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2017年05月06日

Diamond League Doha 2017

https://doha.diamondleague.com/programme-results-doha/

男子100m -1.2
アカニ・シンビネが9秒99で優勝
2位はアサファ・パウエルで10秒08のシーズンベスト
3位はフェミ・オグノデで10秒13のシーズンベストタイ
シンビネは今季6回目の9秒台、決勝レースは全て9秒台を記録している。この強い向かい風で9秒台は強い、世界陸上でメダルの可能性もあるのではないだろうか。
パウエルはまずまずといったところ、追風であれば9秒台は出ただろう。
ジャスティン・ガトリンは10秒14のシーズンベストで4位。ガトリンがパウエルに負けるのは2004年以来。毎年好記録だしたここでこのタイムとなると相当衰えているのかもしれない。それとスタートが明らかにフライングっぽいが特に取られず、リアクションタイムも0.140秒と普通、他との比較でこのリアクションタイムはありえないと思う。
Andre De Grasseは10秒21のシーズンベストで5位。De Grasseは世界大会で調子を上げてくる選手なので今回タイムが悪いと言って今季調子悪いとは限らない。

男子400m
Steven Gardinerが44秒60で優勝
2位はラショーン・メリットで44秒78のシーズンベスト
3位はトニー・マッケイで44秒92のシーズンベスト
Gardinerのタイムはそれほど良くないが、メリットに勝利は評価できる。世界大会の決勝に残ったことはないが、今年はいけるかもしれない。
カラボ・シバンダは45秒05のシーズンベストで4位。自己ベストは44秒25であるが、今回の記録はサードベスト。

男子やり投
Thomas Rohlerが93m90の世界歴代2位で優勝
2位はJohannes Vetterで89m68の自己ベスト
3位はJakub Vadlejchで87m91のシーズンベスト
カメラの近くまで到達しそうな大投擲、パフォーマンス歴代6位でもある。ジュニア時代は有名な選手ではなかったが、記録が確認できる2010年以降毎年記録を更新している。世界陸上は間違いなく優勝候補。面白いことに前回大会4位だった選手が優勝することが多く2015年のJulius Yego、2013年のヴィテスラフ・ヴェセリー、2009年のアンドレアス・トルキルドセン、2007年のテロ・ピトカマキが該当。Rohlerは前回大会4位なのでこの例に載るだろう。
新井涼平は74m68で9位。

女子200m -2.3
エレイン・トンプソンが22秒19のシーズンベスト
2位はダフネ・シパーズで22秒45
3位はマリー・ジョゼ・タ・ルーで22秒77のシーズンベスト
この向かい風で22秒19は強い、世界陸上でも2冠の可能性は高いだろう。
シパーズも悪くないが2016年五輪で負けてから3連敗中。トンプソンがこのまま好調であれば勝つのは難しいだろう。
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2016年09月10日

Diamond League Zürich 2016

http://brussels.diamondleague.com/en/programme_results_brussels/

男子200m +0.8
Julian Forteが19秒97の自己ベストで優勝
2位はAdam Gemiliで19秒97の自己ベスト
3位はチュランディ・マルティナで19秒98
Forteはつい先日、追風参考ながら9秒台を記録。ジャマイカ選手権では3位に入るも、ボルトが選ばれたため五輪には出られなかった。恐らく現状世界でも3番手付近にいる選手だと思う。
Gemiliは自己ベストを出すも優勝できず、この選手は接戦で勝てない印象が強い。しかし、怪我から復帰してよくここまで復活した、来年の世界陸上ではメダルを期待したい。
マルティナは19秒台を何回も出しているイメージがあったがこれで5回目。

女子100m +0.6
エレイン・トンプソンが10秒72で優勝
2位はダフネ・シパーズで10秒97
3位はChristania Williamsで11秒09
トンプソンはこれで4回目の10秒7台。1年間で4回の10秒7台はシェリー=アン・フレーザー=プライスですら達成したことがない。歴代でも1年間に10秒80を4回以上切った選手はフローレンス・グリフィス=ジョイナーの4回とマリオン・ジョーンズの9回だけ。フレーザー並に長年活躍することは難しいかもしれないが、瞬間的な強さなら上回れるだろう。

女子400m
キャスター・セメンヤが50秒40の自己ベストで優勝
2位はCourtney Okoloで50秒51
3位はStephenie Ann McPhersonで50秒51
最終コーナーを出たところで5位、800m同様後半を伸びを見せごぼう抜き。五輪では400mとの2冠を狙う話もあったが、50秒すら切れない状況ではメダルすら厳しかっただろう。それでも近年の800mランナーの中ではかなり速い。

女子棒高跳
Sandi Morrisが5m00の世界歴代2位で優勝
2位はEkaterini Stefanidiで4m76
3位はNicole Buchlerで4m58
Morrisが屋外でエレーナ・イシンバエワに続き2人目の5m超え。ギリギリというか完全に接触していてよく落ちなかったなという跳躍。イシンバエワが初めて5mを越えたのは23歳の時、Morrisはまだ24歳なのでそう変わらないが今後はもっとアベレージを上げていく必要がある。
posted by クライシ at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月03日

Diamond League Zürich 2016

http://zurich.diamondleague.com/en/programme_results_zurich/

男子100m +0.4
アサファ・パウエルが9秒94で優勝
2位はアカニ・シンビネで9秒99
3位はベン=ユスフ・メイテで9秒99
100mはこれがダイヤモンドリーグ最終戦。パウエルはこれまでユージーンで2位の6点しか持っていなかったが、最終戦で勝ったことにより26点で総合優勝を決めた。暫定1位だったメイテよりもパウエルのほうが強いからいいが、たった2戦で優勝ってどうなのって思う。今回、ガトリンが出ていれば確実にガトリンが総合優勝だっただろう、優勝2回に加えてダイヤモンドリーグイベント以外でも優勝している。こういうところがダイヤモンドリーグ総合優勝にあまり価値を感じないし、選手も総合優勝を狙いに行っているように見えない。
パウエルはこれで97回目の9秒台。もうほぼ試合は残っていないので今季中に100回の無理だが来年は恐らく越えるだろう。五輪出場はならなかったが、五輪に出ていても決勝進出する力はまだある。そのパフォーマンスが出来るかは別だが。

男子砲丸投
Tomas Walshが22m20のオセアニア記録で優勝
2位はRyan Crouserで22m00
3位はJoe Kovacsで21m20
Walshがまたしても22m超スロー。既に実績はあるし、これだけの記録が出せるようであれば来年の世界陸上は優勝する可能性もある。少し前までStorlやマエフスキの時代があったが完全に流れが変わってきている。Storlはまだ若いし、まだまだ活躍できる可能性があるがこのまま消えてしまわないか心配。

女子200m +0.2
エレイン・トンプソンが21秒85で優勝
2位はダフネ・シパーズで21秒86のシーズンベスト
3位はアリソン・フェリックスで22秒02のシーズンベスト
いつもならシパーズが遅れることが多いが、今回はコーナーを抜けた辺りでトップ。後半も強いのでこのまま優勝かと思われたが、トンプソンが追い込みギリギリ逆転。シパーズは最後の走りが崩れなかったらまだわからなかったと思う。
フェリックスも良い記録、これでも勝てないのは周りのレベルが上ったから。キャンベルとフェリックスの時代が長かったが、男子と違い上手く世代交代が進んでいる。
posted by クライシ at 15:18| Comment(1) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月28日

Diamond League Paris 2016

http://paris.diamondleague.com/en/programme-results/programme-2016-results/

男子100m -0.1
ベン=ユスフ・メイテが9秒96のコートジボワール記録タイで優勝
2位はアカニ・シンビネで10秒00
3位はチュランディ・マルティナで10秒01のシーズンベスト
メイテは今季4回目の9秒台、30歳近い年齢で過去最高の成績を残している。
マルティナは五輪では予選落ち、あの時の走りは何だったんだ。
Joel Fearonは10秒05で4位。ここ3試合全て10秒10切り、来年も短距離に取り組んでいたら代表入りの可能性は高い。
ジミー・ヴィコは10秒12で5位。今季9秒8台を2回出し、一部ではメダル候補にも上げられたが五輪で7位。グランプリレースに戻れば好調かと思えばそうでもない。ピーキングが上手く行かなかったのだろうか。

男子3000m
Yomif Kejelchaが7分28秒19の世界U20記録で優勝
2位はAbdalaati Iguiderで7分30秒09の自己ベスト
3位はハゴス・ゲブリウェトで7分30秒45の自己ベスト
Kejelchaは去年5000mで12分台に突入し、ダイヤモンドリーグでも優勝している。五輪には出場していない。

男子400mH
Nicholas Bettが48秒01のシーズンベストで優勝
2位はカーロン・クレメントで48秒19
3位はYasmani Copelloで48秒24
Bettはセカンドベスト。五輪ではハードルを超えられずに失格、本来ならこのくらいで走ることができたのだろう。去年の世界陸上チャンピオンであるが、まだまだ不安定でアベレージが低い。

男子砲丸投
Tomas Walshが22m00のオセアニア記録で優勝
2位はRyan Crouserで21m99
3位はKurt Robertsで20m78
Walshは2投目に21m81のオセアニア記録。その後、Crouserが21m99を投げるも最終投擲で逆転。
WalshはCrouserと同世代であるが、対戦は今季が初めて。まだ若く、東京五輪でも彼らの姿は見られるだろうし、そこでもハイレベルな試合を期待したい。

女子3000mSC
Ruth Jebetが8分52秒78の世界記録で優勝
2位はHyvin Kiyeng Jepkemoiで9分01秒96
3位はEmma Coburnで9分10秒19
五輪から1周間足らずで世界記録更新、あの時も最初のローペースがなければこのくらいのタイムが出ただろう。まだ19歳、これからも記録を伸ばす可能性は充分ある。
posted by クライシ at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月27日

Diamond League Lausanne 2016

http://lausanne.diamondleague.com/en/programme_results_lausanne/

男子100m +0.5
アサファ・パウエルが9秒96で優勝
2位はベン=ユスフ・メイテで10秒01
3位はJoel Fearonで10秒05
衰えたといえども9秒台を出すのは流石、96回目の9秒台でもう100回目は目前。
Fearonは今季9秒台に突入するも国内選考会にも出ていないのでリレーメンバーにすら選ばれていない。ダイヤモンドリーグでも結果を残したし、今後は活躍が見られるかもしれない。

男子200m +0.4
チュランディ・マルティナが19秒81のオランダ記録で優勝
2位はアロンソ・エドワードで19秒92のシーズンベスト
3位はJulian Forteで20秒16のシーズンベスト
マルティナは北京での失格記録を上回った。以前の自己ベストは2012年で同じく五輪後のローザンヌ、五輪年になると調子を上げる典型的な選手。

男子110mH +0.5
オルランド・オルテガが13秒11で優勝
2位はOmar McLeodで13秒12
3位はDimitri Bascouで13秒25
五輪のメダリストがそのまま上位3人、記録も五輪とさほど変わらない。
Wilhem Belocianが13秒25の自己ベストで4位。自己ベストを0.03秒更新。五輪では予選でフライング失格、もしこれがなければ決勝進出の可能性があったんだろうな。

女子100m +0.8
エレイン・トンプソンが10秒78で優勝
2位はJenna Prandiniで11秒11
3位はMorolake Akinosunで11秒16
トンプソンは今季3回目の10秒7台とハイアベレージ。去年も100m走る機会があれば10秒7台出してもおかしくなかったし、世界陸上に出ていればメダルが取れていただろう。
posted by クライシ at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月24日

Diamond League London 2016

http://london.diamondleague.com/lists_results_london/

男子100m +0.4
ジミー・ヴィコが10秒02で優勝
2位はアイザイア・ヤングで10秒07
3位はチュランディ・マルティナで10秒10
ヴィコは予選で9秒96、速い選手なんだけどヨーロッパ選手権にしても決勝でタイムを落としているのが気になる。
9位はキム・コリンズで12秒08。走ってすぐ違和感があったのか早い段階から力抜いている。五輪までもう時間がないので大事を取ってもらいたい。

男子200m -0.3
ウサイン・ボルトが19秒89のシーズンベストで優勝
2位はアロンソ・エドワードで20秒04のシーズンベスト
3位はAdam Gemiliで20秒07のシーズンベスト
まずまずのタイムといったところ。現時点で19秒89なら五輪では19秒6程度まで出せるだろう、今季そこまで出せそうな選手はいないので五輪での優勝の可能性は高い。
Gemiliの記録はサードベスト。かなり復活してきている、今季19秒台を出す可能性もある。
4位はBruno Hortelanoで20秒18のスペイン記録。ヨーロッパ選手権出だしたスペイン記録を0秒21更新。
5位はクリストフ・ルメートルで20秒22。Hortelanoに負けるようであれば五輪で決勝進出は厳しいだろう。

男子110mH -1.0
Dimitri Bascouが13秒20で優勝
2位はGregor Traberで13秒45
3位はKonstadínos Douvalidisで13秒54
Bascouは今季確実に強くなっている、安定感もある。五輪で入賞する可能性は高い。
Andy Pozziは決勝棄権。予選は13秒19(-0.8)の自己ベスト。白人系の記録としては9番目に早い記録。予選後に足の痙攣があったらしい。

男子400mH
カーロン・クレメントが48秒40のシーズンベストで優勝
2位はハビエル・クルソンで48秒63のシーズンベスト
3位はYasmani Copelloで48秒70
やはり段々タイムが上がってきている。今回は5位までが48秒台、五輪では48秒台が出せないと決勝進出は難しいだろう。

男子三段跳
Christian Taylorが17m78(+0.6)の今季世界最高記録で優勝
2位はChris Carterで16m89(0.0)
3位はDong Binで16m85(-0.2)
Taylor以外の記録が悪すぎる、そのくらいTaylorが抜けている。五輪2連覇はWill Claye次第といったところ。

男子砲丸投
Joe Kovacsが22m04で優勝
2位はTomas Walshで21m54のシーズンベスト
3位はDavid Storlで21m39のシーズンベスト
Kovacsが今季3回目の22m台。安定感はかなりある、去年の世界陸上も制しているし五輪でも優勝候補筆頭。
Storlは本番に強い選手であるが、Kovacsが22m台に載せるとそれに勝つのは難しいだろう。去年の世界陸上は21m74、下手すればRyan CrouserやWalshに負ける可能性もある。

男子4x100mリレー
イギリスAが37秒78の今季世界最高記録で優勝
2位はイギリスBで37秒81
3位はカナダで38秒17
イギリス記録に0.05秒。イギリス記録を出した1999年以来の好記録、2位の37秒81も同様。メンバーはAがジェームズ・ダサオル、Adam Gemili、James Ellington、Chijindu Ujah。Bがリチャード・キルティ、ハリー・アイキネス=アリエティ、Danny Talbot、Ojie Edoburun。Aの方が確かに速いメンバーが揃えられている、Bはそれに劣るが10秒0台から1台、このタイムが出ても不思議ではない。イギリスは実力はあるがミスが非常に多い。2011年以降、世界リレーを除く全ての世界大会で失格または棄権となっている。

女子400m
Shaunae Millerが49秒55の今季世界最高記録で優勝
2位はStephenie Ann McPhersonで50秒40
3位はNatasha Hastingsで50秒49
去年の世界陸上は当時の自己ベストである49秒69を記録しているので恐らく勝負強い。ただこのくらいのタイムならフェリックスなら超えるだろう。

女子100mH +0.3
Kendra Harrisonが12秒20の世界記録で優勝
2位はブリアナ・ローリンズで12秒57
3位はKristi Castlinで12秒59
Harrisonの通過に反応せずに電光掲示板は12秒58で止まっていた、なのでゴール直後はいつもの表情。その後、世界新記録を出したことに気づき感極まって泣いていた。世界記録を出したにも関わらず、全米選手権の結果から五輪には出場できない。元々安定感のある選手ではないので五輪に出ても期待通りの結果は出せないと思う。

女子4x100mリレー
イギリスが41秒81の世界歴代9位で優勝
2位はブラジルで42秒59
3位はフランスで42秒84
イギリスの記録は国別で6位。メンバーの100mの自己ベストはAsha Philipが11秒10、Desiree Henryが11秒06、 Dina Asher-Smithが10秒99、Daryll Neitaが11秒20。これだけのメンバーが集められればこの記録も納得できる、まだ伸ばしても不思議ではない。イギリスの女子短距離は現在、歴代で最も層が厚い。Asher-Smithは100mと200mのイギリス記録保持者、HenryとPhilip、Neitaは100mで歴代3位、4位、20位。さらに200mで歴代3位のJodie Williamsも現役。
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2016年07月16日

Diamond League Monaco 2016

http://monaco.diamondleague.com/en/programme_resultats_monaco_en/

男子200m +0.1
アロンソ・エドワードが20秒10で優勝
2位はクリストフ・ルメートルで20秒24のシーズンベスト
3位はチュランディ・マルティナで20秒29
ルメートルは6月の終わりに怪我してフランス選手権の200mを欠場していたがどうやら問題なさそう。勝手に五輪に出られないぐらいの重症と思っていたが、これだと出場するんじゃないだろうか。
飯塚翔太は20秒39で5位。タイムは海外自己最高記録。今まで通りのレベルだったらこのタイムでも予選通過は問題ないが、去年の世界陸上では20秒39でも予選落ちが出ている。

男子400m
Wayde van Niekerkが44秒12で優勝
2位はMachel Cedenioで44秒34の自己ベスト
3位はBralon Taplinで44秒38の自己ベスト
van Niekerkは前半から突っ込むタイプだが、今回は抑えたのか300m地点まで並走。やはり、力があるので後半100mで突き放した。今季まだ43秒台は出していないが、恐らく全力で走ったレースは多くない。
Cedenioは自己ベストを0.02秒更新。去年は失格になったとはいえ44秒29で走っていたので、もう少し出して欲しいところ。
Taplinは今季だけで6回も44秒台を記録し安定している。去年の世界陸上は予選落ちだったが今は決勝に行けるかどうかのところにいる。

男子110mH 0.0
Orlando Ortegaが13秒04のスペイン記録で優勝
2位はDimitri Bascouで13秒12の自己ベスト
3位はPascal Martinot-Lagardeで13秒17のシーズンベスト
以前、Ortegaが五輪に出場可能かどうか分からないと書いたがどうやら出場できないらしい。これだけの力があるのに非常に残念。
Bascouは自己ベストを0.04秒更新。世界大会に強いイメージはないが去年の世界陸上は準決で自己ベストを出し、決勝進出し5位。うまくハマればメダル争いに加わる位置にいる。
Martinot-Lagardeは今季不調だったがやっとまともな記録を出してきた。フランス選手権では6位だったが、恐らく代表入りしているはず。
Omar McLeodは16秒82で8位。途中までBascouと競っていたが9台目でバランスを崩し、10台目で転倒。画質の悪い動画でしか見てないのではっきり言えないがBascouと接触した可能性もあると思う。

男子棒高跳
Gianmarco Tamberiが2m39の自己ベストで優勝
2位はボーダン・ボンダレンコで2m37のシーズンベスト
3位はMajededdin Ghazalで2m34
Tamberiはこの後2m41に挑戦するも失敗、足を痛める仕草をしていたので少し心配。今季は好調で室内屋外合わせて2m35以上を6回超えている。
ボンダレンコは今季初の2m30台後半。去年はボンダレンコにしては記録が乏しく、2m37がシーズンベストだった。それでも世界陸上2位なので力はあるが。

女子800m
キャスター・セメンヤが1分55秒33の南アフリカ記録で優勝
2位はFrancine Niyonsabaで1分56秒24のブルンジ記録
3位はEunice Sumで1分57秒47のシーズンベスト
セメンヤが7年ぶりの自己ベスト更新。今季の調子からしてこの記録を出す予兆はあった、まだ記録を出しても不思議ではない。ジェリモ以来の1分54秒台も期待したい。

女子砲丸投
バレリー・アダムスが20m05のシーズンベストで優勝
2位はChristina Schwanitzで19m81
3位はミシェル・カーターで19m58
アダムスは2014年以来の20m超え。五輪3連覇の可能性も少し出てきた、今季20m以上投げているのは鞏立姣とSchwanitzだけ。
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2016年06月10日

Diamond League Oslo 2016

http://oslo.diamondleague.com/en/programme-results/timetable-2016-results/

男子100m +0.6
Andre De Grasseが10秒07のシーズンベストで優勝
2位はマイク・ロジャースで10秒09
3位はDentarius Lockeで10秒12のシーズンベスト
やはり今季はタイムがなかなか出ない。
De Grasseはバーミンガムの200mに続きダイヤモンドリーグ初優勝。ダイヤモンドリーグ優勝自体にそれほど価値があるとは思えないが、既にプロなのでこういった大会で実績を積むのはいいだろう。ただタイムが良くない。
勝負強い選手なのでここから上げてくると思うが9秒8台に突入する可能性は低いと思う、あり得るとしたら絶好調で五輪を迎えた時ぐらいか。
キム・コリンズは11秒59で8位。60〜70m地点までトップを走っていたが足を痛めてしまい減速、大事に至らないといいが。どうでもいいが、40代で11秒59を出せる選手もそういないと思う。

男子砲丸投
Joe Kovacsが22m01で優勝
2位はKonrad Bukowieckiで21m14の世界ジュニア記録
3位はトマシュ・マエフスキで20m56
Kovacsの22m超えももちろん凄いがBukowieckiはバケモノか。確かに去年の時点で20m78を投げているので順調に伸びればこの記録が出てもおかしくない。それが実行できてしまっているのが素晴らしい、しかもダイヤモンドリーグという大会で。その他の記録も最終投擲のファールを除けば全て20m超え、世界大会で入賞できる実力は十分ある。
Kovacsは屋外での記録では抜けている。五輪では最大のライバルになるであろうDavid Storlの調子も分からないので今のところ五輪優勝の最有力候補。室内で好記録を出したTomas WalshやRyan Crouserも五輪では期待している。

男子やり投
Thomas Röhlerが89m30の今季世界最高記録&自己ベストで優勝
2位はJohannes Vetterで87m11の自己ベスト
3位はKeshorn Walcottで86m35のシーズンベスト
Röhlerは今季初戦で85m71、その後も87m37、87m91を記録し非常に好記録で安定している。去年の世界陸上では3位と23cm差で4位、今年の五輪ではメダルが取れる可能性は充分ある。
Walcottは今回の記録がサードベスト。去年は90m16を投げ世界陸上での活躍に期待したが怪我の影響もあり予選落ち。五輪は2連覇がかかるが、現在の実力からすれば優勝は難しいだろう。

女子200m +0.7
ダフネ・シパーズが21秒93のシーズンベストで優勝
2位はElaine Thompsonで22秒64
3位はイベット・ラロワ=コリオで22秒78のシーズンベスト
100mを抜けた時点で大差をつけ、その後も突き放し圧勝。前回、Thompsonと走った時は後半追い抜くレース展開だっただけに今回の圧勝は驚き。Thompsonは最後諦めて力を抜いているがそれでも圧勝は変わりない。
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2016年06月06日

Diamond League Birmingham 2016

http://birmingham.diamondleague.com/list_results_bham/

男子100m -0.8
キム・コリンズが10秒11で優勝
2位はマイク・ロジャースで10秒11
3位はChijindu Ujahで10秒12
チュランディ・マルティナとアーロン・ブラウンがフライングで失格、これが影響したにしても記録が低調。
ダイヤモンドリーグイベントではないため残念ながらポイントが付かないがロジャースやUjah相手に勝利しているので今季9秒93を出した力は本物だ。元々自己ベストの割に勝負強い選手なので、もしかすると五輪でも決勝進出の可能性があるのではないだろうか。初出場のアトランタ五輪はもう20年前のことである。

男子200m -1.5
Andre De Grasseが20秒16のシーズンベストで優勝
2位はアロンソ・エドワードで20秒17
3位はSean McLeanで20秒14の自己ベスト
強い向かい風にも関わらず100mに比べてタイムは出ている。
De Grasseはシーズン序盤で20秒23(+0.5)を出した時は好調かと思いきやそれ以降タイムが伸ばせてなかった、今回は強い向かい風の中シーズンベストなのでいい走りができたと思う。かなり期待されている選手なので五輪200mはメダルを獲得して欲しい、100mも全体のレベルが低いので去年の走りができれば不可能ではない。
エドワードも接戦なので悪くない。ダイヤモンドリーグでは安定した結果を残しているので怪我がなければ決勝に来るだろう。
McLeanは100mの後2時間後のレース。100mで10秒24とあまり良くなかったが200mでは自己ベスト。インレーンでこのタイムなら悪くない、全米でも期待できる。

男子600m
デイヴィッド・レクタ・ルディシャが1分13秒10の世界歴代2位で優勝
2位はPierre-Ambroise Bosseで1分13秒21の世界歴代3位
3位はErik Sowinskiで1分15秒06
ルディシャは400m通過が47秒17、500m通過が59秒6。500m通過タイムは世界最高記録の59秒32と遜色ない。しかし、それでも30年前のJohnny Grayの記録を上回ることができなかった。600mは実施機会が少なく、ルディシャも全盛期から衰えているとはいえなかなかレベルが高い記録だということが分かる。2位のBosseも800mは世界歴代上位の選手である。
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2016年06月03日

Diamond League Rome 2016

http://rome.diamondleague.com/en/programme-results/programme-results-rome/

男子100m +1.0
ジャスティン・ガトリンが9秒93のシーズンベストで優勝
2位はAmeer Webbで9秒94の自己ベスト
3位はジミー・ヴィコで9秒99
前半からガトリンが抜け出すもあまり差を付けられず、今季は不調というほどでもないが、ここ数年から見ると衰えているように見える。ただガトリン以外も今季タイムを出していないので、優勝候補の1人であることは間違いない。
Webbは8レーンから後半の追い込みが良かった、初の公認9秒台。今季の調子からして代表入りもありえるのではないだろうか、特に200mは濃厚。

男子200m +0.6
Ameer Webbが20秒04で優勝
2位はアーロン・ブラウンで20秒24
3位はアロンソ・エドワードで20秒25
タイムはそれほど良くないがドーハに続き優勝。今季は国際大会でも十分な実績を積み、世界大会でも結果を残すと思う。Webbはこの1時間20分後に100mを走り自己ベスト。
ブラウンはダイヤモンドリーグ最高位、またアメリカ以外での最高タイム。シニアの世界大会では準決勝が壁となっているが、この調子だと決勝の可能性は十分ありそう。

男子400m
Wayde van Niekerkが44秒19で優勝
2位はBralon Taplinで44秒43
3位はアイザック・マクワラで44秒85のシーズンベスト
前半から飛ばしているがまだ余裕があるように見える、後半も軽やかに走りながらも後続を寄せ付けていない。今季も43秒台は間違いなく出すだろう、あとは五輪優勝できるかどうかだけ。ダイヤモンドリーグでの走りを見る限りではメリットやジェームスとの差は余りなさそうだが本番の強さで違いが出るだろう。

女子100m +0.8
Elaine Thompsonが10秒87のシーズンベストで優勝
2位はイングリッシュ・ガードナーで10秒92
3位はBarbara Pierreで11秒13
Thompsonは自己ベストに0秒03と迫る好記録。去年のジャマイカ選手権では200mのみだったが今季は100mも出るのだろうか、去年も出ていればメダルの可能性もあったと思う。200mのタイムからすれば10秒7台が出てもおかしくない。

女子5000m
アルマズ・アヤナが14分12秒59の世界歴代2位で優勝
2位はMercy Cheronoで14分33秒95の自己ベスト
3位はViola Kibiwotで14分34秒39
パフォーマンスでも歴代2位、既にアヤナは3回も14分10秒台を記録している。今年の五輪に出場すれば初出場、だが金メダルの可能性は最も高いだろう。五輪でも今回のような高速レースを期待したいがそれは難しいか。

女子砲丸投
バレリー・アダムスが19m69のシーズンベストで優勝
2位はAnita Mártonで18m98
3位はAliona Dubitskayaで18m38
既に19m68を記録しているので大した違わないが2015年以降最高記録。五輪3連覇は厳しい状況であるが2年前まで20m後半投げていたことを考えれば可能性はある。
タグ:屋外
posted by クライシ at 22:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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