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2014年08月02日

世界ジュニア陸上2014

http://www.iaaf.org/competitions/iaaf-world-junior-championships/iaaf-world-junior-championships-2014-4954/timetable/bydiscipline

男子100m -0.6
Kendal Williamsが10秒21の自己ベストで優勝
2位はTrayvon Bromellで10秒28
3位は桐生祥秀で10秒34
Williamsは予選で10秒23の自己ベスト、準決は向かい風が強かったため10秒49だったが組1位通過。決勝はスタートからいい位置に付きそのままゴール。気温が低くコンディションが悪かったらしいがその中で自己ベスト更新、こういう大会で勝つには持ちタイム以上に勝負強さが必要だな。
Bromellは予選で10秒13、この記録は世界ジュニア予選最高記録。今季の調子からいえばこの選手が優勝間違いないと思っていた。以前からダレル・ブラウンと比較しているがこの結果だとジュニア時代のブラウンの方が上だったと思う。これからの成長に期待。
桐生は準決タイムで拾われたためメダルは厳しいと思った。2011年世界ユースの大瀬戸と同じような展開、隣と並ぶと硬くなるんだろうか。銅メダルという結果は素晴らしいが10秒34というタイムは評価しづらい。軽い痙攣も起こしていたらしいがだからと言ってどの程度で走れただろうか。桐生でさえ銅メダルしか取れないとなると今後ジュニアの100mで金メダル取れる選手は現れるんだろうか。
意外だったのはジャマイカ勢は一人も残らなかったこと。まずジャマイカ選手がメダルを取れなかったのが2002年以来、決勝に残らなかったのは1994年以来。決して人材がいないわけではないので単純に力を発揮できなかっただけだと思う。
今回は大会前に好タイムを出している選手が多く、高速トラックだっただけに優勝タイムは期待はずれだった。

男子200m +2.3
Trentavis Fridayが20秒04で優勝
2位はDivine Oduduruで20秒25
3位はMichael O'Haraで20秒31
全米ジュニアと同じく残念ながら追い風参考、自己ベストと大会記録更新は可能だっただろう。Fridayの優勝は予想通りだが2位のOduduruは完全にノーマークだった。大会前の自己ベストは20秒85で準決勝で20秒66の自己ベスト。公認内でも20秒3台は出せる力がありそう。
O'Haraは100mで不甲斐ない結果だったがこっちでは実力を出せたと思う、準決では20秒45の自己ベスト。
小池は20秒34で4位。追い風参考だが自己ベスト出せる走りだったと思う。
上位に入ると思ったZharnel Hughesは20秒73で5位。100mを回避して200mだけに臨んでいたので万全の状態ではなかったのかもしれない。
Thomas Somersは準決で20秒37の世界ユース歴代2位タイ。唯一ユースの決勝進出者だったが20秒92で7位だった。

男子400m
Machel Cedenioが45秒13の今季世界ジュニア最高記録で優勝
2位は加藤修也で46秒17のシーズンベスト
3位はAbbas Abubakerで46秒20
Cedenioだけ別格、すぐさまトップに立ち誰も追いつけなかった。世界リレーでも国内記録更新に貢献してシニアでも十分通用するレベル。
加藤は予選、準決と46秒2台で走り決勝も大幅にタイムを上げることはなかったが安定していた。前半はかなり遅く後半で追い込むレース展開、隣のCedenioが飛ばす中よく自分のペースで走れた。決勝でシーズンベストが出せたのはCedenioと加藤だけ、海外でこのタイム以上を出した日本人選手は10人もいないと思う。
期待していたMartin Manleyは準決落ち、今季は400mでまともに記録を残せていない。

男子110mハードル +0.5
Wilhem Belocianが12秒99の世界ジュニア記録で優勝
2位はTyler Masonで13秒06の世界ジュニア歴代2位
3位はDavid Omoregieで13秒35
Belocianがジュニア初の12秒台、自己ベストを0.16秒更新。シニア規格もレースがあれば更新の可能性が高い、13秒前半で走れるんじゃないだろうか。ジュニア時代にシニア規格で好記録を出した選手はその後も記録を伸ばしているがジュニア規格で好記録出してもその後伸びない選手が多い。これは世界ジュニアは最近までシニア規格で試合をしていることも関係有るだろう。Belocianはシニア規格でも好記録を残しているので期待している。
MasonはJaheel Hydeに負けていたのでここまでのタイムを出すとは予想外。ジャマイカはシニアもジュニアも層が厚くなっている。
Omoregieは予選よりタイムを落としてしまった、ただこれだけハイレベルだと銀メダルを取るのも相当難しかったと思う。
期待していた金井は準決落ち。

男子400mハードル
Jaheel Hydeが49秒29の世界ユース歴代2位で優勝
2位はAli Khamis Abbasで49秒55の自己ベスト
3位はTim Holmesで50秒07
予選からあまりタイムが良くなかったからもしかするとと思ったが問題なく優勝、前半からかなり飛ばしていた。ジャマイカがこの種目でメダルは初、シニアで48秒台選手が多くいるから意外。次回のジュニアも出られるからここからどこまで成長できるだろうか。この選手は110mハードルでもジュニアトップレベルなのでそっちでも見たかった。去年の世界ユースでは強い向かい風ながら世界ユース最高記録に0.01秒と迫っていた。
Abbasは大会前の自己ベストが51秒42と全く注目していなかった。世界ジュニアは2回目で前回は53秒90で予選落ち。400mの自己ベストは45秒65で去年のアジア選手権で2位に入っている。普通なら400mでエントリーすると思うが何でハードルに出場したんだろう、メダル獲れたからいいけど。今大会は後半の追い込みが凄かった。
Holmesは自己ベストを大きく更新しないと銀以上は無理だったから悪くない結果だろう。

男子三段跳
Lázaro Martínezが17m13の大会記録で優勝
2位はMax Hessで16m55の自己ベスト
3位はMateus Daniel de Sáで16m47の自己ベスト
Martínezは1回目で17m08(+0.8)の大会記録、この時点で優勝はほぼ決定。2回目に17m13(+0.7)を跳び3回目はファール、そこから4,5回目をパスし最終跳躍では16m39(+3.0)だった。既に4回も17mオーバー、ジュニア歴代で比較しても強い選手であることは間違いない。この種目のジュニア記録は30年近く破られていない、それを破る可能性のある今最も期待できる選手。

男子砲丸投
Konrad Bukowieckiが22m06の世界ジュニア歴代3位&世界ユース歴代2位
2位はDenzel Comenentiaで20m17
3位はBraheme Daysで20m01
Bukowieckiは2位に1m89差付ける圧勝、大会史上最大差。次回も出られることを考えれば恐ろしいがギルと同じようにベストパフォーマンスを出せないかもしれない。ユース五輪も控えているからそこで大会記録更新を目指して欲しい。
上位に来ると思われたMustafa Amer Ahmedは19m20で8位、Braheme Daysは20m01で3位。

男子円盤投
Martin Markovićが66m94の世界ジュニア歴代3位で優勝
2位はHenning Prüferで64m18の自己ベスト
3位はSven Martin Skagestadで63m21
大会記録こそ破られなかったが3位まで63mを越えるレベルの高い試合だった。Markovićは砲丸投で6位、去年の世界ユースでも砲丸投と円盤投にエントリーしていた。来年までジュニアだから歴代2位まで浮上する可能性ある。
砲丸投で期待していたPrüferはこっちで結果を出した。
Skagestadは大会前に65m66の今季世界ジュニア最高記録を出していたが大会では力を発揮できなかった。ちなみにこの選手は2012年にやり投げで68m29を投げている。
上位3人共シニア規格では57m50程度しか投げておらず今後シニアに移行して記録を伸ばせるか分からない。

男子ハンマー投
Ashraf Amgad Elseifyが84m71の今季世界ジュニア最高記録で優勝
2位はBence Pásztorで79m99
3位はIlya Terentyevで76m31
記録自体は悪くないが前回大会でこれ以上の記録を出しているからちょっと残念。あのユース世界最高記録が破られるのは相当先になるんじゃないだろうか。とりあえずシニアでも80m以上投げられる選手になればいいがそれも難しいと思う。
ちなみに2位のPásztorは前回大会も2位、こっちは前回大会よりも記録を伸ばした。

男子十種競技ジュニア
Jirí Sýkoraが8135点の大会記録で優勝
2位はCedric Dublerで8094の世界ジュニア歴代4位
3位はTim Nowakで7980点の世界ジュニア歴代7位
Jirí Sýkoraはシニア規格で7927点の世界ジュニア歴代10位を記録している、今大会の記録はジュニアの規格だと最高記録。走力も跳躍も投擲もそこそこでバランスの良い選手、チェコはバランス型の選手が多い。
Cedric Dublerは前回大会4位に入った選手。この選手は走力や跳躍はSýkoraと変わらないが投擲種目が弱い。

男子4x100mリレー
アメリカが38秒70の今季世界ジュニア最高記録で優勝
2位は日本で39秒02のシーズンベスト
3位はジャマイカで39秒12のシーズンベスト
アンカーに渡るまでアメリカと日本の差はそんなになかったがTrentavis FRIDAYが物凄く早かった。前回大会に続き世界ジュニア記録更新まであと少しだった。
日本は前回大会と同タイム、全員今大会で結果を残している選手だけあって良い記録だった。ジャマイカがもう少し強いと思ったが今大会で結果を残している選手が少ないのでその差があったと思う。日本はこの種目で最高位、今後もこの力を維持できれば金メダルを取ることも可能だろう。

男子4x400mリレー
アメリカが3分03秒31の今季ジュニア最高記録で優勝
2位は日本で3分04秒11のアジアジュニア記録
3位はジャマイカで3分04秒47のシーズンベスト
日本は予選で3分05秒40の好記録、日本ジュニア記録まで0.07秒。日本は400mのメダリストとファイナリスト揃えているので上位に来ると思っていた。アンカーの加藤はバトンが渡った時点では3位だったが流石銀メダリストという走りで後半追い込んだ。あの走りを見ると期待せざるをえない、今後シニアに入り日本を引っ張る存在になってほしい。
予選でナイジェリアの選手がオープンレーンになっても同じレーンを走るという珍事があった。これがなければ決勝進出していただろう。

女子100m -1.0
Dina Asher-Smithが11秒23で優勝
2位はAngela Tenorioで11秒39
3位はKaylin Whitneyで11秒45
男子同様コンディションが悪かった、予選でAsher-Smithは11秒18で走っていたため大会記録更新の可能性もあったと思う。
Tenorioは予選で失格となったが抗議が認められ再度レースを走ることになりタイムで救われた。2位は現実的に可能な最高の結果だったと思う。
Whitneyは持ちタイムこそトップだが今大会はあまりいい走りを見せられなかった。予選のタイムもあまり良くない。

女子200m +2.4
Kaylin Whitneyが22秒82で優勝
2位はIrene Ekelundで22秒97
3位はAngela Tenorioで23秒15
Kaylin WhitneyとDina Asher-Smithの戦いになると思ったがAsher-Smithは出てなかった。男子同様追い風参考となったが優勝タイムはあまり良くない。Whitneyは来年もユースなので世界ユースでは大会記録更新が期待できる。
Ekelundは大会前の記録がしょぼかったので期待していなかったが上手く合わせてきたようだ。
今大会の2位と3位が去年の世界ユースの1位と2位、それよりも若い選手が世界ジュニアを制したというのは不思議な感じだ。

女子100mハードル +1.9
Kendell Williamsが12秒89の大会記録で優勝
2位はDior Hallで12秒92の世界ジュニア6位タイ
3位はNadine Visserで12秒99の自己ベスト
全米ジュニアと同じ場所とほぼ同じ条件でほぼ同じタイム、これで世界ジュニア記録を破れないのならしょうがない。今回は七種競技に出なかったがこの種目もジュニアトップレベル、今後はどういう方向性で行くだろうか。
Hallは自己ベスト更新、あと少しで優勝だった。来年もジュニアなので世界ジュニア記録に迫れそう。
Visserは七種競技にも出てこちらも3位。七種競技中では13秒24(+1.1)のシーズンベストだった。予選は追い風参考が多く自己ベスト更新は難しいと思ったが決勝は絶好の条件、自己ベストを0.22秒も更新した。

女子棒高跳
Alayna Lutkovskayaが4m50の世界ジュニア歴代2位タイで優勝
2位はDesiree Freierで4m45の世界ジュニア歴代7位タイ
3位はEliza McCartneyで4m45の世界ジュニア歴代7位タイ
Lutkovskayaは4m57に挑戦したが1回失敗して止めた。映像を見てないが怪我でもしたんだろうか、そもそも何故4m57なんだろうか。上位3人は全て1996年生まれ、来年もジュニアなので世界ジュニア記録に迫れるじゃないだろうか。
4位のNina Kennedyは4m40の世界ユース歴代2位タイ。

七種競技
Morgan Lakeが6148点の世界ユース最高記録で優勝
2位はYorgelis Rodríguezで6006点
3位はNadine Visserで5948点
今季世界ジュニア最高を出して2連覇のかかるRodríguezはまさかの2位、すべての種目でシーズンベストが出せなかった。
Lakeは走高跳と2冠。七種競技で1m94の世界ユース歴代4位タイ、走高跳では1m93で優勝だった。Lakeも次回は2連覇がかかるがその時は更にすごい選手が現れたりするんだろうか。現時点でこれだけの記録が出せるなら来年の世界陸上に出る可能性もなくはない、ただイギリスのレベルが高いから国内選手権を勝ち抜くのは難しいだろう。
posted by クライシ at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(世界大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月21日

世界ジュニア2014スタートリスト&予想

https://iaafmedia.s3.amazonaws.com/competitioninfo/dfd85f39-ef02-41b8-a1d7-69dfa7ad7c46.pdf
選手を調べるついでに予想

男子100m
余程のことがない限りTrayvon Bromellの優勝で間違いないだろう。2位以下に桐生、Zharnel HUGHES 、Jevaughn MINZIE、Michael O'HARA、Jalen MILLERといった選手。HUGHESは怪我が心配されたが復活、この選手2回目の世界ジュニアということで場馴れしていると思う。同様にO'HARAも去年の世界ユースで結果を残しているので強いだろう。そう考えると桐生はメダルライン上だと思う、10秒26が銅メダルの過去最高タイムなので無理ではない。

男子200m
Zharnel HUGHES、Trentavis FRIDAY、Jevaughn MINZIEと20秒3台が3人もいる、条件が良ければ大会記録更新は十分可能だろう。タイムは近いが地元のFRIDAYが有力、100mで10秒00の記録を持っているし100mで選ばれなかった分気合が入っていると思う。次点でMichael O'HARA。他にも世界ユースで結果を出したJonathan FARINHA 、Reynier MENA 、Vítor Hugo DOS SANTOS、Thomas SOMERSが上位に入れるか見どころ。
小池が出場者中タイムで6番目、今季は20秒台連発しているから決勝には来ると思う。

男子400m
Machel CEDENIOとMichael CHERRYが45秒台前半のタイムを持っている。CEDENIOは世界ユース4位、世界ジュニア5位の実績がありタイムも安定しているので一番可能性は高いだろう。CHERRYは全米ジュニアでTyler BROWNやLamar BRUTON-GRINNAGEに負けている。
加藤はシーズンベストで11番目、自己ベストで4番目。去年45秒69を出した時は非常に期待したのでせめて決勝に行って欲しい。
去年の世界ユース覇者のMartin MANLEYは今季46秒24でしか走っていないが100m、200mで大幅自己ベスト更新しているところを見るとこの種目も可能性高いだろう。そうなるとメダル争いにも加わってくる。

男子110mハードル
Wilhem BELOCIAN、David OMOREGIE、Tyler MASONと過去最高レベルの面子、条件次第で世界ジュニア記録更新も可能だろう。自己ベストは殆ど変わらないが既に世界ジュニアでメダルを獲っているBELOCIANが優勝候補だと思う。
金井は自己ベストで4番目、決勝はミスがない限り来るだろうし上位がミスをすればメダルの可能性もある。

男子400mハードル
ベストタイムではJaheel HYDEが突出しているがセカンドベストではTim HOLMESが上回っている。ただ単純にHYDEが本気で走ったレースが少ないだけかもしれないから優勝候補筆頭であると思う。HYDEはまだユースだから世界ユース最高記録にどこまで迫れるかが見どころかな。

男子三段跳
Lázaro MARTÍNEZがずば抜けている、優勝はほぼ間違いない。大会記録更新か自分が持つ世界ユース最高記録更新に期待するぐらいか。Miguel VAN ASSENもまだユースの選手でこの選手は世界ユース歴代10位以内に入る可能性がある。
山本は自己ベストで8位、この種目の日本人最高位は角田憲一の7位。2位以降はさほど差がないからこれを上回れるチャンス。日本ジュニア記録更新をすればメダルの可能性もある

男子砲丸投
21m超えをしているMostafa Amr AHMED、Konrad BUKOWIECKI、Braheme DAYSの争いになるだろう。この中で21m以上を複数回投げているのはBUKOWIECKIだけ、安定感という点では有利かも。次点でPatrick MÜLLER 、Henning PRÜFERのドイツ勢。
Willy VICAUTという選手がエントリーしているがこれはJimmy Vicautの弟。

男子ハンマー投
2連覇のかかるAshraf Amgad ELSEIFYが優勝するだろう、世界ジュニア記録更新に期待がかかる。次点でBence PÁSZTOR、この選手は2011年世界ユースチャンプ、前回の世界ジュニアは2位だった。80m以上を複数回投げているので上位に来るのは間違いない。
今季5kgで世界ユース最高記録を出したBence HALÁSZはシーズンベストで9番目。ジュニア規格でどこまで記録を伸ばせるか。

男子4x100mリレー
層の厚いアメリカ、ジャマイカが優勝候補、走力だけならアメリカが若干上で地元ということで可能性高い。次点で日本、イギリス、トリニダード・トバゴといったところか、この中では日本が一番強いと思う。

女子100m
今季世界ユース最高記録を出したKaylin WHITNEYとDina ASHER-SMITHの戦いになるだろう。ただWHITNEYはまだ若すぎるので失敗レースをする可能性があると思う。11秒2台の選手も多くいるのでかなりレベルの高いレースになると予想される。

女子200m
この種目も恐らくKaylin WHITNEYとDina ASHER-SMITHの戦いになるだろう。条件が良ければ大会記録更新も可能だと思う。
去年の世界ユース覇者であるIréne EKELUNDはシーズンベストで12位、今季はあまり調子が良くない。

女子400m
自己ベストではKendall BAISDENが2位に1秒以上の大差をつけているが50秒台は1回だけ、有力選手であることは間違いないがタイムほど差はないかもしれない。52秒を切っているのはこの選手とShakima WIMBLEYだけ。この2選手はほぼ間違いなくメダルを獲るだろう。

女子100mハードル
唯一12秒台の記録を持つKendell WILLIAMSが優勝候補、世界ジュニア記録も期待できる。次点でDior HALL、WILLIAMSにタイムでかなり離されているので勝つのは難しいだろう。これ以下の選手は0.3秒以上離されているので上位2人が抜けている。

女子七種競技
6000点超えが3人とレベルの高い戦いが予想される。特にYorgelis RODRÍGUEZ は2連覇がかかる。Morgan LAKEは走高跳にも出場する予定。以前世界ジュニアに出場しないというニュースを見ていたので出ないと思ってた。
posted by クライシ at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(世界大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月26日

世界リレー2014

http://www.iaaf.org/competitions/iaaf-world-relays/iaaf-world-relays-5409/timetable/byday

男子4x100mリレーB
ウクライナが38秒53のウクライナタイ記録で優勝
2位はキューバで38秒60
3位は中国で38秒83のシーズンベスト
ウクライナは去年のユニバシアードで38秒56で優勝している、この時は2002年以来の38秒台だった。今回はその時のメンバーと1走が違う。38秒53は今回を含め3回記録しており1996年、2002年に記録している。ウクライナは予選でこのタイムを出していればで通過できたから勿体ないな、今回このタイム出しているから恐らく世界陸上に出てこられると思うけど。
キューバは38秒00の記録を持っているが2001年世界陸上を最後に世界大会に出場していない。これ以前は1992年五輪3位、1993年世界陸上4位、1997年世界陸上4位、1999年世界陸上4位、2000年五輪3位と安定して上位に位置していた。今回は予選で38秒44と2001年以降最速タイム。
中国はメンバー全員が1991年以降生まれの若手のチーム、アンカーはMo Youxueで去年の世界ユースチャンピオン。アジア大会ではZhang PeimengとSu Bingtianが入ってくるだろうから普通にバトンがつながれば38秒5くらいは出せるだろう。

男子4x100mリレーB
ジャマイカが37秒77で優勝
2位はトリニダード・トバゴで38秒04のシーズンベスト
3位はイギリスで38秒19
ジャマイカはネスタ・カーター、ニッケル・アシュミード、Julian Forte、ヨハン・ブレークとかなり力を入れたメンバー。ただ予選は2走がKemar Bailey-Cole、4走がAndrew Fisherで37秒71だった。300m地点のラップがどちらも28秒7でFisherが9秒01だったのに対しブレークは9秒07とそんなに速くなかった。ただ電動計時のラップじゃないから比較してもあんまり意味は無い。決勝で3走から4走の渡し方が危ないのでこれがタイムロスになったのかもしれない。それでもジャマイカは世界大会のリレーで2008年以降全勝、アメリカと違い失格が殆ど無い。
トリニダード・トバゴはアンカーにバトンが渡った時点で3位だったがトンプソンの追い上げで2位、決勝で予選よりタイムを伸ばしたのはトリニダード・トバゴとカナダだけだった。
イギリスは予選で37秒93。決勝ではアンカーをDaniel Talbotからドウェイン・チェンバースに変えたがチェンバースが予想外に遅かった。本来ならAdam Gemili、James Dasaoluが入るから37秒7台も可能だろう。
4位はブラジルで38秒40、5位は日本で38秒40だった。日本はタイムも順位もいつも通りだな。タイムを予選より落とすレースが多いのでこれが改善できればまたメダルが取れるだろう。3位の38秒19というタイムは現在の走力でも可能だったと思う。

男子4x200mリレー
ジャマイカが1分18秒63の世界記録で優勝
2位はセントクリストファー・ネイビスで1分20秒51の世界歴代3位
3位はフランスで1分20秒66の世界歴代4位
20年ぶりの世界記録。当時のメンバーはマイク・マーシュ、リロイ・バレル、Floyd Heard、カール・ルイス。マイナー種目とはいえ水準の高い世界記録だったと思う。ジャマイカは400mのラップが39秒0、ダントツだった。
セントクリストファー・ネイビスが2位は驚き、予選の21秒97も速いと思ったが1秒以上更新。4x100mリレーは振るわなかったがこっちではしっかりとメダルを獲得。
フランスは1走のルメートル以外は大したことない選手。これを見ると日本は普通にバトンパスできたら1分20秒台は可能だと思う。

男子4x400mリレー
アメリカが2分57秒25の今季世界最高記録で優勝
2位はバハマで2分57秒59
3位はトリニダード・トバゴで2分58秒34の世界歴代7位
アメリカはアンカーにラショーン・メリットがいたので他のチームは相当な差を付けないと太刀打ち出来ない、バハマもいい位置にいたがこれは勝てない。アンカーであれだけ差が付けられても余裕を持って直線で差しにいけるのは流石といったところ。
トリニダード・トバゴはここ最近マイルも強い、ロンドンでは銅メダル、2013世界陸上も決勝に進出している。

女子4x100mリレー
アメリカが41秒88の今季世界最高記録で優勝
2位はジャマイカで42秒28のシーズンベスト
3位はトリニダード・トバゴで42秒66
アメリカもジャマイカもそんなに強力では布陣ではないがタイムはいい。ジャマイカは2走から3走で少しミスをし3走からアンカーで失敗をしている、それがなければ競ったレースが見られたと思う。

有力選手が多く回避すると思ったからあまり期待していなかったがブレークやメリットなど世界トップクラスの選手が出場していて面白かった。優勝タイムも五輪や世界陸上に比べて大幅に劣ってはいない。
posted by クライシ at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(世界大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月10日

世界室内陸上2014

男子60m
Richard Kiltyが6秒49の自己ベストで優勝
2位はMarvin Bracyで6秒51
3位はFemi Ogunodeで6秒52
Kiltyは予選から自己ベストタイ、準決も1着はカーターに譲ったがまだ余力がある状態で6秒52の自己ベスト。決勝では更に縮め6秒49の自己ベスト。白人の6秒50切りはモーネ・ナゲルに続き2人目、優勝もHaralabos Papadiasに続き2人目。去年よりも0.1秒以上自己ベストを更新、屋外でも10秒を切る可能性もある。本人も10秒を切る2人目の白人になりたいとコメントしていた。本来James Dasaoluが出る予定だったが回避したためKiltyが出場、その中で優勝をつかむことが出来た。怪我や資金不足で一時期は引退も考えていたらしい。
Ogunodeは予選でタイムが伸びなかったため調子落としているかと思ったが準決から上げてきて決勝でも3位。アジアがメダルを取るのは1993年のタラル・マンスール以来。60mから400mまでこの水準で活躍できる選手は相当珍しいと思う。弟がタイムこそ出しているが実力が全くわからないのでアジア大会では兄弟で出て欲しい。
Bingtian Suは6秒52の中国記録で4位。この記録でメダルが取れなかったのは1999年と2001年だけ。黄色人種としては最高成績。予選から6秒5台を出し準決では6秒57のシーズンベスト。タイムで拾われたにも関わらずそこから持ち直し0.03秒も自己ベストを更新した。100mも前半を得意とする選手だから屋外で大幅に記録更新することはないだろうが条件次第で10秒を切る可能性もある。
桐生は6秒62で準決1組6位。予想以上にレベルが高かった、前回大会なら決勝に行けるタイム。予選からタイムを伸ばし自己ベストから0.03秒しか離されなかったのは良い。予選でTrell Kimmons相手に競り勝てた事はかなり自信につながると思う。今季も10秒0台を出す可能性は大いにあるし9秒台の可能性もある。ただ国内で出して海外でも同じくらいのタイムが出せないと相手にならない。特に今年は世界ジュニアがあるからなんとしても優勝して欲しい。桐生が出来ないと次はいつになるのか分からない。
上位選手が欠場したため優勝タイムは物足りないが8位まで6秒60を切り全体のアベレージは今までで一番高かった。4位から8位まで着順別最高記録。

男子400m
Pavel Maslákが45秒24のチェコ記録で優勝
2位はクリス・ブラウンで45秒58の自己ベスト
3位はKyle Clemonsで45秒74
今季45秒17で走っているLalonde Gordonがもっと早いと思ったが予選からタイムを落としていき46秒39で5位。Maslákの相手になる選手はおらず準決では200m21秒19通過で後半は後ろを見る余裕さえ見せ45秒79で決勝進出。決勝では200m21秒17通過で250mくらいから後続を2〜3m離しそのままゴール。自己ベストを0.4秒も更新し屋外でも記録が期待できる、44秒中盤くらいまで伸ばしそう。
ブラウンはこの歳で自己ベスト更新、この記録は35歳以上最高記録。2003年から毎回出場しており2006年以降毎回メダルをとっている。ロンドン五輪は4位、去年の世界陸上ではあと少しで決勝進出とまだ世界と戦えている。

男子60mH
Omo Osaghaeが7秒45の自己ベストで優勝
2位はPascal Martinot-Lagardeで7秒46
3位はGarfield Darienで7秒47の自己ベスト
大会前はMartinot-Lagardeの優勝だと思っていたが準決でOsaghaeが7秒49の自己ベスト、決勝ではMartinot-Lagardeにミスが有り後半追い込むも少し足りなかった。Osaghaeは今まで屋外のアメリカ代表になったことはなく、全米も6位が最高。屋外自己ベストは13秒23なので室内でこのタイムなら更新の可能性も高い。
Martinot-Lagardeはフランス記録更新の可能性もあったから残念。まだ若い選手だからいずれする可能性もある、屋外でも好タイムを出せる力はあるだろう。

男子走高跳
ムタズ・エサ・バルシムが2m38のアジアタイ記録で優勝
2位はイバン・ウコフで2m38
3位はAndriy Protsenkoで2m36の自己ベスト
バルシムとウコフなら2m40を越える戦いになると思ったがそうならずに残念。バルシムはケツ下げるタイミングが上手く合えばもっと跳べると思う。これでも自己ベストだから屋外では問題なく2m40を跳べるだろう。逆にウコフはクリアランス時の体の使い方が上手いというか柔軟性が凄い。2m38を跳べたことは良いが屋外でも2m42を跳んだパフォーマンスが維持できるかどうか。

男子走幅跳
Mauro Vinícius da Silvaが8m28のブラジルタイ記録で優勝
2位はLi Jinzheで8m23の自己ベスト
3位はMichel Tornéusで8m21のシーズンベスト
Vinícius da Silvaは前回も最終跳躍で優勝を決めている。8m20程度で安定して五輪や世界陸上では入賞経験もあるがもう少し大きい跳躍がほしい。
Jinzheは最初の跳躍で8m19の自己ベスト、これが初めての世界大会でのメダルだが優勝まであと少しだった。去年は好記録を残すも世界陸上ではまともに記録を残すことが出来なかった。

男子三段跳
Lyukman Adamsが17m37の今季世界最高&自己ベストで優勝
2位はErnesto Revéで17m33の自己ベスト
3位はPedro Pablo Pichardoで17m24
屋外で17m76を出しているPichardoがこの程度しか跳べなかったのは驚き、シーズンベストですらない。
Adamsは前回大会は17m36で銅だったから前回よりもレベルが低かった。屋外の大会でもこの程度跳べればいいが五輪では17mを超えられなかった。
Revéは今季屋外の記録は越えられなかったがそんなに悪くない。ただ怪我をしてしまったので今季どうなるか分からない。去年も怪我で世界陸上を欠場している。

男子砲丸投
Ryan Whitingが22m05で優勝
2位はDavid Storlで21m79のシーズンベスト
3位はTom Walshで21m26のオセアニア記録
上位2人は前回大会と同じような結果。現役で22mを投げられる選手は限られているからWhitingは実力だけなら五輪や世界陸上でもメダルが取れるはずだが安定感がない。逆にStorlは21m後半安定しているが22mを投げられない。Storlが22m以上投げられるようになれば面白くなりそうだがまだ難しそうだ。
Tom Walshは去年の終わり頃から一気に伸びてきた。2012年は20mも投げられない選手だったが去年の12月にギルからニュージーランド記録を奪い今大会で60cm以上も自己ベスト更新。ジュニア時代からそこそこ強い選手だったがギルの影に隠れていた。ギルも今季からシニアなのでいい刺激になるといい
Germán Lauroは20m50で6位。相変わらず記録は伸ばすがその記録が世界大会で出せない。

七種競技
アシュトン・イートンが6632点の今季世界最高記録で優勝
2位はAndrei Krauchankaで6303点のベラルーシ記録
3位はThomas Van Der Plaetsenで6259点のベルギー記録
イートンは棒高跳までは世界記録更新ペースだったが1000mで前回よりもタイムを落としてしまい最終的に世界記録には13点足りなかった。前回よりも悪かった種目は走幅跳と1000mだけだった。走幅跳が自己ベストからかなり離されてるのは気になるが全体の能力は上がってると思う。特に苦手の砲丸投が改善されたので十種では投擲種目の向上が予想される。今季は400mハードルに取り組むらしいがどのレースに出るんだろうか。
Andrei Krauchankaは室内の記録は伸ばしているが肝心の屋外で2007年の記録を越えることが出来ていない。室内でこれだけの記録を出せれば自己ベスト更新はできなくても8500点くらいは出せると思う。

女子60m
シェリー=アン・フレーザー=プライスが6秒98の世界歴代7位で優勝
2位はミュリエル・アウレで7秒01のシーズンベスト
3位はTianna Bartolettaで7秒06のシーズンベスト
大会前はあまりタイム出していなかったので調子が良くないと思ったがちゃんと6秒台を出してきた。今季も相変わらず強いだろう。そろそろ10秒6台を出して欲しい、追い風だったら出せているレースが何度かある。
アウレは自己ベストに0.02秒と迫る好記録で今季も調子はいいだろう。
マディソンは室内60mでは前回に続き2回目のメダル。去年はまともに走っていないが今季は10秒台を出せるだろう。
キャンベル=ブラウンは7秒13で5位。この大会が初戦であることを考えればそんなに悪くない。

女子60mH
Nia Aliが7秒80の自己ベストタイで優勝
2位はサリー・ピアソンの7秒85
3位はティファニー・ポーターで7秒86のシーズンベスト
ピアソンは予選で7秒79、準決で7秒81とだんだんタイムを落として行った。決勝ではいいスタートを切ったものの競り合い負けた。本来の走りならばこんなことはないはず。Aliは屋外自己ベストは12秒48と早いが去年の世界陸上では準決落ちだった。勝負強さが増せばブリアナ・ローリンズと共にアメリカを引っ張って行くだろう。
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2014年01月30日

ジェット桐生 2度目の世界大会に出陣

http://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/p-sp-tp0-20140128-1249921.html

初戦でどんなタイムを出すかわからないのでなんとも言えないが6秒6台前半出せれば良い。10秒01というタイムだけ見れば6秒5台前半や6秒4台も可能だがそれは厳しいだろう。6秒6台出せれば予選も通過できる。
アジア記録が6秒50、世界ジュニア記録が6秒51、日本記録が6秒55、アジアジュニア記録が6秒61、今季ジュニア最高記録が6秒65、日本ジュニア記録が6秒71。

IAAFのリストににTosin Ogunodeが載っていて今19歳だった、つまりこの前の記録はオルソジ・ファスバに並ぶ19歳年齢別最高記録。
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2013年12月03日

「常設」のリレー代表発足 桐生も選出

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/131202/oth13120217430009-n1.htm

戦えるほど実力ないのは分かってるが、これ見る限りでは中距離リレーには派遣しないんだろうか。
タイムテーブルを見たが4x100m、4x200m共に出るとしたら2日続けて2レース走らないといけないので大変。5月にやる大会だから世界室内みたいにトップ選手はあまり出ないと思う。
posted by クライシ at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(世界大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月21日

世界陸上2013 8

男子三段跳決勝
テディ・タムゴが18m04の(+0.3)の世界歴代3位で優勝
2位はPedro Pablo Pichardoで17m68(-0.1)
3位はWill Clayeで17m52のシーズンベスト
タムゴは今季跳ぶたびに予想以上の跳躍をしてここでも予想外の18mを越え金メダルを獲得した。この大会でシーズンベストを60cm更新。2010年に頭角を現したから2011〜2013の世界大会すべて逃すとかなり痛かった。
1回目に17m65(-1.5)のシーズンベストでトップ、そこから2回ファールするもどちらも18mを越えた跳躍だった。ファールが少しのファールだったから18mは十分越えていたんだけど、このまま越えられなかったらどうしようとイライラした。5回目も似たようなファール。Pichardoが2回目に17m68(-0.1)を跳んだため一旦2位に下がったが4回めに17m68(+0.2)に並びセカンド記録の関係で再びトップ。そして最終跳躍で18m04(+0.3)を出した。タムゴの上にエドワーズ、ハリソンがいるがこの記録を上回るのはそれぞれ1回だけ。ハリソンに関して言えばセカンドが17m93、17m79でバラつきがある。どちらも30歳近くで出した記録なのでこれからタムゴが世界記録を出す可能性は大いにある。17m90以上の跳躍回数も室内も含めればタムゴが6回でエドワーズに並ぶ最多とアベレージも高い。解説が触れてたかもしれないけど2013年からイバン・ペドロソがコーチについている。
Pichardoは初めて世界大会でこの結果は素晴らしい。6回中4回は17m越で17m68(-0.1)は自己ベストに1cmと迫る記録。自己ベストは追い風2m/sだから実質、最高の跳躍だったろう。去年Will Clayeが更新した最年少メダリストを更に更新した。
Will Clayeは屋外自己ベストを跳ばないと2位以上になれなかったのでこの結果は十分だろう。17m中盤では安定している選手。
Christian Taylorは17m20(+0.4)で4位。予選で17m36を出したとは思えないくらい決勝ではいい跳躍がなかった。2011年、2012年共に4回目で優勝記録を跳んだんだが今回はそううまく行かず最終跳躍で記録を伸ばしただけだった。4人目の18m越選手になる可能性があるからタムゴと共にレベルを上げていって欲しい。

男子4x100mリレー
ジャマイカが37秒36の今季世界最高記録で優勝
2位はアメリカで37秒66
3位はカナダで37秒92
世界記録はもちろん、大会記録も難しいと思ったからこんなもんだろう。去年の五輪で予選で似たようなタイム出しているがブレークがボルト、フレーターがアシュミードに変わってると考えればこんくらいのタイムで妥当。アメリカも予選落ちのSilmonや実績の殆ど無いSalaamを起用しているので2位に入るとは思ったがタイムは期待してなかった。
カナダはベイリー、スリンがいた97年以来のメダルで37秒台もそれ以来。10秒0台、1台で構成しているチームでよく頑張った。イギリスが3位に入っていたがバトンパスがテイクオーバーゾーン外だったので失格。去年も五輪で同じミスをしている。普通に走れれば3位以上にほぼ間違いなく入るのに何やってんだ。
ドイツは38秒04で4位。このタイムは去年出したドイツ記録に次ぐ記録。去年もWeinheimで好記録出して五輪では良くなかったからあまり注目していなかった。予選でセカンドベストタイの38秒13を出し、決勝でセカンドベストを更新した。
日本は38秒39で5位。予選は38秒23で2着に入り決勝進出。短距離勢の不調を見ていたから前回大会と同じように予選落ちするかと思ってたが予想外の好記録。山縣の代わりに入った藤光もいい走りだった。決勝はアウトレーンで走りやすい条件だったがバトンパスが上手く行かずにタイムを落としてしまった。07年〜09年は決勝でタイムを上げてくることが多かったが、また昔みたいにタイムを落とすことが多い。日本より上位の国は全て決勝でタイムを上げている。予選よりいい走りしたのは桐生だけに見えた。

女子やり投決勝
クリスティーナ・オーバークフォルが69m05のシーズンベストで優勝
2位はKimberley Mickleで66m60の自己ベスト
3位はマリア・アバクモワで65m09
アバクモワは予選の1投目で69m09を出し、決勝は70m越や世界記録すら期待していたのにまさかの3位。今季のシーズンベストは69m34で自己3番目の記録で、予選の記録は自己4番目の記録。1投目で65m09を投げてから記録更新が出来なかった。
オーバークフォルは2005年世界陸上、2007年世界陸上、2012年五輪とメネンデス、スポタコバ、アバクモワといった強敵に優勝を防がれていた。地元の2009年ベルリンでは期待されながら5位。69m05はシーズンベストだし悪くない記録。運が良かったかもしれないが初めて金メダルをとることが出来た。
Mickleは予選、決勝と自己ベスト更新し銅メダルを獲得、オセアニア記録まで後20cmだった。2001年世界ユースを制したがシニアの世界大会は2009年が初めてで前回大会は6位入賞した。

女子4x100mリレー
ジャマイカが41秒29の大会記録&世界歴代2位で優勝
2位はアメリカで42秒75
3位はイギリスで42秒87
41秒29は去年アメリカが更新するまでの世界記録を越える好記録。パフォーマンス歴代2位。自己ベ11秒0台2人にスチュワートとフレーザーでこのタイムなら結構いい。去年の面子より劣ってると思う。2位のタイムが世界陸上史上最低タイムなので当然世界陸上史上最大差の圧勝、五輪含めても最大差。
2位にフランスが入っていたがバトンパスがテイクオーバーゾーン外だったので失格、アメリカはバトンパスをミスってしまいこのタイム。このタイムを出されると勝てなかっただろうからメダルが取れただけ良かった。
フレーザーはこれで3冠達成し男女共にジャマイカ選手が100m、200m、4x100mリレーを制した。女子のこの種目3冠は初。
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2013年08月18日

世界陸上2013 7

男子200m決勝 0.0
ウサイン・ボルトが19秒66の今季世界最高記録で優勝
2位はWarren Weirで19秒79の自己ベストタイで優勝
3位はCurtis Mitchellで20秒04
思った通りあまりタイムが出なかった。最後力を抜いていたがそのまま全力でも19秒5台がいいところだと思う。ここ最近優勝タイムが19秒前半だったから物足りない、優勝タイムは世界大会で2008年以降最低で、もしコレが今季世界最高のままだったら2006年以降最低。3位が20秒切れなかったのもここ最近なかった。上位の記録は下がったが8位の20秒37は順位別最高記録なので最低ラインのレベルは高かった。
Weirは1日で上手く立て直した。準決は気合が入ってないのか、自己ベストタイまで伸ばすようには見えなかった。タイムも実績もついてきたしこれからブレークとともにジャマイカを支える存在になるだろう。
Mitchellは正式タイムは4位のアシュミードと0.01秒差だがフィニッシュの写真を見る限りでは恐らく0.003秒差程度しか付いていない。もしアシュミードが3位に入っていたら世界陸上200mでジャマイカ史上初のメダル独占だった。100mが10秒25と遅いので後半追いかけるレースだった。
アシュミードはレース後ずっとトラックに寝てたが怪我とかじゃないといいが。恐らくリレ面だろうから。
Adam Gemiliは20秒08で5位。初めてにしてはかなり良い結果だろう。世界陸上で0.32秒も自己ベスト更新。今季は残り少ないが100mを走って9秒台を出して欲しい。このレベルだとルメートルが走れてたらメダル取れてたかもしれないな、残念。

男子やり投決勝
ヴィテスラフ・ヴェセリーが87m17で優勝
2位はテロ・ピトカマキで87m07
3位はDmitriy Tarabinで86m23
今季ランキング上位3人がそのままメダルに絡んだ。ランキング4位の村上は77m75で予選落ち。自己ベストは更新しているのに世界大会で2009年世界陸上の記録を越えられない。前回大会で記録した80m19を出していれば決勝進出できていたので勿体無い。このままじゃ徐々に消えていくな。
ヴェセリーは去年、五輪の予選で88m34の自己ベストを出したが決勝で83m34しか投げられず4位。レベルが低かっただけにもったいなかった。今回は実力通りの結果が出せたと思う。今季は85m以上を6回も投げて絶好調だった。
ピトカマキは最近ちょっと低迷していたが予選でいい投げをしていた。87m以上を投げるのは世界大会では2007年以来のこと。1位との差10cmは世界陸上史上最小差。五輪だと1972年の2cm差や2012年の7cm差がある。シーズンベストでも8cm差と接戦だったのでこれも実力通りと見ていいだろう。
Tarabinは最終投擲でJulius Yegoを上回りなんとかメダル獲得。90m台の投擲は最近も出ているが新規に90mを出せる選手が出ていない。この選手に期待している。ピトカマキもトルキルドセンも若いうちに90mを越えている。
Yegoは85m40と自己ベストを3m以上更新。最近は85m投げていればメダル取れたので残念。南アフリカが金メダルをとったことはあるが東アフリカの地域がメダルを取ったら初めてのこと、今回の入賞も初めて。ケニアも長距離だけじゃなくいろんな種目強化すればこのくらいの選手は出るのかもしれないな。以前は400m強かったし。
アンドレアス・トルキルドセンは81m06で7位。去年の五輪も予選でいい投げしたのに決勝で伸びなかった。2005年から2011年まで90m近く投げていたのに去年から84m台しか投げられていない。

100mハードル決勝 -0.6
Brianna Rollinsが12秒44で優勝
2位はサリー・ピアソンで12秒50のシーズンベストタイ
3位はTiffany Porterで12秒55の自己ベスト
準決から決勝まで1時間30分、3組だと1時間14分しか間がなかった。その中Rollinsはリアクションタイムが0.263秒と見て分かるレベルで遅れたが後半すごい追い込みで優勝。12秒26というタイムは本物だな。本当に世界記録が出せる選手だと思う。
ピアソンは怪我明けでタイムが出せていなかったが世界陸上に入りシーズンベスト連発。タイムは悪くないが好調時に戦って欲しかった。

女子走高跳決勝
スベトラーナ・シュコリナが2m03の自己ベストタイで優勝
2位はBrigetta Barrettで2m00
3位はアンナ・チチェロワとRuth Beitiaで1m97
今季チチェロワは2m02を跳んで予選も良かったから2m00は跳べると思ったんだけどな。1m97まで1回でクリアしたが2m00を跳ぶことが出来なかった。Barrettは今季2m04を跳んでるだけあって上位に食い込むのは分かってたがそれをシュコリナが越えるのは予想外。BarrettはChaunté Loweに激しい感じが似てるな。どちらもスピードで跳ぶ選手
シュコリナはロンドンに続きこの大舞台で自己ベスト。2m05に挑戦したが集中できず跳ぶ動作すら出来なかった。2m03の跳躍ができていれば跳べたかもしれない。
Alessia Trostは1m93で7位。世界ユース、世界ジュニアを制し初めてのシニア世界大会でコレなら悪くない。いずれはメダルを取れる存在になって欲しい。

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2013年08月17日

世界陸上2013 6

男子200m準決
1組 0.0
Curtis Mitchellが19秒97の自己ベストで1着
2着はWarren Weirで20秒20
3着はJaysuma Saidy Ndureで20秒33のシーズンベスト
Mitchellは世界ジュニアで4位になった以外は国際レースの経験があまり無いので期待してなかったが自己ベストで1着。かなり力を入れた走りだったので決勝ではあまり伸ばせないと思う。決勝でメダルに絡まなかったらこれは1997年以来の事になる。もし準決で落ちていたらアメリカ選手が決勝に1人も来れないことになりボイコットした1980年五輪を除き世界大会史上初の出来事になってしまうところだった。
Weirがこの組で抜けると思ったが後半の走りが良くなかった。決勝で立て直さないとメダルに絡まないかもしれない。去年も準決ではちょっと走りが良くなかった。
2組 0.0
ウサイン・ボルトが20秒12で1着
2着はAnaso Jobodwanaで20秒13の自己ベストタイ
ボルトは今までの準決に比べると余裕のある走りではなかった。それでも優勝は堅いだろうがタイムはあまり期待できないかもしれない。
Jobodwanaは去年に続き決勝進出。決勝はタイムを伸ばすかもしれないがメダルに絡んだりはしないだろう。自己ベストを一気に更新することもなさそう。
飯塚は20秒61で7位。1レーンになってしまったので予選で2着に入っておきたかった。準決が同じ日にあるから力を抜きたかったんだけど余裕を持って2着を取れないと準決で戦うなんて無理だ。タイムを予選より伸ばしたのはいいがせめて20秒4台は出せるようにして欲しい。末續は今の飯塚より持ちタイムが遅かったが初めての五輪も世界陸上も20秒3台で走っている。
3組 -0.3
Adam Gemiliが19秒98の自己ベストで1着
2着はニッケル・アシュミードで20秒00のシーズンベスト
3着はチュランディ・マルティナで20秒13
世界陸上200mは第1大会から決勝に必ず黒人以外の選手が残っていて今回はルメートルが走らないので続かないと思ってた。しかし予選でGemili20秒17の自己ベスト、準決で更に縮めた。非黒人選手によりサブ20は5人目。ゴール後、自分のタイムに驚いてた。ルメートルと違いコーナリングも上手く前半から速い。非黒人選手3人目のサブ10も十分可能だ。1日おいた今日、決勝でどんなタイムが出せるだろうか。
アシュミードは力を抜いたが前回大会も同じような走りを準決でしたが決勝はタイムを落とし5位だった。勝負強い選手じゃないと思うから決勝で崩れると思う。
マルティナは決勝には残ったがメダル取れる気がしない。

男子5000m
モハメド・ファラーが13分26秒98で優勝
2位はHagos Gebrhiwetで13分27秒26
3位はIsiah Koechで13分27秒26
ファラーが2冠でこの種目2連覇。最後まで団子だった所為だがレース自体は圧勝という感じではなくKoechに抜かれるかと思った。Gebrhiwetは最後ギリギリKoechを抜いた。個人的に期待していた選手だからメダルが取れてよかった。ファラーは実績だけじゃなくベケレのようにタイムも出して欲しい、あの物凄い強さを感じない。
バーナード・ラガトは13分29秒24で6位。入賞しただけでも凄い。そろそろ引退だろう。

男子走幅跳決勝
Aleksandr Menkovが8m56の今季世界最高&自己ベストで優勝
2位はIgnisious Gaisahで8m29のオランダ記録
3位はLuis Riveraで8m27
優勝記録はここ最近では良い記録。Menkovは今季アベレージも高かったし地元で優勝できてよかった。この記録を出されると追いつける相手は現役の選手だと難しいだろう。
Gaisahはオランダ記録ではあるが今年になってオランダ国籍になったので自己ベストではない。自己ベストは8m43。2003年から世界大会で入賞やメダルだと実績はあったが最近は予選落ちが多かった。
Luis Riveraは今季世界最高を持っていたが初めての世界陸上では良い結果だと思う。
Eusebio Cáceresは8m26で4位。ジュニア時代に8m27を跳んだがシニアの大会では予選落ちで結果を残せていなかった。今回はあと少しでメダル、これからは8m50近く跳べる選手になって欲しい。

男子砲丸投
David Storlが21m73のシーズンベストで優勝
2位はRyan Whitingで21m57
3位はDylan Armstrongで21m34のシーズンベスト
前回大会、五輪もシーズンベスト出してメダル取って今回もシーズンベストで優勝と勝負強い選手だ。今季の調子も良くなく予選も3投目で決勝進出ラインを越えた。決勝では優勝記録の21m73がファールになりそうだったがちゃんと抗議をして認めてもらった。実績はかなりあるがそろそろ22m台を投げて欲しいかな。
Whitingは記録自体は悪くない。解説が言ってた通り回転投げの難しさだな。
Germán Lauroは20m40で7位。予選もギリギリだったし決勝の記録もよくない。初めて世界陸上で入賞したが去年の五輪の順位より上位に入って欲しかった。

男子4x400mリレー決勝
アメリカが2分58秒71の今季世界最高記録で優勝
2位はジャマイカで2分59秒88
3位はロシアで2分59秒90
メリットが余裕を持ってゴールしアメリカが順当に優勝。ジャマイカは前回大会に続きメダル獲得。
ロシアがメダル初めてってのは意外だった、確かにソ連時代に取ってたがロシアでは取ってなかったな。北京五輪以来の3分切りで好タイム。

女子200m決勝 -0.3
シェリー=アン・フレーザー=プライスが22秒17で優勝
2位はMurielle Ahoureで22秒32
3位はBlessing Okagbareで22秒32
アリソン・フェリックスは怪我で途中棄権。このタイムなら優勝できたかもしれない。世界大会は毎回問題なく走っていたからこんなことは初めてだ。これを期に成績が振るわなくなるなんて事にならないといいが。
フレーザーは世界陸上で22年ぶり3人めの2冠達成。タイムはシーズンベストにも届かなかったがこの中では抜けていた。最後の20mは走りが崩れて危なかったけど。
AhoureとOkagbareは推されていた通りの結果。

女子ハンマー投決勝
タチアナ・ルイセンコが78m80の大会記録&世界歴代2位で優勝
2位はアニタ・ヴォダルチクで78m46の世界歴代4位
3位はZhang Wenxiuで75m58のシーズンベスト
今季78mを出しているルイセンコの優勝は堅かったが思ったよりヴォダルチクの投擲も良かった。ヴォダルチクは2009年に優勝してから怪我の影響で結果を残せていなかったが前より強くなった。試合の展開も面白かった。
Wenxiuは常に3,4番の位置につけこれは世界陸上では3個目の銅メダル。去年の五輪ではセカンドベストを投げたが4位となったので今回はメダルが取れてよかった。
Oksana Kondratyevaは72m76で7位。世界陸上見るまでリュドミラ・コンドラチェワとユーリ・セディフの娘って知らなかった。物凄い遺伝子だな。さらにセディフとリソフスカヤの娘もハンマー投やってるのも初めて聞いた。こっちは去年の世界ジュニアで2位に入っている。
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2013年08月16日

世界陸上2013 5

男子400mハードル決勝
Jehue Gordonが47秒69の今季世界最高&トリニダード・トバゴ記録で優勝
2位はMichael Tinsleyで47秒70の自己ベスト
3位はEmir Bekrićで48秒05のセルビア記録
Gordonは去年からいい感じに伸びてるな。自己ベスト0.3秒更新。これから伸びて欲しいがフラットで46秒台でしか走れていないのでこれから47秒台前半とか出すならもう少し速くなってくれないと難しいだろう。
Tinsleyは惜しかった。クレメント、ジャクソンが元気ない今、アメリカのエースだろう。メダルは取れてよかった。
予選から良かったBekrićがなんと3位。レース展開は全然違うがエドモントンの為末みたいだな。最後のストレートでCisneros、Culsonを抜き後半の強さを見せた。
サンチェスは48秒22で5位。準決よりタイムを落としたがこれでも十分世界で戦えるタイム。いつまで走るんだろうか。
Javier Culsonは48秒38で6位。今季は良くなかったし大会に入ってもあまり良くなかったからこんなもんだろう。

男子走高跳決勝
Bohdan Bondarenkoが2m41の自己ベストタイ&大会記録で優勝
2位はムタズ・エサ・バルシムで2m38
3位はDerek Drouinで2m38のカナダ記録
7位まで2m32を跳んだのは1987年、1991年、1993年、2011年とあるが優勝記録が2m38以上となると1987年、1991年、1993年だけ。前回大会はレベルの高いイメージはなかったがアベレージは高かったんだな。そして3位まで2m38を跳んだのは1987だけでしかも優勝記録以外は今回と殆ど一緒。五輪含めても今回のようなハイレベルの戦いは最近なかった。今大会で一番興奮したかも。世界記録が難しいのは分かってたが2m40を跳べると思わせる選手は最近じゃいなかったな、そのくらい予選から飛び抜けて見えた。決勝も2m32、2m35、2m44をパスしてもう世界記録しか見てなかった。今年1年で恐ろしく伸びたので今後が楽しみだ。
バルシムは優勝狙いに2m41をパスして2m44を跳びに行ったが個人的には無理だと思ったから2m41を跳んで欲しかった。2m44の跳躍を見るといずれ跳びそうな高さではあった。
Drouinは室内から好調でメダルラインにいたが、このハイレベルな中でしかもこの高さを跳ぶとは思わなかった。Bondarenkoが1989年、バルシムが1991年、Drouinが1990年生まれとみんな若いのでこれからも競り合ってレベルの高い戦いを見せて欲しい。
Ivan Ukhovは2m35で4位。全て1回で跳んでるのでいつもならこの記録でもメダルがとれただろう。今季は不安定だったのでここまで跳べると思わなかった。
ドナルド・トーマスは2m32で6位。2007年世界陸上以来の入賞。

男子4x400mリレー予選
1組
ジャマイカが3分00秒41で1着
2着はイギリスで3分00秒50
ジャマイカとイギリスが初めから1位争いをして有力国がそのまま通過した。
日本は4位で3分02秒43。山崎と廣瀬が良かった。廣瀬は日本選手権6位にも関わらず選ばれたことで不満だったがかなり良い走りだった。この面子で出したタイムとしてはいいが決勝進出はこれからも難しいだろう。45秒台前半出せる選手が2人は欲しい。
ドミニカ共和国はサントスがいたが3分03秒61で5位。サンチェスが使えればもう少しマシだったかもしれないがこの日は400mハードルの決勝があった。
2組
アメリカが2分59秒85で1着
2着はトリニダード・トバゴで3分00秒48で2着
3着はベルギーで3分00秒81
4着はブラジルで3分01秒09
アメリカがいるから全体的に早くなった。トリニダード・トバゴが意外に良かったが確かに面子は揃ってるな。去年も五輪で銅メダルをとっている。ここも有力国が順当に通過。アメリカは今回は五輪のようにはならないだろう。
3組
ロシアが3分01秒81で1着
2着はオーストラリアで3分02秒48
この組はバハマがいたにも関わらず遅いレースになりしかもバハマは予選落ち。1走のクリス・ブラウンは何故か残り100m辺りから外レーンを走り始めた。コレがどう影響したか分からないがありえないミスだ。バハマはアンカーでロシア、オーストラリア、ドイツに抜かれ4位。
3走までキューバがいい位置についていたがアンカー勝負で全く勝てなかった。バトンパスもよくなかった
ロシアはいつも最後の最後で強いイメージ。45秒台中盤の選手が物凄いラップタイム刻んだりすることがある。

女子200m準決
1組 0.0
Murielle Ahoureが22秒46で1着
2着はShaunae Millerで22秒64
3着はJeneba Tarmohで22秒70のシーズンベスト
Ahoureは今季200mで負けなしだけあって強そうだがフレーザーやアリソンに勝つのは難しそうだ。自己ベスト近いタイムは出せると思う。
Millerは400mでも好記録を持っているので後半伸びてきた。かなり大柄な選手。
2組 0.0
アリソン・フェリックスが22秒30のシーズンベストで優勝
2着はBlessing Okagbareで22秒39
フェリックスは今季あまりタイムを出してないので不安だったが問題無さそう。いつも通りの走り。100m地点で既に前に出ていたのでこの感じだとOkagbareはフェリックスに勝てないだろう。Okagbareは自己ベスト近いタイムでコレだから。
Kimberlyn Duncanは22秒91で3位。初めての世界大会とはいえタイムが悪い。
3組 -0.2
シェリー=アン・フレーザー=プライスが22秒54で1着
2着はMariya Ryemyenで22秒70
3着はCharonda Williamsで22秒80
この組はフレーザーが抜けていたので誰が2着に入るかはちょっと予想付かなかった。タイム上はAnthonique Strachanも良かったが22秒81で4位。2位に入ったRyemyenは100mで自己ベスト出して200mではグランプリシリーズも活躍して好調だった。
Jodie Williamsがこの組にいた。世界ユース、世界ジュニアで活躍してシニアになり初の世界大会。去年はタイムが全然出せてなくて心配だったが順調に伸びて欲しい。

女子400mハードル
Zuzana Hejnováが52秒83の今季世界最高&チェコ記録
2位はDalilah Muhammadで54秒09
3位はLashinda Demusで54秒27
Hejnováが予選から完璧の走りで決勝も圧勝。ここ最近は2位も52秒台で接戦が多かったので2位が54秒もかかったのは2001年以来。世界大会史上最大差を付けた。ハードル間に殆ど狂いがなくスムーズな走り。
Muhammadは準決よりタイムを落としてしまった。あれだけ離されると焦ってしまったのか。
準決で53秒台を出したPerri Shakes-Draytonもタイムを落として7位。
Demusは大会前まで決勝来るかも怪しかったが流石今までメダルを取り続けただけある。
posted by クライシ at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(世界大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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