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2017年07月09日

僕たちがやりました

前回の「神さまの言うとおり」に続き金城宗幸原作の作品。元キングオブコメディの今野浩喜がドラマ出演ということで読んでみました。

まず1巻を読んでみた感想は古谷実作品っぽい。序盤の学生たちが歩いているシーンとかヒミズを連想させる。調べてみたところインタビューからも古谷実の影響を受けていることは明言している。
原作者が同じとはいえ「神さまの言うとおり」と明らかにテイストが違うので、作画の荒木光が大部分決めてるんじゃないかな、彼の作品読んだことないから分からんけど。

作画は昔の木多康昭と江川達也が時々混ざったような感じ。物語に合ってると思う。

罪悪感の描写はヒミズとは比較にならない、もちろんヒミズが上という意味で。警察官が罪悪感を植え付けるような脅しをかけるが、最終的に復讐に爽快感を感じた主人公がこんなことで悩むかねえ。こういう人たちの恐怖って罪悪感なんかよりも逮捕される恐怖だと思う。すでにそれは解消されているのでゲロゲロ吐きまくってる主人公と友人がよく分からない。例えば殺した相手が見ず知らずの他人や人違いとかなら分かるけど、最初から殺そうと思った人たちだからね。

市橋が真面目に予備校に通い、パイロットになる夢があったと語るシーン。蓮子の同情を引くための演技かと思ったら、自殺する前にトビオにもそのこと言ってるんですよね。真面目な話すると、国内でパイロットになるなら大学または航空大学行くか、自衛隊からの転職とかそういうルートを通らないといけないから底辺高校からは相当難しいんじゃないかな。何も考えていないやつという表現とすれば正しいが。

落ちはよかったと思う。こういう作品は下手に倫理的にいい話にしようとするから。ムカつくやつなら殺したいと思う感情は普通だし、それが実行できれば気持ちいいのは当たり前。だからこそ主人公の悩み方は変に見える。

ちなみに今野浩喜はパイセン役です。この漫画のキャラクターは様々な芸能人をモデルにしており、パイセンのモデルはレイザーラモンRGのように見える。
で、キングオブコメディファンにしか伝わらないと思うが、9巻の表紙が高橋健一にすごく似ている。シワの感じとか。トビオの10年後の姿だが、作中では全く似ておらず表紙だけ。この人物が誰なのか知りたくて読んだというのもある、残念ながら高橋健一とはなんの関係もなさそう。
posted by クライシ at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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