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2017年04月27日

世界リレー2017

https://www.iaaf.org/results/iaaf-world-relays/2017/iaafbtc-world-relays-bahamas-2017-5978

男子4x100mリレー
アメリカが38秒43で優勝
2位はバルバドスで39秒18
3位は中国で39秒22
あまりにもレベルが低すぎたので記事を書くかどうか迷った。決勝だけでなく、予選もレベルが低かったが決勝は更にタイムを落としている。このレベルの低さは世界リレーの存続に関わるのではないかとすら考えてしまう。
アメリカは前回大会よりも1秒以上遅い。元々バトンパスは下手なのでいつも通りと言えるが、それでも今大会は勝ててしまった。
バルバドスは世界大会初めてのメダル獲得。39秒台でのメダル獲得は1995年のイタリア銅メダル以来。39秒台での銀メダルとなると1964年のポーランド以来。
中国はメダル候補には間違いなかったが、こんな酷いタイムで銅メダルを獲得できるとは思わなかった。
日本は決勝Aに進めず決勝Bへ、結果は40秒31で7位。

男子4x400mリレー
アメリカが3分02秒13で優勝
2位はボツワナで3分02秒28
3位はジャマイカで3分02秒86
これも遅い。前回大会まではメダリスト全て2分台を記録している。今回の優勝タイムは2014年、2015年大会共に7位相当。
日本は予選でウォルシュ・ジュリアンが足を痛め途中棄権。拾われるタイムが3分05秒05だったから普通に走っていれば確実に出せただろう。ここで世界陸上出場を決めておきたかった。

女子4x100mリレー
ドイツが42秒84で優勝
2位はジャマイカで42秒95
3位は中国で43秒11
メンバーは1人違うが、ドイツは去年41秒62を記録しており優勝は意外ではない。今回のジャマイカのメンバーはベストメンバーではないこともあってドイツ選手とのSB合計の差は0.13秒しか無い。
中国は去年42秒65を記録したときとメンバーが1人違う。
決勝進出ラインは44秒20、これなら日本でも出せたのではないだろうか、勿体無い。
posted by クライシ at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(世界大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月22日

SA sprinters snub Bahamas for SA Champs

http://www.sport24.co.za/OtherSport/Athletics/South-Africa/sa-sprinters-snub-bahamas-for-sa-champs-20170420

以前、南アフリカが世界リレーに出るようなことを書いたが、出場しない模様。
現在、南アフリカ選手権をやっていてどのタイミングでバハマに行くのかと思っていたらそういうことか。世界リレーに出場すれば世界選手権出場のチャンスも広がるのだが、南アフリカは興味ないのだろうか。
posted by クライシ at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(世界大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月08日

Kenya suffers blow as USA pulls out of U18

https://www.capitalfm.co.ke/sports/2017/02/07/blow-kenya-usa-pulls-u18-championships/

アメリカがテロの危険を理由に今年ケニアで行われる世界U18陸上選手権に選手を派遣しないとのこと。
アメリカに限らずニュージーランド、イギリス、オーストラリア、カナダ、スイスも同様に派遣しない。

最後の世界U18陸上選手権がこんな事態になるとは。恐らく日本も同様の処置を取るのではないだろうか。
posted by クライシ at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(世界大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月27日

オリンピック2016陸上競技(女子)

https://www.iaaf.org/competitions/olympic-games/the-xxxi-olympic-games-5771/timetable/byday

女子100m +0.5
エレイン・トンプソンが10秒71で優勝
2位はトリ・ボウイで10秒83
3位はシェリー=アン・フレーザー=プライスで10秒86のシーズンベスト
前評判通りトンプソンが優勝、世界大会の優勝記録としては1999年世界陸上以来の好記録。五輪記録には0.09秒及ばなかったが、この記録は2次予選で出されたものなので優勝記録としては最高記録。フレーザー=プライスが万全の状態でも勝てたかわからない記録なので、女子は世代交代が上手くいっている。
Bowieは2014年にブレークして以降、着実に実績を積んでいる。
フレーザー=プライスは今季不調でメダルすら危ういかと思われが流石の調整力。
Marie-Josée Ta Louは10秒86のコートジボワール記録で4位。決勝進出者で唯一の自己ベスト、3位までほんの僅か。去年まで11秒02の選手で世界大会は準決落ちのような選手だった。

女子200m -0.1
エレイン・トンプソンが21秒78の今季世界最高記録で優勝
2位はダフネ・シパーズで21秒88のシーズンベスト
3位はトリ・ボウイで22秒15
トンプソンが100mとの2冠達成、1988年のジョイナー以来。
シパーズは準決で21秒台だったのでもう少し伸ばすと思っていた、タイム自体はセカンドベストで悪くない。
Marie-Josée Ta Louは22秒21のコートジボワール記録で4位。100mに続き予選から自己ベスト連発であと少しでメダル。
イベット・ラロワ=コリオは22秒69で8位。2004年五輪では100mの優勝候補であったが4位。その後も五輪に出場するも決勝進出はならず12年ぶりの入賞。200mに限って言えば近年のほうが速い。

女子400m
ショーナ・ミラーが49秒44の今季世界最高記録&自己ベストで優勝
2位はアリソン・フェリックスで49秒51のシーズンベスト
3位はShericka Jacksonで49秒85
ミラーは100m、200mも自己ベスト更新し絶好調。400mは去年の世界陸上で負けて以降連勝中。まだ若い選手でスプリント力もある、今後は48秒台に突入することを期待する。
フェリックスは今回の記録がセカンドベストであるが、400mを本格的に取り組み始めた時は48秒台に突入することを期待していたし、それだけのポテンシャルを持っていた選手だと思う。100mやったり、400mやったりで中途半端なことになっているイメージ、そして200mでは代表にすらなれず。まだ第一線で戦えていることは凄いが、今後はどれかに絞ったほうがいいんじゃないだろうか。

女子800m
キャスター・セメンヤが1分55秒28の南アフリカ記録で優勝
2位はフランシーヌ・ニヨンサバで1分56秒49
3位はMargaret Wambuiで1分56秒89の自己ベスト
予選から2分切りが続々と現れるハイレベルな試合、優勝記録は2008年五輪以来の好記録。
セメンヤは1分54秒台突入もあり得るかと思ったが、55秒台にとどまった。性別問題でいろいろあったが、そんな選手でもこの程度の記録しか出せないのか。ジェリモより1秒以上遅く、世界歴代10位以内にも入れなかった。

女子10000m
アルマズ・アヤナが29分17秒45の世界記録で優勝
2位はビビアン・チェルイヨットで29分32秒53の世界歴代3位
3位はティルネシュ・ディババで29分42秒56の世界歴代4位
アヤナの優勝、29分台の可能性について予想していた人はいたとしても、世界記録を考えていた人はいなかったんじゃないだろうか。王軍霞の記録はその性質から近寄っていけないような記録、それを14秒以上更新。
アヤナは長距離でも積極的に記録を狙いに行く姿勢が好き、5000mではその結果負けてしまったが記録が出ないと面白くない。
チェルイヨットは今まで数々の実績があるが10000mの29分台は初、もちろん2位での29分台も。
ディババは出場した世界大会の10000mで初めて1位以外の結果、ただこの記録には十分満足しているだろう。
Alice Aprot Nawowunaは29分53秒51の世界歴代5位で4位。まだ若い選手で五輪は初めて、2010年世界ジュニア5000mで16歳ながら3位を記録している。
上位13人が自己ベスト、上位17人がシーズンベストを記録するという過去最高のハイレベルなレースだった。

女子3000mSC
Ruth Jebetが8分59秒75の世界歴代2位で優勝
2位はHyvin Kiyeng Jepkemoiで9分07秒12
3位はEmma Coburnで9分07秒63の世界歴代8位
最初はローペースだったが途中からJebetが飛び出し独走。最初から自分のペースで行っていれば世界記録もあり得た、8分台を複数回出したのはJebetが初。まだ若い選手なので世界記録更新の可能性は十分。

女子100mH 0.0
ブリアナ・ローリンズが12秒48で優勝
2位はニア・アリで12秒59
3位はKristi Castlinで12秒61
記録こそ出なかったがアメリカがメダル独占。出場選手中、ローリンズはタイムトップでこれまでも実績があったので優勝は妥当。残念なのは準決よりもタイムを落としたことか。
アリは2回目の世界大会出場で2013年世界陸上は予選落ち。今回タイムはセカンドベストと悪くない結果。調べてみると彼女の父親は家族と愛人を殺害し、自殺するという事件を起こしている。ちなみにアリも狙われていた。これの影響なのか2010年は試合に出ていない。

女子400mH
Dalilah Muhammadが53秒13で優勝
2位はSara Petersenで53秒55のデンマーク記録
3位はAshley Spencerで53秒72の自己ベスト
雨が降ってあまりコンディションが良くないと思いきや、2位から6位までシーズンベスト以上を出している。
Muhammadはアメリカ初の金メダル、これまでも強い選手がいたので意外。この選手、2013年世界陸上で2位だったが全く記憶に無い。
ズザナ・ヘイノヴァは53秒92のシーズンベストで4位。世界陸上は連覇中であるが五輪での優勝はなく、今回はメダルを逃した。

女子走高跳
Ruth Beitiaが1m97で優勝
2位はMirela Demirevaで1m97の自己ベストタイ
3位はブランカ・ブラシッチで1m97のシーズンベスト
Beitiaが世界大会初の金メダル、2013年世界陸上が長いキャリアの中で初のメダルだった。今季はヨーロッパ選手権でも優勝し、ダイヤモンドリーグユージーンで6位になった以外は全て2位以上の成績。周りのレベルが低くなっているのもあるが、この年齢でも力を維持し成績を向上させている。
ブラシッチは五輪金メダルのチャンスであったが、調子も悪く、なんとかメダルという結果。一時期、世界記録に迫るのかという記録を出し、実績でも飛び抜けていたが結局五輪での金メダルとはならなかった。

女子走幅跳
Tianna Bartolettaが7m17(+0.6)で優勝
2位はブリトニー・リースで7m15(+0.6)
3位はIvana Španovićで7m08(+0.6)のセルビア記録
今回も3位まで7m台というハイレベルな戦い。
Bartolettaは去年の世界陸上に続き自己ベストで優勝、100mでは今大会11秒00で準決落ちだった。
リースは今季7m31の自己ベストを記録。2009年から2013年まで世界大会優勝し、敵なし状態であったが去年の世界陸上は予選落ち。今回の記録はリースにとって世界大会最高記録、これでも勝てなかったのだから仕方がない。
Španovićは世界大会では3回連続の3位。この選手は着地さえどうにかなればもっと跳べる。

女子砲丸投
ミシェル・カーターが20m63の今季世界最高記録&アメリカ記録で優勝
2位はバレリー・アダムスで20m42のシーズンベスト
3位はAnita Martonで19m87のハンガリー記録
アダムスが2投目で20m42を出し、ほぼ優勝は決まった状態であったがカーターが最終投擲で逆転。カーターは今まで20mを少し超える程度の選手で自己ベストを40cm近く更新。世界大会でのメダルはアダムスがいない去年の世界陸上で銅メダルが初だった。
アダムスはちょっと気が抜けていたのかもしれない。それでも一時期の不調からよくここまで復活した。

女子ハンマー投
アニタ・ヴォダルチクが82m29の世界記録で優勝
2位は張文秀で76m75のシーズンベスト
3位はソフィー・ヒチョンで74m54のイギリス記録
ヴォダルチクの予選の記録ですら他の選手は上回っていない、女子ハンマー投の歴史が浅いとはいえ突出しすぎ。しかもヴォダルチクは2009年から世界記録を出し、その後抜かれることもあったが進化し続けている。
文秀は4回目の五輪、全て入賞している。自己3番目の記録で世界大会での最高記録、安定して強い。

女子七種競技
Nafissatou Thiamが6810点のベルギー記録で優勝
2位はジェシカ・エニス=ヒルで6775点のシーズンベスト
3位はブリアンヌ・タイゼン=イートンで6653点
Thiamは世界大会初の入賞で金メダルを獲得。今大会、100mH、走高跳、走幅跳、やり投、800mで自己ベスト更新し、七種のベストを300点以上更新。特に、走高跳は1m98の七種最高記録で今大会の優勝記録を上回っている。まだ22歳、彼女より若くしてこの記録以上を出したのはカロリナ・クリュフトだけ。今後に期待できる。
Katarina Johnson-Thompsonは6523点で6位。彼女も走高跳で1m98の七種最高記録。

女子4x100mリレー
アメリカが41秒01の今季世界最高記録で優勝
2位はジャマイカで41秒36
3位はイギリスで41秒77のイギリス記録
アメリカは予選で失格になるも救済措置で再レースを行い41秒77のトップタイムで予選通過。この措置は微妙な判断だと思う。ブラジルと接触の結果、アリソンが躓きかけているが、この程度で救済されるなら2011年世界陸上男子も救済されるべきだった。あの時は隣のハリー・アイキネス=アリエティの肘がモロに辺り転倒。
救済なので1レーンという不利なレーンだったが、パフォーマンス歴代2位の好タイム。2013年世界陸上、2015年世界陸上でジャマイカが連覇していたのでアメリカの優勝は難しいかと思われた。
posted by クライシ at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(世界大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オリンピック2016陸上競技(男子)

https://www.iaaf.org/competitions/olympic-games/the-xxxi-olympic-games-5771/timetable/byday

男子100m +0.2
ウサイン・ボルトが9秒81のシーズンベストで優勝
2位はジャスティン・ガトリンで9秒89
3位はAndre De Grasseで9秒91の自己ベスト
ボルトは準決で9秒86のシーズンベスト、かなり余裕があるように見えたので、9秒7台も可能かと思われたがそこまで伸ばせなかった。これで3連覇達成だが衝撃的な2008年五輪、五輪記録を更新した2012年に比べると最も面白くないレース。ボルトの3連覇はほぼ確定、しかも衰えたボルトにさえ敵う選手がいないという状況、このまま若手が出てこなければ2020年五輪を目指してもメダルが取れると思う。
ガトリンは本来勝負強い選手だが今回はそれほどの強さを見せず、去年の世界陸上のほうが熱い展開だった。
De Grasseは今季の調子からしてメダルは厳しいかと思われたが見事自己ベストを記録。ただタイムに関しては物足りない。De Grasseは今季シニア3年目、同じ頃ボルトは9秒69、ブレークは9秒82、ガトリンは9秒85、パウエルは9秒87、ディックスは9秒91を記録していた。この中でブレークとパウエル以外は五輪で記録した記録。このまま上位が抜ければDe Grasseが頂点に立つことになるが、そうなると上位が衰えた結果という印象が強い。そうならないためにタイムも伸ばせないといけない。
ブレークは9秒93のシーズンベストで4位。2013年以降まともな記録を残せなかったことを考えればよくここまで復活した。怪我さえなければ確実にボルトに勝てた選手だった。今の若手が伸び悩んでいる状況を見れば彼の怪我は本当に勿体無い。
アカニ・シンビネは9秒94で4位。自己ベスト更新とはならなかったが風速を考慮すれば自己ベストに近いパフォーマンス。アフリカ選手の五輪決勝進出は2004年のアジズ・ザカリ以来。
ベン=ユスフ・メイテは9秒96のコートジボワール記録で5位。今まで予選は好タイムを記録するも準決でタイムを落とすことが多かった、今回はラウンド毎にタイムを上げ自己ベスト更新。
ジミー・ヴィコは10秒04で7位。予選4組4位で着順で入れず10秒19のタイムでなんとか拾われた。明らかに自分が2着以降にいるのは分かってたと思うがなぜ流したのか全く理解できない。何より、準決勝では9秒95を記録しており調子は悪くない。2013年世界陸上のジェームズ・ダサオルもだがやめて欲しい。そして決勝ではこの結果。9秒8台を複数回記録し、走力は確実にあるのに結果が残せていない。
Trayvon Bromellは10秒06で8位。決勝もギリギリ進出なのでこの結果も仕方ない。どうやら足の調子が良くないらしい。
山縣亮太は10秒05の自己ベストで準決2組5位。前回大会に続き自己ベスト更新、この選手は本当に強い。決勝進出まで0.04秒は過去最も世界に近づいた数字。現在の日本人選手ではこの選手が最も9秒台に近く、出すべき選手だろう。
ケンブリッジ飛鳥は10秒17で準決3組7位。予選からタイムを落としたがまずまずといったところ。初めての世界大会としては悪くない結果だろう。
桐生祥秀は10秒23で予選7組4位。日本勢の中では一番予選落ちの可能性が高いと思ったがその通りの結果だった。
中国勢は謝震業が10秒11で準決1組7位、蘇炳添が10秒08で準決3組4位。謝は予選で10秒08の中国歴代3位、決勝ではタイムを落としたが見事な走り。蘇は逆に予選では不調かと思われたが見事準決では調整しシーズンベスト。昨年は地元というアドバンテージがあったかもしれないが、あの力を維持していれば今回も決勝進出の可能性があった。

男子200m -0.5
ウサイン・ボルトが19秒78のシーズンベストタイで優勝
2位はAndre De Grasseで20秒02
3位はクリストフ・ルメートルで20秒12
決勝進出者が全員違う国籍という珍しい事象が発生、今までは短距離大国のアメリカ、ジャマイカなどの選手が複数残るのが常であった。世界大会では1997年世界陸上以来、五輪では初。
ボルトは準決は余裕の走りで19秒78だったが、決勝はコンディションが悪くタイムを伸ばせず。コンディションが良ければ19秒5〜6台が出せただろう。
De Grasseは準決で19秒80のカナダ記録、まだ余裕が少し見られたので19秒75程度まで伸ばせただろう。去年追風参考で19秒58を記録しているのでこの程度の記録は出せて当然か。
ルメートルは全くノーマーク、決勝に残るとさえ思わなかった。準決は20秒01のシーズンベスト、自己3番目の記録。ロンドンでは準決で20秒03で決勝進出するもインレーンに入れられかなりタイムを落としたが今回は着順で入れたことにより6レーン。本来の素晴らしい伸びを見せた。
3位争いは熾烈で4位のジェミリが20秒12と同タイム、5位のチュランディ・マルティナが20秒13と0.01秒差。
ジェミリは2年前の力があればルメートルに勝てただろう、今年は怪我明けということでベストパフォーマンスではないが、それでも決勝に残るのは力がある。
マルティナはこれで3回目の五輪決勝進出。初めての決勝進出は2008年で2位に入るも失格、メダルこそ取れなかったがこれだけ長い間活躍できていることは凄い。
ラショーン・メリットは20秒19で6位、準決は19秒94だったから3位は固いと思っていた。アメリカが2012年五輪に続きメダルを逃したが、200mと400mで決勝進出は1996年のマイケル・ジョンソン以来。そういえば全米の記事で200mに出ないと書いていたが出た。
アロンソ・エドワードは20秒23で7位。2014年以降好調を維持しているが、少し衰えが見えてきている。
ラミル・グリエフが20秒43で8位。ルメートルとは同世代で同じヨーロッパということもあり2007年から対戦しているが、グリエフの国籍問題などもあり対戦数は少ない。シニアの世界大会決勝では初めての対戦。
世界大会決勝に非黒人種が3人以上残ったのは1983年世界陸上以来、五輪では西洋諸国のボイコットがあった1980年以来。今大会はヨーロッパ勢の活躍が目立ち、Danny Talbotが20秒25の自己ベストで準決1組3位、Bruno Hortelanoが20秒16で準決3組4位などの結果を残している。
ガトリンは20秒13で準決3組3位。余裕が無いのに横を見て何をしているんだ、あと0.03秒なら決勝行ける可能性十分あった。決勝でメダル争いは難しかっただろうが本来勝負強いガトリンにしては不甲斐ない走り。100mで銀メダルを獲得して期待していただけにこの結果は残念。
ブレークは20秒37で準決3組6位。予選では20秒13のシーズンベスト、衰えているとはいえまだ地力はあるが強さがなくなっている。
日本勢は全員予選落ち。藤光は状態が悪いから無理だろうと思った通り、だったら原を出して欲しかった。飯塚でさえダメだったのはどうしようもない。去年の世界陸上では藤光、高瀬といい記録を出していただけに飯塚の記録はがっかり。

男子400m
ウェイド・バンニーキルクが43秒03の世界記録で優勝
2位はキラニ・ジェームスで43秒76のシーズンベスト
3位はラショーン・メリットで43秒85のシーズンベスト
バンニーキルクはラウンド毎の走りが上手い、最低限の力で通過している。予選から余裕は見られたがここまで伸ばすのは全く予想できない。この種目の世界記録はほとんどの人が予想していなかっただろう、去年43秒48を記録していたとはいえ、その時の記録も大幅自己ベスト更新だった。これでマイケル・ジョンソンのもつ世界記録は300mと4x400mリレーだけ、300mはバンニーキルクが万全で走る機会があれば更新可能だろう。来年も好調を維持して、42秒台に期待したい。
ジェームスは43秒7辺りが限界なんだろうか。2012年以降43秒台を記録しているのは凄いがなかなか突き抜けることができない。
メリットは今季200mで自己ベストを記録していたので400mも自己ベスト更新を期待していた。更新はできなかったが好記録。
Machel Cedenioは44秒01のトリニダード・トバゴ記録で4位、着順別最高記録。去年の世界陸上でも決勝進出し、順調に結果を残している。しかし時代が悪かった、このタイムでメダルが取れなかったのは今回を除けば去年の世界陸上だけ。44秒台中盤が出せればメダルが取れた数年前からは考えられないくらいレベルが一気に上った。
カラボ・シバンダは44秒25の世界U20歴代3位で5位、着順別最高記録。同じボツワナのバボロキ・テベの方が期待されていたが準決棄権。その中、シバンダは準決で44秒47の世界U20歴代6位、決勝でさらに更新した。2014年ユース五輪2位、2015年世界ユース5位、2016年世界ジュニア3位とこれまでもそれなりの実績がある。来年までU20なので期待したいが、Abdalelah Harounと同様伸び悩まないか心配。
Ali Khamisが44秒36のアジア歴代3位で6位、着順別最高記録。
Bralon Taplinが44秒45で7位、着順別最高記録。
Matthew Hudson-Smithが44秒61で8位、着順別最高記録。2014年に44秒75を出した時はまだ19歳で非常に期待させる選手だった、結果も出してきている。
ジュリアンは46秒37で予選4組6位。自己ベストで1秒以上及ばず、リレーでは世界大会でいい走りをしていたのでもう少し出せると思った、まだまだ走力が足りない。

男子800m
デイヴィッド・レクタ・ルディシャが1分42秒15の今季世界最高記録で優勝
2位はタウフィク・マフルーフィで1分42秒61のアルジェリア記録
3位はClayton Murphyで1分42秒93の自己ベスト
ルディシャが連覇達成、記録も2012年以来の好記録。Alfred Kipketerが無謀なほど前半から飛ばすも500m〜600m辺りで集団に吸収されルディシャが先行。解説は世界記録の可能性に言及していたが600m1分16秒04と世界記録は厳しい状態だった。
マフルーフィは初の1分42秒台、1秒近く自己ベスト更新。オリンピックでは1500mも実績を残しているがなぜか世界陸上ではメダルどころか決勝進出もない。
Murphyはアメリカ歴代3位。準決で1分44秒30の自己ベスト、決勝でさらに更新。
川元は1分49秒41で予選5組4位。予選通過まで0.01秒と惜しかったが、もう少しいい位置に出ていないと後半まくるのは難しい。

男子5000m
モハメド・ファラーが13分03秒30で優勝
2位はPaul Kipkemoi Chelimoで13分03秒90の自己ベスト
3位はハゴス・ゲブリウェトで13分04秒35
ファラーが勝つだろうなと思っていたので特に書くことはないが、5位にバーナード・ラガトが入った。五輪は2000年から出場し1500mで銅メダルを獲得。近年は5000mをメインにし、世界大会に出場すれば入賞。いつまで現役だろう。

男子10000m
モハメド・ファラーが27分05秒17で優勝
2位はPaul Tanuiで27分05秒64のシーズンベスト
3位はTamirat Tolaで27分06秒26
2大会連続2冠達成、ベケレでさえ達成できなかった記録。ただファラーの場合、ゲブレセラシエやベケレと違い5000m、10000m共に世界記録を出したことはなく、世界歴代10位以内にも入っていない。この点が個人的にファラーがあまり好きではない理由、また2011年世界陸上でジェイランに負けている点も。

男子110mH +0.2
Omar McLeodが13秒01で優勝
2位はオルランド・オルテガで13秒17
3位はDimitri Bascouで13秒24
ジャマイカはこの種目世界大会通じて初の金メダル、前回大会のハンズル・パーチメントが初のメダリストだった。McLeodは今季好調で100mの9秒台も達成、自己ベスト更新とはならなかったが去年よりもアベレージは高い。
オルテガは五輪出場できないという記事を見たが誤報だった模様。優勝とはならなかったが今後も活躍できる選手だろう、出場できてよかった。
Bascouは世界大会初のメダルだが記録的にはヨーロッパ選手権とほとんど変わらない。全体的に低レベルなレースだったと思う。
Pascal Martinot-Lagardeは13秒29で4位。本来の実力ならば優勝争いをしてもおかしくない選手だが今季は調子が悪い。また世界大会で強さを発揮できる選手でもない。去年の世界陸上に続きあと少しでメダルを逃した。
Devon Allenは13秒31で5位。アメリカが世界大会のこの種目でメダルを逃したのはボイコットした1980年五輪だけ。Allenは今季ランク2位で大会に臨んだのでメダル争いはするべきだった。

男子400mH
カーロン・クレメントが47秒73の今季世界最高記録で優勝
2位はBoniface Mucheru Tumutiで47秒78のケニア記録
3位はYasmani Copelloが47秒92のトルコ記録
4位まで47秒台という2001年世界陸上以来のハイレベルなレース。クレメントにとっても47秒台は6年ぶりの好記録で自己5番目の記録。今季のレースを見る限り、特段調子がいいようには見えなかったが五輪でしっかり仕上げてきた。47秒24の現役最高記録持つも、安定感はなく2011年世界陸上以降世界大会のメダルはなかった。
TumutiはNicholas Bettのケニア記録を0.01秒更新。Haron Koechもケニア選手として決勝進出し、この種目でケニアが活躍している。驚いたのがBettとKoechが双子の兄弟だったこと、名前が全く違う。
Copelloは昨年初めて48秒台に突入したばかりでもう47秒台に突入。自己ベストを0.5秒も更新。
ハビエル・クルソンはフライングで失格。
野澤啓佑は49秒20で準決1組6位。予選で48秒62の自己ベストを出したので入賞を期待したが、準決でタイムを落とすのは日本人らしい。予選と同じタイムであれば決勝進出できたが、コンディションが違うのでなんとも言えない。とはいえここまでタイムを落としたのはコンディションだけの所為ではないだろう。来年も48秒台を期待したいが安定して好記録を出せる選手がなかなか出てこない、岸本も48秒台は2012年だけだった。

男子走高跳
Derek Drouinが2m38のシーズンベストタイで優勝
2位はムタズ・エサ・バルシムで2m36
3位はボーダン・ボンダレンコで2m33
2012年五輪の優勝記録は久しぶりの好記録であり、走高跳の全体的なレベルが上がった年といっていい。翌年からバルシムやボンダレンコらが2m40を跳び始め世界記録更新の期待も高まった。しかし、結局この4年間に世界記録が塗り替えられることはなく、今回の優勝記録も4年前と変わらず。
上位3人はランキング、今までの実績通り。Drouinは去年の世界陸上を制し、今季も2m38を跳んでいるので順当な結果。
バルシムは今季2m40を跳んでいるが相変わらず勝負弱い。

男子棒高跳
Thiago Braz da Silvaが6m03の世界歴代6位タイで優勝
2位はルノー・ラビレニで5m98のシーズンベスト
3位はSam Kendricksで5m85
かなり熱い展開でラビレニが5m93、5m98と1回目で跳んだ時は優勝はほぼ確実かと思われた。da Silvaは5m93の自己ベストを越すも、ラビレニが5m98を1回で跳んだことにより6m03に挑戦、10cmも自己ベストを更新しなければいけない状況。2010年ユース五輪2位、2012年世界ジュニア優勝など若いころの実績はあるがシニアになってからは予選落ちしかない。そんな選手が地元の五輪とはいえこの状況の中、完璧な跳躍を見せ優勝。U24の屋外で6mを越えたのはBrits、ブブカ、ルキャネンコ、ラビレニ、Markovだけ、その中でも6m03はBritsと並び最高記録。今後の活躍に期待したい。
ラビレニは自分でもほぼ優勝を確信していただろう、本人としてもいい跳躍だった。ブーイングを食らったらしいがテレビで見る限り分からなかった、ブーイングが影響したとも思えない。本来ならda Silvaが6m03を跳んでもそれを越えるポテンシャルを持った選手であると思う。
澤野大地は5m50で7位。悪天候が影響した結果、入賞ラインとしては2005年世界陸上以来の低記録。この時も悪天候で澤野が入賞している。2012年五輪は出場できなかったとはいえ5m72は跳んでいたし、もう15年近く日本のトップに位置している。山本が2013年世界陸上で入賞した時は期待したが、2回目の五輪でまた記録なしとは、安定して結果を残せるようにならないと。

男子走幅跳
Jeff Hendersonが8m38(+0.2)のシーズンベストタイで優勝
2位はLuvo Manyongaで8m37(-0.3)の自己ベスト
3位はGreg Rutherfordで8m29(+0.3)
今季全米で好記録が続出したため期待したが例年とあまり変わらない優勝記録、全米は風に恵まれていたのでこのコンディションだとこんなもんなんだろう。
Hendersonは去年のほうが調子が良かった、去年の世界陸上は9位だったがファールさえなければ優勝していただろう。
Manyongaは2010年世界ジュニアチャンプであるが全く印象に残っていない。翌年の世界陸上では5位入賞と早くから結果を残したが、それ以降薬物違反などで試合に出ていなかった。
Rutherfordは予選10位通過で危ないところだった。決勝ではしっかり記録を伸ばし3位、勝負強い選手だ。
予選トップのWang Jiananは8m17(-0.5)で5位。去年の世界陸上はジュニア選手ながら3位、予選から記録を伸ばせなかったが初めての五輪としてはいい結果だろう。

男子三段跳
Christian Taylorが17m86(-0.6)の今季世界最高記録で優勝
2位はWill Clayeで17m76(+0.4)の自己ベスト
3位はDong Binで17m58(-0.2)の自己ベスト
Taylorがサネイエフ以来の2連覇達成、ちなみにサネイエフは3連覇+銀メダルという実績。世界陸上と五輪を続けて制した選手は87-88のマルコフ、92-93のコンリー、00-01のエドワーズ、03-04のオルソン、07-08のエボラと多くいたが五輪の連覇はなかなか現れなかった。また、世界陸上の連覇はまだ誰も成し遂げていない。Taylorは去年に比べるとパフォーマンスは落ちたがそれでも2012年五輪の優勝記録を上回っている。2013年の世界陸上4位以外、2011年以降の世界大会はすべて金メダル、あとは世界記録だけという選手。
Clayeは2年ぶりに自己ベスト更新。全米では17m65の好記録で優勝し好調を維持、またTaylorに阻まれ金メダルとはならなかった。
Dongは今季17m41の室内アジア記録、世界室内でも優勝と好調。屋外自己ベストを4年ぶりに更新。世界大会の入賞は初めてで銅メダルを獲得。

男子砲丸投
Ryan Crouserが22m52の世界歴代10位タイ&五輪記録で優勝
2位はJoe Kovacsで21m78
3位はTomas Walshで21m36
1投目から21m超えが4人もでるハイレベルな戦い、その中でKovacs1投目で21m78を記録。結局、Kovacsは2投目以降伸ばすことができず。
Crouserは22m22、22m26と記録を伸ばし5投目に22m52の大投擲、ティンマーマンの記録を28年ぶりに更新。回転投げだが記録が安定し、体格も砲丸投の選手の中でも恵まれている。これからは彼の時代が来るかもしれない。
Kovacsも例年なら優勝しておかしくない、ただ22mを超えて欲しかった。
David Storlは20m64で7位。2011年以降世界大会やヨーロッパ選手権において3位以下になったことはなかった、また7位以下は2013年の7月20日以来、本来それだけ強い選手。今季は21m39を投げていたので本番で上げてくるかと思ったが予選でも全くいい投げができず、決勝でもなんとか入賞。恐らく膝の状態が悪いのだと思う。
Jacko Gillは20m50で9位。入賞は逃したが記録は悪くない。予選では20m80と自己ベストに3cmと迫った。
Konrad Bukowieckiは記録なし。4投目以降に進むためにはある程度の記録を出さないといけなかったので、記録を狙った結果だと思う。ただ予選の記録を出していれば入賞できていたので勿体無い。この年齢での決勝進はバケモノだが。

男子円盤投
クリストフ・ハルティングが68m37の今季世界最高記録で優勝
2位はPiotr Małachowskiで67m55
3位はDaniel Jasinskiで67m05
連覇を狙ったロバート・ハルティングは62m21で予選落ち。
ハルティングは記録こそいいものを持っていたが世界大会の実績は乏しく、まさかここに来て優勝するとは思わなかった。しかも、最終投擲で逆転という展開。兄との対比なのか、かなり落ち着いた感じの印象を受ける。
Małachowskiは1投目から67m台、現在の実力からすれば彼の優勝が最も可能性高かったと思う。
ゲルド・カンテルは65m10で5位。メダル獲得とはならなかったが2005年以降世界大会連続入賞中。

男子ハンマー投
ディルショド・ナザロフが78m68で優勝
2位はイワン・チホンで77m79
3位はWojciech Nowickiで77m73
Pawel Fajdekが72m00でまさかの予選落ち。今季パフォーマンストップ10を占め、2015年3月から29連勝中、もう優勝はほぼ確定していたかのような選手。彼にとって予選通過ラインの76m50なんて簡単なように思えたが、まともな投擲ができなかった。レベルが低い低いと言われるが、彼がいるかいないかで全然印象が変わったと思う。
ナザロフは去年初めて世界大会のメダル獲得、まさか五輪チャンピオンにまでなるとは思わなかった。
チホンは記録上優勝の可能性もあったがこの結果でよかったと思う、金メダル剥奪の可能性があるから。
Nowickiは去年の世界陸上に続き3位、同国同世代のFajdekより先に五輪メダルを獲得するとは。

男子やり投
Thomas Rohlerが90m30で優勝
2位はJulius Yegoで88m24のシーズンベスト
3位はKeshorn Walcottで85m38
今季好調のRohlerが下馬評通り優勝。
Yegoは今季84m68しか投げておらずどうなのかと思ったが、ここに来て大投擲。今までも大舞台で自己ベストを出すことが多く、勝負強い。ただ今回は怪我をしてしまい3回目、5回目、6回目とパス。
Walcottは予選で88m68のシーズンベスト、セカンドベスト。4年前の五輪はジュニアながら優勝、ただ優勝記録としては低レベルだった。今回はその時の記録を越えるも銅メダル。一時期ぽっと出の選手かと思われたが、去年90mの大台に乗せ、今回も結果を残した。
新井は79m47で11位。去年の世界陸上でも予選から記録を落としたが、今回はそれに比べて全くいい投擲ができていない。本人も悔しがってたように不本意な結果。予選であれだけ投げられるんだから、実力は確実にある。

男子十種競技
アシュトン・イートンが8893点の今季世界最高記録&大会タイ記録で優勝
2位はKevin Mayerで8834点の世界歴代6位
3位はDamian Warnerで8666点のシーズンベスト
イートン、Warnerの順番は決まっているようなもんだと思ったが、その間にMayerが割って入った。
Mayerはヨーロッパの選手に多いバランスのいい選手で、投擲種目は低いがそれでも全て800点以上、1500mも774点と十種競技の選手としては悪く無い。ヨーロッパ選手としては2004年のセブルレ以来の好記録。今大会5種目で自己ベスト更新し、十種の自己ベストを300点以上も更新。
Warnerは自己ベストに29点と迫る記録であるが、Mayerがあまりにも記録を伸ばしたので影が薄くなってしまった。

男子4x100mリレー
ジャマイカが37秒27の今季世界最高記録で優勝
2位は日本で37秒60の国別歴代3位
3位はカナダで37秒64の国別歴代5位
ジャマイカはバトンさえ繋がれば金メダルは決まっている。決して上手くないバトンパスだが五輪・世界陸上において2004年以降失格がなく、2008年以降は全て金メダル。予選、決勝と毎回メンバーを変えて失敗がないのはかなり珍しい。
日本は今大会で0.43秒も自国記録更新。2008年にメダルを取った後は2011年世界陸上、2015年世界陸上と予選落ちがあり、選手がうまく揃わない事もあった。今回はベストメンバーが揃い、走力も上がり、出るべくして出た結果なのだろう。山縣のスタートは勿論の事、桐生は個人種目とは全く違ういい走り、そしてケンブリッジは世界のトップ選手が迫る中、抜かれることなくゴール。予選で37秒68を出していたのでメダルの可能性は高かったが、今まで決勝でタイムを落とすことが多く、しかも2008年五輪のように予選でアメリカの失格もない。そんな中、完璧とも言えるリレーで見事銀メダルを獲得。今回の記録は着順別最高記録、間違いなく実力で獲った銀メダル。
カナダはベイリー、スリンがいた時代の記録を超えるも3位、これも着順別最高記録。前回五輪は3位に入るも失格、メンバーは今回の結果で報われただろうと思ったら前回大会のメンバーは誰もいない。De Grasseは今大会3個目のメダル獲得。
中国は37秒90で4位で着順別最高記録、予選は37秒82のアジア記録。中国もメンバーの走力の割にタイムがいい、これからも選手が揃えばメダル獲得できる位置で安定しそう。ただ、蘇炳添や張培萌はアジアでもトップレベルの選手であり、そうポンポン出てくるとは思えない。
イギリスは37秒98で5位、着順別最高記録&1レーン最高記録。イギリスは久しぶりの完走、ただイギリス記録更新しないとメダルは無理だった。

男子4x400mリレー
アメリカが2分57秒30の今季世界最高記録で優勝
2位はジャマイカで2分58秒16
3位はバハマで2分58秒49
前回大会のバハマが優勝というような熱い展開はなくいつも通り、ただアメリカが今後もこの程度しか出せないならチャンスはあると思う。特にメリット以降、若手の台頭もないので、彼が衰えれば層が厚いアメリカとはいえいくらかキツい。
短距離王国と言われるジャマイカであるが、400mに関して言えば2011年世界陸上のジャーメイン・ゴンザレスからファイナリストが現れていない。去年の世界陸上でラシーン・マクドナルドが予選で43秒93のジャマイカ記録を出すも、準決落ち。今大会も出場したが46秒12で準決落ちと自己ベストだけが突出した選手、リレーでは予選だけしか走っていない。4x100mは席巻したが4x400mに関して言えば20年近く前のジャマイカ記録にすら近づけていない。
ベルギーは2分58秒52で4位。ボルリー兄弟の衰えから記録を出すのは難しいと思われたが、見事な走りで3位まで0.03秒と迫った。
ボツワナは2分59秒06で5位。ボツワナは意外にも3番手で45秒10、4番手で45秒63と速い。そういえば去年の世界陸上は2分59秒95と3分切りをしながらも周りがハイレベルすぎて予選落ちしていた。この中にテベが入ればまだ記録が伸ばせるだろう。
日本は3分02秒95で予選落ち。記録としてはこんなもんだろう、とてもじゃないが決勝進出は無理、恐らくウォルシュが4人いても難しい。近年のタイムは2012年の3分01秒04、2014年の3分01秒88、2016年の3分02秒11、全く世界と戦えない。
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2016年07月25日

世界U20陸上選手権2016

http://www.iaaf.org/competitions/iaaf-world-u20-championships/iaaf-world-u20-championships-bydgoszcz-2016-5680

今大会からジュニアではなくU20表記になったのでタイトルも変更。

男子100m +0.2
Noah Lylesが10秒17で優勝
2位はFilippo Tortuで10秒24
3位はMario Burkeで10秒26
Nigel Ellis、Abdullah Abkar Mohammed共に出場せず。こうなるとLylesの優勝はほぼ確定。しかし、タイムはあまり伸びず2位との差もあまり付かなかった。200mのタイムからすれば公認で10秒0台出せる実力はあると思うが、好条件でないと難しそう。とりあえず五輪の200mに期待。
Tortuは予選から10秒29と好調、その中でしっかりラウンド毎にタイムを上げてきた。今季出場者中のランキングでは2位なので妥当な結果。

男子200m +1.2
Michael Normanが20秒17の大会記録で優勝
2位はTlotliso Leotlelaで20秒59
3位はNigel Ellisで20秒63
今季ランキング3位のBaboloki Thebeは出場せず。
Normanが予想通り圧勝、ただEllisがもう少し好タイムを出せると思っていた。このレベルならサニブラウンが怪我なく出ていればメダル獲得できただろう。決勝は風速が良かったにも関わらず、シーズンベストを記録した選手は1人もいなかった。
8位は山下潤で20秒94。準決勝は20秒67の自己ベスト。8位まで20秒台は大会初。今までの8位最高記録は2012年世界ジュニアでJulian Forteが21秒00だった。この時、Forteは怪我した上での記録だったので普通に走っていれば20秒台を出せたと思う。

男子400m
Abdalelah Harounが44秒81のシーズンベストタイで優勝
2位はWilbert Londonで45秒27の自己ベスト
3位はKarabo Sibandaで45秒45
Baboloki Thebeは準決で44秒67を記録するもレーン侵害で失格。何やってんのマジで、この時点で萎えた。優勝記録が思ったより大した事なかったのでこれなら優勝出来ただろう。恐らく五輪にも出場すると思うので、そこでは素晴らしいパフォーマンスを見せて欲しい。
Harounは去年より明らかに遅くなっている。今までなら44秒81で走るジュニア選手がいれば凄いことだったが、彼は自己ベスト44秒27の選手。大会記録更新ぐらいして欲しかった。
期待していたChristopher Taylorは46秒60で準決落ち。

男子110mH(99.0cm) +0.2
Marcus Krahが13秒25の自己ベストタイで優勝
2位はAmere Lattinで13秒30の自己ベスト
3位は古谷拓夢で13秒31の日本ジュニア記録
1位と2位は大会前のランキング通り。Lattinはシニア規格で13秒59を記録しているのでなかなか速い。
古谷は2年前に金井大旺が出した日本ジュニア記録を0.02秒更新。金井が13秒33だったから古谷ならもっと良いタイムが出せると思ってたがそう簡単ではないか。
4位はDejour Russellで13秒39。準決は13秒20の世界ユース最高記録、16歳年齢別最高記録。この選手は来年もユースなのでさらに更新する可能性がある。ただ100m、200mも同世代トップクラスなので来年の世界ユースではハードルに出ないかもしれない。というか、これだけの走力があるのにわざわざハードルを選ぶ意味がわからない。

男子400mH
Jaheel Hydeが49秒03で優勝
2位はTaylor McLaughlinで49秒45の自己ベスト
3位はKyron McMasterで49秒56のイギリス領ヴァージン諸島U20記録
悪くないタイムだが、48秒台を期待していた。自己ベスト更新とはならなかったが五輪代表でもあるのでそちらで結果を出して欲しい。
McLaughlinはNCAAで5位。去年の世界ユースチャンピオンのNorman Grimesも白人で、若い世代は白人が結果を残している。現在のレベルの低い400mHの状況ならこのタイムでも全米で決勝進出できる。
McMasterは初の49秒台、今までの自己ベストは去年記録した50秒16だった。

男子走幅跳
Maykel D. Massoが8m00(-1.8)で優勝
2位はMiltiádis Tentoglouで7m91(-0.4)
3位はDarcy Roperで7m88(-1.0)のシーズンベスト
決勝は風の条件が悪く、一番いい条件でも無風。その影響もあってか1位と2位の優勝記録は去年の世界ユースよりも悪い。
Massoはこの条件でも8mを超えるのは流石、このまま順調に伸びてくれることを願う。
Tentoglouは去年の世界ユースで5位。その時の記録は7m66と好記録であり、例年ならメダルを獲ってもおかしくなかった。
Roperは去年の世界ユースで2位。Massoと4cm差の8m01という好記録であった。今年はまだ8m台を跳んでいないが、条件が良ければ跳べる可能性はあったと思う。
Ja'Mari Wardは7m68(0.0)で6位。予選は7m96(+0.4)の自己ベスト。

男子三段跳
Lázaro Martinezが17m06(-1.1)の今季世界U20最高記録で優勝
2位はCristian Napolesで16m62(-0.6)
3位はMelvin Raffinで16m37(-2.4)
走幅跳同様こちらもほとんど向かい風。ジュニアで17mを超えれば凄いことなんだが、Martinezはユース時代に17mを跳んでいるので今回の記録は物足りない。結局、ユース時代の記録は超えられないのだろうか。
Napolesは去年の世界ユースチャンピオン、大会前は16m92の今季U20最高記録を持っていた。ただ、今回の記録がセカンドベストとフロック気味の記録。

男子砲丸投
Konrad Bukowieckiが23m34の世界U20記録で優勝
2位はAndrei Toaderで22m30の世界U20歴代4位
3位はBronson Osbornで21m27の世界U20歴代10位
しっかりと世界ジュニア更新、あまり本番に強いイメージはなかったが前回大会も自己ベストで優勝だった。さすがシニア規格で21m14を投げるだけある。なぜか今大会から決勝は4投しか投げられない、その中でこの記録。
Toaderは十分な記録だが、シニア規格での記録からするともっと投げられるはず。しかし、前回大会記録を超えても優勝記録から1m以上離されているという状況は異常。
2010年以前ならOsbornの記録でも優勝できる。しかし、優勝記録とは約2m差、2位とは1m差。他の選手を見ても6位までが20m40とレベルが高い。全体的なレベルが上がっているのか、それとも今回が異常なだけなのか。

男子円盤投(1.75kg)
Mohamed Ibrahim Moaazが63m63の世界ユース歴代2位で優勝
2位はOskar Stachnikで62m83の自己ベスト
3位はHleb Zhukで61m70の自己ベスト
Moaazは予選でも62m79の自己ベスト。ジュニア規格でのユース最高記録は現U20記録でもあるMykyta Nesterenkoの70m13。
5位はKonrad Bukowieckiで59m71。砲丸に比べるとおもけみたいなもんか。
6位はClemens Pruferで59m10。優勝候補筆頭と思われたが奮わず。選手によっては4投しか投げられない影響をかなり食らうと思う、なんでこんなルールに変えたのか。
8位は幸長慎一で58m50の自己ベスト。日本U20記録まで30cm、その記録保持者の安藤夢は予選落ち。幸長は今年までU20、なんとか60mを超えて欲しいがチャンスは多くないだろう。

男子やり投
Neeraj Chopraが86m48の世界U20記録で優勝
2位はJohannes Groblerで80m59の自己ベスト
3位はAnderson Petersで79m65のグレナダ記録
上位3人は1投目から79m以上の投擲を見せる好調。
Chopraは昨季、今季と80m台の記録を持っていたがこの舞台でここまで伸ばすとは思わなかった、自己ベストを4m以上更新。アジア歴代5位でもある。五輪にも出場すると思うのでそこでの活躍にも期待。
Groblerは予選を74m79の自己ベスト、今回は1投目でこの記録を投げた。80mを投げて優勝できなかったのは初の出来事。
Petersの記録も例年なら優勝している。3位の最高記録。

男子十種競技(U20)
Niklas Kaulが8162点の世界U20記録で優勝
2位はMaksim Andraloitsで8046点の世界U20歴代6位
3位はJohannes Ermで7879点
Kaulは変わった選手でやり投がずば抜けて得意、去年の世界ユースでは2位、世界ユース歴代2位の記録を持っている。これだけでも凄いが混成でも結果を出しており今回の優勝だけではなく、去年の世界ユースでも優勝、十種競技(U18)の世界ユース最高記録も持っている。今回もやり投では71m59とシニア選手でも十分通用する記録を出している。
Andraloitsはやり投が48m79と低い以外は全体的にバランスがいい。
十種競技はU20、U18と規格が計5つもある。U20とU18は比較的新しいので最高記録は出やすい。そういうこともあってKaulがどちらも記録を保持している。さらに言うと七種競技同様、シニア規格での記録のほうが上という状況になっている。

男子4x100mリレー
アメリカが38秒93の今季世界U20記録で優勝
2位は日本で39秒01の日本U20記録タイ
3位はドイツで39秒13の世界U20歴代5位
日本はアンカーに渡るまでリードという状況。あまり期待していなかったのでこの記録は驚き、あと少しで優勝だった。2012年は39秒02、2014年も39秒02と非常に安定している、今後もこのタイムが出せるようであれば優勝も十分可能だろう。
4位はジャマイカで39秒13。4位の最高記録。

男子4x400mリレー
アメリカが3分02秒39の今季世界U20最高記録で優勝
2位はボツワナで3分02秒81の世界U20歴代2位
3位はジャマイカで3分04秒83
アメリカはこれで2002年以降負けなしの8連覇、2000年は出場しておらず、1998年はオーストラリアに負けている。
ボツワナは例年なら優勝している記録。特に2走のThebe Babolokiは43秒5というラップタイムを出している、400mは失格にならなければほぼ確実に優勝していただろう。

女子100m +0.9
Candace Hillが11秒07の大会記録で優勝
2位はEwa Swobodaで11秒12の自己ベスト
3位はKhalifa St Fortで11秒18
Hillは記録こそチェックしていたがレースの動画を見たことはあまりなかった。こうしてみると大きい、身長は175cmらしい。去年の世界ユースが11秒08だったのでタイムは不満だが、まぁユースということを考えればずば抜けている。ただKaylin Whitneyのようにならないか心配。
Swobodaは地元での開催ということもあり見事な活躍。決勝進出者の中で唯一の自己ベスト更新。恐らく、五輪のも出場するのでそこでの活躍にも期待。

女子100mH +2.0
Elvira Hermanが12秒85の世界U20歴代5位で優勝
2位はRushelle Burtonで12秒87の世界U20歴代6位タイ
3位はTia Jonesで12秒89
絶好の風に恵まれ、5位まで12秒台という超ハイレベルなレース。Hermanは便宜上歴代5位と書いたがDior HallおよびOluwatobiloba Amusanの記録はAliuska Lópezを上回っているのにもかかわらず世界ジュニア記録扱いされていないため、世界ジュニア記録まで0.01秒という言い方もされる。既にそこそこの実績を積んでおり、2014年世界ユース2位、2015年ヨーロッパジュニア優勝等がある。今年のヨーロッパ選手権では予選で13秒03と12秒台まであと少しと来ていた。
Burtonはシニア規格を走った経験があまりないのか、大会前の自己ベストは13秒28、ちなみにジャマイカ選手権での記録。準決で13秒21(-0.1)の自己ベスト、決勝ではそれを大きく更新。この選手は2013年世界ユース4位の実績がある。
Jonesは自己ベスト更新とはならなかったがまだ15歳であることを考えればとんでもない選手である。12秒84はフロックではない。来年もユースなので、ユース選手にも関わらず世界U20記録更新もあり得る。
4位はAlexis Duncanで12秒93。このタイムでメダルが取れないのは異例。去年の世界ユースは準決で12秒95とユース規格の世界ユース最高記録に迫ったが決勝はハードルに足を引っ掛けてしまい減速、7位だった。
5位はAmusanで12秒95。準決よりもタイムを上げているので悪いわけではないが周りが速すぎた。

女子400mH
Anna Cockrellが55秒20の世界U20歴代10位タイで優勝
2位はShannon Kalawanで56秒54
3位はXahria Santiagoで56秒90のシーズンベスト
Cockrellは自己ベストを0秒69更新、2位に1秒以上の大差をつける圧勝。Sydney McLaughlinが出場しないということでレベルが低くなると思ったが2006年以来の好記録。McLaughlinが出ていれば優勝記録よりも1秒近く早いタイムを出していたかもしれないが。
Santiagoはまだユース。去年の世界ユースで2位に入り、自己ベストはその時記録した56秒79。

女子棒高跳
Angelica Moserが4m55の世界U20歴代6位で優勝
2位はRosbeilys Peinadoで4m40
3位はWilma Murtoで4m40
4m60を超えるような試合を期待していただけに残念。Peinadoは自己ベストが4m60、Murtoが4m71i、Lisa Gunnarssonが4m50、過去最高の面子だった。MurtoとGunnarssonは来年もまだU20なので世界ジュニア記録更新のチャンスはある。

女子やり投
Klaudia Maruszewskaが57m59の自己ベストで優勝
2位はJo-Ane van Dykで57m32の自己ベスト
3位はEda Tugsuzで56m71
Maruszewskaは予選で54m34の自己ベスト、決勝ではそれをさらに3m以上更新。今大会で7m以上自己ベストを更新した。
優勝候補筆頭と思われた北口榛花は52m15で8位。今季唯一の60m超え、予選では56m16を投げていたし問題ないと思ってた。そして今回から投擲種目は6位以内までしか4投目に勧めないことに気づいた、ということは入賞は6位までなんだろうか。この意味不明なルール変更はもしかしてシニアの大会でも実施されるんだろうか。

女子七種競技
Sarah Laggerが5960点の自己ベストで優勝
2位はAdriana Rodriguezで5925点の自己ベスト
3位はHanne Maudensで5881点の自己ベスト
今季U20最高記録保持者のAlina Shukhは出場せず。上位2人はまだユースなのでShukhも出場していたらメダル獲得者全員ユース選手になっていたかもしれない。つまり次回の大会も出場資格がある。
気になるのはMorgan Lakeが出場していないこと。彼女は前回大会の金メダリストで今年もU20なのでまだ出場資格はある。怪我でもしたのかと思ったらダイヤモンドリーグの走高跳には出ていたので単純にもう出場する気がなかっただけか。
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2016年07月21日

40歳コリンズが6度目の五輪代表に、陸上100m元世界王者

http://www.afpbb.com/articles/-/3094702

国内選手権に出場しなかったので勝手に道が絶たれたと書いたが代表に選出。どうやら国内選手権の結果で代表を決める国のほうが少ないらしい。
6月に怪我した時はもう今季は走れないと思っていたが、復帰後7月に10秒13で走っている。
posted by クライシ at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(世界大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月18日

PROVISIONAL ENTRY LIST AS AT 16 JULY – IAAF WORLD U20 CHAMPIONSHIPS BYDGOSZCZ 2016

http://www.iaaf.org/news/iaaf-news/world-u20-bydgoszcz-2016-entry-list

世界ジュニアのエントリーリストが発表されたので少し予想してみる。

男子100m
Nigel Ellisは選考会で失格になっていたので出られないかと思っていが出場するのだろうか。ジャマイカではEllisが一番速いから出て欲しい。
もし出場するとなると金メダル争いはNoah LylesとEllisの2人になるだろう。タイムトップはAbdullah Abkar Mohammedだがこの選手はセカンドベストが10秒45とかなり遅い。恐らく、この2人には勝てない。

男子200m
Michael Normanが優勝候補筆頭。ランキング2位はBaboloki Thebeで20秒21Aと記録上はいいが、セカンドベストは20秒58Aとかなり離れている。ただ元々200mで実績のある選手なのでメダル争いには加わると思う。それに加えてEllis。

男子400m
Baboloki ThebeとAbdalelah Harounの争いになるだろう。去年までであればHarounの優勝が濃厚であったが、BabolokiはセカンドベストでもHarounのシーズンベストを上回っている。あとはChristopher Taylorがメダル争いに加われるかに期待、そう簡単ではない。

男子砲丸投
ランキング1位のKonrad Bukowieckiが22m94、2位のAndrei Toaderが21m67、3位のMarcus Thomsenが20m30とそれぞれ1m30近い差がある。ただToaderはシニア規格の記録からしてもっと投げられるはず。それでもBukowieckiの有意は変わらないだろう。
Bukowieckiはさっさと世界ジュニア記録更新して欲しい。
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DEFENDING CHAMPION LAVILLENIE HEADLINES FRENCH TEAM FOR RIO

http://www.iaaf.org/news/news/rio-olympic-games-2016-french-athletics-team

リオ五輪フランス代表が決定。
ルメートルは100mは初の五輪となる。今季10秒09を出しているので予選通過はして欲しいところ。200mはもちろん決勝進出して欲しいが、微妙なところ。
Stuart Dutambyはフランス選手権で10秒12の自己ベストを記録するも選出されなかった。また200mのMickael-Meba Zezeも同様。どちらもリレーの代表には入っている。
posted by クライシ at 13:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(世界大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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