。おねだり豊なんかじゃなくて武井出せばいいのに。それか自称10秒台の記録を持つサッカー選手とか野球選手とかな。
ロジャースは今季ガトリンとの対戦は4回目、その中で1番差が少なかった。今季まだ公認内で9秒台を出していないが問題なく出せるだろう。
Jimmy Vicautはリアクションタイムが0.209とかなり遅く、動画で見てもスタート遅れているが後半いい走りで3位に入った。今年もフランス選手権は優勝だろう、アベレージからして9秒92のフランス記録を破ってもおかしくない。

男子400m
キラニ・ジェームスが43秒97の今季世界最高記録で優勝
2位はラショーン・メリットで43秒97
3位はYousef Masrahiで44秒77のシーズンベストタイ
この記録は5月最速記録、ダイヤモンドリーグでは43秒台の対決が見たいと書いたがほんとに見られた。300m地点でほぼ並走してそのままフィニッシュ、2位まで43秒台は2007年以来で6回目。ジェームスは43秒台こそ2012年から出しているが記録を伸ばしていない。去年の世界陸上で自己ベスト更新を期待したが失敗レースで7位、今季中に自己ベスト更新しても大幅更新はないと思う。
メリットは5回目の43秒台でマイケル・ジョンソン、ジェレミー・ウォリナーに次ぐ回数。
Masrahiは今季連続で44秒台を記録しダイヤモンドリーグでも上位に連続して入っている、アジア大会では余程のことがない限り優勝は間違いない。
クリス・ブラウンが45秒15のシーズンベストで4位、35歳年齢別最高記録。

男子800m
ナイジェル・アモスが1分43秒63の今季世界最高で優勝
2位はモハメド・アマンで1分43秒99のシーズンベスト
3位はアブバケール・カキで1分44秒09のシーズンベスト
ルディシャが残り100mまでずっと引っ張っていったがそこからアマン、アモスが出てきてズルズルと下がっていった。ちなみにルディシャは1分44秒87で7位。久々のレースということでまだ調子が良くないようだ。
アモスはドーハでアマンに競り負けていたから今回こんなにラストで差をつけるとは思わなかった。400mで45秒56の記録を持ってるだけあって単純なスプリントだとアマンより強いのは当たり前だろうけど。アモスは自己ベストが突出していてセカンドベストは1分43秒11、今回がサードベスト。
アマンは今季室内含めて初の負け、今回もルディシャがダメならアマンが勝つと思ってた。

男子10000m
ゲーレン・ラップが26分44秒36のアメリカ記録&今季世界最高記録で優勝
2位はPaul Tanuiで26分49秒41の自己ベスト
3位はBedan Karokiで26分52秒36の自己ベスト
ラップは今季室内でも好記録をだし調子がいい、このタイムは2011年のベケレ以来の好記録。ラップとTanui、Karoki、Stephen Sambuの4人に絞りこまれ残り2週からラップが抜けだした。5000mも今季は室内で好記録を出しているし高速レースであれば自己記録更新できるだろう。

110mハードル +0.8
Pascal Martinot-Lagardeが13秒13の今季世界最高記録で優勝
2位はHansle Parchmentで13秒20
3位はデビッド・オリバーで13秒21
Martinot-Lagardeは自己ベストに0.01秒と迫る記録、恐らく今季中に13秒0台に突入できると思う。今季はまだタイムを出している選手が少なく誰が一番強いのか全く分からない。若手ではHansle ParchmentかOrlando OrtegaだろうがOrtegaは今季まだ走っていない。

男子三段跳
Will Clayeが17m66(+0.8)の自己ベストで優勝
2位はChristian Taylorで17m42(+2.6)
3位はLyukman Adamsで17m29(+1.4)のシーズンベスト
Clayeは久々の屋外自己ベストだが室内自己ベストの17m70は越えられなかった。2011年以降毎年17m50以上を跳んでアベレージも高いが18mを予感させるような選手ではない。
Taylorはいい跳躍の時に追参になってしまっただけかもしれないが追い風参考以外の記録が16m80(+1.7)とあまりよくない。2011年世界陸上で17m96の自己ベスト、五輪では17m81のセカンドベストと立て続けにタイトルを取ったがそこから記録が伸びていない。18mを跳べそうだった選手だけにこれからどうなるか心配。

女子200m +1.5
Tori Bowieが22秒18の今季世界最高&自己ベストで優勝
2位はブレッシング・オカグバレで22秒23の自己ベスト
3位はアリソン・フェリックスで22秒44のシーズンベスト
Bowieは今季22秒57を記録していたが全く注目していなかった、200mのレースで1レーンの選手が優勝するのは珍しい。元々走幅跳を得意として去年はアメリカ代表として世界陸上に出場している、結果は予選落ち。100mの自己ベストは11秒10でそこそこ速い。
シェリー=アン・フレーザー=プライスは23秒06で8位。100mの走りも良くなかったから何かあったのかもしれない。
posted by クライシ at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月18日

Diamond League Shanghai 2014

http://www.diamondleague-shanghai.com/en/Live-StartlistsResults/Overview/

男子100m 0.0
ジャスティン・ガトリンが9秒92の今季世界最高記録で優勝
2位はネスタ・カーターで10秒12のシーズンベスト
3位はマイク・ロジャースで10秒18
無風でこのタイムだからやはりこの前の試合は風速通りのコンディションではなかったんだろう。この時期にこのタイムなら悪くない、今季も9秒8台を出せるだろう。
カーターは試合ごとのムラが激しいのでここでこのタイムを出したからといって次戦でどうなるか予想がつかない。タイム自体はいいと思う。
ロジャースは前回よりもガトリンに差を付けられてしまった、タイムも良くない。去年は9秒台を連発していたが今季はそこまで仕上げてこないと思う。
Su Bingtianは10秒20のシーズンベストで4位。屋外初戦でこのタイムなら悪くない、ただやはり後半が弱いのが課題。ここからどこまでタイム上げてくるか分からないが9秒台を出したりはしないと思う。

男子110mハードル -0.3
Wenjun Xieが13秒23のアジア歴代3位で優勝
2位はPascal Martinot-Lagardeで13秒26のシーズンベスト
3位はデビッド・オリバーで13秒28
世界大会での決勝はまだないが順調に成長している、去年もこの大会で13秒28の自己ベストを記録しているが世界陸上では13秒59で予選落ちだった。ちょっと内弁慶な所があるように見えるがロンドン五輪ではでは13秒34の当時自己ベストを出しているので調子の問題だと思う。アジア大会では優勝候補筆頭。
Martinot-Lagardeはセカンドベスト。今季は室内で自己ベスト、世界室内でもメダルを取って好調。

男子棒高跳
ルノー・ラビレニが5m92の今季世界最高記録で優勝
2位はKonstadínos Filippídisで5m62のシーズンベスト
3位はChangrui Xueで5m62のシーズンベスト
ラビレニは相変わらず低い高さで失敗しているが実力が突出しているからなんの問題もなく優勝。6m03に挑戦したが3回とも失敗。ラビレニにしては期待はずれの記録だがこれは怪我の影響をまだ引きずっているのか良く分からない。屋外自己ベストが去年出した6m02なので室内ベストと14cmも差がある。屋外歴代2位が6m05なので室内世界記録保持者としてはこれを今季中に越えて欲しい。
2位から5位まで5m62で4位が澤野大地、5位が山本聖途。澤野は今季5m70を跳んでいたから5m72を跳んで2位に入る可能性は十分あった。連戦しないにしてダイヤモンドリーグで3位以内に入ればポイントがもらえたので勿体ない。いずれ日本人でもダイヤモンドリーグで優勝争い出来る選手が出ると面白いんだが。

男子やり投
Ihab El-Sayedが89m21のアフリカ記録で優勝
2位はKim Ambで84m14のシーズンベスト
3位はVítězslav Veselýで83m80のシーズンベスト
El-Sayedが1投目で89m21の今季世界最高記録。条件が物凄くいいのかと思ったが他の選手は85mすら越えられずEl-Sayedは2投目86m01、3投目にファールをし4投目以降はパスした。El-Sayedはこの前の東京で80m06で2位だった。ここ最近のエジプト人選手が投擲で活躍している。ハンマー投ではMostafa Al-Gamelが81m59のアフリカ記録、砲丸投ではジュニアでMustafa Ahmed Amrが21m79(6kg)。ハンマー投のジュニア記録保持者のAshraf Amgad Elseifyは今でこそカタール国籍だが元々はエジプト出身。トルキルドセンやピトカマキが衰えてきているこれからを担う一人の若手になりそうだ。

女子200m 0.0
ブレッシング・オカグバレが22秒36のシーズンベストで優勝
2位はAnthonique Strachanで22秒50のシーズンベスト
3位はKimberlyn Duncanで22秒96
オカグバレは走幅跳とに2冠。100mを通過した時点で一人抜けていた、後半も体格を活かした大きいストライド。200mの自己ベストが22秒31なので今季中に更新しそうだ。
Strachanは東京で見た時も思ったがフォームが汚く見える。それでも後半オカグバレを詰めてきた。

女子円盤投
Sandra Perkovićが70m52のクロアチア記録で優勝
2位はDani Samuelsで67m89
3位はMélina Robert-Michonで62m66
Perkovićは記録こそ伸ばしたが1cmだけ、それでも70m超えは立派。この若さでこれだけの記録を投げられると今後どのように成長するのか楽しみ。ただ前から言っているが薬物に引っかからないか心配。
Samuelsは自己ベストまであと10cmでセカンドベスト。2009年世界陸上の王者ではあるがそれ以降世界大会の入賞はない。2009年の世界最高記録が66m40だったからここ数年でかなり変わった。Perković以外にも70m越えしてくる選手が出てくればもっと面白くなるだろう。
posted by クライシ at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
検索
 
最近のコメント
カテゴリ