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2017年09月24日

山県亮太、10秒00で優勝 山県亮太、10秒00で優勝 全日本実業団陸上最終日

http://www.kyoto-np.co.jp/sports/article/20170924000030

山縣亮太が100mで10秒00(+0.2)の日本歴代2位タイ。
7月の怪我からの復帰レースは10秒24(+1.0)、まさかここまで戻してくるとは思わなかった。戻すというよりも彼の最もいい走りだったかもしれない。追い風があと少しあれば9秒台は確実であった。山縣は桐生と違い世界大会でも力を発揮できる選手なので、この力を維持すれば世界陸上や五輪での決勝進出も夢ではないと思う。

桐生が9秒台に突入してから1マイルの4分の壁を例に続々と9秒台選手が現れてくるかのような論調が出ているがこれは全く理解できない。日本から9秒台選手が続々と出て来る可能性は否定しない、ただこれは単に力のある選手が揃っているだけである。もし10秒の壁が心理的な壁であるのならば、なぜジム・ハインズが9秒95を出してから15年後のカール・ルイスが9秒台に突入するまでの間に1人しか突破できなかったのかという話である。100mは1マイルと違いペース配分など考える暇もなく終わる、ほぼ全力疾走の100mにどうやったら壁が生まれるのか不思議でならない。9秒台を意識しすぎて本来の走りが出せないようなことはあるかもしれないが、それと4分の壁は根本的に違う。
posted by クライシ at 16:52| Comment(0) | 陸上競技(国内リザルト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ陸上2017

http://ashgabat2017.com/results

男子60m
ハサン・タフティアンが6秒55のアジア歴代8位タイ&イラン記録で優勝
2位はエリック・クレイで6秒63
3位はレザ・ガセミで6秒64のシーズンベスト
あまり大きな大会ではないがそこそこレベルは高い。優勝記録の6秒55は世界室内でも決勝進出できるかどうかというところ。タフティアンは100mの自己ベストは10秒04と速いが、世界大会では予選通過したことはない。

男子400m
アブダレラ・ハルーンが45秒68のシーズンベストで優勝
2位はMazen Alyasenで46秒35のアジア歴代5位
3位はMikhail Litvinで46秒51のアジア歴代6位
世界陸上メダリスストのハルーンが好タイムで優勝、2位以下のタイムもいい。
Alyasenは2013年世界ユースで46秒99の自己ベストを記録。その後少しずつ自己ベストを更新していき、今年の9月に45秒80を記録している。室内のタイムからすればまだタイムは出そう。
LitvinはAlyasenと同じ1996年生まれ、2015年に46秒08の自己ベストを記録している。彼は室内が得意なようで、今回のタイムと屋外SBはほとんど変わらない。
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2017年09月18日

Kutná Hora (Czech Republic), 13.9.2017

http://trackinsun.blogspot.jp/2017/09/kutna-hora-czech-republic-1392017.html

ペトル・スヴォボダが男子110mHで13秒10(-1.5)のハンガリー記録。
自己ベストを0.17秒も更新。今季13秒51(-0.3)でしか走れておらず、この強い向かい風でこれほどのタイムが出せるか疑問。かなりローカルな試合なので計測ミスかなにかではないかと思っている。
もし事実であれば白人系として5番目の記録。
posted by クライシ at 22:12| Comment(0) | 陸上競技(リザルト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月14日

Simbine gunning for 100-200m double

https://www.iol.co.za/sport/athletics/simbine-gunning-for-100-200m-double-11194078

なんと、ウェイド・バンニーキルクだけでなくアカニ・シンビネも100mと200mの2冠を目指すとのこと。
同国で年齢も近い2人、世界大会での実績はバンニーキルクが上だがそれは200mと400mの話。100mとなると今年の南アフリカ選手権ではシンビネが勝っており、自己ベストも上。バンニーキルクがシンビネに勝てるようであれば100mでも世界大会入賞が狙えるレベルであると言えるだろう。
posted by クライシ at 00:08| Comment(0) | 陸上競技(地域大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月11日

Wayde van Niekerk now eyeing 100m-200m double

https://www.iol.co.za/sport/athletics/wayde-van-niekerk-now-eyeing-100m-200m-double-11124836

ウェイド・バンニーキルクがコモンウェルスゲームズで100m・200mの2冠を狙うとのこと。コモンウェルスゲームズはオリンピックや世界陸上に比べるとレベルは下がるが、参加国はジャマイカ、南アフリカ、バハマ、ボツワナ、トリニダード・トバゴ、ナイジェリア、イギリスなど短距離が強い国が多い。前回大会の優勝記録は100mが10秒00、200mが20秒14とバンニーキルクでも楽勝とはいかない。
posted by クライシ at 21:56| Comment(1) | 陸上競技(地域大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

<陸上>桐生祥秀の出した9秒98、中国選手「来年は桐生から記録奪還できる」―中国メディア

http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20170911/Recordchina_20170911011.html

中国が記録奪還できるかというと可能性はあるだろう。蘇炳添は今季10秒03(-0.2)を記録している、桐生と同じ追い風であれば9秒9台前半を出してもおかしくないタイムである。ただ、現実的にそのようなコンディションで走る機会はそうそうない。事実、蘇炳添のパフォーマンスベスト10を見ると追い風1m/s以上を貰ったのは初めて9秒台を出した1回だけ、追い風0.5m/s以上でも2回しかなく、半分は追い風0m/s以下。
来年の蘇がどれだけ今の力を維持できるか分からない。全盛期は向かい風でも9秒台を出した選手であるが、桐生のように試合数は多くなかったため記録を出すチャンスはあまりなかった。それは来年以降も変わらないと思う。

そうなると謝震業の存在である。彼は蘇に比べ若く、ついこの間10秒04(+0.3)の自己ベストを記録したばかり。今後の伸び次第では蘇に匹敵する選手になるかもしれない。現状でも追い風が強ければ9秒97を出せる力はある。

桐生自身にもまだ記録を伸ばす余地はある。今回は万全ではなかったし、織田記念でのパフォーマンスと今回の追い風が重なれば9秒9台前半が出てもおかしくない。
桐生はコンディションに恵まれていないようなイメージがあったが、パフォーマンスベスト10(タイ記録があるので11)の内追い風1m/s以上は4回、向かい風でのレースは3回しかない。レース数が多いので更新の余地はまだあると思っている。
ただ彼にはタイムよりも国際大会での実績がほしい。桐生を除いて非黒人系で9秒台に突入した選手はクリストフ・ルメートル、パトリック・ジョンソン、アダム・ジェミリ、蘇炳添、ラミル・グリエフの5人。全て世界大会でのファイナリスト経験がある。


蘇の「10秒突破は日本人にとって長年の夢だった」というコメント。確かに日本にとって10秒突破は長い間の夢になってしまっていた。1998年に伊東浩司が10秒00を記録した時、多くの日本人は9秒台は夢でもなんでもなく実現できるものだと思っただろう。しかし、ここから0.01秒を更新することができずに19年も経ってしまった。
逆に中国は9秒台が身近なものになってから破ってしまうまであっという間だった。中国選手が初めて10秒0台に突入したのは2013年で同じ年に張培萌と蘇炳添が記録、更に同年張培萌が10秒00まで更新。そこからたった2年で蘇炳添が9秒99に突入。


蘇が中国にとって最大の脅威として挙げているサニブラウン、彼は9秒台に突入するだけでなく世界でメダル争いができる器だと思っている。それも200mではなく100mで。彼に対する期待は9秒台ではなく、100mで9秒8台、200mで19秒6台とかそのレベル。
posted by クライシ at 20:57| Comment(0) | 陸上競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月10日

XIE COMPLETES NATIONAL GAMES SPRINT DOUBLE WITH CHINESE 200M RECORD

https://www.iaaf.org/news/report/chinese-national-games-2017-xie-zhenye

男子100m +0.3
謝震業が10秒04の自己ベストで優勝
2位は蘇炳添で10秒10
3位はXu Haiyangで10秒28
謝が自己ベストを0.04秒更新。去年の五輪で10秒08(-0.1)の自己ベスト、今年の世界陸上は10秒13(-0.6)と世界大会でも実力を発揮できている。ただラウンドが上がるとタイムを落としているのでその点は改善が必要。彼は蘇や張と違いユース・ジュニア時代から活躍しており、2010年ユース五輪200m優勝、2012年世界ジュニア100m8位・200m5位の実績がある。当初は200mが得意であったが今は100mもさほど変わらない。60mも速く自己ベストは世界室内で記録した6秒53。このまま成長すれば彼も9秒台に突入するだろう。
蘇は実はこの大会で優勝したことがない、前回大会は張に0.02秒差で負けている。
張培萌は10秒34で6位。
彼はこの大会を最後に引退を表明している。シーズンベストは10秒30と自己ベストよりも0.3秒も遅く、もう限界だと感じたのだろう。彼が2013年に突如として覚醒した時は驚きで、世界陸上でのパフォーマンスはそれまでのどの日本人選手よりも強さを感じた。結局、彼は9秒台を出すことができず、蘇がそれを達成したが中国短距離のパイオニアであることは間違いない。

男子200m -0.2
謝震業が20秒20のアジア歴代8位&中国記録で優勝
2位はLiang Jinshengで20秒74のシーズンベスト
3位はBie Geで20秒78
今季20秒40の中国記録を樹立していたが、こんなものではないと思っていた。2015年世界陸上では20秒37を記録するもレーン侵害で失格、なんとかその記録を上回ることができた。来年のアジア大会は複数種目で出場するかもしれない。

男子400m
Guo Zhongzeが45秒14の中国記録で優勝
2位はLu Zhiquanで46秒08の自己ベスト
3位はWu Yuangで46秒27
Guoは2年前のジュニア時代に45秒66を記録し、それが今までの自己ベストだった。45秒台は去年も出しているが、大幅自己記録更新であるためこれが実力かどうか分からない。
Wuはまだジュニアの選手で今季45秒83の自己ベスト。今回の記録もジュニア選手としては悪くない。

男子400mH
Feng Zhiqiangが49秒66の自己ベストで優勝
2位はShang Shuoで49秒79
3位はWang Yangで50秒00
Fengはまだジュニアの選手。海外での実績は全くないが、国内では他にも49秒台を記録している。
Wangは2013年世界ユース2位。今季初めて49秒台に突入している。

男子4x100mリレー
Jing Zhe E Yueが38秒16で優勝
2位はHu Yueで38秒80
3位はE Yue Yuで38秒96
Jing Zhe E Yueのメンバーは1走がWu Zhiqiang、2走が謝震業、3走が蘇炳添、4走が張培萌と世界陸上と同じ、今季中国最高記録。

女子ハンマー投
張文秀が75m48のシーズンベストで優勝
2位はLuo Naで72m27のアジア歴代6位
3位はLiu Tingtingで71m68のシーズンベスト
張はこの大会を最後に引退を表明。これだけの記録が出せるならまだ世界でも戦えそうだが、16年以上も世界で戦い続けるのは大変だっただろう。2001年世界陸上では15歳ながら決勝進出、その後も順調に成長しユース記録、ジュニア記録を更新。2012年に76m99のアジア記録&世界歴代6位、最終的に77m33まで伸ばし現在はアジア歴代2位&世界歴代6位。世界大会では金メダルこそないが2つの銀メダルと5個の銅メダル。2004年以降の世界大会は全て入賞で、2005年以降は全て5位以内に入っている。

女子4x100mリレー
Su Minxiangが42秒59で優勝
2位はBlack Yue Guiで42秒70
3位はJunyuで44秒45
優勝記録は中国歴代2位。中国記録は李雪梅やLiu Xiaomeiといった10秒台メンバーでの記録。今回は袁ggが最速でシーズンベスト11秒30、残り2人はは200mが23秒3〜4程度ともう1人は100mが11秒67。このメンバーでこのタイムが出せてしまうのか。さらに2位はこれよりも更に遅いメンバーにも関わらずこの記録。
posted by クライシ at 02:38| Comment(0) | 陸上競技(国内選手権) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月09日

桐生祥秀「4年間くすぶっていたベスト更新できた」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170909-01885271-nksports-spo

驚きよりもやっと出たかという気持ちのほうが強い。以前から追い風が強ければ9秒台の可能性は十分あった。

桐生は今季10秒0台を4回記録している。その中で出雲大会での10秒08(-0.5)、織田記念での10秒04(-0.3)、トワイライト・ゲームスでの10秒05(+0.6)、これらは今回と同等の追い風であれば9秒台が出ただろう。

以前の記事に書いているように、9秒台は夢のタイムでもなんでもない。世界大会での決勝進出が目標となると桐生には大舞台での強さが求められる。現状、最高の走りができて決勝進出できるかどうかというところ、それを世界大会で出来るかというと更に難しい。その点では山縣が上回る。
posted by クライシ at 20:51| Comment(3) | 陸上競技(国内リザルト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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