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2016年09月04日

ウェイド・バンニーキルクはマイケル・ジョンソンになれるか

暇つぶしの雑記

マイケル・ジョンソンは200m、400mという本来ならば隙間種目の王者でありながらスター選手だった。
100mの王者は世界最速の称号を得ることができるが、200mでそういう扱いをされることはあまりない。重量級の王者と軽量級王者のような違いがある。日本だと軽量級王者も人類最強なんて言っちゃうことも珍しく無いが、一般的な意識としてそれが違うということぐらい認識していると思う。
ジョンソンがそれでもスター選手になれたのは200m、400mでの強さ、共に世界記録を出したこと。特に200mは当時の世界記録を0.34秒も更新し、1人だけ異次元に行ったような記録。200mと400mを兼ねる選手がほぼいない中、どちらもトップクラスだったということも人々の印象に残りやすい。

バンニーキルクは専門種目の400mに関してはジョンソンとほとんど変わらない。ジョンソンよりも早く43秒台に突入し、世界タイトル、五輪も先に獲っている。逆に早過ぎるくらい。
200mは本格的に取り組んでないが、コモンウェルスゲームズやアフリカ選手権に出場しているし、元々専門で世界ジュニア4位の実績もある。400mは当初無理矢理やらされたらしくあまり好きではなかったらしい。さらに遡ると高校時代は走高跳がやりたかったとのこと。既に19秒台の記録は持ち、世界大会でもメダルが取れる可能性もあると思う。ただ、ボルトに勝つのは難しい、De Grasseにも勝てない可能性は高い。バンニーキルクは世界大会で一気にタイムを上げてくる選手なのでもしかすると予想以上の好記録を出すかもしれないが、現状は優勝できるイメージが湧かない。
今後、本格的に取り組めば可能性はあると思う。もしジョンソン並の選手になるなら200mでの実績も必要だろう。
金メダルの数を稼ぐ意味では4x400mリレーも欠かせないが、南アフリカは五輪に出場さえしていない。2011年に3分を切るチームだったが近年はかなりレベルが下がっていて、バンニーキルクが出たところでどうにもならない。4x100mリレーもレベルが高くない。

書いといてなんだが、バンニーキルクがジョンソンのようになれると思ってない。しかし、17年間近づくものさえいなかったかった記録を破った割には注目度が低い。ジョンソン並とは言わなくてももっと騒がれていいんじゃないかと。注目度を上げるにはボルトみたいに2冠や連覇、金メダルの数など稼ぐのが一番の方法。バンニーキルクにそういう意識があるのかは分からない。
posted by クライシ at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 陸上競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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