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2015年05月16日

Diamond League Doha 2015

http://doha.diamondleague.com/lists-results/timetable-2015/

男子100m +0.9
ジャスティン・ガトリンが9秒74の世界歴代5位で優勝
2位はマイク・ロジャーズで9秒96のシーズンベスト
3位はキーストン・ブレドマンで10秒01のシーズンベストタイ
ガトリンは想像以上の出来、世界大会で強い選手だから2013年世界陸上以上に接戦になるんじゃないだろうか、もしガトリンが勝てば10年ぶりの優勝。来年は五輪もあり、もしここでメダルが取れるようであれば3大会でメダル獲得でブランクがあったとはいえ13年に渡り世界トップクラスで活躍したことになる。ガトリンはジュニア時代から活躍し30代でも活躍している珍しい選手。
ロジャースは去年に続きガトリンと同レースでは2位が定位置になりそう、実際アメリカでは2番手ぐらいだと思う。
4位はキム・コリンズで10秒03、これは39歳年齢別最高記録。今季9秒台を出してもおかしくない、来年は40歳での9秒台の期待もかかる。
5位はフェミ・オグノデで10秒04、アジアでは抜けているスプリンターだがこれでも世界陸上決勝進出出来るかどうかの選手だと思う。

男子400m
Abdelalelah Harounが44秒85で優勝
2位はAbbas Abubakar Abbasで46秒09
3位はYoussef Moh. Karam Taher
アジアレースなのでレベルが低いがHarounは別格、既に44秒台を3回も記録している。U19で44秒台を記録したのは今までLuguelín Santosだけだった。来年もジュニアなので世界ジュニアに出場すれば圧倒的だろう、今季世界陸上に出場しても準決勝まではいけると思う。記録は出しているがなかなかプロフィールの詳細が分からない、動画も見つからない。
Abbasは去年の世界ジュニア3位、アジア大会2位の選手。今季もまだジュニアでこのタイムなら悪くない。

男子400mハードル
バーショーン・ジャクソンが48秒09のシーズンベストで優勝
2位はJavier Culsonで48秒96のシーズンベスト
3位はThomas Barrで48秒99のシーズンベスト
速報では47秒35というタイムが出たが明らかにゴールよりも早めに時計が止まっていた。
ジャクソンは2013年のシーズンベストと同タイム、あの時は全米での記録だったから今季は47秒台に入る可能性もあると思う。若手の台頭もありメダルは取れていないが全体的なレベルが上がっているわけではないのでまだチャンスはある。

男子三段跳
Pedro Pablo Pichardoが18m06(+0.8)の世界歴代3位で優勝
2位はChristian Taylorで18m04(+0.8)の世界歴代4位タイ
3位はテディ・タムゴーで17m24(+0.7)のシーズンベスト
2人も18mを越えるレベルの高い試合、3人の18mジャンパーが揃うこととなった。
Pichardoは17m94を今季跳んだのでこの記録も不思議ではないがTaylorが自己ベスト更新するのは難しいと思っていた、コメントされるまで気付かなかったが逆足にしたのは今年で3年目。
タムゴーは今季屋外初戦。もう出場停止処分は3回目ぐらいだが相変わらず強いので復帰戦でも好記録。前回大会もその年に復活して世界陸上では18m04まで復活したので今季も同じような記録を期待したい。

女子200m +1.6
アリソン・フェリックスが21秒98の今季世界最高記録で優勝
2位はMurielle Ahouréで22秒29
3位はAnthonique Strachanで22秒69のシーズンベスト
フェリックスは去年も22秒02をシーズン後半で記録していたし今季も強そう、世界陸上での優勝は2009年が最後だが今季は優勝候補筆頭だろう。

女子100mハードル
Jasmin Stowersが12秒35の世界歴代7位で優勝
2位はSharika Nelvisで12秒54の自己ベスト
3位はティファニー・ポーターで12秒65
Stowersは立て続けに自己ベスト更新、シニアの世界大会の実績がないので大舞台の強さが分からないがこの調子だとメダルは取れるだろう。
4位はサリー・ピアソンで12秒69。世界陸上ではまだタイムを伸ばすと思うが精々12秒5程度だと思う。
ラベル:屋外
posted by クライシ at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月06日

Diamond League Brussels 2014

http://www.diamondleague-brussels.com/en/Live-StartlistsResults/Overview/

男子100m +0.6
ジャスティン・ガトリンが9秒77の世界歴代5位で優勝
2位はマイク・ロジャースで9秒93
3位はアサファ・パウエルで9秒95
前の試合で10秒07だったからあんまり期待していなかったが驚きの自己ベスト、2006年に薬物違反で出したタイムに並んだ。今季9秒80を出していたとはいえ実際に自己ベスト更新するのは凄い、今季100mは予選含め15戦無敗。この力を維持していれば来年の世界陸上で優勝してしまうんじゃないかと思わせるほど圧倒的だった、ボルト、ブレークが復活しないと誰も敵わない。
ロジャースは今季5回目の9秒台で安定して上位に入っていた、ダイヤモンドポイントも13で総合2位。アメリカでは現在ガトリンに次ぐ選手で力はあるが世界大会になると若干弱い気がする。
パウエルは最終戦で上位に入れたのは良かった、Bailey-Coleに僅差で勝っているのでまだ世界でも戦えることを示したと思う。
タイソン・ゲイは10秒01で6位、スタート遅いのはいつも通りだが前回同様遅すぎる。後半詰めているとはいえDasaoluにすらまけるとは。タイムだけ見れば2006年以降最悪のシーズン、来年は復活できるだろうか。

男子200m 0.0
ジャスティン・ガトリンが19秒71で優勝
2位はFemi Ogunodeで20秒15
3位はアロンソ・エドワードで20秒26
100mの丁度1時間後に200mにも出場し好タイムで優勝、自己ベストを期待したが疲労とかも含めれば十分なタイムだろう。200mでこれだけのタイムが出せれば世界陸上でダブルエントリーしてもメダルはほぼ確実に取れるし上手く行けば金の可能性もある。もし2冠でもすれば10年ぶり2回目という珍しい記録になる。この種目もボルト、ブレーク次第になるがここでボルトが負けるようだとリオ五輪での3連覇はきつかもしれない。
2位のOgunodeは意外、エドワードに勝つとは思わなかった。アジア大会では相当強いだろう、2連覇がかかるし大会記録更新の可能性もある。
5位に入ったSerhiy Smelykは有名な選手ではないが自己ベストに0.01秒迫る20秒31というタイムで5位という結果はいい。日本人選手は国内で20秒2台〜3台を出すが海外だと20秒後半かかるというのがザラ。飯塚は海外で20秒台前半を出したのはユニバシアードの1回だけ、高瀬・高平は1度もない。国内でも海外でも問題なくタイムが出せたのはやはり末續慎吾。自己ベストが20秒26だった2000年は初めての五輪の2次予選で20秒37というタイム、2001年世界陸上は準決で20秒39、2002年アジア大会は決勝で20秒38と自己ベスト+0.1秒程度の記録は出していた。去年の世界陸上決勝進出最低タイムが20秒33だから自己ベスト付近出せれば日本人でも十分通用するはず。五輪や世界陸上だけではなくダイヤモンドリーグ転戦できるだけの実力のある選手が出ないかな。

男子走高跳
ムタズ・エサ・バルシムが2m43の世界歴代2位で優勝
2位はボーダン・ボンダレンコで2m40
3位はイバン・ウコフで2m34
バルシムがなんと2m43を1回目で成功、バーに全く触れていなかった。この記録はパフォーマンス歴代3位タイ。どちらかが単独2位に浮上するだろうと思ったがそれはバルシムではなくボンダレンコだと予想していた。今季ボンダレンコとの戦績は3勝3敗と拮抗しているがボンダレンコが2m40以上跳んだ試合では全て負けていた。
2013年にバルシムが13年ぶりに屋外で2m40を越え、続けてボンダレンコが2m41を跳び、今季だけで5人も2m40ジャンパーがいる。この種目はソトマヨルが圧倒的で2m40以上のパフォーマンスは殆どソトマヨルのものだった、ついこの間まで歴代2位でもショーベリ2回が最高。しかし今ではボンダレンコが7回で歴代2位、バルシムが5回で歴代3位。全39回中17回がソトマヨルで以前ほど圧倒的ではなくなっている。
バルシムはアジア大会では2連覇がかかる、あまりアジア大会を重視してないと思うから記録には期待していない。
戸邉直人が2m31の自己ベストタイで7位。今季は2m30以上を4回も跳びそのうち3回が海外での試合。詳しくないから分からないが恐らく1シーズンで4回の2m30越は最多じゃないだろうか、キャリアでも多いはず。以前なら2m30中盤跳べば金メダルの可能性すらあったが現在のレベルではメダルすら取れない。来年より成長すれば入賞は狙えるラインにいると思う。

女子200m +0.1
アリソン・フェリックスが22秒02の今季世界最高記録で優勝
2位はMyriam Soumaréで22秒11の自己ベスト
3位はダフネ・シパーズで22秒30
今季はもうそんなにタイム出さないと思ったが最後のダイヤモンドリーグで今季世界最高記録、自己6番目の記録。去年の怪我をキッカケに段々調子を落とすかなと思ったがそんな心配いらなかった。来年はもう30歳になる、そろそろ若手に21秒台で走れる選手が現れて欲しい。
Soumaréは4年ぶりの自己ベスト、ヨーロッパ選手権での結果からここまでのタイム出すとは思わなかった。
シパーズは21秒台も期待したが流石に無理だった、ただこのタイムはセカンドベストで悪いタイムではない、今季はスプリント種目中心で試合に出ていたが来年は七種で世界陸上に出るのだろうか。

女子砲丸投
バレリー・アダムスが20m59の今季世界最高記録で優勝
2位はChristina Schwanitzで19m86
3位はMichelle Carterで19m73
アダムスにしては記録が物足りないが今期も無敗のままダイヤモンドリーグ総合優勝、コンチネンタルカップに出るだろうからそこで記録に期待したい。
SchwanitzとCarterは20m台の記録を持っているから勝てる可能性あるんだけど出したら出したでアダムスがそれを越えるんだろうな。
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2014年08月29日

Diamond League Zurich 2014

http://www.diamondleague-zurich.com/en/Results/Overview/

男子100m -0.3
Kemar Bailey-Coleが9秒96のシーズンベストで優勝
2位はマイク・ロジャースで10秒05
3位はJames Dasaoluで10秒06
スタートでパウエルが抜け出すも後半抜かれまくって10秒07で4位、今季9秒87を出しているので本来の走りではなかったと思う。いつものパウエルなら後半もここまで弱くない。
Bailey-Coleは今季初の9秒台、期待している選手だがブレーク並になるのは難しいだろう、9秒8台までは成長すると思う。200m走って欲しいんだが今季は結局一度も走らなかった。
Dasaoluは1レーンという不利なレーンだったがタイムは悪くない。今季は室内60mで自己ベスト更新したが屋外では10秒を切れなかった、ただ10秒0台は今季だけで5回も出しているので条件次第では切れたと思う。
タイソン・ゲイは10秒35で9位。前半得意な選手でないがそれでも遅すぎる、加速に上手く乗れずに途中で諦めている。復帰初戦で9秒台を出した時は流石と思ったがシーズン終盤で何があったのか。

男子200m -0.9
アロンソ・エドワードが19秒95で優勝
2位はニッケル・アシュミードで20秒01
3位はRasheed Dwyerで20秒21
エドワードが3回目の19秒台を記録、上位10記録のうち7つが今季の記録、自己ベスト更新こそしていないが最高の年だっただろう。ダイヤモンドポイントは19で1位、2位がアシュミードで18。この2人は今季勝ったり負けたりを繰り返している。最終戦は誰が出るか分からないがエドワードが総合優勝するんじゃないだろうか。

男子やり投
Thomas Röhlerが87m63の自己ベスト
3位はKeshorn Walcottで85m77のトリニダード・トバゴ記録
3位はテロ・ピトカマキで85m12
昨年まで自己ベストが83m95だったRöhlerが今期に入り大躍進、肝心のヨーロッパ選手権で結果を残せなかったがその後の試合は全て85m以上投げている、ダイヤモンドランキングでもトップになった。
Walcottも自己ベスト更新。この若さでこの記録なら十分、去年の世界陸上は予選落ちだったので五輪王者としてせめてメダルをとってほしい。
posted by クライシ at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月21日

Kim Collins 9.96 (+1.0m/s) new PB at 38, London Sainsbury's anniversary games 2014

https://www.youtube.com/watch?v=JCHkjiXfJAE

キム・コリンズが100mで9秒96(+1.0)の自己ベスト&38歳年齢別最高記録。
初めての世界大会は1996年のアトランタ五輪、モーリス・グリーンが全盛期の時からずっといる選手。こんな選手が38歳にして自己ベストを記録するなんて恐ろしい。世界陸上に出て欲しいがやはり出られないのだろうか、勿体ない。記録こそ突出していないがここまでキャラクターのある選手は珍しい。

また同大会でDavid Storlが砲丸投で21m97の自己ベスト、グライド投法では現役最高記録。
https://www.youtube.com/watch?v=OSIT7EfpLzw
ラベル:屋外
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2014年07月20日

Diamond League Monaco 2014

http://www.diamondleague-monaco.com/en/Program/Overview/

男子200m -0.5
ジャスティン・ガトリンが19秒68の世界歴代8位タイで優勝
2位はニッケル・アシュミードで19秒99
3位はクリストフ・ルメートルで20秒08のシーズンベスト
今季100mで絶好調だけあってコーナー抜けた時点で頭ひとつ出ている、かなりスピードが出ていたようでコーナーで膨らんでいた。後半50mは少し力んでいるように見えていたがこのタイム。来年の世界陸上に出場すればメダルはほぼ確実、このタイムならボルト相手でも引けをとらない。
2番手にアシュミード、ゲイがいたがゲイは後半失速、その中でルメートルが追い込んだ。ゲイは100mで9秒93を出していたから19秒台を出せると思ってた、以前より100m寄りの選手になってるな。

男子800m
ナイジェル・アモスが1分42秒45の今季世界最高記録で優勝
2位はPierre-Ambroise Bosseで1分42秒53のフランス記録
3位はモハメド・アマンで1分42秒83のシーズンベスト
アモスのタイムはセカンドベスト、自己ベストは突出しているがフロックではない。400mは今季自己ベストの45秒56を出している、日本だとこの種目でもトップクラス。ルディシャのベストが45秒50なので同じくらい、800m専門の選手としては速い。
Bosseは自己ベストを1秒以上更新、コーカソイドとしてはセバスチャン・コー、ユーリー・ボルザコフスキーに次ぐ記録。記録が確認できる2007年以降毎年自己ベストを1秒以上更新し世界大会でも結果がついてきている。来年の世界陸上では決勝は勿論メダルも獲得して欲しい。
アマンはアモス相手だと負けることが多いように感じる。世界チャンピオンだがルディシャやアモスの欠場で獲得できたという印象。今回は5位まで1分42秒台の高速レースだったためこういうレース展開は苦手だと思う。

男子1500m
Silas Kiplagatが3分27秒64の世界歴代4位で優勝
2位はアスベル・キプロプで3分28秒45のシーズンベスト
3位はRonald Kwemoiで3分28秒81の世界歴代7位タイ&世界ジュニア記録
Kiplagatは4年ぶりの自己ベスト更新、当時はキプロプよりも持ちタイムが上だったが実績がなかった。ペースメーカーが止めるまでキプロプがずっと引っ張っていったが残り70m位でKiplagatが追い抜いた。同年代で3分27秒台のベストを持つ2人がどこまでタイムを伸ばすか楽しみだ。
Kwemoiはジュニア初の3分30秒切り、世界ジュニアも期待しようと思ったがどうやら出場しないよう。
7位まで3分30秒を切る過去最高レベルのレースだった。

男子110mハードル
Pascal Martinot-Lagardeが12秒95のフランス記録で優勝
2位はOrlando Ortegaで13秒01の自己ベスト
3位はSergey Shubenkovで13秒14のシーズンベスト
Parchmentに続きMartinot-Lagardeも12秒台、複数の選手が12秒台を出した国はアメリカとフランスだけ。若くして12秒台の選手が複数出たことは今後もレベルの高い争いが期待できるだろう。2位のOrtegaも12秒台まであと少し。

男子走高跳
ボーダン・ボンダレンコが2m40で優勝
2位はムタズ・エサ・バルシムで2m37
3位はイバン・ウコフで2m34
ボンダレンコは6回目の2m40超え、もう当たり前のように2m40は跳んでいる。今回は世界記録は狙わずに現実的に2m43に挑戦したが3回とも失敗。ただボンダレンコが記録だけではなく強さも含め歴代2位なのは間違いない、単独歴代2位に上がって欲しいところ。その可能性は十分ある。

女子三段跳
カテリーン・イバルグエンが15m31(0.0)の世界歴代5位&南アフリカ記録で優勝
2位はエカテリーナ・コネワで14m89(+0.6)の自己ベスト
3位はKimberly Williamsで14m59(+1.2)のシーズンベスト
去年の世界チャンピオンで他にもメダルをとっている選手だがあまり印象になかった、実績に対して記録がついてきたな。最終跳躍で自己ベストを32cmも更新した。最近は15m超えですら出ていなかったからやっと出たという感じ。
posted by クライシ at 03:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月13日

Diamond League Glasgow 2014

http://www.diamondleague-glasgow.com/Live-StartlistsResults/Overview/

男子100m +0.3
ニッケル・アシュミードが9秒97のシーズンベストで優勝
2位はマイク・ロジャースで9秒97のシーズンベスト
3位はネスタ・カーターで9秒98
アシュミードは隣のコリンズ相手に先行する素晴らしいスタート、後半は僅差だったが勝利。今季の2番手がこのアシュミード、ロジャース、カーターだろう。タイムで言えばトンプソンだがこのレースでは10秒09で6位、コリンズにも負けてる。
ブレークは途中棄権、あのまま走っても下位に終わったと思う。怪我が長引いてるな、来年までに復活できるだろうか。

男子200m -0.7
アロンソ・エドワードが20秒25で優勝
2位はWarren Weirで20秒30
3位はCurtis Mitchellで20秒31
タイムだけ見て接戦と思ったがエドワードは後半流す余裕っぷり、150m以降の伸びがすごい。Weir相手にこの強さ、今回はダイヤモンドリーグイベントではないが連戦しているし総合優勝の可能性は高い。来年以降もこの力を維持できればメダルの可能性もある。

男子400m
Isaac Makwalaが44秒71で優勝
2位はクリス・ブラウンで44秒94
3位はMatthew Hudson-Smithで44秒97の自己ベスト
先週44秒01を出したMakwalaが順当に優勝、ただ44秒01というタイムは出すぎたタイムだったように思える。最後は足がもたついたが300m時点でかなり差をつけていた。
Hudson-Smithは200mメインの選手で自己ベストは20秒88、400mは今季本格的に走り始めこのタイム。今までの自己ベストは去年室内で走った48秒76。大柄な選手で後半強い。

男子400mハードル
Javier Culsonが48秒35で優勝
2位はアシュトン・イートンで48秒69の自己ベスト
3位はMichael Tinsleyで48秒91
イートンは順調にタイムを伸ばしている、専門にすれば47秒台は間違いなく出せるだろう。110mハードルと比べると殆ど同水準。今後もダイヤモンドリーグ転戦するだろうからどこまで伸ばせるか。

女子200m +0.2
ダフネ・シパーズが22秒34のオランダ記録で優勝
2位はアリソン・フェリックスで22秒35
3位はブレッシング・オカグバレで22秒41
シパーズは100mBで11秒03(+0.9)のオランダ記録。短距離種目に絞っても世界陸上でファイナリストになれるレベル、200mはスコアリングテーブルで言えば専門の七種と変わらない。去年の世界陸上3位が22秒32だからメダルの可能性もある。恐らく七種専門として続けるだろうが迷いはないんだろうか。
posted by クライシ at 12:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月06日

Diamond League Paris 2014

http://www.diamondleague-paris.com/en/Live-StartlistsResults/Overview/

男子100m -0.8
マイク・ロジャースが10秒00で優勝
2位はリチャード・トンプソンで10秒08
3位はキム・コリンズで10秒10のシーズンベスト
ニッケル・アシュミードが出場していたがフライングで失格。飛び出し自体は早いわけではないがその前に明らかに動いている。相当不満だったらしくかなり抗議していた、最近では珍しい光景。
優勝タイムがあまり良くないがロジャースだとこんなもんだろう。逆にトンプソンは期待はずれ、あのタイムはかなり条件が良かったのだろう。フライングの影響があるかと思ったが全員リアクションタイムは悪くなかった、むしろトンプソンは0.116秒とかなり早い。
コリンズは1レーンで本来不利なんだが60m地点ぐらいまでトップを走っていた、10年以上前から変わっていない強さ。今回の記録は38歳年齢別最高記録。40歳になっても走って欲しいから世界大会に出られない状態は早く解消して欲しい、来年は世界陸上で見たい。
ルメートルは10秒28で7位、200mで20秒11を記録しているので10秒1台は出せると思った。今回は面子の割にタイムが良くないのでコンディションが悪かったのだと思う。

男子110mハードル
Hansle Parchmentが12秒94の世界歴代10位タイ&ジャマイカ記録で優勝
2位はPascal Martinot-Lagardeで13秒05の自己ベスト
3位はOrlando Ortegaで13秒10のシーズンベスト
この結果はかなり予想外、13秒0台の自己ベストを持っているがシーズンベストは13秒14でついこの間のジャマイカ選手権ではAndrew Rileyに負けて2位だった。0.11秒も自己ベスト更新、若手の中では一人抜けだした。
Martinot-Lagardeは連戦であることを考えるとかなり良い、それ以上にParchmentが良かった。3位にはOrtegaと期待の若手3人が上位に入る結果となった。

男子やり投
Ihab El-Sayedが87m10で優勝
2位はテロ・ピトカマキで86m63のシーズンベスト
3位はThomas Röhlerで84m74の自己ベスト
今季世界最高を出しているEl-Sayedがセカンドベストで優勝、自己ベストが突出しているためフロックの可能性もあったが本物だろう。これでダイヤモンドリーグ2勝。
4位に新井涼平で81m52。海外でも80m超を投げられてのはかなり収穫だろう、しかもヴェセリー、トルキルドセンより上の順位になったことは自信にもなる。
posted by クライシ at 11:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月05日

Diamond League Lausanne 2014

http://www.diamondleague-lausanne.com/en/Live-StartlistsResults/Overview/

男子100m +0.1
ジャスティン・ガトリンで9秒80の今季世界最高記録で優勝
2位はタイソン・ゲイで9秒93のシーズンベスト
3位はマイク・ロジャースで9秒98のシーズンベスト
ガトリンは素晴らしいスタートを決め30m地点でもう抜けだしている、後半も非常に伸びのある走り。ほぼ無風でこのタイムなら恐らく自己最高の走りだろう、追い風があれば自己新は間違いなかった。今季は無敗のままシーズン終える可能性が高い、来年も同水準を維持できれば衰えたボルト相手にどのくらい対抗できるか楽しみだ。
ゲイは復帰初戦、一流だけあって10秒を切ってきた。ただ今季はガトリンに勝つのは難しそう。現状を見るとアメリカ代表になるのはほぼ間違いないだろう。
ロジャースは今季初の9秒台。この選手が全米で圧勝したレベルだからベテランに頼ってる状態だな。

男子200m +1.2
アロンソ・エドワードが19秒84のシーズンベストで優勝
2位はニッケル・アシュミードで20秒06
3位はクリストフ・ルメートルで20秒11のシーズンベスト
エドワードは自己ベストまで0.03秒、完全復活と言っていいだろう。100mの走力はアシュミードの方が上であるため先行されたが後半よく伸び0.2秒以上差を付けた。現在ダイヤモンドランキングは1位、今季世界トップレベルであることは間違いない。
ルメートルは相変わらずだがタイムは伸ばしてきた、自己5番目の記録。まだ若いが19秒80という自己ベストを今後更新するのは難しいと思う。前半が劇的に改善すると言う事はないだろう。
Wayde van Niekerkが4位で20秒19の自己ベスト。今季400mで44秒38を出している選手。200mは2010年世界ジュニアで4位に入っている。
Femi Ogunodeは5位で20秒25。この調子だとアジア大会は間違いなく優勝する。このレベルの選手ですら世界では後半弱いって考えると日本人が世界大会の決勝に残るというのは非常に難しいということが分かる。
ヨハン・ブレークは6位で20秒48。コーナーを出た辺は良かったが後半の走りが酷すぎる。これからブレークの時代が来ると思った矢先に怪我、今季は世界大会がないからいいが来年以降復活できるだろうか。

男子400m
キラニ・ジェームスが43秒74の世界歴代5位タイ&グレナダ記録で優勝
2位はラショーン・メリットで43秒92
3位はYousef Masrahiで44秒43のアジア記録
ジェームスがやっと43秒7台を出してきた、メリットに並ぶ記録。21歳年齢別最高記録だがU-22のカテゴリで見るとワッツ、ウォリナーに次ぐ記録。メリットとの対戦がない限り43秒台を出すことはないだろうから今季あと何度対戦するか。普段は前半抑えて走ることが多いがメリットがいる試合では前半から突っ込んでいる。ジェームスには本当に世界記録を期待している。だから今季まだ記録を伸ばして欲しい。
メリットはまた43秒台で2位、2位の記録としては2番目に速い記録。ここ最近43秒台を出しているのを見るとメリットにとってライバル不足だったように感じる、以前はウォリナーというライバルがいた。
Masrahiは26年ぶりのアジア記録更新。世界陸上決勝経験もあるしタイムだけ見れば世界大会でも3位に入れる可能性がある。
クリス・ブラウンは4位で44秒59。この歳にして自己7番目タイの記録。来年の世界陸上では決勝進出を期待したい。

男子110mハードル +0.4
Pascal Martinot-Lagardeが13秒06の自己ベストで優勝
2位はSergey Shubenkovで13秒13のシーズンベスト
3位はAndrew Rileyで13秒23
Martinot-Lagardeが13秒0台に突入、この調子でダイヤモンドリーグでは総合優勝するだろう。フランスでハードルというとラッジ・ドゥクレだけのイメージが強いが意外と全体的にレベルが高い、ジュニアにもWilhem Belocianがいる。この若さで13秒0台が出せれば今後も活躍する可能性は高そう。
Shubenkovは今季タイムを伸ばせないかと思ったが段々上げてきた。自己ベスト更新を期待したい。

男子走高跳
ボーダン・ボンダレンコが2m40で優勝
2位はAndriy Protsenkoで2m40の世界歴代7位タイ
3位はイバン・ウコフで2m38
4位のムタズ・エサ・バルシムが2m38、5位のDerek Drouinが2m35と着順別最高記録。全体的なアベレージで言えば世界記録が出た1980〜1990年代よりも上だろう。2位まで2m40だったのはニューヨークに続き2回目、どちらもボンダレンコが優勝している。ボンダレンコは2m40を2回目で成功、今回もその後に世界記録に挑戦している。
Protsenkoは今季急成長中の選手で世界室内では銅メダルを獲得、その時の記録を4cmも更新した。2013年以前の自己ベストは2m31、更新の伸び方が去年のボンダレンコのよう。ただボンダレンコと違い世界ジュニアなどでの実績はない。どちらもウクライナの選手だからちょっと疑ってしまう。10年以上出なかった屋外2m40超えが去年から今日まで6人、計12回も出ている。
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2014年06月15日

Diamond League New York 2014

http://www.diamondleague-newyork.com/Live-StartlistsResults/Overview/

男子100m -1.9
ネスタ・カーターが10秒09で優勝
2位はヨハン・ブレークで10秒21
3位はケストン・ブレドマンで10秒23
風速がコロコロ変わり100mは向かい風が強くなった、無風であればカーターは9秒台が出せただろう。スタートから抜け出しいい走りだった。
ブレークはリアクションタイムが0.209と悪く更にスタート直後にバランスを崩し明らかに加速が悪くなっている。力があるからなんとか2位に入ったが今季はあまり調子がいいように見えない。上手く走れたとしてもカーターに負けていたかもしれない。

男子200m -0.2
Warren Weirが19秒82の今季世界最高記録で優勝
2位はニッケル・アシュミードで19秒95のシーズンベスト
3位はアロンソ・エドワードで20秒06
Weirはコーナーを出た辺りから抜け出し殆ど詰めさせずにゴール、最後数mは流しているようだった。タイムはサードベストで今季も調子が良さそう。去年はダイヤモンドリーグの200mで総合優勝、今季もその可能性は高い。自己ベストの19秒79は去年のジャマイカ選手権で出したタイムでこの時は最後にボルトのパフォーマンスのマネをしている。まだタイムを伸ばせると思うから今季期待している。
アシュミードも強い選手でWeirに勝つことも少なくないが大事な大会で負けている事が多い。100mの走力はWeirより上だろうがコーナーの100mだとWeirが上手い。ユース時代から活躍している数少ない選手だがこのままだとシニアの個人メダルは難しそうだ。去年の世界陸上は銅メダルまで0.01秒だった。
エドワードは今季好調だがそれでも上位2人には敵わなかった、200mで今季初の負け。今季は20秒0台を3回出していて自己ベストを出した2009年よりも安定している。
飯塚翔太は21秒04で8位。1レーンで不利ではあったがこのタイムは悪い。今の状態だとダイヤモンドリーグに出るだけになってしまってる。世界ジュニアでは20秒67で走っていたからせめて20秒台で走って欲しかった、準備期間は短かっただろうがそれでも21秒かかっては世界なんて遠すぎる。なるべくなら海外転戦などもして格上相手と試合をした方がいいと思う。

男子400m
ラショーン・メリットが44秒19の大会記録で優勝
2位はWayde van Niekerkで44秒38の南アフリカ記録
3位はクリス・ブラウンで44秒61のシーズンベスト
メリットはいつも通りといったところ。驚いたのは2位のNiekerk、前半から攻めて自己ベストを大幅更新。高地で44秒台を出した時は気にしていなかったが今回のタイムは現代の400mではレベルの高いタイム。200mでは20秒21A(+1.1)の記録を持ちスピードもある。一気にタイムを伸ばしたので今後も同じようなタイムを出せるか分からない。ただ若い選手なので期待はできる。
ブラウンのタイムは35歳年齢別最高記録、自己8番目のタイム。今だに世界の第一線で戦えている、来年の世界陸上ではもしかすると決勝に残るかもしれない。

男子400mH
ハビエル・クルソンが48秒03の今季世界最高記録で優勝
2位はMichael Tinsleyで48秒56のシーズンベスト
3位はCornel Fredericksで48秒58のシーズンベスト
今季全然タイムが出てない中クルソンが47秒に迫るタイムを記録、2位に0.5秒以上付ける圧勝。安定した強さを持ち2012年、2013年とダイヤモンドリーグ総合優勝しているが世界大会のタイトルはとれていない。今季もダイヤモンドリーグ総合優勝の可能性は高いだろうが来年以降の世界タイトルは年齢的に厳しそう。今季自己ベスト更新すれば期待できるが。

男子走高跳
ボーダン・ボンダレンコが2m42の世界歴代2位タイ、ヨーロッパタイ記録で優勝
2位はムタズ・エサ・バルシムで2m42の世界歴代2位タイ、アジア記録
3位はAndriy Protsenkoで2m35の自己ベスト
ボンダレンコは2m40を1度失敗したが2m42を1回目で成功、喜びも見せず余裕と行った雰囲気。バルシムは2m35に2度失敗、2m40に1度失敗したが2m42を1回目で成功。バルシムはボンダレンコとは対称的にかなり喜んでいた。バルシムは1度2m44に失敗した後2m46に挑戦、ボンダレンコは2m44をパスし2m46を挑戦。どちらも跳べなかったが2m42の跳躍はまだ余裕があった、歴代単独2位にどちらかが浮上するだろう。ボンダレンコは今までの試合運びからしてその可能性は高そう。

High Schoolの女子100mでKaylin Whitneyが11秒27(+1.7)の今季ユース最高記録。1998年生まれなので来年までユース。歴代で11位なので10位以内に入る可能性は高い。
posted by クライシ at 09:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月13日

Diamond League Oslo 2014

http://www.diamondleague-oslo.com/en/Live-StartlistsResults/Overview/

男子100m -0.6
リチャード・トンプソンが10秒02で優勝
2位はJimmy Vicautで10秒04
3位はAdam Gemiliで10秒11
前半はVicautが先行し90m地点辺りで逆転した。トンプソンは前半型のイメージだったがこう見ると後半も強い。ここ最近は世界大会で準決止まりだが中堅クラスの力は維持している。
Vicautは今季走ったレース全て10秒10未満で走っている。ダイヤモンドリーグに出れば上位にほぼ必ず入ってくる選手だから来年は世界陸上でも決勝に来るだろう。
Gemiliも2戦連続の3位、タイムこそ伸ばしていないが強さは見せている。今季は100mに絞って走れば自己新、9秒台も可能だろう。
ジェイスマ・サイディ・ンドゥレが10秒19で5位。この前9秒95を出した記事を書いたがどうやら風速に問題があり公認ではなくなった。なのでIAAFのリストからも消えた。

男子110mハードル -0.6
Pascal Martinot-Lagardeが13秒12の今季世界最高&自己ベストタイ
2位はAndrew Rileyで13秒36
3位はSergey Shubenkovで13秒37
2位に0.2秒以上付ける圧勝、13秒1台を2戦続けて出してきた。今季は去年のランキング上位である選手が好調とも限らないからこのままダイヤモンドリーグで活躍しそう。
Shubenkovは期待しているが今季は13秒3辺りを彷徨っていて去年ほどの力はない。

男子400mハードル
アシュトン・イートンが49秒17で優勝
2位はJohnny Dutchで49秒77
3位はRasmus Mägiで49秒88
イートンは今季400mH4戦目でセカンドベスト。自己新は出せなかったがDutchに勝てているので専門の選手と比べても遜色ない。この感じだと今季はまだ走るのだろうか。

女子走幅跳
Tianna Bartolettaが7m02(+0.1)の今季世界最高&自己ベストで優勝
2位はShara Proctorで6m78のシーズンベスト
3位はFunmi Jimohで6m71
Bartolettaは3日前にも6m93の今季世界最高と自己ベストを出して優勝している。気付かなかったがマディソンから名前が変わってた。一度世界を制した選手が9年後にここまで記録を伸ばすのは珍しい。2012年五輪は100mで4位に入りスプリント能力も以前より向上している。2007年世界陸上を最後に走幅跳で世界大会に出ていないが来年はこの種目で代表入りを目指すだろう。
競技と関係ないがJimohの髪型が凄かった。
posted by クライシ at 00:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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