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2018年07月23日

Diamond League London 2018

https://london.diamondleague.com/lists-results-london/

男子100m +0.1
ロニー・ベイカーが9秒90で優勝
2位はZharnel Hughesで9秒93
3位はアカニ・シンビネで9秒94
優勝タイムは9秒90とさほど速くないが、6人が9秒台で8位が10秒01、9位が10秒07と全体のレベルは高い。
ベイカーは今季走ったレース(予選含め)全て10秒00以下と凄まじいアベレージ。自己ベストこそ9秒88と近年ではそれほど高いレベルではないが、この調子であれば世界大会でもメダル候補には違いない。
Hughesはセカンドベスト。世界大会では200mにしか出場していないが、自己ベストは20秒02と100mのレベルと大差ないように思える。というか、100mがこのタイムなら200mで19秒台出せるはず。
謝震業は10秒01で8位。
予選も10秒01(+0.8)。彼は予選のあるレースは大体タイムを落としていたが、今回はタイムこそ上げていないが、風を考慮すれば若干上げていると見ていいだろう。
山縣が出場予定だったが左太ももの違和感から欠場。出場していても予選通過ラインが10秒09だったからかなり厳しかった。

男子200m +0.1
Akeem Bloomfieldが19秒81の自己ベストで優勝
2位はアロンソ・エドワードで20秒01
3位はアレックス・キニョネスで20秒13
Bloomfieldはこれで7人目の200m、400mの大台突破者。少し前までこれはマイケル・ジョンソンとラショーン・メリットだけだったが、近年の400mランナーはほとんど200mでも19秒台を出している。
Bloomfieldは100mもかなり速いはず、ユース時代に10秒42を記録している。

男子400m
アブダレラ・ハルーンが44秒07のアジア歴代2位で優勝
2位はPaul Dedewoで44秒43の自己ベスト
3位はキラニ・ジェームスで44秒50
ハルーンが3年ぶりの自己ベスト更新。当時は突出した記録だったが、今年になり自己ベストに迫り、更新の予兆はあった。ラスト100mが強く、前にいたDedewo、ジェームスをあっさり抜いていった。すでに世界陸上のメダルは獲得しており、来年の地元の世界陸上でもメダル獲得が期待できる。
Dedewoは今季44秒台に突入したばかりだが、8回も44秒台を記録し、44秒台前半まで記録を伸ばした。若い選手なら珍しくないが、彼はもう27歳。
バボロキ・テベは44秒54のシーズンベスト。
今季初の44秒台。去年は44秒02を記録し、43秒台間近だったが、この記録を更新するのは時間がかかりそう。
アブデラマン・サンバは44秒62のアジア歴代6位
400mHで46秒98を記録するような選手だから、このくらいの記録は出せて当然か。400mと400mHのスコアリングテーブル合計は2941点でアンジェロ・テイラーの2518点に次ぐ記録。

女子800m
Emmanuel Kipkurui Korirが1分42秒05の世界歴代6位で優勝
2位はClayton Murphyで1分43秒12のシーズンベスト
3位はWycliffe Kinyamalで1分43秒12の自己ベスト
Korirが初の1分42秒台を記録し、1分41秒台に迫った。Korirは去年の世界ランキング1位だが、世界陸上は予選落ち。ラストのスプリント能力が他の選手より劣っているとは思えないので単に失敗レースだったのか。ルディシャの登場以降、800mのレベルが上っていたが近年は少し落ち着いている。その中でこのタイムなら今後も世界大会で優勝に絡む選手になるだろう。

男子400mH
Karsten Warholmが47秒65のヨーロッパ歴代4位&ノルウェー記録
2位はヤスマニ・コペロで48秒44
3位はThomas Barrで48秒99のシーズンベスト
今季はサンバやBenjamin、McMasterが好記録を出しているため目立たないが、それらの記録を除けばこの記録は2012年以降最高記録。

男子走幅跳
Luvo Manyongaが8m58(+0.2)のシーズンベストタイで優勝
2位はLuvo Manyongaで8m42(+0.6)のシーズンベスト
3位はジャリオン・ローソンで8m25(+0.1)のシーズンベスト
Manyongaは今季Echevarríaに3連敗中だがそれでも安定感はある。ここ数年の走幅跳選手では恐らく最も安定しているが、Echevarríaの登場で8m50台の記録でも簡単に勝てなくなってくるだろう。

男子4x100mリレー
イギリス1が37秒61の今季世界最高記録で優勝
2位は日本で38秒09
3位はオランダで38秒21のオランダ記録
イギリスはいつもバトンミスが多いのであまり期待していなかったが、去年の世界陸上で記録した37秒47に次ぐタイム。元々選手層は厚く、常に世界大会でもメダル候補だったから相変わらず強いと言っていい。ただバトンミスが本当に多い。
日本はすでに37秒85を出しているため見劣りするが、悪くないタイム。アジア大会では優勝候補筆頭だろう。

女子100m +0.1
シェリー=アン・フレーザー=プライスが10秒98のシーズンベストで優勝
2位はDezerea Bryantで11秒04
3位はJonielle Smithで11秒07の自己ベスト
フレーザー=プライスが復帰後初の10秒台。もう30過ぎだが、この調子だとまだ世界陸上にも出られそう。
韋永麗は11秒10で4位。
この記録はサードベスト。突如10秒台を記録したため、フロックの可能性もあったが確実に力は付いてきている。
posted by クライシ at 20:54| Comment(1) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月21日

Diamond League Monaco 2018

https://monaco.diamondleague.com/en/programme-resultats-monaco-en/

男子200m +0.9
Noah Lylesが19秒65の世界歴代8位タイで優勝
2位はラミル・グリエフで19秒99
3位はアレックス・キニョネスで20秒03
Lylesは今季全て20秒切りとアベレージが高い。更に、1シーズンで3度の19秒7切りはウサイン・ボルト以来2人目。流石にボルト並に速くなることはないだろうが、19秒4台、5台を期待したい。順調に行けば来年の世界陸上の優勝候補だろう。
グリエフは今季3回目の19秒台。計4回の19秒台を記録し、これは非黒人系スプリンター最多記録。
キニョネスはセカンドベスト。今季は19秒台を記録し、ダイヤモンドリーグでも上位。2012年五輪では決勝進出したが、この調子だと久々に世界大会で決勝進出できそう。

男子800m
ナイジェル・アモスが1分42秒14の今季世界最高記録&シーズンベストで優勝
2位はBrandon McBrideで1分43秒20のカナダ記録
3位はSaul Ordóñezで1分43秒65のスペイン記録
アモスはセカンドベスト。2012年五輪で自己ベストを記録しメダルを獲得して以降、世界大会でメダルを獲得できていない。彼はハイペースのレースでないと、戦えない選手だと思う。
Joseph Dengは1分44秒21のオセアニア記録で7位。
ピーター・スネルのオセアニア記録を56年ぶりに更新。今季1分44秒台を連発しており、更新は時間の問題だった。

男子1500m
Timothy Cheruiyotが3分28秒41の世界歴代7位で優勝
2位はElijah Manangoiで3分29秒64のシーズンベスト
3位はFilip Ingebrigtsenで3分30秒01のヨーロッパ歴代6位&ノルウェー記録
Cheruiyotは自己ベストでManangoiを上回った。Cheruiyotは2017年世界陸上、2018年コモンウェルスゲームズとManangoiに負けている。
Jakob Ingebrigtsenは3分31秒18の世界ジュニア歴代5位&ヨーロッパジュニア記録
今年の世界ジュニアは2位だったが、すでに世界でもある程度通用するレベルになっている。ヨーロッパ選手権でもメダルに期待。

男子3000mSC
Soufiane El Bakkaliが7分58秒15の世界歴代10位で優勝
2位はエヴァン・イェーガーで8分01秒02のシーズンベスト
3位はConseslus Kiprutoで8分09秒78
El Bakkaliは初の7分台。すでに世界大会での実績もあり、若いのでまだ記録更新の余地があるだろう。

男子走高跳
Danil Lysenkoが2m40のヨーロッパ歴代5位タイ&今季世界最高記録で優勝
2位はWang Yuで2m30
3位はMajed El Dein Ghazalで2m27
シニア2年目での2m40超えはソトマヨルに次2人目。現役での2m40超えは複数いるが、現在でも安定しているのはバルシムだけ。バルシムは世界大会での強さがあまりないので、Lysenkoに世界大会での優勝のチャンスはある。
戸邉直人は2m27で4位。ついこの間自己ベストを出したばかりだが、この舞台ではまずまずの結果だろう。

女子400m
Shaunae Miller-Uiboが48秒97の世界歴代10位
2位はSalwa Eid Naserで49秒08のアジア記録
3位はShakima Wimbleyで50秒85
やっとMiller-Uiboが48秒台を記録、2009年以来の48秒台。去年の世界陸上は先頭を走っていたにも関わらずつまずいて4位、実力からすれば来年の世界陸上は優勝だろう。
Naserは予想外の好記録。2位の記録としては1996年のキャシー・フリーマン以来の好記録。まだ若いので彼女にも48秒台が期待できる。

女子800m
キャスター・セメンヤが1分54秒60で優勝
2位はフランシーヌ・ニヨンサバで1分55秒96
3位はNatoya Gouleで1分56秒15のジャマイカ記録
セメンヤはセカンドベスト。今年のセメンヤは今までと違い本気で走っているように見える。しかし、それでも1分54秒台というのは、やはり上位の記録はとんでもないと実感させる。来年以降のセメンヤはどのように競技に参加するのだろうか。
Gouleは今年3秒以上も自己ベスト更新。1分59秒台の記録を持ち、そこそこ速かったが、世界大会では予選通過したことがない。

女子3000mSC
Beatrice Chepkoechが8分44秒32の世界記録で優勝
2位はCourtney Frerichsで9分00秒85の世界歴代6位&北中米カリブ記録
3位はHyvin Jepkemoiで9分04秒41
Chepkoechが従来の世界記録を8秒以上更新。この種目は歴史が浅いため、このくらいの記録が出てもそれほど驚きはない。とはいえこの記録、3000mの日本記録より速いので、とてつもないのは間違いない。
posted by クライシ at 19:40| Comment(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月18日

MCCARTNEY VAULTS WORLD-LEADING 4.94M IN JOCKGRIM

https://www.iaaf.org/news/report/eliza-mccartney-jockgrim-494

Eliza McCartneyが女子棒高跳で4m94の世界歴代3位
6月に4m92の世界歴代4位を記録。McCartneyはまだ21歳、イシンバエワがこの記録を上回ったのは23歳の時。ただし、イシンバエワは23歳時で5m01まで記録を伸ばしている。
posted by クライシ at 23:12| Comment(0) | 陸上競技(リザルト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月16日

世界U20陸上選手権2018

https://www.iaaf.org/results/iaaf-world-u20-championships/2018/iaaf-world-u20-championships-tampere-2018-6082

男子100m +1.2
Lalu Muhammad Zohriが10秒18のアジアジュニア歴代4位タイ&インドネシアジュニア記録で優勝
2位はAnthony Schwartzで10秒22
3位はEric Harrisonで10秒22の自己ベスト
準決で10秒19を記録し、優勝候補筆頭だったSchwartzはタイムを落とし2位。アメリカのジュニア選手はこういう詰めの甘さがあるような気がする。
Zohriはこの種目アジアとして初の金メダル、過去アジア最高位はサレム・ムバラク・アル=ヤミの2位だった。
現在のアジアはレベルが上っており、このタイムでもアジア大会でメダルは難しい。彼はどこまで通用するだろうか。

男子400m
Jonathan Sacoorが45秒03のベルギージュニア記録で優勝
2位はChristopher Taylorで45秒38
3位はChantz Sawyersで45秒89
こちらも優勝候補が敗れる展開。
Sacoorはベルギー歴代4位。去年までの自己ベストは46秒21、今季1秒以上縮めている。現在の実力であればリレーメンバーとして十分活躍できる。
Taylorには44秒台を期待したが、まだ安定感がない。彼にとっても45秒03は簡単に出せる記録ではないので、負けてしまったのもしょうがない。

男子棒高跳
Armand Duplantisが5m82で優勝
2位はZachery Bradfordで5m55の自己ベスト
3位は江島雅紀で5m55のシーズンベスト
Duplantisにとって優勝は当たり前という大会であり、案の定余裕の優勝。ジュニア選手で5m82は彼以外跳んだことがない高さである。予選含めて5m82まで失敗なし、この後6m01に挑戦したが3回とも失敗。
今季5m70未満は1度だけ、シニアでもトップレベル。ヨーロッパ選手権でのメダルに期待。
江島は怪我などもあり今季不調であったが、その中で結果を残した。

男子走幅跳
橋岡優輝が8m03(+0.9)で優勝
2位はMaykel Y. Vidalで7m99(+0.9)
3位はWayne Pinnockで7m90(-0.1)
橋岡は予選7m92で全体トップ。こういう展開だと決勝記録を落とす選手も多いが、見事記録を伸ばし優勝。Vidalは自己ベスト8m12だったため、まくられないかヒヤヒヤした。橋岡はすでに日本のトップにいる、これから森長の日本記録を超えてほしい。

男子砲丸投(6kg)
Kyle Blignautが22m07の世界ジュニア歴代5位で優勝
2位はAdrian Piperiで22m06の世界ジュニア歴代6位
3位はOdisséas Mouzenídisで21m07の自己ベスト
前回大会もレベルが高かったが今回もなかなか。
シニア規格ではBlignautが19m19、Piperiが20m41と1m以上差があるが、ジュニア規格ではBlignautが1cm上回った。Blignautもシニア規格で20m近い記録が出せるだろう。

女子200m -0.1
Briana Williamsが22秒50の世界ユース歴代4位で優勝
2位はTwanisha Terryで23秒09
3位はMartyna Kotwiłaで23秒21の自己ベストタイ
Williamsは100mとの2冠達成。彼女は2002年生まれの16歳、次回の世界ジュニアにも出場可能。1992年にマリオン・ジョーンズが記録したユース世界最高記録が破られるまで13年を要したが、その後は4人がジョーンズの記録を上回っている。ただ、キャンディス・ヒル、ケイリン・ホイットニーともにユース時代より明らかに遅くなっている。彼女の走りはこの年齢にしては、まとまりすぎているように見える。
posted by クライシ at 14:15| Comment(0) | 陸上競技(世界大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Athletics World Cup 2018

https://www.athleticsworldcup.org/the-event/results/

今年から開催されるようになった大会。コンセプトはよく分からないが、8カ国が参加し、1競技につき1カ国の選手が出場、合計ポイントで争う形式。8カ国は2017年世界陸上の結果から選ばれたとのことだが、ケニアは恐らく不参加。
ワールドカップと名が付いているが、各国の2軍や3軍の選手が多数出場しており、あまりレベルは高くない。

男子200m -1.1
謝震業が20秒25で優勝
2位はLuxolo Adamsで20秒45
3位はアミール・ウェブで20秒51
前半ウェブが先行するレースだったが、後半失速。彼は19秒85の自己ベストを持ち、全米優勝経験もあるが不安定。
謝は好調を維持。

男子走幅跳
Luvo Manyongaが8m51(0.0)で優勝
2位はZack Bazileで8m30(+0.5)
3位はRamone Baileyで8m13(+0.2)のシーズンベスト
本大会の跳躍・投擲種目は4回しか試技ができないルール、あまり好きではない。
Manyongaは他の跳躍が8m48、8m50、8m50とハイアベレージ。去年は8m60以上の跳躍を4回、アベレージは高いので今年もなんとか1回出せるかどうか。

女子ハンマー投
アニタ・ヴォダルチクが78m74の今季世界最高記録で優勝
2位はソフィー・ヒチョンで73m48のシーズンベスト
3位はAlexandra Tavernierで73m38
ヴォダルチクにとって自己ベストよりも3m以上低い記録であるが、今季不調だと思われたためまずまずの記録。この記録を投げられる現役選手はほとんどいない。
posted by クライシ at 13:19| Comment(0) | 陸上競技(世界大会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月15日

21th Guldendensporenmeeting

http://www.liveresults.be/2018/guldensporenmeeting/schedule.html

小池祐貴が200mで20秒29(+0.7)のアジア歴代10位タイ&日本歴代7位タイ
今回も100mと200mに出場し、100mは10秒24(-0.9)。風を考慮すれば自己ベスト近い走りだろう。200mは海外で出された記録としては、藤光謙司、末續慎吾、伊東浩司に次ぐ記録。この調子であれば飯塚よりも期待できるのではないだろうか。
posted by クライシ at 15:01| Comment(0) | 陸上競技(リザルト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月14日

Diamond League Rabat 2018

https://rabat.diamondleague.com/en/programme-results-rabat/

男子100m -0.4
クリスチャン・コールマンが9秒98のシーズンベストで優勝
2位はロニー・ベイカーで9秒98
3位はNoah Lylesで9秒99
コールマンがなんとか競り勝ったレース。今季不調だったため、なんとか勝ててよかった。もうシーズンも中盤から終盤に差し掛かり、これからのレースは多くない。今季は室内60mで世界新記録を出し、屋外でも好調かと思われたが、自己ベストは難しいだろう。来季以降に期待。
posted by クライシ at 22:44| Comment(0) | 陸上競技(DL・GL・WAF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Luzern (Switzerland), 9.7.2018 -Spitzen Leichtathletik-

https://trackinsun.blogspot.com/2018/07/luzern-switzerland-972018-spitzen.html

アロンソ・エドワードが100mで10秒02、200mで19秒90のシーズンベスト。
今季は100mで10秒01Aの自己ベスト、9秒台まであと少しのところまで来ている。彼が世界レベルになったのは2009年で当時19歳。その後なかなか19秒台が出せなかったが、2014年に19秒84を記録し、近年は再び世界レベルに戻っている。
同試合で小池が100m、200mともに同組で走り、100mは10秒17の自己ベストタイ、200mは20秒44のセカンドベスト。
世界ジュニアで結果を残しただけあって、海外でも物怖じしない走り。アジア大会でもメダルの可能性があるのではないだろうか。
posted by クライシ at 10:15| Comment(0) | 陸上競技(リザルト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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