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2017年07月23日

Diamond League Monaco 2017

https://monaco.diamondleague.com/en/programme-resultats-monaco-en/

男子100m +0.7
ウサイン・ボルトが9秒95のシーズンベストで優勝
2位はアイザイア・ヤングで9秒98
3位はアカニ・シンビネで10秒02
ボルトのタイムははっきり言って良くないが、世界大会で上げてくる選手なのであまり参考にならないと思う、9秒8台は間違いなく出せるだろう。今季はボルト以外の選手もタイムを上げていないので優勝候補には間違いない。
ヤングはセカンドベスト。彼は世界大会で弱く、ダイヤモンドリーグなどの国際大会でもベストタイムから遠いタイムでしか走れなかったが、今季はいい走りをしている。残念ながら代表入りはできていないが。
シンビネは段々調子を落としているようにみえる、世界陸上になるとまた上げてるんだろうか。
蘇炳添は10秒06のシーズンベストで5位。
2015年に比べれば劣るが、去年よりは調子は良さそう。今季の100mはレベルが低いので決勝進出のチャンスであるが、それでもギリギリどうかというところ。
それと彼は実力の割にダイヤモンドリーグではいつも1レーンや8レーンを走らされている。

男子400m
ウェイド・バンニーキルクが43秒73で優勝
2位はアイザック・マクワラで43秒84のシーズンベスト
3位はバボロキ・テベで44秒26
バンニーキルクの優勝及びタイムは予想通りだが、マクワラが想像以上にいい走り。いつもなら最後のコーナーを抜けてから減速しまくるが、最後までバンニーキルクと競っていた、タイムもいい。世界陸上でもこの走ればメダルに絡むだろう。

女子800m
キャスター・セメンヤが1分55秒27の南アフリカ記録で優勝
2位はフランシーヌ・ニヨンサバで1分55秒47のブルンジ記録
3位はAjee Wilsonで1分55秒61のアメリカ記録
セメンヤは去年の五輪で出した記録を0.01秒更新。2012年五輪の時に彼女はわざと力を抜いている様に見えたと書いたが同じように思っている人はいるみたいで、Youtubeのコメント欄に彼女は1分50秒で走れるがそれを見せたくないため走らないという意見が書いてあった。これが事実か分からないが、セメンヤの本気はこんなものではないと思う。
それはそうと、彼女の速さは両性具有に由来するのかもしれないが、これで問題になるならジェリモって何だったのってなる。彼女はジュニアで1分54秒01を記録したのだから。
ニヨンサバは初の1分55秒台。ジュニア時代に1分56秒台を記録していたので、ここまで来るのに時間はかかった。
Wilsonは2秒以上の自己ベスト更新。世界ユース、世界ジュニアと優勝しているが、シニアの世界大会でのメダルはまだない。
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2017年07月17日

Diamond League Rabat 2017

https://rabat.diamondleague.com/en/programme_results_rabat/

男子100m -0.3
チジンドゥ・ウジャーが9秒98のシーズンベストで優勝
2位はベン=ユスフ・メイテで10秒01
3位はNethaneel Mitchell-Blakeで10秒18
ウジャーは2年ぶりの9秒台。メイテに勝てるようだと世界陸上の決勝進出の可能性は高そう。

男子砲丸投
Ryan Crouserが22m47で優勝
2位はO'Dayne Richardsで21m96のジャマイカ記録
3位はRyan Whitingで21m26
Crouserは1980年台の選手と比べても遜色ないレベル。屋外で年間7回の22m台は歴代最高記録、今季22m台を投げられなかったのは1回だけ。Crouserが22m台を初めて投げたのは去年、すでに屋外で11回の22m台を記録しており、これはクリスチャン・キャントウェルの16回、ウルフ・ティンマーマンの15回に次ぎ、ウェルナー・ギュンター、ウド・バイヤーと並ぶ記録。世界陸上の大会記録は22m23、この更新の可能性は高い。
Richardsの記録はリース・ホッファに次ぎ、黒人選手として2番目の記録。去年の五輪は奮わなかったが、2015年世界陸上のメダリストとして今季は期待したい。
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2017年07月11日

Diamond League London 2017

https://london.diamondleague.com/lists_results_london/

男子100m +0.3
チジンドゥ・ウジャが10秒02のシーズンベストタイで優勝
2位はジェームズ・ダサオルで10秒06のシーズンベスト
3位はアイザイア・ヤングで10秒07
ウジャは今季3回目の10秒02と安定している。世界大会でもいいところまで行くが、決勝進出できていない。若いときから活躍していたので期待していたが、2014年のベストを越えられずにいる。
キム・コリンズは10秒20のシーズンベストで5位。
41歳としては凄まじい速さだが、世界陸上に出場は難しそう。室内で6秒52を出した時はあっさり標準記録を切ると思ったが、世界陸上に出場せずに引退となりそう。リレーでもセントクリストファー・ネイビスは出場できる位置にいない。

男子200m -0.7
アミール・ウェブが20秒13で優勝
2位はFred Kerleyで20秒24の自己ベスト
3位はアイザイア・ヤングで20秒24
ウェブは19秒85の自己ベストを持ち、今年の全米も制しているが、去年の五輪で準決落ちしているのであまり期待している選手ではない。今回のタイムを世界陸上で出せば恐らく決勝進出できるが、その力が世界陸上で出せるか分からない。近年のアメリカ選手は持ちタイムの割に力を出せない選手が多い。
Kerleyは400m選手らしい追い込み、それでも100m通過地点でいい位置にいたのでスプリント力はある。
クリストフ・ルメートルは20秒50で7位。
前半遅れるのはいつものことだがそれにしても遅い。この前20秒29で走っていたから、こんなもんではないだろう。

女子100m -1.4
エレイン・トンプソンが10秒94で優勝
2位はダフネ・シパーズで10秒97
3位はブレッシング・オカグバレで10秒99のシーズンベスト
この向かい風で10秒94は流石。彼女の靴を見ると、スパイクの付いていないトレーニングシューズのようなものを履いているように見える。調べてみると足の痛みや不快さから特注のシューズを履いており、小さなスパイクが付いているとのこと。
女子100m・200mの南アフリカ記録保持者であるEvette de Klerkが過去に裸足で走ったことがある。1989年6月22日と1990年6月11日の試合らしいが、調べてもタイムは分からなかった。裸足で走っている写真が3枚以上あるので恐らくこれ以外にも裸足で走っているはず。
シパーズもこの向かい風でシーズンベストに近く走っていて調子を上げてきている。
オカグバレは2年ぶりの10秒台。彼女は走幅跳だけでなく、スプリント種目でも期待されているがまだメダルはない。もう若くはないのでそろそろ取らないとチャンスはない。

女子400m
アリソン・フェリックスが49秒65の今期世界最高記録で優勝
2位はCourtney Okoloで50秒29のシーズンベスト
3位はShamier Littleで50秒40の自己ベスト
今季フェリックスは不調と思われたが2戦目で49秒台を記録。今回のタイムは自己4番目で世界大会以外の最高記録。この感じだと世界陸上でもメダルに絡むだろう。

女子100mH +0.2
Kendra Harrisonが12秒39で優勝
2位はサリー・ピアソンで12秒48のシーズンベスト
3位はSharika Nelvisで12秒62
Harrisonは去年の全米から負けなし、失格もなしでここまできている。彼女は世界大会では結果を残してしないので、安定感のあるイメージはなかったが意外と安定している。
ピアソンは2012年以来の好記録。近年は怪我で世界大会欠場が多かったが久しぶりに彼女の走りが見られる、勝負強い選手なので上位に絡むと思う。
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2017年07月09日

Diamond League Lausanne 2017

https://lausanne.diamondleague.com/en/programme_results_lausanne/

男子100m +0.2
ジャスティン・ガトリンが9秒96で優勝
2位はベン=ユスフ・メイテで9秒98のシーズンベスト
3位はアカニ・シンビネで9秒99
接戦の中ガトリンが優勝。全米で勝っているとはいえ去年ほどのタイムを出していないので、世界陸上でもメダルを取れるか不安になってきた。

男子400m
ウェイド・バンニーキルクが43秒62のシーズンベストで優勝
2位はバボロキ・テベで44秒02の自己ベスト
3位はアイザック・マクワラで44秒08のシーズンベスト
余裕を持った走りでこの記録。彼は大舞台以外で43秒台を出すのは稀なので、かなり調子はいいと見ていい。現役でこれ以上の持ちタイムを持つ選手はいないので世界陸上の連覇は固い。
テベはシニア1年目としてはキラニ・ジェームス、ジェレミー・ウォリナーに次ぐ記録。彼は去年44秒22Aの世界ジュニア歴代2位を記録したことで有名になったが、この記録をあっさり平地で更新するとは思わなかった。去年の世界ジュニアはレーン侵害で失格、五輪は棄権と結果を残せていないので今年の世界陸上は期待したい。
マクワラは自己3番目の記録。
彼は43秒72の自己ベストを持つだけあって地力はあるが、世界大会で上位に入るようなことはない。去年の五輪は決勝進出すらできなかったが、今回の走りを見る限りでは世界陸上で決勝進出の可能性はある。

男子5000m
Muktar Edrisが12分55秒23の今期世界最高記録で優勝
2位はSelemon Baregaで12分55秒58の世界ユース歴代2位
3位はJoshua Kiprui Cheptegeiで12分59秒83の自己ベスト
Edrisは2012年世界ジュニアチャンプで2013年世界陸上は7位。2014年に12分54秒83の自己ベストを記録し、今回はセカンドベスト。
Baregaは去年の世界ジュニアチャンプ。層の厚いエチオピアで代表入りするのは難しいが、記録水準は高いのでチャンスはあると思う。

男子棒高跳
Sam Kendricksが5m93で優勝
2位はPawel Wojciechowskiで5m93のポーランド記録
3位はルノー・ラビレニで5m87のシーズンベスト
Kendricksは自己2番目の記録。今季無敗で世界陸上の優勝候補筆頭。2015年世界陸上9位、2016年五輪3位と着実に成績を残している。
Wojciechowskiは6年ぶりの5m90超え。前回の世界陸上ではメダルも獲得しているし、2011年世界チャンピオンとして期待できるのではないだろうか。
ラビレニはまだ5m90さえ超えていない。元々世界大会で強い選手ではないので下手すればメダルに絡むこともできないかもしれない。
Piotr Lisekは5m73で6位。
室内で6m00を記録するも屋外ではパッとしない。彼は室内に強い選手で上位10位までの記録が室内。屋外ベストが5m82なので室内と18cmも差がある、ここまで開いているのは珍しい。
Armand Duplantisは5m73で7位。
この記録は自己4番目の記録。ダイヤモンドリーグという大舞台でこの記録を出せるなら世界陸上も決勝進出の可能性がある。

男子三段跳
Pedro Pablo Pichardoが17m60(-0.3)のシーズンベストで優勝
2位はChristian Taylorで17m49(-0.6)
3位はWill Clayeで17m12(-0.3)
Pichardoは2016年は怪我のために試合に出場していないが、今季初戦で17m04(+0.1)とそれほど衰えていない。調べてみるとキューバ陸上競技連盟とトラブルになっていて世界陸上は出場できないらしい、もったいない。

男子砲丸投
Ryan Crouserが22m39で優勝
2位はTomas Walshで21m97のシーズンベスト
3位はTomáš Stanekで21m36
今季だけで22m台を6回と凄まじいアベレージ。過去に屋外で6回22m以上投げたのは1987年のウェルナー・ギュンターだけ。まだ25歳と若いことを考えればまだ記録を伸ばせるだろう。

女子200m -0.5
ダフネ・シパーズが22秒10のシーズンベストで優勝
2位はマリー・ジョゼ・タ・ルーで22秒16のコートジボワール記録
3位はKyra Jeffersonで22秒34
シパーズは今年も21秒台で走れるだろう。世界陸上はエレイン・トンプソンが200mに出ないので連覇の可能性は高いだろう。トーリ・ボウイやショーナ・ミラーなど21秒台の選手もいるが安定度が違うと思う。

女子走高跳
Mariya Lasitskeneが2m06の世界歴代5位タイで優勝
2位はKamila Licwinkoで1m93
3位はSofie Skoogで1m93
見慣れない名前だなと思ったらクチナのことだった。彼女は2011年に室内で1m97の世界ジュニア記録を出し将来を期待された選手だった。2014年に初めて2mを超え、2015年世界陸上では2m01で優勝と順調に成長。ただ優勝記録が2m01と低レベルだったのであまり注目していなかった。今季に入り自己ベストを5cmも更新。

女子やり投
サラ・コラクが68m43の世界歴代7位で優勝
2位はバルボラ・シュポタコバで67m40のシーズンベスト
3位はKathryn Mitchellで66m12の自己ベスト
コラクが最終投擲で逆転勝ち。去年の五輪では本命不在の中驚きの優勝、今回はその時の優勝記録を2m25cmも上回る大投擲を見せた。
シュポタコバは以前に比べると力は衰えているが、それでも世界陸上ではメダル獲得できるだろう。
posted by クライシ at 03:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月03日

Diamond League Stockholm 2017

https://paris.diamondleague.com/en/programme-results/programme-2017-results/

男子100m -0.1
ベン=ユスフ・メイテが9秒99のシーズンベストで優勝
2位はYunier Perezで10秒05の自己ベスト
3位はチュランディ・マルティナで10秒23
フライングが2度あり、集中できない中メイテが6回目の9秒台を記録。目立つ選手ではないが去年の五輪ファイナリストであり、今回のタイムも条件の割にはいい、今年の世界陸上も決勝進出の期待がかかる。
Perezは今季走った公認レースは全て自己ベスト更新という凄いことをしている。条件が良ければ9秒台に突入するのではないだろうか。

男子200m -0.5
ラミル・グリエフが20秒15で優勝
2位はチュランディ・マルティナで20秒27のシーズンベスト
3位はラシード・ドワイヤーで20秒45
グリエフは今季20秒20以内を4回記録しており、今までで最もアベレージが高い。世界大会は2連続で決勝進出しているので今年も期待したい。
マルティナは100mの後に走ったのだが割りと良い記録。

男子110mH -0.1
Ronald Levyが13秒05の自己ベストで優勝
2位はAndrew Pozziで13秒14の自己ベスト
3位はGarfield Darienで13秒15
Levyの記録はジャマイカ歴代3位。去年まで13秒50の選手がここまで伸ばすのだから驚き。世界陸上では上位に食い込むだろう。
Pozziは黒人系以外としては8番目の記録。彼はシニア1年目にして13秒34を記録し、期待の若手であったが怪我が多く屋外では2016年までまともに走れていなかった。
Sergey Shubenkovは13秒18で4位。
予選で13秒09(0.0)のシーズンベスト。この記録は彼にとって3番目の記録。段々調子を上げてきている、前回大会覇者なので決勝進出はして欲しい。
Devon Allenはフライング失格。
予選で13秒10(0.0)のシーズンベスト。この記録は彼にとって2番目の記録。
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2017年06月19日

Diamond League Stockholm 2017

https://stockholm.diamondleague.com/en/lists_results_stockholm/

男子100m +4.8
アンドレ・ドグラスが9秒69で優勝
2位はベン=ユスフ・メイテで9秒84
3位はRyan Shieldsで9秒89
無風で9秒9台前半くらいか。追風参考でも9秒6台は過去2回しか出ていないが、これだけの追風に恵まれるほうが稀なので特に記録的に価値があるとは思えない。ドグラスは2年前のNCAAで9秒75(+2.7)を記録しているのでそちらのほうが風速を考慮すれば上だと思う。
8レーンをユリアン・ロイスが走っていて、レース後に7レーンの選手と接触するのを避けてトラックの外側に避けていったのだが、カメラに接触しそうで危なかった。9秒99で走るようなスピードで人に当たれば非常に危険。
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2017年06月17日

Diamond League Oslo 2017

https://oslo.diamondleague.com/en/programme-results/programme-2017/

男子100m +0.2
アンドレ・ドグラスが10秒01のシーズンベストで優勝
2位はChijindu Ujahで10秒02のシーズンベストタイ
3位はベン=ユスフ・メイテで10秒03のシーズンベスト
ドグラスも段々調子を上げてきている。去年の今頃は10秒07(+0.6)だったので世界大会では今年も上位に絡むだろう。

男子400mH
Karsten Warholmが48秒25のノルウェー記録で優勝
2位はYasmani Copelloで48秒44のシーズンベスト
3位はThomas Barrで48秒95のシーズンベスト
1週間前に400mで44秒87のノルウェー記録をだしたWarholmが地元のダイヤモンドリーグで初優勝。今年の世界陸上が去年の五輪と同レベルであれば決勝進出も狙える。まだ若く、400mの持ちタイムからすれば将来的には47秒台に突入して欲しい。

Jakob Ingebrigtsenが男子1マイルで3分56秒29のユース歴代2位&16歳年齢別最高記録
先月のダイヤモンドリーグユージーンでも4分切りの3分58秒07を記録。彼は去年、15歳ながら世界ジュニアに出場し、1500mで9位に入っている。
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2017年06月10日

Diamond League Rome 2017

https://rome.diamondleague.com/en/programme-results/programme-results-rome/

男子100m -0.2
Chijindu Ujahが10秒02のシーズンベストで優勝
2位はジミー・ヴィコで10秒05
3位はRonnie Bakerで10秒05
優勝記録が10秒を切らなかったのは残念だが、Ujahの記録としてはいい。彼はシニア1年目で9秒台を記録し、その後伸びるかと思いきや力をただ維持してるような状態。世界大会に弱いわけではなく、2015年世界陸上は10秒05、2016年五輪は10秒01と決勝まであと少し。
桐生祥秀は10秒18で6位。タイムは正直良くないが、現状こんなものだろう。以前に比べれば随分マシになっているが、世界陸上でこの走りであれば予選落ちの可能性もある。インタビューを見る限り9秒台が出なくて残念というよりは、これからに向けてそれなりの収穫があったようなコメントをしている。現状の自分の立ち位置が分かっているようなので、変に期待させるようなコメントよりも好印象。

男子200m +0.6
アンドレ・ドグラスが20秒01のシーズンベストで優勝
2位はクリストフ・ルメートルで20秒29のシーズンベスト
3位はアミール・ウェブで20秒33のシーズンベスト
ドグラスは余裕の走り、最後は隣を見る余裕もあった。
ルメートルは一時期怪我をしていたので、もしかすると標準記録を切れないのではないかと心配していたが全く問題なかった。相変わらず後半まくり上げるレース展開。
Filippo Tortuが20秒34の自己ベストで4位。
2年前のユース時代に20秒92を記録していたので適正はあったのだろうが予想以上の好記録。これはヨーロッパジュニア歴代5位。100m通過はほとんどトップと変わらず、チャンスが有れば100mも標準記録を切るのではないだろうか。200mは恐らく世界陸上に出るだろう、予選通過を期待したい。

男子やり投
Thomas Röhlerが90m06で優勝
2位はJohannes Vetterで88m15
3位はKeshorn Walcottで86m61のシーズンベスト
最終投擲で90mを超える辺りは流石。しかし、世界陸上の優勝候補筆頭ではあるが、ずば抜けているわけではないので安泰ではない。
Vetterは実力は十分なのだが、若いこともありまだ世界大会のメダルはない。
Walcottの記録はサードベスト。五輪は2大会でメダル獲得しているが、世界陸上は決勝進出さえない。
posted by クライシ at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月28日

Diamond League Eugene 2017

https://eugene.diamondleague.com/program_results_eugene/

男子100m +2.4
Ronnie Bakerが9秒86で優勝
2位は蘇炳添で9秒92
3位はChijindu Ujahで9秒95
Bakerは一週間前にほぼ無風で9秒98を記録しているので追参の割にはあまり良くない。それでも9秒台スプリンターが競う中でこれだけ抜け出せたので力は十分ある。
蘇は2年前のこの試合で初めての9秒台である9秒99(+1.5)を記録、去年は10秒04(+2.6)。レーンは毎年同じ1レーンなので風速のみを考慮すれば9秒台を出した時に近い。彼は世界大会でベストを出す選手なので世界陸上はそこそこ期待できると思う。
ジャスティン・ガトリンは9秒97で5位。後半の強さがほとんどない、世界陸上どころか国内選手権で勝てるのかも不安になる。

男子110mH +0.9
オマール・マクレオドが13秒01の今季世界最高記録で優勝
2位はRonald Levyで13秒10の自己ベスト
3位はDevon Allenで13秒11のシーズンベスト
マクレオドは今季も調子がいい、優勝候補筆頭だろう。
Levyは今季急成長の選手で今年だけで自己ベストを0.4秒も短縮している。もちろん世界大会の実績はない、どういう経緯で彼がダイヤモンドリーグに出ることになったのだろう。
Allenはセカンドベスト。今季も調子は悪くない、世界陸上ではなんとかメダルを取ってほしい。

男子三段跳
Christian Taylorが18m11(+0.8)の今季世界最高記録で優勝
2位はWill Clayeで18m05(+2.4)
3位はDong Binで17m27(+0.9)のシーズンベスト
今季特に記録を出していたわけでもないので、突然の18m台に驚いた。18m台は4回目で現時点でアベレージはジョナサン・エドワーズと遜色ない、世界記録を出せるのは彼しかいないと言っていい。
Clayeは追参とはいえ初めての18m超え、公認では17m82(+1.7)の自己ベスト。
Binは去年世界室内優勝、五輪で3位と世界レベルの活躍。今回は上位が五輪1位と2位なので順調な結果、記録は悪くない。世界陸上でも入賞はするだろう。

男子砲丸投
Ryan Crouserが22m43のシーズンベスト
2位はTomas Walshで21m71
3位はJoe Kovacsで21m44
Crouserは相変わらずのハイアベレージ、彼は恐らく世界大会で強い選手なのでまだ記録を出せると思う。

女子200m +1.5
トリ・ボウイが21秒77の自己ベストで優勝
2位はショーナ・ミラーで21秒91のバハマ記録
3位はエレイン・トンプソンで21秒98のシーズンベスト
今季好調のトンプソンが優勝と思われたがボウイの圧勝、ミラーにも勝てなかった。
ボウイは去年の同大会で21秒99の当時自己ベストを記録しているので相性がいい大会、世界大会でこのタイムが出せるかというと難しいと思う。それでも実力があるのでメダルは取ると思うが
ミラーは2013年世界陸上以外では200mに出場していないが、今年の世界陸上では200mと400mのダブルを狙っている。もし達成すれば世界陸上では初。
ダフネ・シパーズは22秒30で4位。悪いタイムではないが、上位の記録からすれば物足りない。

女子3000mSC
Celliphine Chepteek Chespolが8分58秒78の世界歴代2位&世界ジュニア記録で優勝
2位はBeatrice Chepkoechで9分00秒70の世界歴代5位
3位はRuth Jebetで9分03秒52
Chespolは去年9分24秒73の世界ジュニア歴代6位&世界ユース最高記録、世界ジュニアも制覇。今年は初戦から9分05秒70の世界ジュニア記録、そこから8分台まで記録を更新。世界ユース、世界ジュニアのタイトルは持っており、ダイヤモンドリーグでも上位に入っているので世界大会には強いだろう。世界陸上に出場すればメダル獲得するんじゃないだろうか。女子3000SCは歴史が浅いためまだまだ記録が伸びると思う。

男子200m High School +0.9
Tyrese Cooperが20秒51の世界ユース歴代8位で優勝
2位はKalon Barnesで20秒54の自己ベスト
3位はElija Godwinで20秒71の自己ベスト
Cooperは室内合わせてもう50以上試合に出ている、よく怪我しないな。アメリカは世界ユースに選手を派遣しないので彼を見ることができないのが残念だが、どこかで400mの世界ユース最高記録を出して欲しい。

女子200m High School +0.6
Tamari Davisが23秒21の自己ベストで優勝
2位はDaija Lampkinで23秒36の自己ベスト
3位はSha'Carri Richardsonで23秒39の自己ベスト
Davisの記録は14歳年齢別最高記録。
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2017年05月14日

Diamond League Shanghai 2017

https://shanghai.diamondleague.com/programme-results/programme-results-shanghai/

男子100m +0.1
蘇炳添が10秒09のシーズンベストで優勝
2位はマイク・ロジャースで10秒13
3位はベン=ユスフ・メイテで10秒15のシーズンベスト
アイザイア・ヤングと桐生祥秀はフライング失格。桐生のフライングは動画で見ても少し早いかなぐらいでほとんど分からない。リアクションタイムは0.086秒だったらしいが、実際にはスタート前の圧力を拾っている可能性があると思っている。海外で強豪選手とのレースは実力を発揮できない事が多かったので、今回どんなタイムを出すか見たかった。
蘇は今季室内シーズンは出なかったが、初戦で追風参考ながら9秒台を記録し好調、2015年シーズンと同じくらいの仕上がりに見える。
ケンブリッジ飛鳥は10秒19のシーズンベストで4位。今季5戦目だが今まで全て追風参考だったのでやっと公認記録を残すことができた。ただまだ世界陸上標準記録を破っていないので少し不安、10秒12という記録を上回ったのは自己ベストの10秒10だけで、セカンドベストは10秒13。
サニブラウン・アブデル・ハキームは10秒22で5位。自己ベストには及ばなかったが、10秒18を出した時は追風1.8m/sだったのでベストに近い走りだろう。日本選手権に出れば3〜4位辺りに入るのではないだろうか。

男子200m -0.4
Noah Lylesが19秒90の自己ベスト&今季世界最高記録で優勝
2位はラショーン・メリットで20秒27のシーズンベスト
3位はAdam Gemiliで20秒35のシーズンベスト
Lylesはシニア1年目にして19秒台を記録、これはアロンソ・エドワード、ドン・クォリー、ジャスティン・ガトリン、ウサイン・ボルト、Adam Gemiliに次ぐ記録。19歳としてはアロンソ・エドワード、ウサイン・ボルト、Adam Gemiliに次ぐ記録。ジュニア時代に20秒09を出しているので流石のポテンシャル、全米選手権では去年4位に入っているので今年は代表入りの可能性は高い。
Gemiliは今季200m初戦。今回のタイムは初戦としては最もいい、調子を上げてくる選手なので今年も19秒台を出すかもしれない。100mではすでに10秒08を記録しており好調。
謝震業は20秒40の中国記録で5位。2015年世界陸上予選で20秒37を記録するもレーン侵害で失格。今回はその記録を超えることが出来なかったが3年ぶりの自己ベスト更新。

男子走幅跳
Luvo Manyongaが8m61(+0.7)で優勝
2位はGao Xinglongで8m22(+0.1)のシーズンベスト
3位はHuang Changzhouで8m20(+0.1)の自己ベスト
Manyongaは3試合連続8m60を越えるハイアベレージ。現役で8m60以上を跳べそうなのは彼以外にアメリカ勢くらいか、安定性はないので世界陸上の優勝の可能性はかなり高い。

女子100m -0.3
エレイン・トンプソンが10秒78の今季世界最高記録で優勝
2位はトリ・ボウイで11秒04のシーズンベスト
3位はマリー・ジョゼ・タ・ルーで11秒07のシーズンベスト
トンプソンは去年より調子がいいように見える、10秒6台を期待したい。
posted by クライシ at 06:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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