最近の記事

2017年06月26日

トリニダード・トバゴ陸上選手権2017

http://www.naaatt.org/results/2017/naaa_open/

Anderson Petersが男子やり投で83m36のグレナダ記録。
Petersは去年の世界ジュニア3位。今年に入り初めて80mを超え、世界陸上標準記録まで突破した。

女子100m +0.9
Michelle-Lee Ahyeが10秒82のトリニダード・トバゴ記録で優勝
2位はKelly-Ann Baptisteで10秒88
3位はKhalifa St Fortで11秒06の世界ジュニア歴代8位
上位3人だけ見ると全米選手権よりもハイレベルに見える。
Ahyeは2015年世界陸上、2016年五輪と決勝進出しているため今回も期待できる。記録上はメダルも十分狙える。
Baptisteは以前のトリニダード・トバゴ記録保持者。今回のタイムも例年なら優勝している。
posted by クライシ at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(国内選手権) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

European Team Championships First League 2017

https://vaasa2017.fi/en/

男子200m +1.3
ラミル・グリエフが20秒20で優勝
2位はアレックス・ウィルソンで20秒55
3位はSamuel Purolaで20秒84のヨーロッパユース歴代6位&フィンランドユース記録
グリエフは今季調子がいい、2015年世界陸上、2016年五輪と続けて決勝に進出しているので今年もその可能性は高そう。
Purolaはこういったシニアの大会でも上位に入り強さを見せている。彼は体格もいいのでこのままジュニア、シニアと移行しても伸びていって欲しい。100mだけでなく、200mも走れるのは強み。

男子400mH
Karsten Warholmが48秒46で優勝
2位はYasmani Copelloで49秒17
3位はKariem Husseinで49秒30
Warholmの記録はセカンドベスト。すでに48秒25を記録してるので特に驚きもないが、安定感からして世界陸上では決勝進出の可能性は高そう。

男子砲丸投
Tsanko Arnaudovが21m56のポルトガル記録で優勝
2位はOsman Can Ozdeveciで19m27
3位はArttu Kangasで19m25
Arnaudovは今季室内で21m08の自己ベスト、その記録を48cmも上回った。今季は21m50を超えている選手が現時点で9名もおり、これは1986年の9名以来の好記録で、1984年の14名に次ぐ記録。1980年代と遜色ない水準になっている。

男子やり投
テロ・ピトカマキが88m27のシーズンベストで優勝
2位はMagnus Kirtで83m60
3位はAlexandru Novacで81m53
同期のトルキルドセンが引退し、ピトカマキも衰えたかと思ったがそれほど変わっていない。前回大会は3位に入っているし、今回もメダルに加わるかもしれない。ただ、去年の五輪は予選落ちをしているのでそこが心配。
posted by クライシ at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技(地域大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジャマイカ陸上選手権2017

http://www.trackandfieldjm.com/results/

男子100m +0.9
ヨハン・ブレークが9秒90のシーズンベストで優勝
2位はJulian Forteで10秒04
3位はSenoj-Jay Givansで10秒05
ブレークは2012年以来の好記録、世界陸上のメダルも期待できる記録である。
Forteは準決で9秒99(+0.8)の自己ベスト、3年ぶりの自己ベスト更新。200mではすでに2015年世界陸上で代表入りしており、2016年ジャマイカ選手権でも3位に入っている。100mでの強さは不明なので、決勝進出できればいい程度だろう。
Givansは9秒台の選手だが今まで世界大会個人種目の出場はない。
オディーン・スキーンは足を痛めて途中棄権、相当悔しそうだっった。今期は9秒台に突入し、代表入りの可能性も高かった。
アサファ・パウエルは決勝に進出するも棄権。

男子200m +1.0
ヨハン・ブレークが19秒97のシーズンベストで優勝
2位はラシード・ドワイヤーで20秒29
3位はウォーレン・ウィアで20秒39
ブレークが5年ぶりの19秒台で快勝、最後は流す余裕もあった。去年の五輪は決勝進出すらできなかったが、世界陸上ではメダルが期待できるパフォーマンス。彼は世界歴代2位の記録を持っているが、まだ世界陸上のメダルは持っていない。
ワイヤーは初の代表入り。19秒80の自己ベストを持つが今季のパフォーマンスを見る限りではあまり強くなさそう。
ウィアは世界陸上3大会連続の代表入り。ただ彼も本来の力からすれば遅い、2015年世界陸上は準決しており今回もそうなると思う。
Julian Forteは20秒46で5位。
元々200mが得意な選手ですでに代表経験もあるのにこちらでは奮わなかった。

男子110mH +0.7
オマール・マクレオドが12秒90の世界歴代5位タイで優勝
2位はRonald Levyで13秒13
3位はハンズル・パーチメントで13秒19のシーズンベストタイ
マクレオドが2年ぶりに自己ベスト更新。この種目は安定して世界大会で優勝することが珍しく、もしマクレオドが今年の世界陸上優勝すれば2001年世界陸上・2003年世界陸上のアレン・ジョンソン以来、五輪・世界陸上の連続優勝は1996年五輪・1997年世界陸上のアレン・ジョンソン以来となる。
Dejour Russellは13秒32の世界ジュニア歴代3位&世界ユース最高記録で4位。
世界ユースでの活躍を期待していたが、すでにシニアレベルに達している。アンドリュー・ライリーやDeuce Carterに勝利するユース選手というのは恐ろしい。今季彼以外にユース規格のハードルでこれ以上のタイムを出した選手はおらず、世界ユースで1人だけシニア規格のハードルで走らせても彼なら優勝しかねない。

男子400mH
Jaheel Hydeが48秒53で優勝
2位はKemar Mowattで48秒53
3位はRicardo Cunninghamで48秒83の自己ベスト
Hydeは自己ベストに0.01秒と迫る好記録、世界陸上では48秒台前半を出し決勝進出して欲しい。
Mowattは後半追い込みあと少しで優勝だった。
Cunninghamは36歳にして自己ベスト更新。どうやら彼は元々800mランナーで、400mHに取り組み始めたのは近年。800mの自己ベストは1分47秒14Aで世界大会の実績はないが、この年齢で転向して世界大会代表になるのだから凄い。逆のパターンではBrandon Johnsonが400mHから800mに転向し世界陸上に出場した例がある。

女子100m +0.8
エレイン・トンプソンが10秒71の今期世界最高記録で優勝
2位はSimone Faceyで11秒04のシーズンベスト
3位はJura Levyで11秒06の自己ベスト
トンプソンは今期もずば抜けている、久々の10秒6台を期待したい。
Faceyは100mで初の代表入り。シニア以外の大会では2001年世界ユース、2002年世界ジュニアに出場している。

女子200m +0.8
Sashalee Forbesが22秒71の自己ベストで優勝
2位はSimone Faceyで22秒74
3位はJodean Williamsで22秒95の自己ベスト
まずトンプソンが出場していないことに驚いた、彼女はダイヤモンドリーグ総合優勝もしていないので今回は100mのみ。世界陸上に出場すればかなりの確率で優勝しただろう。
Forbesは100mで5位に入った選手。まだ21歳と若いがジャマイカ選手としては歴代でも速い選手ではない。22秒71は今季ランキング31位で、とてもじゃないかメダルを取れるレベルではない。
posted by クライシ at 21:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 陸上競技(国内選手権) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

全米陸上選手権2017

http://results.usatf.org/2017Outdoors/

男子100m -0.7
ジャスティン・ガトリンが9秒95のシーズンベストで優勝
2位はChristian Colemanで9秒98
3位はChristopher Belcherで10秒06
ガトリンは予選で10秒00のシーズンベスト。今年の仕上がりはあまり良くないと思ってたが流石の強さ、残り30mでColemanを抜いた。この記録は35歳年齢別最高記録で35歳以上としては歴代2位、1位はもちろんコリンズ。クリスティやコリンズと違いジュニア時代から活躍したガトリンがこの年齢でも好タイムを出しているのは驚き。世界陸上のメダルは難しいと思うが、もし獲得すれば2011年世界陸上のコリンズと並び最高齢記録。
Colemanは自己ベストからすれば少し期待はずれ、無風で9秒8台を出せる力が欲しい。若手が未だにガトリンに勝てないという状況は酷い、いつになったらアメリカからスターが現れるのか。
Belcherは名前こそ見るが、代表入りなんて全く予想外の選手。全米選手権は今年が初めてで、去年初めて出場したNCAAは予選落ち。世界陸上でも活躍は期待できないと思う。
タイソン・ゲイ、トレイボン・ブロメルは予選落ち。同年代のガトリンが元気すぎるが、年齢を考えればゲイが衰えて当然なのかもしれない。ブロメルは去年アキレス腱の手術を行ったがまだ万全ではなく痛みがあるらしい。

男子200m -2.3
アミール・ウェブが20秒09のシーズンベストで優勝
2位はChristian Colemanで20秒10
3位はElijah Hall-Thompsonで20秒21の自己ベスト
ウェブは去年に続き代表入り。Colemanの優勝が濃厚と思われていただけにこの結果は少し以外、ただウェブも自己ベストは19秒85と速い選手である。
Colemanは200mのタイムはいいものを持っているが100m専門の選手という感じがする。というのは200mの後半はいつもバタバタした走りになっている。
Hall-Thompsonはなんとこの風で自己ベスト。去年までの自己ベストは20秒37Aととても代表入りできるような選手ではなかった。
Kenzo Cottonは20秒78で8位。
以前から名前からして日本人の血が入っているのではないかと気になっているが、調べても出てこない。写真を見てもその可能性は高いと思う。またKen Nakamuraが彼について反応していたので更に可能性は高い。

男子400m
Fred Kerleyが44秒03で優勝
2位はギル・ロバーツで44秒22の自己ベスト
3位はWilbert London IIIで44秒47の自己ベスト
Kerleyの優勝もタイムも想定内であるが、他の選手も競っていてレベルの高い試合だった。
Kerleyはこれで今期上位5まで占めている。その全てが国内であるのが気になるが、安定感からいって世界陸上でも同様のパフォーマンスはできるだろう。
ロバーツはシニア1年目の2009年に代表入りするも世界陸上は予選落ち。この選手はハムストリングスの怪我に長年悩まされているらしい。この選手の日本語wikiがあるのに少し驚いたが、この記事を作ったVamos jという人物は多くの陸上競技の記事を書いていて内容も参考になる。
London IIIはまだシニア1年目。去年までの自己ベストが45秒27だったので今季0.8秒の大幅自己ベスト更新。
Michael Normanは44秒80で7位、準決で44秒60の自己ベスト。
今季は200mではなく400mに掛けたが代表入りとはならなかった。

男子110mH -1.7
Aleec Harrisが13秒24で優勝
2位はアリエス・メリットで13秒31
3位はDevon Allenで13秒34
向かい風が強いこともあってか、タイムは悪い。
Allenは個人的に期待している選手であるが、世界大会で強い選手ではないので決勝まで行けないのではないかと心配。
Grant Hollowayは13秒39の自己ベストで4位。
彼は今年のNCAAチャンピオン、19歳の選手としてはそこそこ速い。

男子400mH
Eric Futchが48秒18の自己ベストで優勝
2位はMichael Stiglerで48秒26の自己ベスト
3位はTim Holmesで48秒44の自己ベスト
上位4人が自己ベストを記録しているのでコンディションは良かったのだろう。代表入りした3人はこれまでシニアの世界大会の経験はない。Futchは2012年世界ジュニアチャンピオン、Holmesは2014年世界ジュニア3位。
Holmesは今季急成長した選手で去年までの自己ベストは49秒31、全米選手権まで49秒すら切れていなかった。
カーロン・クレメントは7位。
完全に忘れてたけど彼は去年のダイヤモンドリーグ総合優勝者。ワイルドカードを持った選手がこうやって国内選手権に出るのは珍しい、しかも負けているという。

男子棒高跳
Sam Kendricksが6m00の自己ベストで優勝
2位はAndrew Irwinで5m75の自己ベスト
3位はChristopher Nilsenで5m75の世界ジュニア歴代4位タイ
Kendricksが自己ベストを8cm更新し、18人目の屋外6mボールターとなった。毎年記録を伸ばし、去年の五輪もメダルを獲得。今年の世界陸上も優勝候補の1人だろう。
Irwinは2012年のジュニア時代に5m72を跳ぶも伸び悩んでいた、屋外では5年ぶりの自己ベスト更新。
Nilsenは今季室内含めて6回目の5m70超え、世界陸上では決勝進出を期待する。

男子三段跳
Will Clayeが17m91(+0.9)の世界歴代9位で優勝
2位はChris Benardで17m48(0.0)の自己ベスト
3位はDonald Scottで17m25(+1.1)の自己ベスト
Clayeは今期17m82も記録しており好調。今回のシリーズは17m47、17m68、17m79、17m91と凄まじくハイアベレージ。1試合で58フィートを4回以上公認で跳んだのは初めてのことらしい。追風参考も含めればジョナサン・エドワーズが18m43、18m39、17m90、17m72(公認)を跳んだことがある。彼は2011年以降の屋外世界大会は2015年以外全てメダルを取っており、非常に優れた選手なのだがChristian Taylorがいるので少し影に隠れている。
Benardは去年に続き2回目の世界大会出場、去年の五輪は予選落ちしている。

男子砲丸投
Ryan Crouserが22m65の世界歴代7位で優勝
2位はJoe Kovacsで22m35
3位はRyan Whitingで21m54
上位4人が最終投擲で最高記録を投げるという珍しい展開。Kovacsが22m35を投げた後にこの記録を投げて優勝だからCrouserはやはり勝負強い選手。
Crouserの記録はパフォーマンス歴代8位でもあり非常にレベルが高い、世界陸上では22m70以上の投擲を期待したい。
Kovacsは2位の記録としては1988年五輪のランディー・バーンズに次ぐ記録。この記録でも勝てないって数年前までは考えられなかった。
Jordan Geistは18m83の自己ベストで16位。室内で20m82を投げている選手とは思えない。

男子十種競技
トレイ・ハーディが8225点のシーズンベストで優勝
2位はZach Ziemekで8155点のシーズンベスト
3位はDevon Williamsで8131点
ハーディは2009年に初優勝してから息が長い。その後、2014年、2015年も制し計4回目の優勝。ただし記録としては2010年の全米選手権以来の悪さである。ただ、ハーディが初優勝した2009年の記録が8261点なので大した差はない。近年の世界大会は満足に記録が残せておらず、2013年世界陸上、2015年世界陸上共に途中棄権。

女子100m +0.3
トリ・ボウイが10秒94で優勝
2位はDeajah Stevensで11秒08
3位はAriana Washingtonで11秒10
10秒台が1人という寂しい結果、天候が悪いわけではなかったが誰ひとりとしてSBは出なかった。ボウイのSBは予選で記録した10秒90(+1.6)、追風を考慮すれば決勝の方がいい走りだっただろう。200mで21秒77を記録しているからもっと早く走れると思うのだが。
Stevensは200m得意な選手で100mでは11秒を切ったことがない、200mのタイムからすれば11秒を切ってもおかしくない選手だと思っている。
この種目で近年代表だったイングリッシュ・ガードナーは5位で代表入り成らず。またアリソン・フェリックスも8位で代表落選。
アリソン・フェリックスは11秒28で8位。

女子200m -2.5
Deajah Stevensが22秒30で優勝
2位はKimberlyn Duncanで22秒59
3位はトリ・ボウイで22秒60
Stevensは今季大事な試合で失格を2回もやらかしているので心配だったが大差で優勝、やはり力はある。
ボウイはなんとか代表入り。21秒77の記録を持っている以上、世界陸上では好記録を出して欲しい。
アリソン・フェリックスは棄権。前回大会は400mで優勝しているため、世界陸上には出られるが、このままの状態では決勝進出も厳しいのではないだろうか。

女子400mH
Dalilah Muhammadが52秒64の世界歴代6位で優勝
2位はShamier Littleで52秒75の世界歴代9位
3位はKori Carterで52秒95の自己ベスト
3位まで53秒を切るのは初めての出来事。
Muhammadは去年に続き好調。大会前のSBが54秒53だったからここまでの記録は全く予想できなかった。彼女は400mを走る機会があまりないためか、400mHの自己ベストと全く一緒で、トップ10のアベレージは400mHの方が速いという変なことになっている。
Littleは2015年世界陸上で銀メダルを獲得しているが、当時の自己ベストは53秒74と今より1秒近く遅かった。2年間でこんなに全体のレベルが上がるとは。
Sydney McLaughlinは53秒82の世界ジュニア記録で6位。
去年ならこの記録で2位に入れた、彼女自身も速くなっているがそれ以上に他の選手も速くなっている。

女子走高跳
Vashti Cunninghamが1m99の世界ジュニア歴代4位で優勝
2位はElizabeth Pattersonで1m91
3位はInika McPhersonで1m91
Cunninghamは室内ではすでに1m99を超えていたが屋外では初。屋外でジュニア選手がこれ以上跳んだのは1989年以来。

女子砲丸投
Raven Saundersが19m76の今季世界最高&自己ベストで優勝
2位はDani Bunchは19m64の自己ベスト
3位はミシェル・カーターで19m34のシーズンベスト
Saundersは去年に続き代表入り。ジュニア時代から活躍している選手で毎年記録を伸ばしている。今回の記録は世界陸上で3位に入れるかどうかというところ。
Bunchは去年までの自己ベストは18m89と全く目立たない選手だった。20代後半でここまで記録を伸ばすのは珍しい。
カーターは去年の五輪チャンピオンだが、今季はあまり良くない。

女子七種競技
Kendell Williamsが6564点の自己ベストで優勝
2位はErica Bougardで6557点の自己ベスト
3位はSharon Day-Monroeで6421点のシーズンベスト
接戦の中、Williamsが初優勝。
Williamsはジュニア時代から有名な選手で、100mHで12秒87、七種競技で6018点などを記録していた。シニアになっても伸び悩むことはなく毎年記録を更新している。100mHが得意なだけあって走力はあるが投擲は弱い。
posted by クライシ at 20:46| Comment(4) | TrackBack(0) | 陸上競技(国内選手権) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
検索
 
最近のコメント
カテゴリ